【獣族】デッキを作ろうと思うけど何を入れたらいいか悩む
【獣族】デッキでできることを知りたい
そんな方のために、今回は獣族を発動条件にするカードを行動別にまとめました。
まずは【獣族】デッキにプラスしたい効果を選んでみましょう。
- ドローする効果
- 攻撃力・守備力を強化する効果
- 攻撃力・守備力を弱体化させる効果
- 直背攻撃できるようにする効果
- 魔法・罠カードを破壊する効果
- 魔法・罠カードを再利用する効果
- カードを破壊から守る効果
- 墓地を肥す効果
- デッキ破壊を行う効果
プラスしたい効果が見つからない?
そんな時はこちらもチェックしてみてください!
目次
ドローする効果
ドローするカードは自分がドローするカードと相手にドローさせるカードに分けてまとめました。
- 自分がドロー
自分がドロー
発動条件:墓地の獣族モンスター
- 《獣軌動メガ・エレファント》(1枚)
※カッコ内は蘇生できるモンスターの条件と蘇生する際の表示形式、その数です。
《獣軌動メガ・エレファント》
効果モンスター
レベル8 / 地属性 / 獣族 / 攻1700 / 守2500
【条件】自分の墓地に通常モンスター(レベル6以下/獣族)がいる場合、手札1枚を墓地へ送って発動できる。
【効果】自分の墓地の通常モンスター(レベル6以下/獣族)1体を選び、自分フィールドに表側表示で特殊召喚する。その後、自分の墓地に通常モンスター(獣族)が3体以上いる場合、1枚ドローできる。
《獣軌動メガ・エレファント》は手札コスト1枚でレベル6以下の獣族・通常モンスター1体を蘇生し、墓地に獣族・通常モンスターが3体以上いる場合1枚ドローできるモンスターです。
レベル6以下の獣族・通常モンスターを蘇生してからドローする効果を適用するかを決定するため、獣族・通常モンスターは実質4体必要です。
モンスターを蘇生していますが手札コストが必要であるため、手札を増やすというよりは、モンスターを蘇生しながら手札交換を行うカードになっています。
攻撃力・守備力を強化する効果
攻撃力・守備力を強化させるカードは、攻撃力と守備力のどちらを強化するかで分けてまとめました。
- 攻撃力を強化
攻撃力を強化
発動条件:フィールドの獣族モンスター
- 《ジャスト・ミート》(2900/条件なし/自分または相手モンスター1体)
発動条件:墓地の獣族
- 《B・B・Q》(お互いのフィールドの炎属性の数×100/炎属性/お互いのモンスター全て)
※カッコ内は強化値と強化できるモンスターの条件、その数です。
《ジャスト・ミート》
通常魔法
【条件】自分フィールドに表側表示モンスター(レベル7以上/獣族)がいる場合に発動できる。
【効果】自分のデッキの上からカード4枚を墓地へ送る。この効果でモンスター(炎属性/獣族)4体が墓地へ送られた場合、さらに自分または相手フィールドの表側表示モンスター1体を選び、その攻撃力をターン終了時まで2900アップする。
《ジャスト・ミート》は自分フィールドのレベル7以上の獣族モンスターを発動条件にデッキトップからカード4枚を墓地へ送り、この効果で炎属性・獣族4体が墓地へ送られた場合に、自分または相手フィールドのモンスター1体の攻撃力を2900アップさせる魔法カードです。
攻撃力を強化する効果の適用条件がかなり厳しく、このカードの効果で墓地へ送られたモンスター全てが炎属性・獣族モンスターでなければいけません。
そのため攻撃力を強化するカードとして使う場合は専用構築にしなければいけませんね。
《B・B・Q》
通常魔法
【条件】自分の墓地のモンスター(獣族)1体をデッキに戻して発動できる。
【効果】お互いのフィールドの全ての表側表示モンスター(炎属性)の攻撃力はターン終了時まで、[お互いのフィールドの表側表示モンスター(炎属性)の数]×100アップする。
《B・B・Q》は墓地の獣族モンスター1体をデッキに戻し、お互いのフィールドの炎属性モンスターの攻撃力を、お互いのフィールドの炎属性モンスターの数×100アップさせる効果を持つ魔法カードです。
発動条件となるモンスターは獣族モンスターですが強化するモンスターは炎属性モンスターであるため、炎属性・獣族モンスターが採用されたデッキに採用したいカードですね。
攻撃力・守備力を弱体化させる効果
攻撃力・守備力を弱体化させるカードは、攻撃力と守備力のどちらを弱体化させるかで分けてまとめました。
- 攻撃力を弱体化
- 守備力を弱体化
攻撃力を弱体化
発動条件:フィールドの獣族モンスター
- 《シルバー・ウルフ》(200/条件なし/1体)
- 《獣騙し》(1000/条件なし/1体)
※カッコ内は弱体化値、弱体化できるモンスターの条件とその数です。
《シルバー・ウルフ》
出典:遊戯王ラッシュデュエル デッキ改造パック 幻撃のミラージュインパクト!!
効果モンスター
レベル3 / 地属性 / 獣族 / 攻1300 / 守400
【条件】自分フィールドにこのカード以外の表側表示モンスター(獣族)がいる場合、デッキの一番上のカード1枚を墓地へ送って発動できる。
【効果】相手フィールドの表側表示モンスター1体を選び、その攻撃力・守備力をターン終了時まで200ダウンする。
《シルバー・ウルフ》は自分フィールドに自身以外の獣族モンスターがいる場合に相手モンスター1体の攻撃力・守備力を200ダウンさせるモンスターです。
弱体化値は控えめですが、守備力もダウンさせられるため相手の表示形式に関係なくモンスターの戦闘をサポートすることができます。
《獣騙し》
通常罠
【条件】自分フィールドに表側表示モンスター(獣族)がいる場合、相手がモンスターを表側表示で召喚・特殊召喚した時に発動できる。
【効果】相手フィールドの表側表示モンスター1体を選び、その攻撃力をターン終了時まで1000ダウンする。その後、自分の墓地の通常モンスター(レベル1/獣族)1体を選んで自分フィールドに表側表示で特殊召喚できる。
《獣騙し》は自分フィールドに獣族モンスターがいる場合での相手モンスターの召喚・特殊召喚を発動条件に、相手モンスター1体の攻撃力を1000ダウンさせる罠カードです。
戦闘サポートのためには使いにくいですが、相手モンスターの攻撃抑制のために使うことができます。
またレベル1・獣族・通常モンスター1体を蘇生することもできますね。
守備力を弱体化
発動条件:フィールドの獣族モンスター
- 《シルバー・ウルフ》(200/条件なし/1体)
※カッコ内は弱体化値、弱体化できるモンスターの条件とその数です。
《シルバー・ウルフ》
出典:遊戯王ラッシュデュエル デッキ改造パック 幻撃のミラージュインパクト!!
効果モンスター
レベル3 / 地属性 / 獣族 / 攻1300 / 守400
【条件】自分フィールドにこのカード以外の表側表示モンスター(獣族)がいる場合、デッキの一番上のカード1枚を墓地へ送って発動できる。
【効果】相手フィールドの表側表示モンスター1体を選び、その攻撃力・守備力をターン終了時まで200ダウンする。
《シルバー・ウルフ》は自分フィールドに自身以外の獣族モンスターがいる場合に相手モンスター1体の攻撃力・守備力を200ダウンさせるモンスターです。
弱体化値は控えめですが、攻撃力もダウンさせられるため相手の表示形式に関係なくモンスターの戦闘をサポートすることができます。
直接攻撃させる効果
自分のモンスターで直接攻撃
発動条件:フィールドの獣族モンスター
- 《猫の目》(条件なし/全て)
※カッコ内は直接攻撃効果を付与できるモンスターの条件とその数です。
《猫の目》
通常魔法
【条件】自分フィールドに表側表示モンスター(獣族)が3体の場合に発動できる。
【効果】相手はカードの種類(モンスター・魔法・罠)を宣言し、自身のデッキの一番上のカードを墓地へ送る。そのカードが宣言した種類のカードではなかった場合、自分フィールドの全ての表側表示モンスターはこのターン直接攻撃できる。
効果が成功すれば強いですが、獣族が3体必要であり、相手がカードの種類を当てた場合は不発になってしまいます。
ほとんどのデッキはモンスターの比率が多いため、相手は比較的カードの種類を当てやすく、当たる確率は高くありません。
魔法・罠カードを破壊する効果
魔法・罠カードを破壊するカードは相手か自分どちらの魔法・罠カードを破壊するかによって分けてまとめました。
- 相手の魔法・罠カードを破壊
相手の魔法・罠カードを破壊
発動条件:フィールドの獣族モンスター
- 《野獣の激怒》(魔法・罠/1枚)
※カッコ内は破壊できるカードの種類とその枚数です。
《野獣の激怒》
通常魔法
【条件】自分のフィールドに表側表示モンスター(獣族または獣戦士族)が合計2体以上いる場合に発動できる。
【効果】相手フィールドの魔法・罠カード1枚を選んで破壊する。この効果で魔法・罠カードを破壊した場合、さらに自分の墓地のフィールド魔法カード1枚を選んでデッキに戻す事ができる。
《野獣の激怒》は自分のフィールドに獣族または獣戦士族モンスターが2体以上いる場合に、相手の魔法・罠カード1枚を破壊できる魔法カードです。
類似した魔法カードと比較し、効果の発動条件が若干重いですが、墓地のフィールド魔法をデッキに戻して再利用することもできます。
魔法・罠カードを再利用する効果
魔法・罠カードを再利用するカードは墓地からどこへ再利用するかによって分けてまとめました。
- 墓地からデッキに戻して再利用
墓地からデッキに戻して再利用
発動条件:フィールドの獣族モンスター
- 《野獣の激怒》(フィールド魔法/1枚)
※カッコ内はデッキに戻せるカードの種類とその数です。
《野獣の激怒》
通常魔法
【条件】自分のフィールドに表側表示モンスター(獣族または獣戦士族)が合計2体以上いる場合に発動できる。
【効果】相手フィールドの魔法・罠カード1枚を選んで破壊する。この効果で魔法・罠カードを破壊した場合、さらに自分の墓地のフィールド魔法カード1枚を選んでデッキに戻す事ができる。
《野獣の激怒》は自分のフィールドに獣族または獣戦士族モンスターが2体以上いる場合に、墓地のフィールド魔法1枚をデッキに戻せる魔法カードです。
フィールド魔法を再利用するには相手の魔法・罠カード破壊しなければいけないため、魔法・罠カードを破壊したついでにフィールド魔法を再利用できるといったニュアンスのカードですね。
カードを破壊から守る効果
カードを破壊から守るカードは破壊から守れるカードの種類ごとに分けてまとめました。
- モンスターを破壊から守る
モンスターを破壊から守る
発動条件:フィールドの獣族モンスター
- 《五家の加護》(相手の罠カードに対する破壊耐性/条件なし/2体まで)
※カッコ内は破壊耐性の種類と破壊耐性を付与できるモンスターの条件、その数です。
《五家の加護》
通常魔法
【条件】自分フィールドに表側表示モンスター(戦士族・天使族・獣族・鳥獣族・爬虫類族)がいる場合に発動できる。
【効果】自分フィールドの表側表示モンスターを2体まで選ぶ。このターン、そのモンスターは相手の罠カードの効果では破壊されない。
《五家の加護》は自分フィールドのモンスター2体まで選び、そのモンスターに相手の罠カードに対する破壊耐性を付与する魔法カードです。
自分フィールドに戦士族・天使族・獣族・鳥獣族・爬虫類族モンスターがいる必要がありますが、耐性を付与するモンスターは該当する種族以外のモンスターにも付与することができます。
墓地を肥す効果
墓地を肥すカードは2枚以上の墓地肥やしを行えるカードを発動条件・効果のどちらで墓地を肥やせるかによって分けてまとめました。
- 効果による墓地肥やし
効果による墓地肥やし
発動条件:フィールドの獣族モンスター
- 《ジャスト・ミート》(4枚)
※カッコ内は墓地を肥やせる枚数です。
《ジャスト・ミート》
通常魔法
【条件】自分フィールドに表側表示モンスター(レベル7以上/獣族)がいる場合に発動できる。
【効果】自分のデッキの上からカード4枚を墓地へ送る。この効果でモンスター(炎属性/獣族)4体が墓地へ送られた場合、さらに自分または相手フィールドの表側表示モンスター1体を選び、その攻撃力をターン終了時まで2900アップする。
《ジャスト・ミート》は自分フィールドのレベル7以上の獣族モンスターを発動条件にデッキトップからカード4枚の墓地肥やしを行える魔法カードです。
4枚分の墓地肥やしと多くの墓地肥やしを行いつつ、墓地へ送られたカード4枚が炎属性・獣族モンスター4体だった場合、自分または相手フィールドのモンスター1体の攻撃力を2900アップさせこともできます。
狙って攻撃力を強化するのは難しいため、攻撃力の強化は適用できればラッキー程度の効果ですね。
デッキ破壊を行う効果
デッキ破壊を行うカードはどのようにしてデッキ破壊を行うかによって分けてまとめました。
- 墓地に送ってデッキ破壊
墓地に送ってデッキ破壊
発動条件:フィールドの獣族モンスター
- 《猫の目》(1枚)
※カッコ内はデッキ破壊できる枚数です。
《猫の目》
通常魔法
【条件】自分フィールドに表側表示モンスター(獣族)が3体の場合に発動できる。
【効果】相手はカードの種類(モンスター・魔法・罠)を宣言し、自身のデッキの一番上のカードを墓地へ送る。そのカードが宣言した種類のカードではなかった場合、自分フィールドの全ての表側表示モンスターはこのターン直接攻撃できる。
デッキ破壊枚数は1枚とデッキ破壊カードとしては実用性に欠けます。
条件が重く相手がカードを当てられなかった場合【デッキ破壊】デッキには有効な効果は得られません。
最後に
今回は獣族を発動条件にするカードを行動別にまとめました。
獣族はOCGでは『貫通』と関わりのある種族でした!
ラッシュデュエルではどうなるでしょうか