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【マキシマム召喚】デッキレシピ紹介:2〜4ターンでマキシマム召喚!ユグドラゴの力をその手に!【遊戯王ラッシュデュエル】

デッキのコンセプト
  • いち早くマキシマム召喚をする

今回は「いち早くマキシマム召喚をする」というコンセプトの下、《天帝龍樹ユグドラゴ》を軸に【マキシマム召喚】デッキを構築しました。

手札交換カードを駆使することで、2〜4ターンでマキシマム召喚を決めることができます!

それでは【マキシマム召喚】デッキのデッキレシピ、各カードの採用理由、回し方を解説していきます。

【マキシマム召喚】デッキのデッキレシピ

まずデッキレシピはこちらです。

  • メインデッキ:40枚

モンスター(33枚)
下級24枚/上級2枚/最上級7枚

《フェムトロン》× 3
《クリボット》× 3
《アトロン》× 3
《ピーコック・ハイトロン》× 2
《セブンスロード・メイジ》× 3
《スパークハーツ・ガール》× 3
《ミスティック・ディーラー》× 3
《天帝龍樹ユグドラゴ[L]》× 3
《天帝龍樹ユグドラゴ[R]》× 3
《天帝龍樹ユグドラゴ》× 3
《邪影ダーク・ルーカー》× 1
《魔将ヤメルーラ》× 3

魔法カード(3枚)

《天の加護》× 2
《10sionMAX!!!》× 1

罠カード(4枚)

《火の粉のカーテン》× 3
《落とし穴》× 1

デッキレシピの画像はカーナベル株式会社さんの「Deck Maker」を使用しています。

参考 Deck Maker (デッキメーカー) – スマホで簡単!デッキ作成

各カードの採用理由

各カードの採用理由をカードの種類ごとに重要度順でお話ししていきます。

モンスター

《天帝龍樹ユグドラゴ》
《天帝龍樹ユグドラゴ[L]》
《天帝龍樹ユグドラゴ[R]》

このデッキのキーカード。

手札に揃う確率を最大値にするため3枚ずつ採用。

《フェムトロン》
《アトロン》
《ピーコック・ハイトロン》

《フェムトロン》が墓地に存在する時に効果を発動できる手札交換ギミック。

ギミックそのままですが、主な役割は手札交換です。

《フェムトロン》はギミック必須のカードであるため3枚採用。

《フェムトロン》以外のカードは《フェムトロン》がいなければ通常モンスター同然のモンスターになってしまいます。

そのため下級モンスターであり自己要因になりにくい《アトロン》は3枚採用。

《ピーコック・ハイトロン》は効果を使えない状態では攻撃力1600の上級モンスターと弱く、それを考慮して2枚採用にしました。

ちなみに《ゼプトロン》《ヨクトロン》は効果の発動条件と効果による1枚分の損失が重いため今回の採用は見送りました。

《邪影ダーク・ルーカー》

出典:遊戯王ラッシュデュエル デッキ改造パック 驚愕のライトニングアタック!!

主な役割は魔法・罠カードの除去とフィールドを空けることです。

《アトロン》と《ピーコック・ハイトロン》は自分フィールドに自身以外のモンスターが存在しない場合にしか効果を発動できません。

《邪影ダーク・ルーカー》があればアドバンス召喚によりモンスターを減らし、手札に戻る効果によりフィールドを空けることができます。

これによって《アトロン》たちの発動条件を満たすことができるようになりますね。

また相手の魔法・罠カードを除去しつつさらに1000ダメージ与えることができるので、《天帝龍樹ユグドラゴ》で相手のライフポイントを0にするハードルを下げることにも貢献できます。

守備表示では突破されにくく壁になる点も優秀ですね。

2枚以上引くと手札事故になってしまうため、それを避けるため1枚の採用にしました。

《魔将ヤメルーラ》

《天帝龍樹ユグドラゴ》が揃うまでの時間稼ぎが主な役割です。

効果により相手の最上級モンスターの召喚を妨害し、すでにフィールドにいるモンスターも攻撃力2500以下なら、効果を発動しながら壁として機能します。

攻守共に高く戦闘に参加しやすい点も優秀です。

時間稼ぎとしては先攻・後攻どちらでも有効なため3枚採用しました。

《クリボット》

壁、手札コスト、リリース素材の確保が主な役割は役割です。

《アトロン》《ピーコック・ハイトロン》の効果の性質上フィールドが空になりやすく、効果を使えるタイミングは多いです。

また《邪影ダーク・ルーカー》とのリリース軽減コンボで相性が良い他、以下のように《ピーコック・ハイトロン》ともコンボにつなげることができます。

  1. 《クリボット》を召喚して効果により墓地の《クリボット》をサルベージ
  2. 《クリボット》をリリースし《ピーコック・ハイトロン》をアドバンス召喚
  3. 《ピーコック・ハイトロン》の効果を発動
  4. 《クリボット》を召喚し効果により墓地の《クリボット》をサルベージ

《ピーコック・ハイトロン》は効果発動後フィールドを空にすることができるので、このように《クリボット》の効果をもう一度使うことができます。

サルベージした《クリボット》は2体目の《ピーコック・ハイトロン》や《邪影ダーク・ルーカー》、《魔将ヤメルーラ》のアドバンス召喚に使うことができますね。

こちらもあわせてチェック!

《スパークハーツ・ガール》
《セブンスロード・メイジ》

出典(左):YU-GI-OH.jp
出典(右):遊戯王ラッシュデュエル デッキ改造パック 驚愕のライトニングアタック!!

戦闘をサポートするのが主な役割です。

《スパークハーツ・ガール》と《セブンスロード・メイジ》で弱体化値が違うので、併用するモンスターによって突破可能範囲が変わります。

《ピーコック・ハイトロン》であれば《スパークハーツ・ガール》と併用することで《セブンスロード・マジシャン》と相打ち。

《魔将ヤメルーラ》ならどちらと併用してもほとんどの最上級モンスターを突破することができます。

また《スパ-クハーツ・ガール》なら《火の粉のカーテン》を墓地からセットすることができ、相手ターンでの戦闘にも備えることができます。

複数枚引いてしまい手札で処理できない《天帝龍樹ユグドラゴ》をサポートすることもできるので、両方とも3枚ずつ採用しました。

《ミスティック・ディーラー》

手札交換が主な役割です。

魔法使い族をドローに変換する効果であり、発動後は攻撃表示で棒立ちになってしまうため効果の発動機会はそれほど多くありません。

下級モンスターを引きすぎた場合に発動したり壁や《火の粉のカーテン》の発動条件を満たす魔法使い族枠でもあります。

効果を発動できれば優秀なため3枚採用しました。

魔法カード

《天の加護》

手札事故ケアと手札交換が主な役割です。

基本的には2枚目の《天帝龍樹ユグドラゴ》をドローに変換するために使います。

まれに上級・最上級モンスターばかりを引いてしまうこともあるため、その際の手札事故のケアに使うこともできますね。

使う場面がそれほど多くないのと、このカードで2枚目以降の《天の加護》を引くと弱いため2枚の採用に留めました。

《10sionMAX!!!》

戦闘のサポートと戦闘ダメージを通せるようにするのが主な役割です。

マキシマムモードの《天帝龍樹ユグドラゴ》に使いたいカードで『貫通』の付与で戦闘ダメージを通せるようにし、1000ダメージとあわせて相手のライフポイントを大きく削れるようになります。

基本はセットして発動のタイミングまで置いておくのですが、手札事故のケアや《魔将ヤメルーラ》の戦闘サポートにも使うことができます。

使いたい場面が限られるので1枚の採用です。

罠カード

《落とし穴》

出典:遊戯王ラッシュデュエル マキシマム超絶強化パック

相手の展開を妨害するのが主な役割です。

マキシマム召喚前後どちらにも使え、このデッキが苦手とする《セブンスロード・マジシャン》を始め様々なモンスターをこのカード1枚で破壊することができます。

出来れば最上級モンスターに発動し、1:3交換を狙っていきたいです。

レジェンドカードなので1枚採用。

《火の粉のカーテン》

戦闘をサポートをするのが主な役割です。

弱体化値は500ですが《邪影ダーク・ルーカー》と《魔将ヤメルーラ》が《青眼の白龍》などの攻撃力の高い最上級モンスターとの戦闘で破壊されるのを防ぐことができます。

また攻撃力を弱体化させられた《天帝龍樹ユグドラゴ》に攻撃してきた《セブンスロード・マジシャン》を返り討ちにすることもできます

いつでも発動できる状態を作りたいのと《スパークハーツ・ガール》で再利用できるタイミングを逃さないために3枚採用しました。

デッキの回し方

基本的な流れは以下の通りです。

  1. 《魔将ヤメルーラ》《邪影ダーク・ルーカー》によりターンを稼ぐ
  2. 《アトロン》などの手札交換カードで《天帝龍樹ユグドラゴ》3種を揃える
  3. 《天帝龍樹ユグドラゴ》をマキシマム召喚
  4. 《天帝龍樹ユグドラゴ》でライフポイントを削っていく

①《魔将ヤメルーラ》《邪影ダーク・ルーカー》によりターンを稼ぐ

《天帝龍樹ユグドラゴ》が揃うまでは下級モンスターはひたすらセットし、《魔将ヤメルーラ》や《邪影ダーク・ルーカー》には壁となり時間を稼いでもらいます。

《セブンスロード・マジシャン》など上記2体の守備力を超える攻撃力を生み出すことができるモンスターには《落とし穴》や《火の粉のカーテン》で対処したいですね。

②《アトロン》などの手札交換カードで《天帝龍樹ユグドラゴ》3種を揃える

墓地に《フェムトロン》を用意することができれば《アトロン》や《ピーコック・ハイトロン》で手札交換をしていきます。

《ピーコック・ハイトロン》はドローの後、デッキトップから2枚を墓地に送ってしまうため、手札にまだ揃っていない《天帝龍樹ユグドラゴ》が墓地に2枚落ちている場合は効果をあえて発動しないのが賢明です。

そして《天の加護》は使える時に使うのではなく、2体目の《天帝龍樹ユグドラゴ》を引くか手詰まりになった時に使います。

③《天帝龍樹ユグドラゴ》をマキシマム召喚

《天帝龍樹ユグドラゴ》が3種揃ったらマキシマム召喚です。

【魔法使い族】デッキや【ドラゴン族】デッキ相手だとあっさり突破されることもあるので、デッキの残り枚数に余裕があれば手札の不要なモンスターを召喚してからマキシマム召喚します。

これにより2組目の《天帝龍樹ユグドラゴ》や、単体でも使える《魔将ヤメルーラ》《邪影ダーク・ルーカー》などを手札に引き込んでおきたいですね。

《天帝龍樹ユグドラゴ》3種を揃える難易度

《天帝龍樹ユグドラゴ》3種を揃えるのは一見難しそうですが、40枚のデッキに《天帝龍樹ユグドラゴ》3種を3枚ずつ採用した場合、何もしなくても68%の確率で最短4ターンで揃います。

初手に存在する《天帝龍樹ユグドラゴ》の枚数(種類)でターン数が変動するため、その枚数に対するターン数を表にまとめました。

初手に存在する《天帝龍樹ユグドラゴ》の枚数(種類)《天帝龍樹ユグドラゴ》が揃うまでにかかるターン数
06
15
24

これは《天帝龍樹ユグドラゴ》を除く手札を使い切った状態で毎ターンドローした場合の数値です(初手に存在する枚数が2枚なら毎ターン手札が2枚になるようにカードを使う)。

どのパターンも揃うまでにかかるターン数までに20枚カードを引いている計算なので、要約すると20枚引くことができれば7割の確率で《天帝龍樹ユグドラゴ》が揃うということになります(かかるターン数は途中の手札の《天帝龍樹ユグドラゴ》の変動を含めて4~6ターンです。)。

そのため手札交換できるカードを使えば使うほど揃うまでのターン数も短くなります。

このデッキでは大抵の場合、2〜4ターンで《天帝龍樹ユグドラゴ》3種が揃います。

わかはぴ
わかはぴ

ちなみに《フェムトロン》を必要とするドローギミックを使わなくてもこれくらいのターンで揃えることが可能です

参考 デッキから20枚引いて《天帝龍樹ユグドラゴ》3種揃う確率複数のカードの確率計算機(マリガン対応)

④《天帝龍樹ユグドラゴ》でライフポイントを削っていく

《天帝龍樹ユグドラゴ》をマキシマム召喚できたら、後は相手のライフポイントを削るだけです。

むやみやたらに効果を使っているとすぐにデッキがなくなってしまうため、返しのターンで脅威となる可能性のあるモンスターにのみ破壊効果を使うなど、効果の使用回数には注意しなければいけません。

以上が今回紹介した【マキシマム召喚】デッキの回し方です。

《天帝龍樹ユグドラゴ》を突破された後の立て直しが困難なのでそのあたりも意識して戦いたいですね。

【マキシマム召喚】デッキを使った対戦動画

【#遊戯王】ユグドラゴVSラーメン 〜ラーメンデッキがマキシマムをぶっ壊す〜【#ラッシュデュエル】

今回、機会をいただき遊戯王OCG、ラッシュデュエルの対戦動画を配信している「ズンドコTV」さんに取り上げていただき、この記事で解説した【マキシマム召喚】デッキを動画内で使用していただきました。

《天帝龍樹ユグドラゴ》がマキシマム召喚されてからの動きや、サブプラン、返されてからの動きなど、この記事で解説した動きが全部詰まっているので参考にしてみてください!

最後に

今回は《天帝龍樹ユグドラゴ》を軸にした【マキシマム召喚】デッキのデッキレシピ、各カードの採用理由、回し方を解説しました。

デッキ構築の際に意識したのは以下のポイントです。

  • 手札に居座るマキシマムモンスターのことを考え損失を最低限に抑える
  • 《フェムトロン》に依存しない構築
  • サブプランの採用

メインプランが突破された時、実行できない時を想定してサブプランも意識して取り入れました。

今回の場合だと《邪影ダーク・ルーカー》での効果ダメージや《魔将ヤメルーラ》でのビートダウンですね。

ビートダウンとは

戦闘ダメージにより相手のライフポイントを0することを主軸にした戦略や構築のこと。

わかはぴ
わかはぴ

マキシマム召喚を決めた時の興奮はたまりません!

これから更なる研究が進みいろんな型のデッキが生まれることに期待です!

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