「手札が足りない!」
「《フュージョン》を回収できない!」
フュージョン召喚を軸にした【植物族】デッキは今までずっとこの悩みを抱えていました。
しかし「闇黒のレッドリブート」収録の《プランティングピクシー》によってようやくこの悩みが解消されたんです。
そこで今回は強化された【植物族】デッキと、その使い方を解説。
悩みが解消され、ぶん回りやすくなっています!
2年前に登場して以来ずっと使い続けている【植物族】ですが、ずっとこの悩みに頭を抱えてたんですよね。
《プランティングピクシー》は種族・属性共に完璧で【植物族】デッキ使い歓喜の強化です。
ぜひ参考にしてみてください!
目次
【植物族】のデッキレシピ
メインデッキ(40枚)
カード名 | 枚数 |
---|---|
モンスター | 26 |
《花牙クノイチ・エトランゼ》 | 3 |
《花牙シノビ・ガトリング》 | 2 |
《ネオ・プランディッシュ》 | 2 |
《創世神》 | 1 |
《花牙美人のゲッカ》 | 3 |
《花牙僧のミモザ》 | 3 |
《プランティングピクシー》 | 3 |
《蒔きつきのアルピリス》 | 3 |
《シエスタトレーロ》 | 3 |
《花牙武者のリンドウ》 | 3 |
魔法カード | 9 |
---|---|
《フュージョン》 | 3 |
《七宝船》 | 3 |
《花牙悲願》 | 2 |
《天使の施し》 | 1 |
罠カード | 5 |
---|---|
《花牙踏み》 | 2 |
《花牙舞戻り》 | 1 |
《ノーバディ・スキャットシーフ》 | 1 |
《聖なるバリア-ミラーフォース-》 | 1 |
エクストラデッキ(15枚)
カード名 | 枚数 |
---|---|
モンスター | 15 |
《花牙絢爛メイカ・エトランゼ》 | 3 |
《花牙乱心メイカ・エトランゼアイズ》 | 3 |
《花牙潜攻サブマリン・ドゥルガー》 | 3 |
《花牙一突ジャベリン・ドゥクス》 | 3 |
《花牙一輪ドウシン・カイカ》 | 3 |
このデッキでやりたいこと
- フュージョンモンスターと罠カードの押し付け
- 盤面のリカバリー
フュージョン召喚を軸にする【植物族】デッキの強さは、フュージョンモンスターと罠カードにあります。
フュージョン召喚さえできれば、これらの押し付けを両立する事ができるため、相手をコントロールしながら戦っていきます。
ではどうやってこの動きを行なっていくのかを解説していきます。
【植物族】デッキの回し方
①:フュージョンモンスターと罠カードの押し付け
5種類のフュージョンモンスターを採用していますが、まずフュージョン召喚を狙いたいのが《花牙絢爛メイカ・エトランゼ》と《花牙一輪ドウシン・カイカ》です。
《花牙絢爛メイカ・エトランゼ》
フュージョン / 効果モンスター
レベル9 / 地属性 / 植物族 / 攻3000 / 守2500
「花牙クノイチ・エトランゼ」+「花牙クノイチ・エトランゼ」
【条件】なし
【効果】自分の手札または自分の墓地のモンスター(レベル8以下/植物族)1体を選び、自分フィールドに表側表示で特殊召喚する。
墓地のレベル8以下の植物族を自由に特殊召喚する事ができるモンスターです。
その効果から以下のように幅広く活用する事ができます。
- 最上級モンスターを特殊召喚し攻める
- フュージョン素材を特殊召喚し2体目のフュージョン召喚に繋げる
- 《花牙僧のミモザ》を特殊召喚し守備表示モンスターを攻撃表示にする+ライフ回復
一度特殊召喚すれば《創世神》《花牙悲願》《花牙舞戻り》で墓地からの特殊召喚も可能になり、かなり攻めやすくなります。
このカードを特殊召喚できているかで、不利な状況を打破する難易度も変わってくるので、積極的にフュージョン召喚を狙っていきましょう。
《花牙一輪ドウシン・カイカ》
フュージョン / 効果モンスター
レベル8 / 地属性 / 植物族 / 攻2500 / 守2200
「花牙美人のゲッカ」+「花牙武者のリンドウ」
【条件】デッキの上からカード3枚を墓地へ送って発動できる。
【効果】自分フィールドの表側表示モンスター(植物族)1体を選ぶ。このターン、そのモンスターは直接攻撃できる。さらに、自分の墓地の「花牙踏み」1枚を選んで自分の魔法&罠ゾーンにセットできる。
植物族に直接攻撃できる効果を付与しながら、《花牙踏み》を回収できるモンスターです。
この《花牙踏み》を回収できる効果が強く、相手がこちらの植物族または《花牙踏み》を処理できなければ、相手のバトルフェイズをスキップするのと同等の状態を毎ターン作る事ができます。
また《創世神》《花牙悲願》《花牙舞戻り》に加え、《花牙絢爛メイカ・エトランゼ》で特殊召喚できるのもポイントです。
フュージョン素材の《花牙美人のゲッカ》も優秀で、もう一方のフュージョン素材《花牙武者のリンドウ》を回収できるためフュージョン召喚しやすくなっています!
次に罠カードです。
《花牙踏み》
通常罠
【条件】自分の表側表示モンスター(植物族)が攻撃を受ける相手モンスターの攻撃宣言時、自分の墓地のモンスター(植物族)2体を好きな順番でデッキの下に戻して発動できる。
【効果】相手フィールドの攻撃表示モンスターを全て表側守備表示にする。
相手モンスターを全て守備表示にできる罠カードです。
効果の性質から、このカード1枚で相手モンスター全ての攻撃を止める事ができます。
かなり優秀な罠カードですが、優秀すぎる故に相手に読まれやすく対策されやすいカードでもあります。
そのため、魔法&罠カードを圧迫しにくく、墓地に1枚は用意しやすい2枚の採用にしています。
《花牙舞戻り》
通常罠
【条件】相手モンスターの直接攻撃宣言時、自分の墓地のモンスター(植物族)3体をデッキに戻して発動できる。
【効果】攻撃してきたモンスターを破壊する。この効果でモンスターを破壊した場合、さらに自分の墓地のモンスター(植物族)1体を選んで自分フィールドに表側攻撃表示で特殊召喚できる。
直接攻撃してきたモンスターを破壊しつつ、植物族を墓地から特殊召喚できる罠カードです。
《花牙踏み》を腐らせる全体破壊をケアしながら、墓地の植物族をレベル問わず特殊召喚する事ができます。
またフュージョンモンスターの《花牙一突ジャベリン・ドゥクス》で墓地から回収することも可能です。
これらフュージョンモンスターと罠カードを迅速に用意するために、以下の墓地肥やしとドローソースを多く採用しています。
- 《蒔きつきのアルピリス》
- 《七宝船》
- 《天使の施し》
- 《ノーバディ・スキャットシーフ》
《蒔きつきのアルピリス》
効果モンスター
レベル2 / 光属性 / 植物族 / 攻500 / 守1000
【条件】このカードを召喚したターンに、自分フィールドの表側表示モンスターがモンスター(植物族)のみの場合、手札1枚をデッキの下に戻して発動できる。
【効果】自分のデッキの上からカード3枚を墓地へ送る。その中にモンスター(植物族)がいた場合、さらに自分は1枚ドローする。
デッキを回せるカードの中でも特筆すべきは、手札を減らさずに墓地肥やしができる《蒔きつきのアルピリス》です。
不要なカードはデッキボトムに戻す事ができるため、序盤に必要ない《シエスタトレーロ》などを戻して効果を発動します。
フィールドに攻撃表示で残りやすいため、アドバンス召喚のリリース素材や、後述する《花牙悲願》のコストにする動きを意識しましょう。
《七宝船》
通常魔法
【条件】手札のモンスター1体を墓地へ送って発動できる。
【効果】自分は1枚ドローする。この効果の条件でモンスター(レベル7)を墓地へ送った場合、さらに自分は1枚ドローできる。
手札のモンスターをドローに変換できる魔法カードです。
1体では活用の難しい《花牙クノイチ・エトランゼ》や、手札でダブついた最上級モンスターをドローに変換する役割もあります。
《天使の施し》
通常魔法(LEGEND)
【条件】なし
【効果】自分は3枚ドローする。その後、自分は手札2枚を選んで墓地へ送る。
レジェンド魔法カードには3枚分の手札交換を行える《天使の施し》を採用しています。
《強欲な壺》であれば、【植物族】が陥りやすい「手札が足りない!」という事態をケアしやすくなります。
今回は1枚分多くカードに触れるこちらを採用していますが、手札を増やしながら他のカードを引にいける《強欲な壺》に差し替えてもいい枠です。
《ノーバディ・スキャットシーフ》
通常罠
【条件】自分フィールドのモンスターが相手の攻撃または相手の効果で破壊された時に発動できる。
【効果】自分は3枚ドローする。その後、自分は手札を1枚以上選んで墓地へ送る。自分フィールドにモンスターがいない場合、さらにこのターン、相手モンスター(レベル8以下)の攻撃で自分は戦闘ダメージを受けない。
手札交換を行える罠カードです。
また《花牙舞戻り》と同じように全体破壊をケアする事ができます。
基本的には早めに使っておきたいカードなので、あまり温存せず使える時に使ってしまいましょう。
デッキを回した後は墓地のカードを利用するカードが活きてきます。
そこで最も語りたいのが冒頭でも触れた《プランティングピクシー》です。
《プランティングピクシー》
効果モンスター
レベル2 / 地属性 / 植物族 / 攻800 / 守800
【条件】お互いのフィールドの全ての表側表示モンスターの中に、同じ属性のモンスターが2体以上いる場合に発動できる。
【効果】自分の墓地の通常モンスター(レベル6以下)1体または「フュージョン」1枚を選んで手札に加える。その後、手札のモンスター(地属性/植物族)1体を自分フィールドに表側表示で特殊召喚する。
まず《プランティングピクシー》には以下の5つの強みがあります。
- フュージョン素材の《花牙武者のリンドウ》を回収できる
- 《フュージョン》を回収できる
- 手札の植物族の最上級モンスターを特殊召喚できる
- 手札コスト・リリース素材を補える
- 地属性・植物族
冒頭からお話ししている【植物族】の課題点。
「手札が足りない!」
「《フュージョン》を回収できない!」
《プランディングピクシー》はこれを1枚で解決する事ができるんです。
さらに手札の植物族を特殊召喚することもできます。
これにより最上級モンスターも展開しやすくなったため、構築段階から植物族の最上級モンスターの枚数を増やしています。
《蒔きつきのアルピリス》によるドローや《花牙クノイチ・エトランゼ》の手札コストと、【植物族】は意外にも植物族を要求する場面多いです。
そのため植物族でありながら植物族を回収でき、さらには《フュージョン》まで回収できるこのカードは革命児だと言えます。
手札枚数が意外とシビアなので、今までは泣く泣くドラゴン族の《アストロバイオ・ドレイク》を採用していました
そしてフュージョン召喚を行うデッキで大きな課題となる特殊召喚を封じるモンスター。
これには対策として《シエスタトレーロ》を採用しています。
《シエスタトレーロ》
効果モンスター
レベル3 / 水属性 / 戦士族 / 攻1200 / 守0
【条件】自分の墓地のモンスター3体をデッキに戻して発動できる。
【効果】相手フィールドの攻撃表示モンスター(レベル8以下)1体を選んで裏側守備表示にする。この効果でモンスターを裏側守備表示にした場合、さらに自分の墓地の「シエスタホールド」1枚を選んで手札に加える事ができる。
相手モンスターを裏側守備表示にできるモンスターです。
これにより《業火の結界像》《虚無魔人》を無力化する事ができます。
このデッキは墓地肥やしが得意なコントロールデッキであるため、デュエルが長引くとデッキ切れで負けてしまうリスクもあります。
墓地のモンスターをデッキに戻す効果は、これをケアするためにも使えるのがポイントです。
また相手の守備表示モンスターを攻撃表示にし、その攻撃力分のライフポイントを回復する《花牙僧のミモザ》とも相性が良く、相手によっては大幅なライフ回復が見込めます。
《聖なるバリア-ミラーフォース-》
通常罠(LEGEND)
【条件】相手モンスターの攻撃宣言時に発動できる。
【効果】相手フィールドの攻撃表示モンスターを全て破壊する。
相手の攻撃表示モンスターを全て破壊できるレジェンド罠カードですが、攻撃表示であれば《業火の結界像》《虚無魔人》も破壊する事ができます。
正直、レジェンドカードを選択する際に、このデッキに採用したいものが見つからなかったため扱いやすい《聖なるバリア-ミラーフォース-》を選択しました。
「ハイグレードコレクション」発売後は、自分のターンでも対策に使える《強制脱出装置》にする予定です。
②:盤面のリカバリー
魔法・罠カードを破壊する手段がない性質上、罠カードを多く採用するデッキ相手には少し脆い部分があります。
そこを墓地からモンスターを特殊召喚できる各種蘇生カードで補います。
- 《創世神》
- 《花牙絢爛メイカ・エトランゼ》
- 《花牙悲願》
- 《花牙舞戻り》
《創世神》
効果モンスター(LEGEND)
レベル8 / 光属性 / 雷族 / 攻2300 / 守3000
このカードは墓地から特殊召喚できない。
【条件】自分の手札がある場合に発動できる。
【効果】自分の墓地のモンスター1体を選び、自分フィールドに表側表示で特殊召喚する。その後、自分は手札1枚を選んで墓地へ送る。
墓地のモンスターを何でも特殊召喚できるレジェンドモンスターです。
破壊されたフュージョンモンスターを特殊召喚する他、フュージョン素材を揃えるためにも使用する事ができます。
《花牙一輪ドウシン・カイカ》で直接攻撃できる状況では守備表示で維持するのも有効で、罠カードによる破壊をケアしながら次のターンの盤面構築に貢献してくれます。
《花牙悲願》
通常魔法
【条件】自分の墓地にモンスター(植物族)がいる場合、自分フィールドの表側表示モンスター(植物族)2体を墓地へ送って発動できる。
【効果】自分の墓地のモンスター(植物族)1体を選び、自分フィールドに表側表示で特殊召喚する。
自分フィールドの植物族2体をコストに、《創世神》と同じように植物族を墓地から特殊召喚できる魔法カードです。
《花牙美人のゲッカ》《プランディングピクシー》により実質2枚消費で発動する事ができ、今回の強化でさらに発動しやすくなりました。
また《蒔きつきのアルピリス》《プランディングピクシー》の効果発動後、フィールドに棒立ちで残ってしまうリスクをケアするためにも使えます。
魔法カードであるため、ケア手段を魔法&罠ゾーンにセットして温存できるのもポイントです。
他のカードの採用理由
フュージョンモンスター
《花牙潜攻サブマリン・ドゥルガー》
フュージョン / 効果モンスター
レベル9 / 地属性 / 植物族 / 攻2800 / 守2000
「花牙シノビ・ガトリング」+「花牙武者のリンドウ」
【条件】相手フィールドにモンスターが2体以上いる場合に発動できる。
【効果】相手フィールドの表側表示モンスター(レベル6以上)を全て破壊する。
レベル6以上の相手モンスターを全て破壊できるモンスターです。
展開が得意なデッキに対して有効なモンスターで、相手モンスターをノーコストで処理しながらライフカットに繋げる事ができます。
他の植物族にも共通することですが、一度召喚してしまえば何度も墓地から特殊召喚できるのもポイントです!
《花牙一突ジャベリン・ドゥクス》
フュージョン / 効果モンスター
レベル9 / 地属性 / 植物族 / 攻2800 / 守2000
「花牙シノビ・ガトリング」+「花牙武者のリンドウ」
【条件】なし
【効果】相手フィールドの表側表示モンスター1体を選んで破壊する。その後、自分の墓地の「花牙舞戻り」1枚を選んで自分の魔法&罠ゾーンにセットできる。
相手モンスターを破壊しながら、《花牙舞戻り》を墓地から回収できるモンスターです。
相手フィールドの状態によって《花牙潜攻サブマリン・ドゥルガー》とどちらをフュージョン召喚するか選択する事ができ、臨機応変に戦う事ができます。
またマキシマムモンスターへの回答にもなるのがポイントです。
《花牙乱心メイカ・エトランゼアイズ》
フュージョン / 効果モンスター
レベル8 / 地属性 / 植物族 / 攻0 / 守0
「花牙クノイチ・エトランゼ」+「花牙クノイチ・エトランゼ」
【条件】デッキの一番上のカードを墓地へ送って発動できる。
【効果】相手フィールドの表側表示モンスターを2体まで選び、その攻撃力・守備力をターン終了時まで73万ダウンする。
相手モンスターの攻撃力・守備力を73万ダウンさせる事ができるモンスターです。
効果の性質から相手の罠カードによるパンプアップも無力化する事ができ、戦闘面ではかなり強く戦えるようになります。
また《プランディングピクシー》の登場により連続フュージョン召喚も行いやすくなったため、以前に比べ使いやすくなりました。
その他のカード
《花牙クノイチ・エトランゼ》 フュージョン素材。 《花牙絢爛メイカ・エトランゼ》からのさらなる展開に繋げやすく、最上級モンスターの3体展開を行いやすくなります。 | |
《花牙シノビ・ガトリング》 フュージョン素材。 手札コストがあれば《業火の結界像》を破壊することもできますが、コストや効果発動後のデメリットが重くなっています。 | |
《ネオ・プランディッシュ》 フュージョン素材は弱いという【植物族】の欠点を補ってくれる最上級アタッカー。 罠カードに対する破壊耐性により、罠カードへの脆さも補ってくれるのもポイントで、フィールドに残ることで《花牙踏み》の発動条件にもなります。 | |
《花牙美人のゲッカ》 フュージョン素材。 もう一方のフュージョン素材である《花牙武者のリンドウ》を回収でき、手札コスト・リリース素材も確保できるため、幅広い用途で使う事ができます。 | |
《花牙僧のミモザ》 守備表示モンスター3体でダメージを与えにくい状況のケア、ライフ回復と【植物族】のライフカットを補助できるモンスター。 また《花牙踏み》によって、相手モンスターが全て守備表示になるデメリットもケアできます。 | |
《花牙武者のリンドウ》 フュージョン素材。 《プランディングピクシー》で回収できるのもポイントです。 |
その他の改善案
《素早いレミング》
効果モンスター
レベル2 / 地属性 / 獣族 / 攻900 / 守100
【条件】このカードを召喚したターンに、相手フィールドにモンスターがいる場合に発動できる。
【効果】自分のデッキの上からカード3枚を墓地へ送る。その後、この効果で墓地へ送られたカードの中から「素早いレミング」1体を選んで自分フィールドに表側表示で特殊召喚できる。
3枚分の墓地肥やしを行えるモンスターです。
墓地を肥やすスピードをさらに加速させる事ができ、フュージョン召喚をさらに行いやすくなります。
また地属性モンスターであるため《プランティングピクシー》の発動条件を補助できるのもポイントです。
墓地肥やしを加速させられる分、デッキ切れのリスクが高まるため、その辺りとの兼ね合いを見て他のカードと入れ替えてもいいでしょう。
《風帝ライザー》
効果モンスター(LEGEND)
レベル6 / 風属性 / 鳥獣族 / 攻2400 / 守1000
【条件】このカードを攻撃表示でアドバンス召喚したターンに発動できる。
【効果】自分または相手フィールドのカード1枚を選んで持ち主のデッキの上に戻す。
破壊耐性を無視しながら、相手のカードを除去する事ができるレジェンドモンスターです。
《業火の結界像》対策にもなり腐る場面もほぼないので、《創世神》をこちらに入れ替えるのもおすすめです。
《邪影ダーク・ルーカー》
効果モンスター
レベル7 / 闇属性 / アンデット族 / 攻100 / 守2600
【条件】デッキの一番上のカードを墓地へ送って発動できる。
【効果】相手フィールドの魔法・罠カード1枚を選んで破壊し、相手に1000ダメージを与える。その後、このカードを持ち主の手札に戻す。
相手の魔法・罠カードを破壊しながら相手に1000ダメージを与えられるモンスターです。
このデッキが苦手とするバック破壊を行えるようになり、《七宝船》をより強く使えるようになります。
また1000ダメージによりライフカットも早くなります。
《花牙美人のゲッカ》《プランティングピクシー》の存在から、アドバンス召喚のためのリリース素材が確保しやすい点でも相性が良いカードです。
効果だけ見れば入れ得に感じますが、植物族を要求する場面での安定感が少し落ちるのが欠点です。
植物族でない事が欠点になるのね
最後に
今回は《プランティングピクシー》により強化された【植物族】について解説しました。
最近の収録カードは1枚で超強化される”かゆいところに手の届く系のカード”が多く、KONAMIさんもよくわかってますね。
バトルフェイズにめっぽう強い【植物族】デッキ
よかったら構築してみてください!