- 最上級モンスターを複数展開しライフポイントを一気に削る。
今回はこのコンセプトの下、【ドラゴン族】デッキを構築しました。
《連撃竜ドラギアス》で強きに攻め《10sionMAX!!!》で大ダメージです!
それでは【ドラゴン族】デッキのデッキレシピ、各カードの採用理由、回し方を解説していきます。
目次
【ドラゴン族】デッキのデッキレシピ
まずデッキレシピはこちらです。
- メインデッキ:40枚
モンスター(32枚)
下級22枚/上級2枚/最上級8枚
《輝岩竜》× 3
《青眼の白龍》× 1
《ドラゴンズ・セットアッパー》× 3
《セブンスロード・メイジ》× 3
《フェニックス・ドラゴン》× 3
《守護の竜魔導士》× 3
《ドラゴンズ・アップセッター》× 3
《トレジャー・ドラゴン》× 2
《ドラゴン・マーチャント》× 2
《ジャスティス・ドラゴン》× 2
《エンシェント・アライズ・ドラゴン》× 2
《ドラゴニック・スレイヤー》× 1
《幻撃竜ミラギアス》× 1
《連撃竜ドラギアス》× 3
魔法カード(8枚)
《10sionMAX!!!》× 3
《ドラゴニック・プレッシャー》× 2
《火竜の熱閃》× 3
罠カード(0枚)
デッキレシピの画像はカーナベル株式会社さんの「Deck Maker」を使用しています。
参考 Deck Maker (デッキメーカー) – スマホで簡単!デッキ作成
デッキの回し方
基本的な流れは以下の通りです。
- 最上級ドラゴン族で相手の盤面を処理していく!
- 相手の守りは《連撃竜ドラギアス》と《10sionMAX!!!》で崩す!
- 突破困難な盤面は《ドラゴニック・プレッシャー》で解決!
①最上級ドラゴン族で相手の盤面を処理していく!
出典(幻撃竜ミラギアス):YU-GI-OH.jp
出典(エンシェント・アライズ・ドラゴン):YU-GI-OH.jp
8枚採用している最上級ドラゴン族を駆使しながら戦うのがこのデッキの基本戦術です。
《ジャスティス・ドラゴン》で《フェニックス・ドラゴン》と《ドラゴンズ・アップセッター》または《ドラゴンズ・セットアッパー》をデッキに戻すことで、最上級ドラゴン族のサルベ-ジやアドバンス召喚のリリース確保が行いやすくなり、デッキの質がどんどん上がっていきます。
《ジャスティス・ドラゴン》を採用していることから、最上級ドラゴン族を3体展開することも可能ですね。
最上級ドラゴン族の主な役割はこちらです。
- 《連撃竜ドラギアス》2回攻撃により相手の盤面を複数処理する役割。戦闘ダメージも与えやすい。
- 《幻撃竜ミラギアス》効果発動可能な状況で戦闘ダメージを与えていく役割。効果さえ発動できれば最上級ドラゴン族の中では一番戦闘ダメージを与えることができる。
- 《青眼の白龍》他の最上級ドラゴン族では突破できないモンスターを突破する役割。表示形式の変更に強く返しのターンも強い。
- 《エンシェント・アライズ・ドラゴン》2枚目以降の《青眼の白龍》。返しのターンは頼りない。
- 《ドラゴニック・スレイヤー》魔法・罠カード処理する役割。単体では頼りない。
詳しくは「各カードの採用理由」をチェックです!
②相手の守りは《連撃竜ドラギアス》と《10sionMAX!!!》で崩す!
相手が守備表示でしのごうとしている場合は《10sionMAX!!!》で戦闘ダメージを『貫通』させていきます。
《10sionMAX!!!》は《連撃竜ドラギアス》と相性が良いので、できれば《連撃竜ドラギアス》に使い大きな戦闘ダメージを狙いましょう。
よく採用される下級モンスターの守備力は0~1200であるため、守備表示の下級モンスター2体を狙えば約3000~5000のダメージを狙えます。
《ダーク・リベレイション》の存在が怖く、相手フィールドの魔法・罠カードの除去が間に合わなければ《守護の竜魔導士》で破壊耐性を付与できればベストです。
③突破困難な盤面は《ドラゴニック・プレッシャー》で解決!
このデッキはマキシマムモードのマキシマムモンスターを苦手としています。
そういった盤面は《ドラゴニック・プレッシャー》で突破していきます。
また最上級ドラゴン族を引きすぎた場合の手札事故のケアに使うことも可能です。
以上が【ドラゴン族】デッキの回し方です。
次に各カードの採用理由を解説していきます。
各カードの採用理由
各カードの採用理由は重要度順でお話ししていきます。
モンスター
《連撃竜ドラギアス》
最上級アタッカーでありこのデッキのキーカード。
2回攻撃により相手にダメージを与えやすくダメージソースとして優秀なモンスターです。
前述したように《10sionMAX!!!》により戦闘をサポートし、大きな戦闘ダメージを狙います。
1枚でも多く引きたいため3枚採用しました。
《連撃竜ミラギアス》
出典:YU-GI-OH.jp
4枚目の《連撃竜ドラギアス》。
相手が最上級モンスターであっても攻撃力を弱体化させる効果により戦闘ダメージを稼ぎやすく、《連撃竜ドラギアス》+《10sionMAX!!!》より少ない枚数で相手の最上級モンスター2体を突破することができます。
攻撃力を弱体化させる効果の対象がレベル7以下であり、手札コストにレベル7以上のドラゴン族を要求する都合上、強く使える場面が限られるので1枚の採用にとどめました。
《青眼の白龍》
《エンシェント・アライズ・ドラゴン》
出典(右):YU-GI-OH.jp
攻撃力3000の最上級アタッカー。《エンシェント・アライズ・ドラゴン》は2~3枚目の《青眼の白龍》として採用しています。
《邪影ダーク・ルーカー》や《ビックリード・ドラゴン》など守備力の高いモンスターも単体で突破することが可能です。
《青眼の白龍》は表示形式の変更にも強く、相手ターンでも攻撃力が3000であることから、《セブンスロード・マジシャン》以外では何らかの手間を掛けなければ突破できない場持ちの良さがあります。
《青眼の白龍》はレジェンドカードであるため1枚、《エンシェント・アライズ・ドラゴン》は枠の都合上2枚の採用にしました。
《ドラゴニック・スレイヤー》
8枚目の最上級アタッカー枠。主な役割は魔法・罠カードの破壊です。
効果はノーコストで毎ターン使えるため、維持できればかなり強いです。
しかし効果の発動には自身以外の最上級モンスターが必要で、攻撃力も頼りなく単体では強くないため採用枚数は1枚に抑えました。
《フェニックス・ドラゴン》
レベル5以上のドラゴン族を再利用するのが主な役割です。
効果を発動しなくてもアドバンス召喚のリリースに使うことができ、2枚引いた場合は《幻撃竜ミラギアス》と最上級ドラゴン族をサルベージすることで、能動的に《幻撃竜ミラギアス》の効果を発動できる状況に持ち込むことができます。
《ジャスティス・ドラゴン》でデッキに戻したり《ドラゴニック・プレッシャー》の蘇生先の候補でもあるため、このデッキでは使用率が一番高いモンスターです。
そのため3枚の採用にしました。
《ジャスティス・ドラゴン》
出典:YU-GI-OH.jp
墓地のドラゴン族を再利用するのが主な役割です。
2体のドラゴン族をデッキに戻すことができるため、《フェニックス・ドラゴン》と2体目の《ジャスティス・ドラゴン》をデッキに戻すことでデッキ枚数の回復の永久機関作りと《フェニックス・ドラゴン》の再利用を同時に行うことができます。
デッキに戻した《ジャスティス・ドラゴン》をドローしたら、再び墓地の《フェニックス・ドラゴン》と《ジャスティス・ドラゴン》をデッキに戻すことでこの行為を何度も繰り返せるようになるんです!
《ドラゴニック・プレッシャー》のことを考えて《フェニックス・ドラゴン》を1体は残しておくと柔軟に動けるようになるわ!
また《ドラゴンズ・アップセッター》《ドラゴンズ・セットアッパー》が全て墓地へ送られてしまった場合でもこのカードでケアすることができます。
《守護の竜魔導士》
自分のモンスターを相手のカードによる破壊から守るのが主な役割です。
《連撃竜ドラギアス》+《10sionMAX!!!》など強い動きを《ダーク・リベレイション》などで阻止されることを防止するために使います。
このデッキに採用されている魔法・罠カードを破壊するカードは4枚であり、その内1枚は発動条件がやや重い《ドラゴニック・スレイヤー》です。
必要なタイミングに手札にないことをできるだけ避けるため3枚の採用にしました。
《ドラゴンズ・セットアッパー》
《ドラゴンズ・アップセッター》
アドバンス召喚のリリース軽減に使うのが主な役割です。
効果により1体で2体分になり、リリースを軽減した分、手札消費をおさえることができます。
2種のカードが揃わなければ効果を発動できません。
そのためできるだけ効果を発動しやすい状況を作るため、3枚ずつの採用にしました。
《セブンスロード・メイジ》
出典:遊戯王ラッシュデュエル デッキ改造パック 驚愕のライトニングアタック!!
戦闘をサポートするのが主な役割です。
相手の最上級モンスターの攻撃力をノーコストで400ダウンさせることができ、《連撃竜ドラギアス》では相打ちになってしまう攻撃力2500のモンスターを突破できるようにしてくれます。
扱いやすい効果でありダメージソースにもなるため3枚採用しました。
《輝岩竜》
下級アタッカー。
ドラゴン族でるため《ドラゴニック・プレッシャー》の手札コストにもなります。
攻撃力1500という数値から下級アタッカーとして優秀なため3枚採用しました。
《ドラゴン・マーチャント》
出典:遊戯王ラッシュデュエル デッキ改造パック 幻撃のミラージュインパクト!!
手札事故のケアが主な役割です。
下級モンスターや最上級モンスターを引きすぎた場合、次にドローできるカードの枚数が少なくなってしまいます。
そこで《ドラゴン・マーチャント》の効果を使うことで、手札を無理矢理消費することができます。
効果を発動すれば攻撃力1500の下級アタッカーとして運用することができ、2体並べば上級モンスターを突破することも可能です。
単体では頼りないので2枚の採用にしました。
《トレジャー・ドラゴン》
出典:遊戯王ラッシュデュエル デッキ改造パック 幻撃のミラージュインパクト!!
《ドラゴニック・プレッシャー》で有効な蘇生先がない場合の選択肢として活用するのが主な役割です。
《ドラゴニック・プレッシャー》の効果で蘇生するのは基本的に《フェニックス・ドラゴン》か《ドラゴンズ・アップセッター》または《ドラゴンズ・セットアッパー》です。
しかし墓地に《フェニックス・ドラゴン》でサルベージできるモンスターがいなかったり、《ドラゴンズ・セットアッパー》または《ドラゴンズ・アップセッター》の効果が発動できない状況だと、ドラゴン族を守備表示で蘇生するだけになってしまいます。
《トレジャー・ドラゴン》はそういった状況をドローにより解決するためのカードです。
使うタイミングが限られますが、1枚だと墓地に存在しない状況も発生するので2枚の採用にしました。
魔法カード
《10sionMAX!!!》
戦闘のサポートと『貫通』により戦闘ダメージを与えやすくするために使うのが主な役割です。
前述したように《連撃竜ドラギアス》とあわせて使うのが一番強い使い方で、大きな戦闘ダメージにつながります。
一気にライフポイントを削れるカードであるため、使用タイミングを見極め的確に使っていきたいカードです。
相手のライフポイントが少ない状況なら、『貫通』を付与したモンスターで守備表示モンスターを攻撃することで無理矢理デュエルを終わらせることもできます。
できるだけ手札に引き込みたいため3枚採用しました。
《火竜の熱閃》
主な役割は魔法・罠カードの破壊です。
このデッキでは数少ない魔法・罠カード破壊手段であるため、むやみに使わず相手の動きを見て発動していきたいです。
使いやすく攻撃を安全に通すために必須であるため3枚採用しました。
《ドラゴニック・プレッシャー》
解決できない状況を無理矢理突破するのが主な役割です。
相手フィールドに2体の最上級モンスターが存在し、自分の手札・フィールドに《連撃竜ドラギアス》や《幻撃竜ミラギアス》がいない場合など、解決できない状況を無理矢理突破するために使います。
また最上級モンスターを引きすぎた場合の手札事故をケアする手段にも使えます
発動条件の重さや使用するタイミングの少なさから2枚の採用にしました。
ちなみにマキシマムモードの《天帝龍樹ユグドラゴ》はこのカードで対処するしかありません
【ドラゴン族】デッキを使った対戦動画
今回紹介したデッキレシピも「ズンドコTV」さんに取り上げていただきました。
手札事故を起こしてしまった場合の動きなどもわかるので、こちらもチェックしてみてください!
最後に
今回は【ドラゴン族】デッキのデッキレシピ、各カードの採用理由、回し方を解説しました。
デッキ構築の際に意識したのは以下のポイントです。
- 最上級モンスター引けない状況をなくす
- 攻撃を安全に通す
攻撃的に動きたかったので、最上級モンスターの枚数を少し増やしそれをサポートできるカードを多く採用しました。
実はこのデッキは《連撃竜ドラギアス》好きのデュエリストに「《連撃竜ドラギアス》を活かしたい」というオーダーで作ったデッキです。
そのため《連撃竜ドラギアス》3体《幻撃竜ミラギアス》1体は確定枠とし構築しました。
好きなモンスターを活躍させて戦うってデュエリストとしてはこの上ない嬉しさですよね
みなさんも好きなモンスターを主軸にして構築してみてください!