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【楽姫】デッキレシピ解説:湾楽姫コルネットラスにより初動が強化!【遊戯王ラッシュデュエル】

記事の内容

2025年7月12日(土)発売のアドバンスパック「デビルズ・セレモニー」にて強化されたテーマ【楽姫】

新規カードにより展開の要である《揮楽姫コンタクト》へのアクセス手段が増え、従来よりのさらにフュージョン召喚しやすくなりました。

そんな【楽姫】ですが、「どうやってデッキを構築すればいいの?」と感じる方も多いと思います。

そこで今回は【楽姫】のデッキレシピを回し方と共に解説します。

わかはぴ
わかはぴ

元々強かったフュージョンモンスターをフュージョン召喚しやすくなったことで、デッキパワーの安定感がさらに高まりました!

デッキレシピの解説

メインデッキ(40枚)

カード名枚数
モンスター24
《重楽鬼アンサンブルファイター》3
《神楽鬼ファーゴッド・フィンガー》2
《振楽姫チューバルディッシュ》3
《冠狙楽姫トロンボウ》3
《湾楽姫コルネットラス》3
《ヒーロー・ボーイ》3
《カードガンナー》1
《斧楽姫フルートマホーク》3
《揮楽姫コンタクト》3
魔法カード12
《楽姫の演舞》3
《フュージョン》3
《はじまりの星》2
《一気貫通》1
《コスモス姫のお戯れ》1
《魔法石の採掘》1
《強欲な壺》1
罠カード4
《サンセットリバース》3
《聖なるバリア -ミラーフォース-》1

エクストラデッキ(12枚)

カード名枚数
《環幻楽鬼神トランスゴッドブレス》3
《環幻楽鬼フルオルケストラ》3
《環幻楽姫アクションメロディ》3
《斧楽姫チューンフルートマホーク》3

《湾楽姫コルネットラス》

効果モンスター
レベル4/風属性/戦士族/攻1400/守800

【条件】このカードを召喚したターンに発動できる。
【効果】自分のデッキの上からカードを5枚めくり、お互いに確認する。自分はその中から通常モンスター(風属性/戦士族)または「フュージョン」1枚を選んで手札に加える事ができる。残りのカードを好きな順番でデッキの下に戻す。このターン、自分はモンスター(風属性/戦士族)でしか攻撃できない。

新規カードの《湾楽姫コルネットラス》に合わせて《フュージョン》を採用することで、よりフュージョン召喚しやすい形に構築しました。

《ヒーロー・ボーイ》も採用することでフュージョン召喚をさらに行いやすくなっているのがポイントです。

【楽姫】デッキの回し方:動きの解説

  1. フュージョンモンスターを駆使して攻める
  2. サーチ・墓地肥やし・墓地回収によりフュージョン召喚の下準備を行う
  3. 罠カードにより強固な盤面を形成する

①:フュージョンモンスターを駆使して攻める

4種存在するフュージョンモンスターですが、【楽姫】はこれらのフュージョン召喚を駆使して戦います。

《環幻楽鬼フルオルケストラ》

カードの種類/ステータス/効果

フュージョン / 効果モンスター
レベル9 / 風属性 / 戦士族 / 攻2900 / 守2900

「重楽鬼アンサンブルファイター」+「揮楽姫コンタクト」
【条件】手札1枚を墓地へ送って発動できる。
【効果】相手の魔法&罠ゾーンの裏側表示のカードを全て破壊する。その後、このカードの攻撃力はターン終了時まで、[この効果で破壊したカードの数]×600アップする。

フュージョン召喚したい状況
  • 相手フィールドに魔法・罠カードがある

状況を選ばず使いやすく、【楽姫】の中では唯一相手の魔法・罠カードを破壊できるカードです。

召喚反応系罠カードには弱いですが、次のターンの相手の魔法・罠カードのリソースを残さずに安全な攻撃を行えるようにしてくれる強みがあります。

【楽姫】では基本的にはこのモンスターのフュージョン召喚を目指し、状況に合わせて他のフュージョンモンスターを選択していく形になります。

ちなみに素材モンスターも《環幻楽鬼フルオルケストラ》と似た性質を持ち、相手のリソースは残してしまうものの安全な攻撃を担保してくれます。

《重楽鬼アンサンブルファイター》

効果モンスター
レベル7/風属性/戦士族/攻2200/守2200

【条件】手札1枚を墓地へ送って発動できる。
【効果】このターン、このカードが表側表示の間、自分のモンスター(風属性/戦士族)の攻撃宣言時に相手は罠カードを発動できない。

《環幻楽姫アクションメロディ》

カードの種類/ステータス/効果

フュージョン / 効果モンスター
レベル8 / 風属性 / 戦士族 / 攻2800 / 守2800

「振楽姫チューバルディッシュ」+「揮楽姫コンタクト」
【条件】自分の墓地の魔法カード1枚をデッキの上か下に戻して発動できる。
【効果】相手フィールドの表側表示モンスター1体を選び、その攻撃力・守備力を、次の相手ターン終了時まで2000ダウンする。この効果の条件で「一気貫通」または「フュージョン」を戻した場合、さらに自分は1枚ドローできる。

フュージョン召喚したい状況
  • 《一気貫通》を使いたい(大幅な攻撃力強化+貫通攻撃を行いたい)
  • 手札コストがない
  • 墓地の魔法カードを再利用したい

フュージョン素材の《振楽姫チューバルディッシュ》の効果により素材モンスターを揃えやすく、リソースを増やしながら戦闘をサポートできるフュージョンモンスターです。

《環幻楽鬼フルオルケストラ》を有効に使えない盤面や、コスパの良いフュージョン召喚を行いたい時に目指します。

効果の発動条件で自由に魔法カードをデッキに戻せるのが強みで《楽姫の演舞》など、カードパワーの高いカードをデッキに戻すことで次のターンの最低限の動きを担保してくれます。

《楽姫の演舞》

通常魔法

【条件】自分の墓地にモンスター(風属性/戦士族)が5体以上いる場合に発動できる。
【効果】自分の手札・墓地のモンスターを素材としてデッキに戻し、モンスター(風属性/戦士族)をフュージョン召喚する。

ドロー効果を適用するには《一気貫通》または《フュージョン》をデッキに戻す必要がありますが、デッキの下に戻すことで手札を増やす手段になります。

《フュージョン》は1枚でも墓地にあれば良いため、ドロー効果の適用は《フュージョン》が2枚以上ある時に適用していきます。

《一気貫通》

通常魔法

【条件】自分の墓地のモンスター(風属性/戦士族)5体をデッキに戻して発動できる。
【効果】自分フィールドの表側表示モンスター(レベル7・8)1体を選ぶ。このターン、そのモンスターの攻撃力は2000アップし、その攻撃は貫通する(守備表示モンスターを攻撃した時、その守備力を攻撃力が超えた分だけ戦闘ダメージを与える)。

《一気貫通》がある場合は、攻撃力4800の貫通攻撃を行う手段になります。

《環幻楽姫アクションメロディ》による攻撃力・守備力2000ダウンにより貫通攻撃を活かしやすくなるため、状況によってはこちらも選択肢になるのがポイントです。

《環幻楽鬼神トランスゴッドブレス》

カードの種類/ステータス/効果

フュージョン / 効果モンスター
レベル9 / 風属性 / 戦士族 / 攻3000 / 守3000

「神楽鬼ファーゴッド・フィンガー」+「揮楽姫コンタクト」
【条件】手札を3枚まで墓地へ送って発動できる。
【効果】このターン、このカードは相手の罠カードの効果では破壊されず、その攻撃は貫通する。このカードを特殊召喚した自分メインフェイズにこの効果を発動した場合、さらにこのカードの攻撃力をターン終了時まで、[この効果の条件で墓地へ送ったカードの数]×1000アップできる。

フュージョン召喚したい状況
  • 貫通攻撃により決着をつけたい
  • 決着を付けられる攻撃力強化を行える手札コストを確保できる(1〜3枚)

効果を最大限発揮するには《楽姫の演舞》が必須であり、「楽鬼・楽姫」フュージョンモンスターの中では最も優先度の低いモンスターです。

自身に罠カードによる破壊耐性を付与しながら最大攻撃力6000の貫通攻撃を行える性質からフィニッシャーとしては強いため、基本的には決着付けられるタイミングでフュージョン召喚します。

ちなみに素材モンスターも《環幻楽鬼神トランスゴッドブレス》と似た性質を持ち、貫通攻撃こそ行えないものの最大4800の攻撃力を得られるモンスターとなっています。

《神楽鬼ファーゴッド・フィンガー》

効果モンスター
レベル8/風属性/戦士族/攻2400/守2000

【条件】相手フィールドに守備表示モンスターがいる場合、デッキの一番上のカードを墓地へ送って発動できる。
【効果】このカードの攻撃力はターン終了時まで、[相手フィールドの守備表示モンスターの数]×800アップする。

《斧楽姫チューンフルートマホーク》

カードの種類/ステータス/効果

フュージョン / 効果モンスター
レベル5 / 風属性 / 戦士族 / 攻2400 / 守2400

「斧楽姫フルートマホーク」+「揮楽姫コンタクト」
このカードはコンタクトフュージョンできる。
【条件】なし
【効果】自分のデッキの上からカード4枚を墓地へ送る。その後、自分の墓地のモンスター(レベル7以上/風属性・戦士族)1体を選んで自分フィールドに表側表示で特殊召喚できる。

フュージョン召喚したい状況
  • 墓地肥やしを行いたい
  • 最上級モンスターを墓地から特殊召喚したい

一番の強みがレベル7以上の風属性・戦士族を墓地から特殊召喚できる点です。

これによりここまで解説したフュージョンモンスターも墓地から特殊召喚できるため、一度フュージョン召喚した後はかなり強く使えるカードになります。

また他のフュージョンモンスターとは異なりコンタクトフュージョンによりフュージョン召喚できるのがポイントで、《斧楽姫フルートマホーク》《揮楽姫コンタクト》があれば、実質自分のモンスター限定の《死者蘇生》のように使用できます。

ちなみに《斧楽姫フルートマホーク》《揮楽姫コンタクト》は《ヒーロー・ボーイ》の効果により、2枚まとめて墓地から手札に加える事ができます。

《ヒーロー・ボーイ》

効果モンスター
レベル3/地属性/戦士族/攻300/守600

【条件】自分の墓地に「フュージョン」または「摩天楼 -スカイスクレイパー-」がある場合に発動できる。
【効果】自分の墓地の通常モンスター(戦士族)または「フュージョン」を合計2枚まで選んで手札に加える。その後、自分フィールドのモンスター1体を選んで墓地へ送る。

墓地形成が重要になるため《フュージョン》が引けている場合は《斧楽姫チューンフルートマホーク》のフュージョン召喚にもあえて《フュージョン》を使用し、しっかり墓地形成できるように展開するとスムーズな展開に繋げやすくなるのがポイントです。

クィーン
クィーン

1体でもフュージョンモンスターが墓地にいて《楽姫の演舞》と《ヒーロー・ボーイ》を引けている状況では、手札2枚からフュージョンモンスター3体を展開する事ができるわ!

ここまでのまとめ①
  • フュージョンモンスターを駆使して攻める
  • 状況に合わせてフュージョン召喚を行なっていくが、基本的には《環幻楽鬼フルオルケストラ》のフュージョン召喚を目指す
  • レベル7以上のモンスターは全て《斧楽姫チューンフルートマホーク》により墓地から特殊召喚可能
  • 《斧楽姫チューンフルートマホーク》のフュージョン素材は《ヒーロー・ボーイ》1枚からアクセス可能

②:サーチ・墓地肥やし・墓地回収によりフュージョン召喚の下準備を行う

フュージョン召喚に必要なカードはサーチ・墓地肥やし効果を持つカードを駆使して揃えます。

《湾楽姫コルネットラス》

カードの種類/ステータス/効果

効果モンスター
レベル4 / 風属性 / 戦士族 / 攻1400 / 守800

【条件】このカードを召喚したターンに発動できる。
【効果】自分のデッキの上からカードを5枚めくり、お互いに確認する。自分はその中から通常モンスター(風属性/戦士族)または「フュージョン」1枚を選んで手札に加える事ができる。残りのカードを好きな順番でデッキの下に戻す。このターン、自分はモンスター(風属性/戦士族)でしか攻撃できない。

今回新たに登場した新規カードで、デッキの上から5枚をめくり、その中から以下のカードを手札に加える事ができます。

めくる枚数の多さから初手での効果成功率は56.1〜79.7%と高く、手札を増やしやすくなっています。

手札に加える事ができるカード

《揮楽姫コンタクト》《フュージョン》には特に早くアクセスしたいため、めくれた時は優先して手札に加えます。

上記カードは《楽姫の演舞》《環幻楽姫アクションメロディ》《斧楽姫チューンフルートマホーク》によりデッキに戻るタイミングも多いため、中盤にも効果を発揮しやすくなっているのがポイントです。

《冠狙楽姫トロンボウ》

カードの種類/ステータス/効果

効果モンスター
レベル3 / 風属性 / 戦士族 / 攻1000 / 守1000

【条件】デッキの上からカード2枚を墓地へ送り、手札のモンスター(風属性/戦士族)1枚を墓地へ送って発動できる。
【効果】自分は1枚ドローする。自分の墓地に通常モンスターがいる場合、さらに自分または相手フィールドのモンスター1体を選んで表示形式を変更できる。

最上級モンスターなど、手札にかさばると重いモンスターをドローに変換しながら2枚分の墓地肥やしを行うことができます。

墓地に通常モンスターがあればモンスターの表示形式を変更する事ができるため、序盤では自身の表示形式を変更して相手モンスターからの攻撃による戦闘ダメージを軽減するような動きに繋げられるのがポイントです。

また《カード・ガンナー》《強欲な壺》は、《冠狙楽姫トロンボウ》と同じくドローや墓地肥やしによりデッキ圧縮する要因として採用しています。

《カードガンナー》

効果モンスター
レベル3/地属性/機械族/攻400/守400

【条件】自分のデッキのカードが10枚以上の場合、デッキの上からカードを3枚まで墓地へ送って発動できる。
【効果】このカードの攻撃力はターン終了時まで、[この効果の条件で墓地へ送ったカードの数]×500アップする。その後、自分フィールドのこのカードを墓地へ送る事ができる。この効果で墓地へ送った場合、さらに自分は1枚ドローする。

《強欲な壺》

通常魔法

【条件】なし
【効果】自分は2枚ドローする。

《カードガンナー》は3枚分の墓地肥やしと1枚ドローにより4枚分のデッキ圧縮を行えるカード。

《強欲な壺》はシンプルに手数を増やすカードとなっており、どちらも手札を減らさずに行う事ができます。

これらカードにより必要なカードにアクセスした後、《楽姫の演舞》または墓地回収を行えるカードにより手札に加えてフュージョン召喚に繋げていきます。

《楽姫の演舞》

通常魔法

【条件】自分の墓地にモンスター(風属性/戦士族)が5体以上いる場合に発動できる。
【効果】自分の手札・墓地のモンスターを素材としてデッキに戻し、モンスター(風属性/戦士族)をフュージョン召喚する。

《振楽姫チューバルディッシュ》

カードの種類/ステータス/効果

効果モンスター
レベル6 / 風属性 / 戦士族 / 攻1800 / 守900

【条件】このカードを召喚したターンに、自分フィールドにこのカード以外の表側表示モンスター(戦士族)がいる場合に発動できる。
【効果】自分の墓地のモンスター(レベル7以上/風属性)と通常モンスター(戦士族)を1体ずつ選んで手札に加える。このターン、自分はモンスター(風属性/戦士族・獣族)以外のモンスターを効果を発動できない。

墓地から回収できるカード

《環幻楽鬼フルオルケストラ》《環幻楽鬼神トランスゴッドブレス》のフュージョン召喚に必要なモンスターをノーコストで墓地から回収する事ができるカードです。

戦士族通常モンスターを墓地回収できるという点が優秀で、《揮楽姫コンタクト》を回収して各種フュージョンモンスターに繋げらる事できます。

また手札を2枚増やせるという点も優秀で、このカードの存在により《コスモス姫のお戯れ》《魔法石の採掘》など手札コストの重いカードも使いやすくしてくれます。

《コスモス姫のお戯れ》

通常魔法

【条件】モンスター2体を含む手札3枚を墓地へ送って発動できる。
【効果】相手フィールドのカードを2枚まで選んで破壊する。その後、相手フィールドにカードが2枚以上ある場合、自分は2枚ドローできる。

《魔法石の採掘》

通常魔法

【条件】手札2枚を墓地へ送って発動できる。
【効果】自分の墓地の魔法カード1枚を選んで手札に加える。

《コスモス姫のお戯れ》はカード破壊により攻めのサポート。

《魔法石の採掘》は《楽姫の演舞》の墓地回収によりフュージョン召喚をサポートする事ができます。

《はじまりの星》《ヒーロー・ボーイ》

《はじまりの星》

通常魔法

【条件】500LPを払って発動できる。
【効果】自分のデッキの上からカード2枚を墓地へ送る。その後、自分の墓地の通常モンスター(レベル5以下)、「フュージョン」、「融合」の中から1枚を選んで手札に加える事ができる。

《ヒーロー・ボーイ》

効果モンスター
レベル3/地属性/戦士族/攻300/守600

【条件】自分の墓地に「フュージョン」または「摩天楼 -スカイスクレイパー-」がある場合に発動できる。
【効果】自分の墓地の通常モンスター(戦士族)または「フュージョン」を合計2枚まで選んで手札に加える。その後、自分フィールドのモンスター1体を選んで墓地へ送る。
墓地から回収できるカード

どちらも回収対象は同じですが《はじまりの星》は回収対象が墓地にあれば良いため使いやすく、2枚分の墓地肥やしも行う事ができます。

しかし1枚しか回収できずアドバンテージを得ることはできません。

一方《ヒーロー・ボーイ》は墓地に《フュージョン》を必要しますが、回収対象から合計2枚を墓地回収する事ができ、発動条件が重い分アドバンテージを得られるようになっています。

どちらもフュージョン召喚に必要なカードを回収する手段になるため、フュージョン召喚の再現性を高めてくれる1枚となっています。

《ヒーロー・ボーイ》は手札コストを補うカードとして使えるのもポイント!

ここまでのまとめ②
  • サーチ・墓地肥やし・墓地回収によりフュージョン召喚の下準備を行う
  • 《振楽姫チューバルディッシュ》《ヒーロー・ボーイ》によって増えた手札により《コスモス姫のお戯れ》《魔法石の採掘》の手札コストを補えるのがポイント

③:罠カードにより強固な盤面を形成する

カードの種類/効果

通常罠

【条件】相手ターンに相手がドローした時、または自分フィールドのモンスターが相手の効果で破壊された時に発動できる。
【効果】自分の手札または自分の墓地のモンスター1体を選び、自分フィールドに裏側守備表示で特殊召喚する。その後、このカード以外の自分フィールドのカードを3枚まで選ぶ。このターン、選んだカードは相手の効果で破壊されない。

基本的に罠カードは自由枠ですが、今回は強固な盤面形成に繋げながら、守備力の高いモンスターを活用しやすい《サンセットリバース》を採用しました。

特殊召喚したモンスターを維持できれば次のターンの攻め手にも繋がるため、【楽姫】においてはリターンを得やすいカードになっています。

わかはぴ
わかはぴ

《環幻楽鬼フルオルケストラ》《環幻楽姫アクションメロディ》は特殊召喚したターン以外にも効果を発動する事ができ、守備力も高いため相性が良くなっています!

ちなみに攻撃反応系罠カードとも相性が良いため、自由枠である《はじまりの星》などを罠カードを差し替え相手ターンに強く動ける形に構築するのもおすすめです。

《楽姫の葬奏曲》

通常罠

【条件】自分の攻撃表示モンスター(レベル7以上/風属性/戦士族・獣族)が攻撃を受ける相手モンスターの攻撃宣言時に発動できる。
【効果】攻撃してきたモンスターの攻撃力はターン終了時まで、[攻撃してきたモンスターのレベル]×600ダウンする。

《虎死眈々》

通常罠

【条件】自分フィールドに表側表示モンスター(レベル7以上/風属性/戦士族・獣族)がいる場合、相手モンスターの攻撃宣言時に発動できる。
【効果】攻撃してきたモンスターを表側守備表示にする。自分のLPが相手のLP以下の場合、さらに相手フィールドの攻撃表示モンスター1体を選んで破壊できる。その後、[この効果で破壊したモンスターの元々の攻撃力]だけ相手にダメージを与える。

どちらも相手の攻撃に対して強く使う事ができ、相手モンスターを減らしながらダメージを与えられるようになっています。

ちなみに《聖なるバリア -ミラーフォース-》も上記罠カードと同じく大きなリターンを得られるため採用しています。

《聖なるバリア -ミラーフォース-》

通常罠

【条件】相手モンスターの攻撃宣言時に発動できる。
【効果】相手フィールドの攻撃表示モンスターを全て破壊する。
ここまでのまとめ③
  • 罠カードにより強固な盤面を形成する
  • 《サンセットリバース》によって守備力の高い「楽姫・楽鬼」モンスターを活かしながら破壊耐性を付与することにより強固な盤面形成を行う
  • 自由枠のカードを罠カードの差し替えることで罠型構築にするのもおすすめ
  • 罠カードの枠は基本的に自由枠であるため、別のカードと差し替えるのも選択肢の一つ

【楽姫】と相性の良いカード

最後に【楽姫】と相性の良いカードも紹介します。

《カードディフェンダー》

カードの種類/ステータス/効果

効果モンスター
レベル3 / 地属性 / 戦士族 / 攻400 / 守400

【条件】なし
【永続効果】相手ターンの間、自分フィールドの魔法・罠カードは効果では手札・デッキ・EXデッキには戻されない。自分フィールドに表側表示の通常モンスター(戦士族)またはフュージョンモンスター(戦士族)がいる場合、自分フィールドの表側表示モンスターの攻撃力は1000アップする。

通常モンスターも多く採用しているため、攻撃力強化を適用しやすく戦闘ダメージをさらに伸ばせるようになります。

今回紹介した構築では《はじまりの星》が自由枠となるため、それら2枚と入れ替えるのも一つの選択肢です。

《流星のプリアージュ》

カードの種類/ステータス/効果

効果モンスター
レベル3 / 光属性 / サイキック族 / 攻1000 / 守1000

【条件】自分がこのメインフェイズにドローしていない場合に発動できる。
【効果】自分の墓地の「スター・リスタート」または「はじまりの星」1枚を選んで手札に加える。その後、自分は1枚ドローする。

《はじまりの星》の墓地回収とドローにより2枚分のアドバンテージを得る事ができます。

これに加えて《綺羅流聖のプリアージュ》へのフュージョン召喚も可能になるため、《揮楽姫コンタクト》を素材とするフュージョン召喚に依存しにくくなる他、戦闘ダメージをさらに伸ばせるようになります。

《綺羅流聖のプリアージュ》

フュージョン/効果モンスター
レベル5/光属性/サイキック族/攻1700/守2500

「流聖のプリアージュ」+通常モンスター
【条件】デッキの一番上のカードを墓地へ送って発動できる。
【効果】相手フィールドの表側表示モンスター1体を選び、その攻撃力を次の相手ターン終了時まで1700ダウンする。

《はじまりの星》が複数回発動しやすくなることで墓地形成を行いやすくなるため、今回の構築で取り入れる場合は3枚目の《はじまりの星》とあわせて以下のカードと入れ替えるのがおすすめです。

E・HERO プリズマー

カードの種類/ステータス/効果

効果モンスター(LEGEND)
レベル4 / 光属性 / 戦士族 / 攻1700 / 守1100

【条件】EXデッキのフュージョンモンスター1体を相手に見せ、そのモンスターに素材として記されたカード名を1つ宣言して発動できる。
【効果】このカードのカード名はこのターン、この効果の条件で宣言したカード名になる。

4枚目の各種フュージョン素材となり、フュージョン召喚の再現性を高める手段になります。

また地属性である《ヒーロー・ボーイ》とも相性が良く、序盤では効果を発動しにくい《ヒーロー・ボーイ》をデッキに戻しながら相手の魔法・罠カードをデッキバウンスにより除去する手段になります。

《ウィスニャーリング・フェアリー》

フュージョン/効果モンスター
レベル6/風属性/魔法使い族/攻2000/守1400

「ささやきの妖精」+モンスター(レベル4以下/地属性)
このカードはコンタクトフュージョンできる。
【条件】このカードをフュージョン召喚した自分メインフェイズに発動できる。
【効果】相手フィールドの魔法・罠カード1枚を選んで持ち主のデッキの下に戻す。その後、自分の墓地の「はぐれ使い魔」1体を選んで自分フィールドに表側表示で特殊召喚できる。
クィーン
クィーン

カード名を《ささやきの妖精》に変更すれば、《ヒーロー・ボーイ》とコンタクトフュージョンできるわね!

《昂光の呪縛》

カードの種類/効果

通常魔法

【条件】相手の手札が1枚以下の場合に発動できる。
【効果】相手フィールドのモンスター1体を選んで表側攻撃表示または裏側守備表示にする。このターンに相手が罠カードを発動している場合、またはこのターンが後攻プレイヤーの最初のターンの場合、さらにお互いは2枚ドローする。

表示形式できる点で【楽姫】の様々なカードと相性が良く、攻撃力ダウンや貫通攻撃を活かしやすくしながら相手の召喚反応系罠カードに対して強く戦えるようになります。

マッチ戦では特に使いやすいため、サイドデッキに採用するのもおすすめです。

まとめ

今回は【楽姫】デッキのデッキレシピを解説しました。

要点をまとめると以下の通りです。

デッキの回し方
  • フュージョンモンスターを駆使して攻める

    ▶︎ 状況に合わせてフュージョン召喚を行なっていくが、基本的には《環幻楽鬼フルオルケストラ》のフュージョン召喚を目指す
    ▶︎ レベル7以上のモンスターは全て《斧楽姫チューンフルートマホーク》により墓地から特殊召喚可能
    ▶︎《斧楽姫チューンフルートマホーク》のフュージョン素材は《ヒーロー・ボーイ》1枚からアクセス可能
  • サーチ・墓地肥やし・墓地回収によりフュージョン召喚の下準備を行う

    ▶︎《振楽姫チューバルディッシュ》《ヒーロー・ボーイ》によって増えた手札により《コスモス姫のお戯れ》《魔法石の採掘》の手札コストを補えるのがポイント
  • 罠カードにより強固な盤面を形成する

    ▶︎《サンセットリバース》によって守備力の高い「楽姫・楽鬼」モンスターを活かしながら破壊耐性を付与することにより強固な盤面形成を行う
    ▶︎ 自由枠のカードを罠カードの差し替えることで罠型構築にするのもおすすめ
    ▶︎ 罠カードの枠は基本的に自由枠であるため、別のカードと差し替えるのも選択肢の一つ
相性の良いカード
  • 《カードディフェンダー》
  • 《流星のプリアージュ》
  • 《E・HERO プリズマー》
  • 《昂光の呪縛》
わかはぴ
わかはぴ

1枚の新規カードによる強化ですが、かなり革命的な深海カードで再現性が向上しています!

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