「遊⭐︎戯⭐︎王SEVENS」第30話が放送されましたが今回も感想をお話ししていきます。
まさかのルークのお姉ちゃん登場!ルークと同じく独自の世界観を展開するクセ強めの強者デュエリストでした!
目次
第30話「闘いの虎吸」の感想
ルークのお姉ちゃん登場!
あらすじの段階で「白銀のファゴットを引っさげた上城大華が現れる!」と紹介されていて同じ苗字であることに疑問を感じていましたが、今回、遊我とデュエルした相手はまさかのルークのお姉ちゃんでした。
眉毛がルークと同じで、自分のことをタイガーと呼ばせたりとルークに似ている部分も多いので、ルークのお姉ちゃんであることは自然と受け入れられます。
タイガーはかなりの実力者
タイガーはありとあらゆる戦いを極めた達人らしく、過去にはルークを打ち負かしたこともあるようです。
ルークは遊戯王セブンスに登場する2戦以上デュエルしたデュエリストの中で、唯一無敗のデュエリストで、そのルークを打ち負かしたというだけでもタイガーの強さが伝わりますね。
ロミンも疑問に感じていましたが、今回、タイガーは1ターン目からモンスターの攻撃力を強化したりと一見無意味にも見える行動を行っていました。
実はこれ実際のラッシュデュエルでも使われるような実用的な戦術で、デッキトップのカードを墓地へ送る発動条件を利用した墓地肥やしです。
よく見られる例で言えば墓地の魔法使い族の数を増やすために《セブンスロード・マジシャン》の効果を1ターン目から発動するなどですね
こういった実用的な戦術を行う点はルークにも共通するものがありますが、タイガーもデュエリストとして戦術面でも優秀なデュエリストであることがわかります。
お姉ちゃんな一面もしっかり描かれていました
ルークはタイガーのことを終始お姉ちゃんと呼んでいましたが、タイガーはルークのことをちゃんとルークと呼んでいましたね。
このようにルークが喜ぶことを自然とでき、自分に負けたルークの様子を心配していたりと、弟としてとても大切にしているんだなあと感じました。
いいお姉ちゃんって感じですし、自分のことをタイガーと呼んでほしい想いも早く届くといいなと思います。
ルークがお姉ちゃんと呼ぶ姿は可愛いのでそのままでも嬉しいですけどね!
戦士族は攻撃力強化と罠カードを封じるのが得意な種族
今回、登場したタイガーは風属性・戦士族で構成された【風属性・戦士族】デッキを使うデュエリストでした。
戦士族はガクトが使う《魔将ヤメルーラ》を思い浮かべる人も多いと思いますが、ガクトのデッキは《魔将ヤメルーラ》を軸に表示形式の変更するカードを多く採用した【表示変更】デッキです。
そのため戦士族の特徴があまり明確にはなっていなかったのですが、今回のデュエルで戦士族の特徴が明確に描かれていました。
これまでも類似する効果を持つ戦士族サポートは登場していましたが、戦士族は味方の攻撃力を強化して、攻撃宣言時には相手の罠カードを封じるのが得意な種族ということがよくわかるデュエルでした。
遊我の構築が尖りすぎている
遊我のデッキは魔法使い族をベースに様々な種族のモンスターが採用されているのが特徴のハイランダー気味なデッキなのですが、今回その構築を大きく覆す尖った構築でした。
遊我の最後のターン、遊我がドローしたカードは《獣翼剛王セイス》《ビースト・サモナー》《火の粉》3枚の計5枚のカードです。
いや《火の粉》3枚って!
《火の粉》サポートカードである《スパークハーツ・ガール》が採用されているので、《火の粉》も採用しているとは思っていましたが3枚も採用していることに驚きました。
デュエルのたびに構築は変えていると思いますが、今回のデッキは《スパークハーツ・ガール》を試したかったんですかね。
遊我の尖った構築につっこんでしまった人も多そうです。
デュエルで登場したカード
遊戯王ラッシュデュエルから登場したカード
遊我
- 《セブンスロード・マジシャン》
- 《獣翼剛王セイス》
- 《ささやきの妖精》
- 《スパークハーツ・ガール》
- 《ビースト・サモナー》
- 《火の粉》
- 《火の粉のカーテン》
タイガー
- 《重楽鬼アンサンブルファイター》
- 《貫通!》
新たに登場したアニメオリジナルカード
通常モンスター
レベル3 / 風属性 / 戦士族 / 攻1000 / 守1200
効果モンスター
レベル6 / 風属性 / 戦士族 / 攻1600 / 守1000
【条件】自分の墓地に通常モンスター(戦士族)がいる場合に発動できる。
【効果】自分のデッキの一番上のカードを墓地へ送る。その後、自分フィールドの表側表示モンスター1体を選び、その攻撃力をターン終了時まで[自分の墓地の通常モンスター(戦士族)の数]×100アップする。
効果モンスター
レベル5 / 風属性 / 戦士族 / 攻1600 / 守1000
【条件】相手フィールドに表側表示モンスター(レベル7以上)がいる場合に、デッキの一番上のカードを墓地へ送って発動できる。
【効果】この効果の条件で墓地へ送ったカードがモンスター(風属性/戦士族)だった場合、相手フィールドの表側表示モンスター1体を選び、その攻撃力・守備力をターン終了時まで[自分フィールドの表側表示モンスター(風属性/戦士族)の数]×500ダウンする。
※一部の正確なテキスト不明
通常魔法
【条件】自分フィールドの表側表示モンスター(風属性/戦士族)が2体の場合に発動できる。
【効果】自分の墓地のモンスター(レベル6以下/戦士族)1体を選び、自分フィールドに表側表示で特殊召喚する。このターン、この効果で特殊召喚したモンスターは直接攻撃できない。
新たに登場した召喚口上・必殺技
今回のデュエルでは以下のモンスターの召喚口上・必殺技が新たに登場しました。
- 《獣翼剛王セイス》
- 《重楽鬼アンサンブルファイター》
《獣翼剛王セイス》の召喚口上・必殺技
- 優雅な羽ばたきが鋼を打ち砕く!
天を駆けろ!《獣翼剛王セイス》!
- 獣翼流舞
- 剛王逆鱗波
《重楽鬼アンサンブルファイター》の召喚口上・必殺技
- 今 私のここんところに 酸素とか それ系のヤツが絶好調にヘモグロビン!
やめろと言われても もう遅いんだよ!
一度しか言わないよ 気合で感じな!私のブレスを!
《重楽鬼アンサンブルファイター》!
- 撲滅覇道重奏撃
- ブレスプレッシャー
気になるあれこれ
主題歌
- ゴーハ第7小学校校歌(遊我ver.) / 遊我(CV:石橋陽彩)
今回はエンディングは遊我バージョンの「ゴーハ第7小学校校歌」でした。
エンディング中の映像も新たなものに差し替えられ、ルークver.、合唱ver.に引き続き遊我たちの新たな一面が描かれていました。
キャスト
- 王道遊我:石橋 陽彩
- 上城龍久(ルーク):八代 拓
- 蒼月学人:花江 夏樹
- 霧島ロミン:楠木 ともり
- カイゾー:小林 裕介
- セバスチャン:多田野 陽平
- 上城大華(タイガー):上條 沙恵子
- 部員:安田 陸矢/河野 梨恵/鎌倉 有那
あらすじ
遊我たちはルークの勘違いから、ラッパデュエット大会に出ることに…。
楽器の演奏を習うため、吹奏楽部を訪ねるが音楽室は真っ暗な上に、突然、何者かに襲われてしまう!
そして、なぜか異常に怯えるルークのうしろに、白銀のファゴットを引っさげた上城大華が現れる!
最後に
今回は「遊⭐︎戯⭐︎王SEVENS」第30話の感想をお話ししました。
風属性サポートの登場をひそかに期待していましたが、風属性・戦士族を指定するカードが多く登場していましたね
次回は昆虫族使い!?