「超越のトランザム」にて新たに登場したテーマ【プライム】
相手を巻き込んでのフュージョンと新たに登場したギミックを含んだテーマで興味を持っている方も多いと思います。
そこで今回は【プライム】のデッキレシピとデッキの回し方について解説します。
本題に入る前に、まずは【プライム】について少し解説します!
目次
【プライム】とは
【プライム】の最大の特徴は最上級モンスター共通のリリースコスト軽減効果です。
このカードはモンスター1体をリリースして攻撃表示でアドバンス召喚できる。その場合、このカードの元々の攻撃力は◯◯になる。
※◯◯=モンスターによって異なる数値
「最上級モンスターを複数枚引いてしまった場合に、召喚できずに腐ってしまう」
従来のデッキではこのような手札事故を抱えるリスクがありましたが、【プライム】は共通効果によりそれが発生しにくくなっています。
またフュージョン召喚を行うテーマでもあり、光属性モンスターであれば、相手モンスターを巻き込んでフュージョン召喚できるのも特徴です。
それでは本題に入りましょう。
デッキレシピ
メインデッキ(41枚)
カード名 | 枚数 |
---|---|
モンスター | 27 |
《トランザム・プライム・アーマーノヴァ》 | 2 |
《プライムクロー・ガール》 | 3 |
《七宝神-良財》 | 3 |
《プライム・バンディージョ》 | 1 |
《ネクメイド・ナナ》 | 1 |
《インタースプライム》 | 3 |
《プライム・ドワーフ》 | 2 |
《レジェンド・マジシャン》 | 2 |
《オウル・チャンネル》 | 1 |
《秘密捜査官ミスキャスト》 | 1 |
《ナリキング・レックス》 | 1 |
《アニマジカ・ウィッチ》 | 1 |
《アビスカイト・カレン》 | 1 |
《トランザム・ライナック》 | 3 |
《ホーリー・エルフ》 | 1 |
魔法カード | 13 |
---|---|
《プライム・コール》 | 3 |
《レジェンド・ストライク》 | 3 |
《七宝船》 | 3 |
《フュージョン》 | 3 |
《大嵐》 | 1 |
罠カード | 1 |
---|---|
《魔法の筒》 | 1 |
エクストラデッキ(15枚)
カード名 | 枚数 |
---|---|
モンスター | 15 |
《トランザム・プライム・フルアーマーノヴァ》 | 3 |
《プライムキャット・ストライニャー》 | 3 |
《プライム・ピアース・ジャイアント》 | 3 |
《トランザム・V・ライナック》 | 1 |
《ザ☆ドラギアスター》 | 1 |
《エターナル・ギャラクティカ・オブリビオン》 | 1 |
《SF-EXプラズマー》 | 1 |
《セレブローズ・ファビュラス・マジシャン》 | 1 |
《サイバー・ツイン・ドラゴン》 | 1 |
このデッキでやりたいこと(デッキコンセプト)
- 破壊耐性付き高打点の押し付け
- 貫通付与でダメージを確保
- 相手の光属性を巻き込んでフュージョン召喚
このデッキには破壊耐性を持つモンスターが3種類採用されています。
この内2体は他のカードにも破壊耐性を付与できるため、それを活かして破壊耐性を持つ攻撃力・守備力の高いモンスターを複数体並べていきます。
自分フィールドのモンスターが破壊耐性を持つモンスターのみの場合、相手に戦闘による突破を強要することができますよね。
そうすることにより、除去を絡めた展開による相手からのダメージを軽減するのが狙いです。
ではどうやってこの動きを行なっていくのかを解説していきます。
【プライム】デッキの回し方
①:破壊耐性付き高打点の押し付け
破壊耐性は《プライムキャット・ストライニャー》と《七宝神-良財》で付与していきます。
それぞれ破壊耐性を付与できるカードが異なるため、個別で解説します。
《プライムキャット・ストライニャー》
フュージョン / 効果モンスター
レベル9 / 光属性 / 獣戦士族 / 攻2900 / 守200
「プライムクロー・ガール」+モンスター(光属性)
【条件】なし
【永続効果】自分フィールドの表側表示モンスター(レベル7以上/光属性)の攻撃力は200アップし、相手の効果では破壊されない。
《プライムキャット・ストライニャー》は永続効果によりレベル7以上の光属性モンスターに破壊耐性を付与しながら、攻撃力を底上げすることができます。
攻撃力2500のモンスターでも攻撃力2700まで底上げさせることができるため、このモンスターと一緒に対応モンスターを展開することで破壊耐性付き高打点の押し付けができるようになります。
フュージョン召喚は墓地肥やし、手札交換などによりデッキを圧縮しながら、手札・フィールド・墓地に素材となるモンスターを用意し行なっていきます。
デッキ圧縮はこれら計13枚を使って行います。
素材となる《プライムクロー・ガール》は自身の効果により、もう一方の素材と《フュージョン》を墓地から用意することが可能であり、フュージョン召喚に繋げやすいのがポイントです。
効果モンスター
レベル7 / 光属性 / 戦士族 / 攻2200 / 守200
このカードはモンスター1体をリリースして攻撃表示でアドバンス召喚できる。その場合、このカードの元々の攻撃力は200になる。
【条件】手札2枚を好きな順番でデッキの下に戻して発動できる。
【効果】自分の墓地の通常モンスター(光属性)1体を選び、自分フィールドに表側守備表示で特殊召喚する。その後、自分の墓地の「フュージョン」1枚を選んで手札に加える事ができる。
【プライム】は《プライム・コール》によりフュージョン召喚の下準備を行いやすいテーマでもあります。
通常魔法
【条件】自分の墓地のモンスターが光属性のみの場合に発動できる。
【効果】自分の墓地のモンスター1体を選んで手札に加える。さらに自分の墓地の「フュージョン」1枚を選んで手札に加える事ができる。この効果の発動後、ターン終了時まで自分は「プライム・ドワーフ」以外のモンスターの効果を発動できない。
自由にモンスターを回収しつつ、《フュージョン》を手札に加えることができるため、状況に合わせて使い強固な盤面を構築しましょう。
《プライム・ドワーフ》があれば、《フュージョン》を使わずにフュージョン召喚することもできるわよ!
《七宝神-良財》
効果モンスター
レベル7 / 光属性 / 天使族 / 攻1700 / 守2700
自分の墓地にモンスター(守備力2700)または「七宝船」がある場合、このカードは手札から自分フィールドに表側表示で特殊召喚できる。
【条件】なし
【永続効果】自分フィールドの表側表示モンスター(レベル7)と自分フィールドの裏側表示の魔法・罠カードは相手の効果では破壊されない。
《七宝神-良財》は永続効果によりレベル7モンスターに破壊耐性を付与することができます。
2枚目以降の《七宝神-良財》や《七宝船》が墓地にあることで、手札から特殊召喚できるため、これを駆使して他のモンスターと共に展開していきます。
手札が《七宝神-良財》《七宝船》、下級モンスターのみ場合、《七宝船》により下級モンスターをコストにして発動することで、特殊召喚の条件を満たすことができます。
場合によってはこのように使うことも有効であるため、覚えておくと《七宝神-良財》を使いやすくなります。
またセットされた魔法・罠カードも破壊から守れるため、魔法&罠ゾーンのリソースを削られることなく、次の自分のターンを迎えやすいのもポイントです。
一度特殊召喚条件を満たせば、下級モンスターのように使える使い勝手の良いモンスターですよ!
召喚条件と永続効果は《プライム・コール》の制約に掛からないため、《プライム・コール》で墓地から回収して特殊召喚に繋げられるのもポイントです。
まず《プライムキャット・ストライニャー》《七宝神-良財》を展開に絡めモンスターを展開しましょう。
- 《プライムキャット・ストライニャー》+レベル7以上のモンスター1体以上
- 《七宝神-良財》+レベル7モンスター1体以上
- 《プライムキャット・ストライニャー》+《七宝神-良財》
②:貫通付与でダメージを確保
《プライム・ピアース・ジャイアント》
フュージョン / 効果モンスター
レベル7 / 光属性 / ギャラクシー族 / 攻2500 / 守0
「プライム・ドワーフ」+モンスター(レベル8以下/光属性)
【条件】なし
【永続効果】自分のモンスター(レベル7以上/光属性)の攻撃は貫通する。相手ターンの間、自分フィールドのモンスターはフュージョン召喚の素材にできない。
相手が守備表示で耐久してきた場合は《プライム・ピアース・ジャイアント》のフュージョン召喚を狙います。
レベル7以上の光属性モンスター全てに貫通を付与できるため、相手モンスターが守備表示であってもダメージを与えられるようになるのがポイントです。
また前述した《七宝神-良財》もこの効果の適用対象であるため、時には攻撃表示で特殊召喚するのも有効です。
攻撃力の高いモンスターで盤面をさらに強く
《トランザム・プライム・アーマーノヴァ》《トランザム・プライム・フルアーマーノヴァ》は自身の効果により、高い攻撃力を得ることができます。
特に《トランザム・プライム・フルアーマーノヴァ》は簡単に4000以上の攻撃力を得やすく、自身の効果により破壊耐性も付与されるため、合わせて展開したいモンスターです。
《トランザム・プライム・フルアーマーノヴァ》
フュージョン / 効果モンスター
レベル9 / 光属性 / ギャラクシー族 / 攻3000 / 守1600
「トランザム・プライム・アーマーノヴァ」+「トランザム・ライナック」
【条件】なし
【永続効果】このカードの攻撃力は、[お互いの墓地のモンスターの種族の種類]×300アップする。お互いの墓地のモンスターの種類が5種類以上の場合、このカードは相手の効果で破壊されず、10種類以上の場合、さらにこのカードの攻撃力は3000アップする。
自身の攻撃力をお互いの墓地のモンスターの種族の種類×300アップさせられることができ、5種類以上の場合、破壊耐性も得ることができます。
本デッキにはメインデッキのみで11種族採用しているため、比較的5種以上は墓地に用意しやすくなっています。
また墓地肥やしによっては、10種以上の場合に適用される追加効果により9000以上の攻撃力を得ることもできます。
③:相手の光属性を巻き込んでフュージョン召喚
《プライム・ドワーフ》
効果モンスター
レベル1 / 光属性 / ギャラクシー族 / 攻0 / 守0
【条件】なし
【効果】自分フィールドのモンスター1体を選んで墓地へ送る。その後、自分の墓地の種族が異なるモンスター(光属性)3体を選んでデッキに戻す事ができる。戻した場合、さらにお互いのフィールドの表側表示モンスターの中からモンスター(光属性)を素材として墓地へ送ってモンスター(光属性)をフュージョン召喚できる。
《プライム・ドワーフ》は相手フィールドのモンスターもフュージョン素材としてフュージョン召喚を行うことができます。
この時、素材にできるのは光属性モンスターのみになりますが、相手モンスターを除去しながらフュージョン召喚を行えるのがポイントです。
《プライム・ドワーフ》と共にフュージョン召喚する場合、素材にできる相手モンスターはレベル8以下のモンスターのみですが、《プライムクロー・ガール》と共に展開して効果を発動すれば、レベルに関わらず相手モンスターを素材にすることができます。
これらから光属性デッキに対しては強く戦うことができます。
相手モンスターのみでもフュージョン召喚できる
《プライム・ドワーフ》は相手モンスターのみでもフュージョン召喚できます。
そのためエクストラデッキの余った枠には、光属性デッキで相手フィールドのモンスターのみでフュージョン召喚できるモンスターを採用しています。
実際にはあまりできるタイミングが少ないのですが、エクストラデッキを圧迫することもないので入れ得です!
他のカードの採用理由
デッキの回し方で触れたもの以外のカードの採用理由も軽く紹介します。
《トランザム・プライム・フルアーマーノヴァ》のフュージョン素材兼アタッカー。 3体をリリースしてアドバンス召喚すれば3500以上の攻撃力を得ることができ、フュージョン召喚できない場合でもアタッカーとして使う事ができます。 | |
《プライム・コール》回収要員。 レベル7であるため《七宝船》によるコストなり、《七宝神-良財》による破壊耐性付与にも使える点も採用の決め手になっています。 | |
墓地肥やし要員兼《トランザム・プライム・アーマーノヴァ》《トランザム・ライナック》回収要員。 《七宝神-良財》の採用でさらに効果の発動条件を満たしやすくなっています。 | |
墓地肥やし要員。 | |
墓地肥やし要員兼《魔法の筒》対策。 《レジェンド・ストライク》により特殊召喚できるため、効果を発動すれば《魔法の筒》になります。 | |
墓地肥やし要員。 発動条件が気になる方は《スターズハンド・ローディー》のようなタイミングを選ばず発動できるモンスターにするのもおすすめです。 3枚採用したいところですが、他の種族併用のために1枚採用となりました。 | |
手札増強要員。 相手依存である効果は若干使いにくいですが、効果を発動できれば攻め手を増やす事ができます。 | |
手札交換要員。 《七宝神-良財》の特殊召喚条件を満たす前の手札事故回避要員としての役割が大きいのですが、効果の発動機会はそれほど多くないため、別のカードにしても良いのかもしれません。 | |
墓地肥やし要員。 効果の発動条件に依存度がなく、墓地を肥やせる枚数も3枚効果は優秀です。しかし手札コストが重く感じる時もあるので《ライトウェーブ・ドラゴン》などと入れ替えるのもおすすめです。 | |
《トランザム・プライム・フルアーマーノヴァ》のフュージョン素材。 通常モンスターであるため《プライムクロー・ガール》《プライム・バンディージョ》の効果を補助するためにも使うことができます。 | |
《レジェンド・マジシャン》対応のレジェンドモンスター。 回収することで使えるカードの枚数が増えるため採用しました。 《トランザム・ライナック》と同じく、通常モンスターを必要とするカードをサポートできるのもポイントです。 | |
フュージョン召喚の補助兼、魔法・罠破壊カード。 フュージョン召喚も合わせて駆使することで破壊耐性を付与していくため、素材モンスターが罠カードの餌食になるのを防ぐために採用しました。 | |
手札交換要員兼《七宝神-良財》の特殊召喚条件を満たすためのカード。 | |
魔法・罠破壊カード。 《レジェンド・ストライク》と同じく、相手の罠カードに対するケア手段として採用しました。 | |
ダメージを確保するためのカード。 破壊耐性を持つモンスターがいても確実にダメージを通せるように採用しました。 《七宝神-良財》がいれば破壊から守れるのもポイントです。 |
構築の遍歴
【プライム】は新たに登場したテーマであるため、構築の段階で試行錯誤することも多かったです。
そのためどのようにしてこのような構築になったかも軽く紹介します。
基盤
最初の基盤はこのような構築でした。
メインデッキ(40枚)
カード名 | 枚数 |
---|---|
モンスター | 26 |
《トランザム・プライム・アーマーノヴァ》 | 3 |
《プライムクロー・ガール》 | 3 |
《アクセルワンダー・ライト》 | 3 |
《プライム・ドワーフ》 | 3 |
《インタースプライム》 | 3 |
《レジェンド・マジシャン》 | 3 |
《アニマジカ・ウィッチ》 | 3 |
《ルミナス・パロット》 | 1 |
《トランザム・ライナック》 | 3 |
《ホーリー・エルフ》 | 1 |
魔法カード | 10 |
---|---|
《プライム・コール》 | 3 |
《レジェンド・ストライク》 | 3 |
《フュージョン》 | 3 |
《天使の施し》 | 1 |
罠カード | 4 |
---|---|
《ノーバディ・スキャットシーフ》 | 3 |
《聖なるバリア -ミラーフォース-》 | 1 |
「より早く、質の良い墓地肥やしを行い、即座にフュージョン召喚を行うこと」に焦点を当て構築しました。
そのため《アクセルワンダー・ライト》を3枚、手札交換を行う魔法カードの代わりに《ノーバディ・スキャットシーフ》を3枚採用していました。
フュージョン召喚はしやすくなるのですが、《アクセルワンダー・ライト》が上級モンスターであることで手札が足りない場面が増えることもあったんですよね。
また必要なカードを墓地に送れた後に引く《アクセルワンダー・ライト》がとてつもなく弱いんです。
そのため高速墓地肥やしとは違う方向にシフトしました。
基盤②
メインデッキ(41枚)
カード名 | 枚数 |
---|---|
モンスター | 27 |
《トランザム・プライム・アーマーノヴァ》 | 2 |
《プライムクロー・ガール》 | 3 |
《七宝神-良財》 | 3 |
《プライム・バンディージョ》 | 1 |
《ネクメイド・ナナ》 | 1 |
《プライム・ドワーフ》 | 3 |
《インタースプライム》 | 3 |
《レジェンド・マジシャン》 | 3 |
《アニマジカ・ウィッチ》 | 2 |
《秘密捜査官ミスキャスト》 | 2 |
《トランザム・ライナック》 | 3 |
《ホーリー・エルフ》 | 1 |
魔法カード | 13 |
---|---|
《プライム・コール》 | 3 |
《レジェンド・ストライク》 | 3 |
《七宝船》 | 3 |
《フュージョン》 | 3 |
《大嵐》 | 1 |
罠カード | 1 |
---|---|
《魔法の筒》 | 1 |
現在の「破壊耐性付き高打点の押し付け」というコンセプトに行き着いた構築の基盤です。
現在の構築にするにあたり、以下の変更を加えました。
- 墓地肥やしの速度から《トランザム・プライム・アーマーノヴァ》を2枚に減らしていましたが、墓地に送れない試合を極力無くすために3枚に変更
- 墓地肥やしの速度から後半にかけて必要性が薄くなる《レジェンド・マジシャン》を、効果ダメージに対して類似を持つ
他には《ルミナス・パロット》や《ロイヤルデモンズ・ヘヴィメタル》も試しました。
《ルミナス・パロット》
効果モンスター
レベル4 / 光属性 / 鳥獣族 / 攻1200 / 守600
【条件】相手フィールドに表側表示モンスターが2体以上いる場合、デッキの一番上のカードを墓地へ送って発動できる。
【効果】相手フィールドの表側表示モンスター1体を選ぶ。このターン、そのモンスターの属性を光属性に変更する。
相手モンスターを光属性にすることで、《プライム・ドワーフ》の効果で光属性以外のモンスターもフュージョン素材にできるようにしてくれます。
《プライム・ドワーフ》《プライム・ピアース・ジャイアント》の収録判明時から、一緒に使えるんじゃないかと話題に上がっていたので私も試してみました。
そこで感じた私の意見が以下になります。
- 単体では1枚分の墓地肥やしにしかならない
- コンボ成立には《レジェンド・ストライク》《プライム・コール》の使用を強いられることが多い
相手モンスターを除去できるのでそれなりのリターンはあるのですが、他のカードも併用してこそのコンボ成立の側面を強く感じました。
そのためあまり優先して採用したいカードにはなりませんでした。
《黒曜の魔導兵》や《エクディシス・カリギュレオン》のような攻撃力の高いレベル8以下のモンスターを使用するデッキに対して、サイドから投入しても良いのかもしれませんね。
《ロイヤルデモンズ・ヘヴィメタル》
効果モンスター
レベル8 / 光属性 / 悪魔族 / 攻2500 / 守0
【条件】モンスター(レベル5以上)をリリースしてこのカードを召喚したターンに発動できる。
【効果】相手フィールドのレベルが一番低い表側表示モンスター(レベル8以下)1体を選び、このカードの攻撃力はターン終了時まで、[選んだモンスターの攻撃力]だけアップする。選んだモンスターは破壊される。
自身の攻撃力を強化しながら相手モンスター1体を破壊することができます。
相手モンスターを除去する手段がないため、採用していた時もありました。
効果使用後の《アクセルワンダー・ライト》や、妥協召喚により、上級モンスターの要領で召喚できる「プライム」モンスターと相性が良いと思ったんですけどね。
リターンは大きいもののカードの消費量が多くなりがちで、結果的に動きが弱くなってしまったように感じたため不採用となりました。
レベル6になれる下級モンスター《ツイン・クールスター》がギャラクシー族以外なら継続採用していたかもしれません。
まとめ
今回は【プライム】デッキのデッキレシピとデッキの回し方について解説しました。
まとめるとこのような感じです。
- 破壊耐性付き高打点の押し付け
- 貫通付与でダメージを確保
- 相手の光属性を巻き込んでフュージョン召喚
- まず目指したいのは《プライムキャット・ストライニャー》《七宝神-良財》を絡めたモンスターの展開
今回は魔法・罠カードの破壊を重く見て《レジェンド・ストライク》《大嵐》を採用しています。
罠を多く採用したい場合は、《レジェンド・ストライク》を罠カードに、《大嵐》を《天使の施し》にしても良いですね。
光属性という幅広い枠からカードを選択できるため、これを基盤に自分好みの【プライム】を構築してみてください!