フュージョンモンスターの実装によりいよいよ解禁されたエクストラデッキ!
今回はそのフュージョンモンスターの中でもフュージョン召喚の難易度の低い「メタリオン」モンスターを軸にした【メタリオン】デッキを紹介します。
2体のモンスターを掛け合わせ生まれるこれまでの最上級モンスターの枠を超えた新たなモンスター!
楽しいです!
目次
デッキレシピ
- メインデッキ:40枚
- エクストラデッキ:15枚
モンスター(27枚)
下級18枚/上級3枚/最上級6枚
《連撃竜ドラギアス》× 3
《ザ☆スタードラゴン》× 2
《ロイヤルデモンズ・ヘヴィメタル》× 1
《永冥のフォロール》× 3
《イマジナリー・アクター》× 3
《マジック・ジャグラー》× 2
《サーペインター》× 2
《ソード・ダンサー》× 1
《グレイス・ザウルス》× 1
《聡冥のフォロール》× 3
《アメイジング・ディーラー》× 3
《エーテル・シーカー》× 2
《デーモンの呼び笛》× 1
魔法カード(10枚)
《フュージョン》× 3
《スター・リスタート》× 3
《TCB》× 1
《天使の施し》× 1
《虚鋼演機塔》× 2
罠カード(3枚)
《虚鋼演機再動》× 2
《楽姫の独演》× 1
《メタリオン・アシュラスター》× 3
《メタリオン・ヴリトラスター》× 3
《メタリオン・エーラクレスター》× 3
《メタリオン・ラードンスター》× 3
《フィアスチュート・フォロール》× 3
デッキコンセプト
このデッキのコンセプトは「メタ効果を持つ「メタリオン」フュージョンモンスターを活かして戦うこと」です。
フュージョンモンスターを軸にすることからフュージョン召喚をサポートするカードを多く採用しデッキを構築しました。
このデッキの回し方、各カードの採用理由は次の項から解説していきます。
デッキの回し方と各カードの採用理由
【メタリオン】デッキは以下の4つの項目を意識して回していきます。
- 目標はフュージョン召喚!
- フュージョン召喚後は魔法・罠カードでサポート
- フュージョン召喚ができない状況では最上級モンスターで戦う
- 《TCB》《デーモンの呼び笛》で動きを柔軟にする
目標はフュージョン召喚!
フュージョン / 効果モンスター
レベル9 / 光属性 / サイボーグ族 / 攻2800 / 守2500
「イマジナリー・アクター」+「ソード・ダンサー」
【条件】デッキの一番上のカードを墓地へ送って発動できる。
【選択効果】●相手フィールドの裏側表示のカード1枚を選んで破壊する。●自分フィールドの表側表示モンスター(サイボーグ族)1体を選び、その攻撃力をターン終了時まで、[相手フィールドの表側表示モンスター(戦士族)の攻撃力の合計]だけアップする。
フュージョン / 効果モンスター
レベル9 / 光属性 / サイボーグ族 / 攻2800 / 守2500
「イマジナリー・アクター」+「サーペインター」
【条件】なし
【選択効果】●相手フィールドのモンスター1体を選んで表側攻撃表示または裏側守備表示にする。●相手フィールドの表側表示モンスター(ドラゴン族)を[自分フィールドの表側表示モンスター(サイボーグ族)の数]まで選んで破壊する。
フュージョン / 効果モンスター
レベル9 / 光属性 / サイボーグ族 / 攻2800 / 守2500
「イマジナリー・アクター」+「マジック・ジャグラー」
【条件】自分の墓地のカード1枚をデッキの下に戻して発動できる。
【選択効果】●相手の墓地のモンスターを3体まで選んでデッキに戻す。●相手フィールドの表側表示モンスター(魔法使い族)を2体まで選んで持ち主のデッキに戻す。
フュージョン / 効果モンスター
レベル9 / 光属性 / サイボーグ族 / 攻2800 / 守2500
「イマジナリー・アクター」+「グレイスザウルス」
【条件】手札1枚を墓地へ送って発動できる。
【選択効果】●相手フィールドの表側表示モンスター1体を選び、その攻撃力・守備力をターン終了時まで1500ダウンする。●相手フィールドの全ての表側表示モンスター(恐竜族)の攻撃力・守備力はターン終了時まで2000ダウンする。
このデッキで活かしたい「メタリオン」フュージョンモンスターはこの4体です。
これらのモンスターを活かして戦いたいため、フュージョン召喚を行うことが一番の目標です。
全てのモンスターは《イマジナリー・アクター》をフュージョン素材とし、特定のモンスターに対するメタ効果を持っています。
《イマジナリー・アクター》以外のフュージョン素材は、メタを発揮する種族と同じ種族のモンスターになっているのが特徴です。
魔法使い族モンスターに対するメタ効果を持つ《メタリオン・エーラクレスター》は魔法使い族である《マジック・ジャグラー》をフュージョン素材にしてるわね
前述した通り「メタリオン」フュージョンモンスターを活かすためには、まずフュージョン召喚しなくてはいけません。
そのためドローソースとなるカードを駆使して、デッキを圧縮しながらフュージョン召喚に必須の《フュージョン》及びフュージョン素材モンスターを引きにいきます。
《アメイジング・ディーラー》と《天使の施し》はそのために採用したドローソースです。
フュージョン召喚に必須の《フュージョン》はフュージョン召喚に必須でありながら、フュージョン素材モンスターがいなければ腐ってしまいます。
そのため不要な場合はドローソースの効果や、相手モンスターの攻撃力弱体化と魔法・罠カードの破壊を行える《エーテル・シーカー》で墓地へ送ります。
え?フュージョン召喚が目標なのに《フュージョン》を墓地へ送っていいの?
《フュージョン》は墓地へ送られても《スター・リスタート》の効果でサルベージする(墓地から手札に戻す)ことができます。
また《スター・リスタート》を使えば、フュージョン召喚に必要なカード2枚を揃えることができるため、《フュージョン》を墓地へ送ることはあまりデメリットになりません。
そのため不要な状況では遠慮なく墓地へ送ってしまいます。
《エーテル・シーカー》の「魔法・罠カードを破壊する効果」を適用するには、墓地に《フュージョン》が存在する必要があるため、そういった意味でも墓地に《フュージョン》が存在することはメリットになります!
《フィアスチュート・フォロール》は第二の選択肢のフュージョンモンスター
フュージョン召喚は前述したようにフュージョン素材となるモンスターがいなければ腐ってしまいます。
これはフュージョンモンスターを増やすことで少し軽減することができるため、第二の選択肢として《フィアスチュート・フォロール》とその素材モンスターも採用しました。
《フィアスチュート・フォロール》は墓地に《聡冥のフォロール》があれば、《英冥のフォロール》と《フュージョン》の2枚でフュージョン召喚にできるため、フュージョン召喚の難易度を大きく下げてくれます。
また《フュージョン》がない場合は、レベル5以上のモンスターをリリースしてアドバンス召喚することで効果を発動できる《ロイヤルデモンズ・ヘヴィメタル》のサポートにもなるため、こちらも1枚採用しました。
《フィアスチュート・フォロール》のフュージョン召喚後は、悪魔族モンスターを蘇生することができます。
これは手札の最上級モンスターをアドバンス召喚するためのリリース素材の用意や、《ロイヤルデモンズ・ヘヴィメタル》や他の《フィアスチュート・フォロール》を蘇生してパワーの高い盤面を構築することにつながります。
フュージョン召喚後は魔法・罠カードでサポート
「メタリオン」フュージョンモンスターは維持することで、毎ターンアドバンテージを稼ぎやすい効果になっています。
そのためフュージョン召喚後は魔法・罠カードでサポートし、フィールドへの維持を狙います。
《虚鋼演機塔》は光属性モンスター以外の攻撃力を300ダウンさせるため、戦闘サポートになり、レベル9・光属性モンスターに相手の罠カードに対する効果破壊耐性を付与することから《ダーク・リベレイション》などの対策になります。
このデッキのほとんどのモンスターは光属性であるため、デッキ内のほどんどのモンスターをサポートできますね。
この効果で守備力はダウンしないため、相手モンスターの属性によっては自分の光属性以外の守備表示モンスターのサポートになるのもポイントです!
守備力1200の《エーテル・シーカー》だと、光属性以外のモンスター相手の場合、守備力1500のモンスターと同じように扱えるわね
《楽姫の独演》と《虚鋼演機再動》はモンスターを守るための罠カードです。
《虚鋼演機再動》は攻撃表示の光属性モンスターが相手の攻撃によって破壊される必要がありますが、「メタリオン」モンスターではないモンスターが戦闘破壊された場合でも発動することができ、「メタリオン」フュージョンモンスターの蘇生につなげることができます。
これらは計3枚しか採用していないため、守りとして少し頼りない枚数です。
そのため前述したドローソースはこれら罠カードを手札に加えやすくする役割もあります。
《虚鋼演機再動》はフュージョン素材となるモンスターをフィールドに用意する手段にもなるカードです
そのため、場合によっては相手モンスターの最後の攻撃に合わせてフュージョン素材モンスターを蘇生するためにも使います
フュージョン召喚ができない状況では最上級モンスターで戦う
このデッキには《連撃竜ドラギアス》《ザ☆スタードラゴン》《ロイヤルデモンズ・ヘヴィメタル》と計6体の最上級モンスターが採用されています。
フュージョン召喚ができない状況ではこれらのモンスターを駆使して戦います。
どのモンスターも光属性であり、《虚鋼演機塔》でサポートできるためこの選出にしました。
《TCB》《デーモンの呼び笛》で動きを柔軟にする
このデッキに採用されている《TCB》は「メタリオン」モンスター、《デーモンの呼び笛》は「メタリオン」モンスターのフュージョン素材をサポートするために使います。
前述した通り「メタリオン」モンスターは特定の種族に対するメタ効果を持っており、フュージョン素材にはメタを発揮する種族と同じ種族のモンスターが含まれています。
そこでフュージョン召喚前に《TCB》の効果で相手モンスターの種族をあらかじめ変更することで、相手の種族に関わらず「メタリオン」モンスターのメタ効果を発揮できるようになります。
基本的にはこのコンボを狙った採用ですが、相手が特定の種族をサポートするカードを採用している場合は、その妨害にも使うことができるのもポイントです!
《デーモンの呼び笛》は通常モンスターを自由に蘇生できるため、手札に足りない「メタリオン」モンスターのフュージョン素材を揃えるために使うことができます。
《イマジナリー・アクター》が手札にある場合は、フィールドの状況や相手の種族に合わせてフュージョン召喚先を選択することにつながるため、柔軟性を高めてくれます。
例えば相手フィールドに魔法使い族モンスターがいるなら《メタリオン・エーラクレスター》の素材となる《マジック・ジャグラー》を蘇生。
ドラゴン族モンスターがいるなら《メタリオン・ヴリトラスター》の素材となる《サーペインター》を蘇生したりですね。
以上が【メタリオン】デッキの回し方と各カードの採用理由です。
まとめ
今回は【メタリオン】デッキのデッキレシピを紹介しました。
要点をまとめると以下の通りです。
- メタ効果を持つ「メタリオン」フュージョンモンスターを活かして戦うこと
- 目標はフュージョン召喚!
- フュージョン召喚後は魔法・罠カードでサポート
- フュージョン召喚ができない状況では最上級モンスターで戦う
- 《TCB》《デーモンの呼び笛》で動きを柔軟にする
「メタリオン」モンスターや光属性・フュージョンモンスターのバリエーションが増えるほど、強化していけるので今後にも大きく期待できるデッキです。
フュージョン召喚を味わってみたいという方は是非一度作ってみてください!
新たな召喚方法「フュージョン召喚」!
構築方法は様々なので自分好みの【フュージョン】デッキを見つけてください!