9月30日(土)に発売される「ストラクチャーデッキ 究極の青眼伝説」
1箱でも遊べる構築済みデッキですが、3箱を組み合わせて構築することでさらに強く使いやすいデッキにすることができます。
そこで今回は「ストラクチャーデッキ 究極の青眼伝説」3箱を使った構築を紹介。
カードの種類数が多いとデッキとしてまとまりにくくなります。
必要カードを絞って再構築することで、デッキ内容もさらに理解しやすくなりますよ。
3箱使った構築方法、初心者には特におすすめの構築方法です。
《青眼の白龍》を使いこなし、ダイナミックに勝利を飾りましょう!
収録カード以外のおすすめ強化方法もあわせて紹介してますよ!
目次
デッキレシピ
メインデッキ(41枚)
カード名 | 枚数 |
---|---|
モンスター | 25 |
《青眼の白龍》 | 1 |
《青眼の煌龍》 | 3 |
《ブルーアイズ・ビジョン・ドラゴン》 | 3 |
《ロード・オブ・ドラゴン-ドラゴンの絶対者-》 | 3 |
《ソウル・ドレイク》 | 3 |
《フェニックス・ドラグーン》 | 3 |
《正義の味方 カイバーマン》 | 3 |
《フェニックス・ドラゴン》 | 3 |
《シエスタトレーロ》 | 3 |
魔法カード | 13 |
---|---|
《究極の青眼伝説》 | 3 |
《滅びの爆裂疾風弾》 | 3 |
《トレード・イン》 | 3 |
《火竜の熱閃》 | 3 |
《死者蘇生》 | 1 |
罠カード | 3 |
---|---|
《青き眼の秘宝》 | 2 |
《落とし穴》 | 1 |
エクストラデッキ(3枚)
カード名 | 枚数 |
---|---|
《青眼の究極竜》 | 3 |
このデッキでやりたいこと
- 《青眼の究極竜》のフュージョン召喚を行う
- 相手モンスターを全て破壊して直接攻撃を決める
【青眼】デッキの一番強い動きが、《滅びの爆裂疾風弾》を発動してから《青眼の究極竜》をフュージョン召喚する事です。
収録カードだけでもこの動きを狙いやすくなっているので、この動きをメインに構築しています。
ではどうやって行なっていくのかを解説していきます。
①:《青眼の究極竜》のフュージョン召喚を行う
フュージョン / 効果モンスター
レベル12 / 光属性 / ドラゴン族 / 攻4500 / 守3800
「青眼の白龍」+「青眼の白龍」+「青眼の白龍」
まずは《青眼の究極竜》のフュージョン召喚を狙っていきます。
- 《青眼の白龍》
- 《青眼の煌龍》
- 《ブルーアイズ・ビジョン・ドラゴン》
《青眼の究極竜》は《青眼の白龍》3体を必要とするモンスターですが、《青眼の煌龍》《ブルーアイズ・ビジョン・ドラゴン》が「自身を《青眼の白龍》として扱う効果」を持っています。
そのため、これを駆使してフュージョン召喚していきます。
《ブルーアイズ・ビジョン・ドラゴン》は効果を発動することで《青眼の白龍》2体分のフュージョン素材として使用する事ができるため、カード消費を抑えて《青眼の究極竜》をフュージョン召喚できるのがポイントです。
また《究極の青眼伝説》は手札のモンスターも素材にフュージョン召喚を行えるため、こちらも意識しながらカード消費を抑えたフュージョン召喚をしていきましょう。
必要なカードを準備する
フュージョン召喚のために計3〜4枚カードを必要としますが、これらは以下のカードで手札・フィールドに準備していきます。
- 《ロード・オブ・ドラゴン-ドラゴンの絶対者-》
- 《ソウル・ドレイク》
- 《フェニックス・ドラゴン》
- 《死者蘇生》
《ロード・オブ・ドラゴン-ドラゴンの絶対者-》
効果モンスター
レベル4 / 闇属性 / 魔法使い族 / 攻1200 / 守1100
【条件】このカードを召喚・特殊召喚した自分メインフェイズに発動できる。
【効果】自分のデッキの上からカード4枚をめくり、お互いに確認する。自分はめくったカードの中からモンスター(レベル8/光属性/ドラゴン族)と「究極の青眼伝説」をそれぞれ1枚まで手札に加える事ができる。残りのカードをデッキに戻す。
《ロード・オブ・ドラゴン-ドラゴンの絶対者-》は、《青眼の究極竜》のフュージョン召喚に必要なカードを唯一デッキから集められるモンスターです。
ノーコストで集める事ができるため、効果発動後はそのままアドバンス召喚に使用する事ができます。
《ソウル・ドレイク》
効果モンスター
レベル4 / 闇属性 / ドラゴン族 / 攻1100 / 守600
【条件】このカードを召喚・特殊召喚した自分メインフェイズに、自分フィールドの表側表示の効果モンスター(レベル4以下)を墓地へ送って発動できる。
【効果】自分の墓地のモンスター(レベル8/光属性/ドラゴン族)1体を選び、自分フィールドに表側表示で特殊召喚する。このターン、自分はモンスター(レベル7以下)で攻撃できない。
《ソウル・ドレイク》は墓地から「ブルーアイズ」モンスターを特殊召喚できるモンスターです。
自身を含めた2体のモンスターで「ブルーアイズ」モンスターを用意する事ができ、効果を使用した下級モンスターを使用することで効率よくフィールドに「ブルーアイズ」モンスターを用意する事ができます。
この時、手札にある「ブルーアイズ」モンスターによって特殊召喚するモンスターを選択するのが重要です。
以下がその一例です。
- 手札に《青眼の白龍》または《青眼の煌龍》がある場合、《ブルーアイズ・ビジョン・ドラゴン》を特殊召喚することでフュージョン召喚に繋げる
- 手札に《ブルーアイズ・ビジョン・ドラゴン》がある場合、「ブルーアイズ」モンスターを特殊召喚することで《ブルーアイズ・ビジョン・ドラゴン》の特殊召喚に繋げる
《フェニックス・ドラゴン》
効果モンスター
レベル2 / 炎属性 / ドラゴン族 / 攻500 / 守500
【条件】手札1枚を墓地へ送って発動できる。
【効果】自分の墓地のモンスター(レベル5以上/ドラゴン族)1体を選んで手札に加える。
《フェニックス・ドラゴン》は墓地から「ブルーアイズ」モンスターを手札に加えられるモンスターです。
手札に不要なカードを「ブルーアイズ」モンスターに変換する事ができますが、《究極の青眼伝説》が手札のモンスターをフュージョン素材にできることからフィールドに残りやすくなっています。
低い攻撃力を晒してしまうことになるため、効果発動後は《ソウル・ドレイク》やアドバンス召喚により墓地に送るよう意識しましょう。
《死者蘇生》
通常魔法(LEGEND)
【条件】なし
【効果】自分または相手の墓地のモンスター1体を選び、自分フィールドに表側表示で特殊召喚する。
1枚のカード消費で「ブルーアイズ」モンスターを墓地から特殊召喚できる魔法カードです。
《ソウル・ドレイク》と同じように手札の状況を見ながら必要なモンスターを特殊召喚しましょう。
ちなみにフュージョン召喚後に墓地へ送られてしまった《青眼の究極竜》や、相手モンスターも特殊召喚できるのもポイントです。
他にはドローソースとなるカードも採用しています。
通常魔法
【条件】手札のモンスター(レベル8)1体を墓地へ送って発動できる。
【効果】自分は2枚ドローする。
効果モンスター
レベル4 / 炎属性 / ドラゴン族 / 攻1000 / 守1000
【条件】自分のデッキのカードが10枚以上の場合、手札のモンスター1体を墓地へ送って発動できる。
【効果】自分は300LP回復する。自分の墓地にモンスター(レベル8)がいる場合、さらに自分は1枚ドローできる。
これらにより必要なカードをデッキから引き込みやすくなるため、状況に応じて活用しましょう。
②:相手モンスターを全て破壊して直接攻撃を決める
通常魔法
【条件】自分フィールドに表側表示の「青眼の白龍」がいる場合に発動できる。
【効果】相手フィールドのモンスターを全て破壊する。このターン、自分は「青眼の白龍」で攻撃できない。
準備が整ったらフュージョン召喚を行いたいところですが、《滅びの爆裂疾風弾》を引けている場合は大ダメージを与えるチャンスです。
《滅びの爆裂疾風弾》を発動し相手モンスターを全て破壊、その後フュージョン召喚を行うことで攻撃力4500の《青眼の究極竜》の直接攻撃を行う事ができるため意識しておきましょう。
他のモンスターがいればさらなる追いダメージを狙えるカード
このカードを上手く使いこなす事が勝負の鍵になるわね
効果を発動しないことも重要
相手モンスターを全て破壊できる《滅びの爆裂疾風弾》ですが、発動後は《青眼の白龍》が攻撃できなくなってしまいます。
フュージョン召喚を行う場合であれば良いのですが、フュージョン召喚ができない場合はこの制約が重くのしかかってきます。
この時に重要なのが《青眼の煌龍》《ブルーアイズ・ビジョン・ドラゴン》の効果をあえて発動しないことです。
《滅びの爆裂疾風弾》の発動条件の仕様上、《青眼の白龍》として扱うモンスターを1体は用意しなくてはいけません。
そのため1体目の「ブルーアイズ」モンスターは効果を発動する必要がありますが、2体目以降は効果を発動しない。
こうすることで直接攻撃により2500以上ダメージを狙いやすくなるので意識してみてください。
「《滅びの爆裂疾風弾》を発動してから《青眼の究極竜》をフュージョン召喚する」って動きを何度もするのは難しいからしっかり意識して相手のライフを削り切りたいわね
解説していないカードについても軽く紹介します。
採用理由 | |
---|---|
《正義の味方 カイバーマン》 手札の《青眼の白龍》《青眼の煌龍》を特殊召喚できるモンスター。 少ない消費で最上級モンスターを展開できるようになるためフュージョンしない場合のビートダウンを行いやすくなります。 | |
《シエスタトレーロ》 特殊召喚を封じる《業火の結界像》を無力化できるモンスター。 これにより《滅びの爆裂疾風弾》を引いていない場合でも対策ができます。 また発動条件により優秀な下級モンスターをデッキに戻すことができるのもポイントです。 | |
《火竜の熱閃》 相手の魔法・罠カードを破壊しモンスターの展開・攻撃を安全に行いやすくしてくれる魔法カード。 3回しか発動できないので、相手が何を発動しなかったかを見極め的確に破壊する事が重要です。 | |
《青き眼の秘宝》 戦闘・効果で破壊された「ブルーアイズ」モンスターを墓地から特殊召喚できる罠カード。 受け身なカードですが、次のターンの下準備や相手の罠カードによる破壊をケアできます。 | |
《落とし穴》 相手の召喚による展開を妨害できるカード。 |
おすすめの強化方法
収録カード以外のデッキを採用すれば、さらにデッキを強化する事ができます。
それぞれ紹介していきます。
《レジェンド・ストライク》&《レジェンド・マジシャン》
通常魔法
【条件】300LPを払って発動できる。
【効果】自分の墓地のモンスター(レベル4/攻撃力1600以下)またはレジェンド通常モンスター1体を選び、自分フィールドに表側表示で特殊召喚する。この効果で「レジェンド・マジシャン」またはレジェンド通常モンスターを特殊召喚した場合、さらに相手フィールドの魔法・罠カード1枚を選んで破壊できる。
効果モンスター
レベル4 / 光属性 / 魔法使い族 / 攻1100 / 守300
【条件】なし
【効果】自分のデッキの上からカード3枚をめくり、お互いに確認する。自分はめくったカードの中からモンスター1体を選んで墓地へ送る事ができる。残りのカードをデッキに戻す。その後、自分の墓地のレジェンド通常モンスター1体を選んで手札に加える事ができる。
《レジェンド・マジシャン》は墓地に「ブルーアイズ」モンスターを用意しながら、《青眼の白龍》を墓地から手札に加えられるモンスター。
《レジェンド・ストライク》は相手の魔法・罠カードを破壊しながら《青眼の白龍》《レジェンド・マジシャン》を墓地から特殊召喚できる魔法カードです。
《レジェンド・ストライク》は《ロード・オブ・ドラゴン-ドラゴンの絶対者-》も特殊召喚する事ができるのもポイントで、これらをセットで採用することで《青眼の白龍》をフュージョン召喚しやすくなり、小回りが効くようになります。
《セブンスロード・エンチャンター》
効果モンスター
レベル3 / 闇属性 / 魔法使い族 / 攻1200 / 守100
【条件】デッキの一番上のカードを墓地へ送って発動できる。
【効果】自分または相手フィールドの表側表示モンスター(レベル3以外/魔法使い族)1体を選んで持ち主の手札に戻す。この効果で手札に戻したカードの元々のカード名が「セブンスロード・マジシャン」の場合、さらに自分は1枚ドローできる。
《セブンスロード・エンチャンター》はフィールドの《ロード・オブ・ドラゴン-ドラゴンの絶対者-》を手札に戻すことで効果を再利用できるモンスターです。
これにより効果を2回発動できるようになるため必要なカードをさらに集めやすくなります。
しかしコンボカードであるため単体では腐ってしまいます。
レベル3以外の魔法使い族に対しては同じように使えるため、《レジェンド・マジシャン》など相性の良い他の魔法使い族と共に採用して腐りにくくするのがおすすめです。
対策はされやすいですが、魔法使い族の採用枚数が増えることで《ダーク・リベレイション》も採用しやすくなりますよ
通常罠
【条件】相手モンスターの攻撃宣言時、自分の墓地のモンスター(魔法使い族)4体をデッキに戻して発動できる。
【効果】相手フィールドの攻撃表示モンスターを全て破壊する。
《マジックミラー・ユース》
効果モンスター
レベル4 / 光属性 / 魔法使い族 / 攻1000 / 守800
【条件】このカードを召喚・特殊召喚した自分メインフェイズに、手札1枚をデッキの下に戻して発動できる。
【効果】自分の墓地のモンスター(レベル4/魔法使い族)1体を選んで手札に加える。
《ロード・オブ・ドラゴン-ドラゴンの絶対者-》を墓地から手札に加えられるモンスターです。
《ロード・オブ・ドラゴン-ドラゴンの絶対者-》の効果を何度も使いやすくなります。
また相性の良い《レジェンド・マジシャン》にも対応しており、合わせて採用することで《ダーク・リベレイション》も採用しやすくなるのがポイントです。
役割的には《セブンスロード・エンチャンター》と似てるから、好みに合わせて選んでも良いかもしれないわね
《天使の施し》
通常魔法(LEGEND)
【条件】なし
【効果】自分は3枚ドローする。その後、自分は手札2枚を選んで墓地へ送る。
《天使の施し》は質の良い手札交換ができるレジェンド魔法カードです。
フュージョンに必要なカードはもちろん、ドローでしか手札に加える事が難しい《滅びの爆裂疾風弾》も手札に加えやすくなります。
「ブルーアイズ」モンスターを墓地から特殊召喚したり、手札に加えることは容易であるため、デッキのやりたいことを行いやすくするためにも《天使の施し》を採用するのはおすすめです。
《聖なるバリア-ミラーフォース-》
通常罠(LEGEND)
【条件】相手モンスターの攻撃宣言時に発動できる。
【効果】相手フィールドの攻撃表示モンスターを全て破壊する。
相手モンスターの攻撃を防ぎながら、相手フィールドをガラ空きにする事ができるレジェンド罠カードです。
《滅びの爆裂疾風弾》と似た役割で使用する事ができ、発動できれば大きなリターンを得る事ができます。
発動タイミングも難しくないため、持っている場合は《落とし穴》と入れ替えるのがおすすめです。
また特殊召喚を封じる《業火の結界像》も攻撃表示であれば破壊できるのがポイントです。
《ノーバディ・スキャットシーフ》
通常罠
【条件】自分フィールドのモンスターが相手の攻撃または相手の効果で破壊された時に発動できる。
【効果】自分は3枚ドローする。その後、自分は手札を1枚以上選んで墓地へ送る。自分フィールドにモンスターがいない場合、さらにこのターン、相手モンスター(レベル8以下)の攻撃で自分は戦闘ダメージを受けない。
必要なカードを引き込みながら、レベル8以下の直接攻撃を無効化する事ができる罠カードです。
受け身なカードではありますが、デッキのやりたいことをさらに行いやすくするがポイントです。
最後に
今回は「ストラクチャーデッキ 究極の青眼伝説」3箱を使った構築を紹介しました。
ストラクチャーデッキのままの構築と、今回の構築で回し比べてみるとデッキのやりたいことの達成率が格段に違うと思います。
それだけ必要カードを絞って構築することは大切ということです。
やりたいことが明確で使いやすいデッキになっているため、この機会にぜひ使ってみてください
青眼、組もうと思っていたので、今回の記事は大変参考になりました。
ありがとうございます。
参考になってよかったです!
これを基盤に竜崎さんに青眼デッキに仕立て上げてみてください!