「遊⭐︎戯⭐︎王SEVENS」第88話。全員の記憶が戻りいよいよ物語が本格的に動き出しました。
黒幕が登場したり書籍「SEVENS」の全容が明らかになったりと、色んな意味で情報量満載の回です。
それでは今回も感想をお話ししていきます。
増え続ける新デュエルルールは月面に刻まれたデュエルプログラムそのものを崩壊させようとしていた。
ネイルはデュエルプログラムの崩壊を阻止するために制御システムの完全停止を提案する。
システムを停止させるためにはルークの中に潜むあの力が必要だった。
目次
第88話「KGCの真実」の感想
黒幕はオーティス
81話でのグルグルとのデュエルで記憶を失い姿を消したオーティスでしたが、実は記憶を失っていなかったようです。
グルグルが今回の騒動を起こすのも予測通りどころか、計画通りだったようですね。
オーティスが記憶を失っていなかったのは案の定ですが、全てのデュエルを崩壊させるのにはどういう狙いがあるのでしょうか。
これまでもオーティスが黒幕であることは多々ありましたが、結果的にラッシュデュエルのためになっていますし、今回も遊我たちに試練を与えつつラッシュデュエル存続に貢献しているだけのように思います。
新たなデュエルを開発できるプログラムはオーティスの協力もあり実現したシステムです。
こうなることはわかっていたと思いますし、子どもたちの思うように一度好きなようにやらせて、上手く存続できる未来に軌道修正させてるのかもしれませんね。
書籍「SEVENS」の全容が判明
「セブンの力を持つ一人の魔術師が、老人の導きで世界の道標になる王になるために、自身と同じセブンの力を持つ6人の魔術師を探す物語」
60話で登場して以降ここまでは明かされていたものの、6人の魔術師を集めた後の物語が空白になっており、物語の結末は謎のままでした。
しかしユウオウたちの力によりようやく結末までの物語が明かされました。
これまでの内容をまとめて物語にするとこのようになります。
混乱した世界に一人の老人と一人の若い魔術師がたたずむ。
老人は若い魔術師に告げた。
「魔術師よ、この世界にはお前と同じセブンの力を持つ魔術師が六人いる」
「見つけ出すのだ。残るセブンの持ち主『セブンス』を」
「全ての『セブンス』が集いしその瞬間」
「見違えるほど大きな月満ち満ちる時、その者、未知なる道を切り開き、世界の道標たる王となる」
老人にこう告げられた若い魔術師は、混乱した世界を救うため、老人の導きの下『セブンス』を見つけ出す旅に出た。
長きに渡る旅。若い魔術師は星を巡り、遂に残る『セブンス』たちを見つけ出す。
『セブンス』たちが老人の元へ訪ねると、老人は『セブンス』たちにこう告げた。
「全ての『セブンス』が集いし今こそ、行く手を阻む壁、山、惑星をも超え、人々を平穏へと導く道が切り開かれるだろう」
老人は続けて告げる。
「切り開かれし七つの道、ここに一つとなり未来は幸いへと誘うであろう」
「その道標の名は『セブンスロード』」
混乱した世界を救う鍵となる人物『混沌の主』。
『セブンス』と呼ばれた彼らは闇から進み出ると、大地を切り開き、海の水を割り、炎を突っ切り、大空を風で震わせ、星座の光を足がかりにして、最後には『混沌の主』のいるという月へとたどり着いた。
始まる激しい戦い。
月での『混沌の主』との戦いによって六人の魔術師が倒れた。
そして最後に残された若い魔術師は、『混沌の主』の正体が自分を導いた老人であると気づく。
すると老人は残酷に告げた。
「混乱した世界は一度壊さなくてはならない」
「お前たちの切り開いてきた闇、地、水、炎、風、光、そして最後に残ったこの月を破壊し『セブンスロード』を完成させるがよい」
それを聞いた若い魔術師は泣きながら月を破壊したのだった。
遊我はラッシュデュエルを生み出し仲間もできました。
オーティスはそれを導いた人物でもありますが、遊我たちの前に何度も立ちはだかっています。
現状ラッシュデュエルを崩壊させようとしていますし、まさにこの物語の老人のようですよね。
今回もオーティスは何も明かしてくれず終始謎の人物ですが、問題解決に向けて物語が進み始めたので、オーティスの謎もそろそろ解明されそうで楽しみです。
若い魔術師は老人に裏切られた気持ちもあるだろうし、仲間も倒れるし、泣く泣く月を破壊するしでかなり辛そうね
新たな宇宙子シリーズ登場!全員別人だった
今回は久しぶりに宇宙子シリーズのキャラクターが登場しました。
「ハイヤー幽霊子」という新キャラに加え今回は過去のシリーズのキャラも勢揃い。
同一人物説もありましたが、みんな別人だったんですね。
同じ声、同じ外見からドローン説もありましたが、同じモデルのドローンを複製してマイナーチェンジさせていそうなので、ドローン説は濃くなったような気がします。
「ハイヤー幽霊子」は尺的にもうデュエルはしてくれなさそうですが、アンデット族使いなのかと妄想が膨らみます。
またナナホたちが捉えされていましたが、人の裏を掻くのが得意なナナホを捕まえちゃうって宇宙子シリーズもなかなか強者感がありますね。
なぜがオーティスに従えていますし、今後の展開がさらに気になりました。
アニメを観てる最中では気づかなかったんですが「コンボイ佐川」という宇宙子シリーズの亜種みたいなキャラも登場していました!
#SEVENS に登場した個性豊かなキャラクターを紹介♪
— アニメ「遊☆戯☆王」公式 (@yugioh_anime) February 26, 2022
👉コンボイ佐川
連れさられたゴーハユウガの前に現れた巨大ロボット女子。
次回の放送もお楽しみに🪐
📺3/6(日)朝7:30〜(テレビ東京系列)
#yugioh #遊戯王 pic.twitter.com/uovYcyD4To
タイガーが再び立ち塞がる
ルークには「家業を継ぎたくないからラッシュデュエルに現実逃避している」。
遊我には「デュエル消滅も止められずオーティスに踊らされてるだけの無能な小学生」と、かなり酷い言葉でタイガーは遊我たちを煽っていました。
タイガーは結構不器用な子なので、この煽りにも表面的には見えない想いが秘められているのだと思いますが、今度は何を伝えようとしているのでしょうか。
今回は全てのデュエル消滅を食い止めるのにルークのパウリエフェクトが鍵となっています。
ルークだけの力では及ばず、その力を増幅させるためにゴーハ7小の地下を訪れたのですが、そこへ辿り着くのにタイガーの存在は必須でした。
都合よくその場に居合わせていましたが、その時は協力していますし、どう考えても遊我たちの味方なんですよね。
ルークはまだタイガーが遊我にしたことをよく思っていませんし、次の回でのデュエルでタイガーの本当の気持ちが判明しルークと和解できることに期待です。
気になるあれこれ
キャスト
- 王道遊我:石橋陽彩
- 上城龍久(ルーク):八代拓
- 蒼月学人:花江夏樹
- 霧島ロミン:楠木ともり
- カイゾー:小林裕介
- 上城暁範(ギャバン):大塚明夫
- 上城大華(タイガー):上條沙恵子
- 安立ミミ:鈴木梨央
- ユウオウ:山下大輝
- 西園寺ネイル:松岡禎丞
- 六葉アサナ:高橋ミナミ
- ゴーハ・ユウガ:伊瀬結陸
- オーティス:浪川大輔
- ヌードル宇宙子/フィンガー地下子/スイーツ過去子/フラッシュ海深子/ハイヤー幽霊子/コンボイ佐川:森永千才
最後に
今回は「遊⭐︎戯⭐︎王SEVENS」第88話の感想をお話ししました。
次はタイガーとルークのデュエル!無敗を死守しつつタイガーへの初勝利を果たせるのか!
見逃せません!!