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【遊戯王コラム】新規《ハーピィ・レディ・SC》の収録パックコンセプトとステータスを予想してみた!

Vジャンプ7月号の応募者全員サービス「プリズマティックスペシャルパック」に《ハーピィ・レディ・SCスクラッチ・クラッシュ》の収録が決定しました!

ハーピィ好きにはたまらない待望の新規カードですね!

しかしステータスや効果はまだ判明していません。

そこで今回は様々な観点から《ハーピィ・レディ・SC》が収録されるパックのコンセプトとステータス・効果を予想してみました!

クィーン
クィーン

Twitterのタグ「#ハーピィ・レディ・SCのステータスを予想してみた」で他の方の意見も募集したからあわせて紹介するわ!

《ハーピィ・レディ・SC》の事前情報

最初にお話しした通り《ハーピィ・レディ・SC》は、Vジャンプ7月号の応募者全員サービス「プリズマティックスペシャルパック」に収録されるカードです。

「ハーピィ」では初となるシンクロモンスターで、注目を集めています。

まずは《ハーピィ・レディ・SC》が収録される「プリズマティックスペシャルパック」について掘り下げていきます。

パックコンセプトは城之内の使用モンスターたち

「プリズマティックスペシャルパック」には、《時の魔導士》、《人造人間-サイコ・レイヤー》も収録されます。

ラインナップを見るに、わたしはこのパックのコンセプトは「城之内が使用した過去の人物との絆を示すカード」だと感じました。

《ハーピィ・レディ・SC》含め、これらのリメイク元となるモンスターはすべて城之内が使用したことのあるカードです。

リメイク元のモンスター
  • 《ハーピィ・レディ・SB》
  • 《時の魔術師》
  • 《人造人間-サイコ・ショッカー》

《時の魔術師》《人造人間-サイコ・ショッカー》は城之内を代表するカードであり、デュエルでの活躍を覚えている方も多いと思います。

リメイク元のカードとそれに関連する人物も簡単に解説します。

《時の魔術師》

《時の魔術師》は遊戯に託されたカードです。

遊戯とは親友であり、様々な困難を一緒に乗り越えてきた戦友でもありますね。

《人造人間-サイコ・ショッカー》

《人造人間-サイコ・ショッカー》はエスパー絽場に託されたカードです。

エスパー絽場は、城之内と同じく年下の兄弟がおり、兄弟想いという共通点があります。

最初は城之内の言葉を素直に受け取ることができなかったエスパー絽場も、最後には城之内の実力を認め、再戦の約束を交わしていました。

《ハーピィ・レディ・SB》

《ハーピィ・レディ・SB》はアニメの111話・112話で、孔雀舞を想い使っていました。

MEMO
この時のデュエルはデュエル開始前に、カード一覧からカードを選択し、即席でデッキを作り上げ行うデュエルでした。
その時、孔雀舞のカードに目が留まり、デッキに入れていました。

孔雀舞とは、戦友であり恋仲(孔雀舞が城之内に好意を抱いている関係)です。

見てわかる通り、リメイク元のカードは遊戯たち3人の人物との関りを示すカードです。

またすべてのカードに元々の持ち主が城之内ではないという共通点があります。

この理由だけでもパックのコンセプトを感じることができますが、わたしがこう思うのにはもう一つ理由があります。

《百年竜》が3枚をつなぐ

今回の応募者全員サービスを応募できるVジャンプ7月号には《百年竜》が付属されます。

《百年竜》は城之内の使用カード《ベビー・ドラゴン》のリメイクカードです。

上記の画像を見てわかる通り、応募者全員サーピスのパックに収録される3枚とは相性が良く、組み合わせて使えるモンスターと紹介されています。

このカードの存在が「城之内が使用した過去の人物との絆を示すカード」というコンセプトをさらに強調する1枚になっています。

カードデザインが決まる要素

《トライアングル・X・スパーク》

通常魔法

①:フィールドの全ての「ハーピィ・レディ三姉妹」の攻撃力はターン終了時まで2700になる。このターン、相手は罠カードを発動できず、相手フィールドの罠カードの効果は無効化される。

遊戯王 オフィシャルカードゲーム デュエルモンスターズ – カードデータベース

「プリズマティックスペシャルパック」のコンセプトが分かったところで、次は遊戯王カードのカードデザインについてお話しします。

遊戯王OCGのステータスや効果は、そのカードの背景やアニメ・漫画の設定から決まることもあります。

「ハーピィ」はアニメ・漫画でも活躍した原作出身のカードであり、その傾向が強いカテゴリです。

©高橋和希

《トライアングル・X・スパーク》を例にカードデザインの一例をご紹介します。

《トライアングル・X・スパーク》は《ハーピィ・レディ・三姉妹》必殺技カードであり《ハーピィ・レディ・三姉妹》の攻撃力を2700にする効果を持っています。

この2700という数値は、漫画で強化された《ハーピィ・レディ・三姉妹》が攻撃した際の攻撃力がデザイン元になっています。

相手の罠カードの発動封印と効果無効は、当時、禁止カードであった《ハーピィの羽根帚》の効果を弱体化させ移植したものと推測できますね。

このような点を踏まえた上で《ハーピィ・レディ・SC》のステータス・効果を予想していこうと思います。

《ハーピィ・レディ・SC》のステータス・効果予想

鳥獣族 / ATK/2600 / DEF/1300
風属性チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上

このカード名の②③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードのカード名は、フィールド・墓地に存在する限り「ハーピィ・レディ」として扱う。
②:このカードがS召喚に成功した場合に発動できる。自分フィールドの魔法・罠カード1枚を選んで破壊する。その後、デッキから《ハーピィの羽根帚》1枚を手札に加えることができる。
③:このカードが戦闘または相手の効果によって破壊された場合に発動できる。デッキ・墓地からレベル4以下の風属性モンスター1体を選んで手札に加える。

ステータスの予想理由

まずはステータスの予想理由からご紹介します!

鳥獣族 / ATK/2600 / DEF/1300

まず種族は他の「ハーピィ・レディ」と同じ見た目であり《ハーピィ・レディ・SB》のリメイクなので、そのまま鳥獣族と予想しました。

攻撃力・守備力の数値は《オレイカルコスの結界》適用下で《エアロの爪》を装備した《ハーピィ・レディ・SB》の数値と予想しました。

アニメではドーマ編でこの状態が登場しています。

エアロの爪とは?
アニメオリジナルのカードで、攻撃力が300アップする《ハーピィ・レディ》専用の装備魔法カードです。

《ハーピィ・レディ・SC》は他の「ハーピィ」と違い手足には《サイバー・ボンテージ》と同じ色・材質の鉤爪を装備しています。

爪の装備であるため、同じ爪の装備である《エアロの爪》が元ネタになっている可能性が高そうなんですよね。

ちなみにドーマ編では着色ミスで、《ハーピィ・レディ・SC》と同じカラーリングの《ハーピィ・レディ・SB》が登場していて、元ネタがこの時のデュエルからという信憑性を高めています。

効果の予想理由

効果は以下の3つの効果を予想しています。

①:このカードのカード名は、フィールド・墓地に存在する限り「ハーピィ・レディ」として扱う。
②:このカードがS召喚に成功した場合に発動できる。自分フィールドの魔法・罠カード1枚を選んで破壊する。その後、デッキから《ハーピィの羽根帚》1枚を手札に加えることができる。
③:このカードが戦闘または相手の効果によって破壊された場合に発動できる。デッキ・墓地からレベル4以下の風属性モンスター1体を選んで手札に加える。

効果の予想理由をお話しする前に、今まで書籍付録として登場した「ハーピィ」についてお話しします。

書籍付録として登場した「ハーピィ」は共通点として、「自身を《ハーピィ・レディ》として扱う効果以外は汎用性の高い効果であるという共通点があります。

以下の3体がこれまで書籍付録で登場した「ハーピィ」です。

  • 《ハーピィ・レディ・SB》

攻撃力1800の下級モンスター枠として登場しました。

  • 《ハーピィ・ハーピスト》

鳥獣族をサーチする効果と相手モンスターをバウンスする効果を持ち、鳥獣族汎用サポートとして登場しました。

  • 《ハーピィ・ダンサー》

風属性をバウンスし再度召喚する効果を持ち、風属性汎用サポートとして登場しました。

「ハーピィ」限定でサポートする部分は自身を《ハーピィ・レディ》として扱う効果のみになっています。

これを踏まえると《ハーピィ・レディ・SC》も汎用性の高い効果であることが予想できます。

①の効果について

©高橋和希 スタジオ・ダイス/集英社・テレビ東京・NAS
①:このカードのカード名は、フィールド・墓地に存在する限り「ハーピィ・レディ」として扱う。

まず《ハーピィ・レディ》として扱う①の効果は鳥獣族の「ハーピィ」たちの共通効果として予想しました。

②の効果について

②:このカードがS召喚に成功した場合に発動できる。自分フィールドの魔法・罠カード1枚を選んで破壊する。その後、デッキから《ハーピィの羽根帚》1枚を手札に加えることができる。

この効果は城之内が《ハーピィ・レディ・SB》を使用した際、あわせて《ハーピィの羽根帚》を使用したことに参考に予想しました。

ほぼすべてのデッキに採用できる《ハーピィの羽根帚》をサーチできるので、汎用性が高いですね。

また魔法・罠カードを破壊する効果を含んでいるので、ここ最近の「ハーピィ」関連カード(「ハーピィ」カードの効果で破壊された場合に発動することができる効果)をサポートできるようになっています。

③の効果について

③:このカードが戦闘または相手の効果によって破壊された場合に発動できる。デッキ・墓地からレベル4以下の風属性モンスター1体を選んで手札に加える。

この効果は《はハーピィ・レディ・SC》が破壊された場合に、《百年竜》を再び利用できるようにと予想しました。

《百年竜》の効果によるところはありますが、《百年竜》が「プリズマティックスペシャルパック」に収録されるモンスターの召喚をサポートする効果の場合、予想した③の効果によって他の収録カードにつなげることができるようになります。

城之内が《ハーピィ・レディ・SB》を使用したデュエルでは、《人造人間-サイコ・ショッカー》も使用していたので、それを再現することもできますね。

他の人の予想

最初の方にお話しした通り「#ハーピィ・レディ・SCのステータスを予想してみた」のタグを使って予想してくれた方の予想もご紹介します。

ATK/2700 / DEF/1800
ATK/2700 / DEF/2100
ATK/2800 / DEF/1930
ATK/1800 / DEF/2500
ATK/2100 / DEF/2500

様々な数値をみんな予想していて、《トライアングル・X・スパーク》の効果による攻撃力変化の数値2700からとっている方もいれば、リメイク元の《ハーピィ・レディ・SB》の攻撃力そのままの方もいます。

その他には《ハーピィ・レディ・SB》に電撃鞭を装備した数値2100や、《ハーピィズペット竜》の守備力2500を参考にしている数値もみられますね。

歴代の《ハーピィ・レディ》の攻撃力

©高橋和希 スタジオ・ダイス/集英社

今回、《ハーピィ・レディ・SC》の攻撃力を予想する上で参考にした歴代の《ハーピィ・レディ》の攻撃力もあわせて紹介します。

《ハーピィ・レディ・SC》は《ハーピィ・レディ三姉妹》の時とカラーリングが同じであり、その点についても注目してもらえるとより楽しいかもしれません。

6話「華麗なるハーピィ・レディ」

©高橋和希 スタジオ・ダイス/集英社・テレビ東京・NAS
《ハーピィ・レディ》
  • 【1690】《山》
  • 【2190】《山》+《サイバー・ボンテージ》
  • 【2490】《山》+《サイバー・ボンテージ》+《電撃鞭》
  • 【1300】時の魔術師による老化
わかはぴ
わかはぴ

中途半端な攻撃力は当時の《山》の効果で攻撃力が1.3倍になっているためです!

この時はまだカラーリングも安定しておらず、《ハーピィ・レディ三姉妹》に分身した際も羽根の色はそのままでした。

ちなみに《サイバー・ボンテージ》の色は、分身前までは金色ではありませんでした。

25話「涙のデュエル!フレンドシップ」

©高橋和希 スタジオ・ダイス/集英社・テレビ東京・NAS
《ハーピィ・レディ》
  • 【1600】《薔薇の鞭》
  • 【2100】《薔薇の鞭》+《サイバー・ボンテージ》

この時のデュエルでは《ハーピィ・レディ》が分身していないのにも関わらず、《サイバー・ボンテージ》が金色になっていました。

29話「絶体絶命!誘惑のシャドウ」

30話「伝説の最強戦士 カオス・ソルジャー降臨」

©高橋和希 スタジオ・ダイス/集英社・テレビ東京・NAS
《ハーピィ・レディ》
  • 【1800】《サイバー・ボンテージ》
  • 【2100】《サイバー・ボンテージ》+《薔薇の鞭》
  • 【2450】《サイバー・ボンテージ》+《薔薇の鞭》+《万華鏡-華麗なる分身-》による分身時
  • 【2700】《サイバー・ボンテージ》+《薔薇の鞭》+《万華鏡-華麗なる分身-》による分身体との合体攻撃時

この回では《サイバー・ボンテージ》を装備した途端にカラーリングが変化しており、カラーリングの法則性があやふやになっています。

80話「忍者使いマグナム見参」

90話「舞 VS マリク 闇のデュエル」

91話「神のカードを奪え」

この回のデュエルでは《ハーピィ・レディ・SB》を使用しており、攻撃力の変化はありませんでした。

カラーリングはこの時の《ハーピィ・レディ・SB》《ハーピィ・レディ三姉妹》から安定し始めます。

151話「予期せぬ敵」

152話「よみがえれ! 第三の竜」

《ハーピィ・レディ》
  • 【1800】《オレイカルコスの結界》

この時のデュエルから孔雀舞のデュエルスタイルが1体の《ハーピィ・レディ》を強化していく戦術ではなく、複数の《ハーピィ・レディ》を様々な魔法・罠カードでサポートする戦術へと変化しています。

そのため複数の装備魔法カードを《ハーピィ・レディ》に装備することはなくなりました。

172話「激闘の果てに」

173話「苦い勝利」

©高橋和希 スタジオ・ダイス/集英社・テレビ東京・NAS
《ハーピィ・レディ・SB》
  • 【2100】《エアロの爪》
  • 【2300】《オレイカルコスの結界》
  • 【2500】《突進》
  • 【2600】《エアロの爪》+《オレイカルコスの結界》
  • 【4100】《オレイカルコスの結界》+《蒼炎の剣士》の攻撃力譲渡効果

わたしが《ハーピィ・レディ・SC》のステータスの予想理由の決定打になった回のお話しです。

画像を見てわかる通り《ハーピィ・レディ・SB》のカラーリングは設定通りになっています。

©高橋和希 スタジオ・ダイス/集英社・テレビ東京・NAS

次のシーンでは《ハーピィ・レディ・SB》のカラーリングが何故か分身時のものになっています。

KONAMIはこういうミスもカードデザインの時に見逃さなかったりするのよね

最後に

今回は《ハーピィ・レディ・SC》のステータス・効果を予想してみました。

《ハーピィ・レディ・SC》の収録が決まり「プリズマティックスペシャルパック」を応募できるVジャンプ7月号の発売や、ステータス・効果の判明が待ち遠しい毎日を送っています!

予想はまだまだ募集しているのでTwitterで「#ハーピィ・レディ・SCのステータスを予想してみた」のハッシュタグをつけて、みんなもつぶやいてみてください。

わかはぴ
わかはぴ

最後まで読んでいただきありがとうございました!

このカードで「ハーピィ・レディ」の必殺技の知名度アップも間違いなしです!

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