「遊⭐︎戯⭐︎王SEVENS」第43話、子どもながらに責任が問われるお話。私たちにも刺さるものがあります。
今回も感想をお話ししていきます。
目次
43話「開幕!チームバトルロイヤル」の感想
ラッシュデュエルを生み出した遊我の責任
ラッシュデュエルを利用し何かを企むゴーハ社。しかし遊我は代役として出場するチャンスがあったにも関わらず、ラッシュデュエルが広まっていくのを見守るという選択をしました。
ラッシュデュエリストの大幅な増加に大会開催と、ラッシュデュエルが広がっているのを感じるので、それを見守ろうとする気持ちはわかります。
しかし大会を主催しているのはラッシュデュエルを潰そうとしていたゴーハ社ですし、遊我が窮屈と感じていたゴーハデュエルを管理する会社です。
ゴーハ社の動きを放置することで悪い方向に向かってしまうリスクがあるにも関わらず、ただ見守ろうとする遊我にオーティスは「傍観者とはすなわち歩むのを辞めた者のこと」「生み出した者にも責任がある」と喝を入れていましたね。
窮屈な世界を変えるためにラッシュデュエルを生み出し、ようやく世界が変わり始めえたのに、それを利用しようと企む動きを放置してては二の舞になるリスクがあります。
遊我はオーティスの言葉で「自分の生み出したものに中途半端に関わらず、みんなを先導しなければいけない」ということに気づくことができました。
主人公として大会に出場しないことに心配していた人も多いと思いますし、こうやって奮い立たせる人物の登場で自ら大会に出場すると決めてよかったですね。
最後にルークが「決勝で会おうぜ」と握手をするシーンも素敵でした!
遊我たちの世界ではラッシュデュエルがかなり広まってきている
前述した通り、遊我たちの世界ではラッシュデュエルがかなりの広がりをみせています。
今回の大会に出場するチームも多く、無名のデュエリストからこれまで登場したデュエリストまで数多くのチームが出場することが明らかになりましたね。
今回判明した出場チームは以下の通りです。
- 大森麺三郎、巻寿司子、八木ニック
- 新聞部(バクロー、ニコ、マサル)
- ゴーハ6小生徒会(有栖川ジャンゴ、側近2人)
- デュエル恐竜研究クラブ(白佛カン、堀田カセキ、後藤ハント)
- 宇宙作戦デュエル隊(本屋ブラウン、亜鈴区レオ、手令カモメ)
- 世紀末苦愛
(安立ヨシオ、マサヒコ、トシヒコ) - 霧島ロア、平月太、御前乃ウシロウ
無名のモブデュエリストもかなりの人数がいたので、そのことからもラッシュデュエルの広がりを感じられますね。
ちなみに私たち現実の世界でも大会が始まりましたが、16名の参加枠のお店に40人以上の参加希望者が集まるなど、地域によっては大盛況だそうです。
懐かしのキャラの久々のデュエルが見れるかもしれないのは楽しみですね!
ゴーハ社のマスコットキャラクターが登場!
今回もう一つ気になったのがゴーハ社のマスコットキャラクターです。
画像左がゴーハくん、右がラッシュちゃんですね。
今回の大会に向けてゴーハ社が製作したキャラクターだと思われますが、ゴーハくんはゴーハ社社長そのままの姿でした。
気になったからどうというわけではないのですが、実は可愛いもの好きのロミンも大興奮していましたし、そのうち現実でもグッズ化するかもしれませんね。
アサナたちの行動の謎
大会が楽しみすぎて熱が出てしまったというアサナ。しかしアサナはキャピタリオと一緒にダブルシックスという謎の組織の元、洞窟を掘り進めていました。
ゴーハ社乗っ取りを狙うダブルシックスに所属するのか、計画に加担するアサナたち。
蘭世がネイルの元へ行ったことや、ラッシュデュエル大会開催の本当の意味・狙いなど裏側では謎の部分が多く、気になるポイントが次々と浮上していますね。
徐々に明らかになるとは思うけど気になりすぎるわね
ルークの成長が見られる回
前回から遊我と一緒に大会に出たくてたまらないルークでしたが、今回、アサナの大会欠席の枠に遊我を代役で参加させるようルーク自ら遊我に勧めていました。
遊我と一緒に大会に出たい気持ちから、最初は言うべきか悩んでいるようでしたが、仲間を助けたいという気持ちが勝ったようです。
今まで自分の願望を推しと通そうとする行動が多く見られたルークですが、自分の願望を押し殺し仲間を助けようとするルークに成長を感じられました。
悩んでいるルークは可愛かったですし、ますます愛おしくなりました!
オーティスはレジェンドカードを軸としたデッキを扱うデュエリスト
今回のデュエルを含めて計3回(2回目は3人と同時にデュエルしており厳密には5回目)デュエルしているオーティスですが、使用したデッキはどれもコンセプトの異なるデッキでした。
それらのデッキは全てレジェンドカードである《青眼の白龍》《真紅眼の黒竜》《デーモンの召喚》を軸にしたデッキで、それぞれをサポートするカードも多数登場しています。
今回は《デーモンの召喚》を軸にしたデッキで、すでにカード化が決定しているものを含め計4種の専用サポートカードが登場していましたね。
ラッシュデュエルは使用率の低いカードに専用サポートカードを登場させることで差別化させる傾向があります。
そのことからこうやって日の目を浴びることの少ないカードがどんどん救済されていくところを見ると嬉しくなりますね。
またオーティスが毎回デッキを変えているところを見ると、今後は《ブラック・マジシャン》《バスター・ブレイダー》《人造人間-サイコ・ショッカー》を軸にしたデッキの登場も期待できます。
デュエルで登場したカード
遊戯王ラッシュデュエルから登場したカード
王道遊我
- 《セブンスロード・マジシャン》
- 《セブンスロード・ウィッチ》
- 《セブンスロード・ウォーロック》
- 《ミスティック・ディーラー》
- 《ライト・ソーサラー》
オーティス
- 《デーモンの召喚》
- 《グレムリン》
- 《魔迅雷》
- 《デーモンの受肉》
新たに登場したアニメオリジナルカード
今回は《デーモンの召喚》関連カードなど専用サポートカードが多く登場しました。
まとめたのであわせてチェックしてみてください!
通常魔法
【条件】自分フィールドのモンスターが表側表示の「セブンスロード・マジシャン」1体と表側表示の「セブンスロード・ウィッチ」1体のみの場合に発動できる。
【効果】自分フィールドの「セブンスロード・マジシャン」の攻撃力はターン終了時まで、[自分フィールドの「セブンスロード・ウィッチ」の攻撃力]分アップする。
効果モンスター
レベル4 / 闇属性 / 悪魔族 / 攻1200 / 守1100
【条件】自分フィールドの表側表示のこのカードを墓地へ送って発動できる。
【効果】自分フィールドの表側表示の通常モンスター(悪魔族)を2体まで選ぶ。このターン、そのモンスターは相手の効果では破壊されない。
通常魔法
【条件】自分フィールドに表側表示の「デーモンの召喚」がいる場合、手札の通常モンスター(悪魔族)1体を墓地へ送って発動できる。
【効果】相手フィールドの攻撃表示モンスター(レベル8以下)を全て破壊する。このターン、「デーモンの召喚」以外のモンスターは攻撃できない。
通常罠
【条件】自分フィールドに表側表示の「デーモンの召喚」または表側表示の通常モンスター(レベル7以上/悪魔族)がいる場合、相手がモンスター(レベル6以上)を表側表示で召喚・特殊召喚した時に発動できる。
【効果】自分は[相手の墓地のモンスターの数]×100ダメージを受ける。その後、相手の墓地のモンスターを全てデッキに戻す。
通常罠
【条件】相手がモンスターを召喚した時に発動できる。
【効果】自分フィールドの表側表示の通常モンスター1体を選びその攻撃力・守備力をターン終了時まで[召喚したモンスターのレベル]×100アップする。
【遊戯王SEVENS】アニメオリジナルカードまとめ【遊戯王ラッシュデュエル】
新たに登場した召喚口上・必殺技
今回のデュエルでは以下のモンスターの召喚口上・必殺技が新たに登場しました。
- 《セブンスロード・ウォーロック》
- 《デーモンの召喚》
《セブンスロード・ウォーロック》の召喚口上・必殺技
- 閉ざされた扉も心も運命も、輝きのロードでぶちやぶれ!いくぞ!《セブンスロード・ウォーロック》!
- セブンス・リインカーネーション
《デーモンの召喚》の召喚口上・必殺技
- 地獄の漆黒を食らい混沌を生み落とす者よ、ソロモンすら一目置く頂上の恐怖よ。今こそすべての光を滅びの色に染めんがため、いでよ。《デーモンの召喚》を召喚!
- 魔降雷
気になるあれこれ
キャスト
- 王道遊我:石橋陽彩
- 上城龍久(ルーク):八代拓
- 蒼月学人:花江夏樹
- 霧島ロミン:楠木ともり
- オーティス:浪川大輔
- 社長ドローン:はじめしゃちょー
- 安立ミミ:鈴木梨央
- 秘書:柳田淳一
- スイーツ過去子:森永千才
- シルエットの男:中田譲治
- 六葉アサナ:高橋ミナミ
- 田崎ギャリアン:中村光樹
- 加山シュベール:佐藤祐吾
- ハトラップ:松田利冴
- その他:熊谷健太郎/山根雅史/鎌倉有那/朝日太一/堂島颯人/植田恭司
あらすじ
ついに開幕したゴーハ・ラッシュデュエル・チームバトルロイヤル!
ルーク、ガクト、ロミンのチームを応援するため会場へやって来た遊我は、大会へ出られなくなったアサナの代わりに出場するようルークに迫られる。するとその時、群衆の中から遊我にデュエルを挑む男が現れる!
最後に
今回の「遊⭐︎戯⭐︎王SEVENS」は遊我、ルークの成長が見られるお話でした。
次々と浮上する謎に今後の展開が楽しみで仕方ありません!