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【遊戯王大会日誌】初めての公認大会【命削り真竜ハーピィ】2018.1.28

©高橋和希 スタジオダイス/集英社

先日、初めて公認大会に出場しました。

今回はその時のデュエルの記録をピックアップし、会話形式を織り交ぜてご紹介します。

使用デッキ

【命削り真竜ハーピィ】

場所:カードラボ大阪日本橋店

【命削り真竜ハーピィ】のデッキレシピ

命削り真竜ハーピィ
©遊戯王 オフィシャルカードゲーム デュエルモンスターズ – カードデータベース

メインデッキ:40枚
エクストラデッキ:15枚
サイドデッキ:15枚

モンスター(11枚 / 7種)

《ハーピィ・ハーピスト》× 3
《ハーピィ・レディ・SB》× 1
《ハーピィ・レディ1》× 1
《烈風の結界像》× 2
《真竜拳士ダイナマイトK》× 1
《真竜戦士イグニスH》× 2
《真竜導士マジェスティM》× 1

魔法( 16枚 / 8種)

《ヒステリック・サイン》× 3
《万華鏡-華麗なる分身-》× 1
《ハーピィの羽根帚》× 1
《真竜凰の使徒》× 3
《真竜の継承》× 1
《命削りの宝札》× 2
《強欲で謙虚な壺》× 3
《スケープ・ゴート》× 2

罠( 13枚 / 5種)

《ハーピィの羽根吹雪》× 3
《真竜の黙示録》× 3
《真竜皇の復活》× 1
《幽麗なる幻滝》× 3
《無限泡影》× 3

エクストラ(15枚 / 14種)

《No.61 ヴォルカザウルス》× 1
《SNo.39 希望皇ホープ・ザ・ライトニング》× 1
《CNo.39 希望皇ホープレイ》× 1
《No.39 希望皇ホープ》 × 1
《ハーピィズペット幻竜》× 1
《竜巻竜》× 1
《励輝士 ヴェルズビュート》× 1
《No.41 泥睡魔獣バグースカ》× 1
《ガガガガンマン》× 1
《ヴァレルロード・ドラゴン》× 1
《星杯戦士ニンギルス》× 1
《グレートフライ》× 1
《小法師ヒダルマー》× 1
《リンクリボー》× 2

サイド(15枚 / 6種)

《インスペクト・ボーダー》× 3
《増殖するG》× 3
《拮抗勝負》× 3
《醒めない悪夢》× 3
《神の通告》× 2
《神の警告》× 1

公式サイトでデッキレシピも公開中です!

カードの詳細をチェックできるので、気になる方は要チェックです!

参考 遊戯王 デッキレシピ 詳細遊戯王 オフィシャルカードゲーム デュエルモンスターズ – カードデータベース

大会の記録

第1戦:VS【雪花海皇水精鱗】

海皇子 ネプトアビス
©高橋和希 スタジオダイス/集英社

デュエルログ【1戦目 / 後攻】

海皇子 ネプトアビス
海皇子 ネプトアビス

私のターン!
私は「ウンディーネ」の効果で墓地へ送った「ローズニクス」により、トークンを生成!
そしてトークン1体で「リンク・スパイダー」をリンク召喚し効果を発動…!

わかはぴ
わかはぴ

わたしはその効果を「夢幻泡影」で止める!

相手の先攻1ターン目、相手は《ジェネクス・ウンディーネ》を起点に展開してきましたが、展開途中にわたしが《無限泡影》で妨害したため、相手はそれ以上の展開をせず、ターンを終了しました。

わたしのターンになり、わたしは《強欲で謙虚な壺》から動き出します。

デッキのキーカードである《ヒステリック・サイン》を引き込むことができたわたしの手札は、かなりいい手札でした。

メインフェイズに《ヒステリック・サイン》をセットし、《真竜凰の使徒》の効果により《ヒステリック・サイン》をリリース、《真竜拳士ダイナマイトK》をアドバンス召喚を行います。

その後は《ハーピィ・ハーピスト》を通常召喚し、バトルフェイズには相手モンスターを一掃します。

最後、エンドフェイズでは《ヒステリック・サイン》の効果により「ハーピィ」カードを3種類サーチしターンを終了しました。

相手のターンになり、相手は《海皇子 ネプトアビス》から展開を始めます。

わたしは前のターンでサーチした《ハーピィの羽根吹雪》により妨害し、相手の行動を停止させます。

それ以降も2枚目以降の《ハーピィの羽根吹雪》や《烈風の結界像》により相手の行動を阻止し、勝利を収めました。

サイドチェンジ

入れたカード
  • 《インスペクト・ボーダー》× 3
  • 《増殖するG》× 3
抜いたカード
  • 《ハーピィ・レディ・SB》× 1
  • 《ハーピィ・レディ1》× 1
  • 《烈風の結界像》× 1
  • 《万華鏡-華麗なる分身-》× 1
  • 《ハーピィの羽根帚》× 1
  • 《強欲で謙虚な壺》× 1

サイドチェンジはまず、相手の行動を大きく制限できる《インスペクト・ボーダー》と、相手の展開を抑制できる《増殖するG》をそれぞれ3枚ずつ入れました。

その代わりに《ハーピィ・レディ・SB》、《ハーピィ・レディ1》と、それらを特殊召喚するための《万華鏡-華麗なる分身-》を抜きました。

その他には相手が魔法・罠カードを使わないことから《ハーピィの羽根帚》を抜き、【海皇水精鱗】に対しては《インスペクト・ボーダー》と類似した役割となる《烈風の結界像》を1枚、《増殖するG》をドローソースと見越して《強欲で謙虚な壺》を抜きました。

【雪花海皇水精鱗】とのデュエルの感想

【雪花海皇水精鱗】は《雪花の光》を採用している関係上デッキの大半はモンスターであり、《ハーピィの羽根吹雪》がかなり刺さりました。

モンスター効果を封じられることで大型モンスターも特殊召喚できなくなり、打点の確保も難しくなります。

そのため、【ハーピィ】にとってかなり有利に戦局を進めることができる相手だと感じました

サイドチェンジで相手は「魔法・罠カードのセット、セットされた魔法・罠カードの発動を封じる効果」を持つ《電光-雪花-》を使用してきました。

【オルターガイスト】を意識して採用されたのだと思いますが、今回わたしが使ったデッキにも刺さっていました。

第2戦:VS【テラナイト】

星因子 アルタイル
©高橋和希 スタジオダイス/集英社

デュエルログ【2戦目 / 後攻】

星因子 アルタイル
星因子 アルタイル

わたしは召喚した「ベガ」により私自身(アルタイル)を特殊召喚!
そして効果により「デネブ」を復活させる!

わかはぴ
わかはぴ

これは「トライヴェール」の動き!?

星因子 アルタイル
星因子 アルタイル

その通り!
出でよ「トライヴェール」!!
その効果により相手のカードを葬るのだ!!!!

デュエル終盤、《神の通告》や《ツインツイスター》などにことごとく妨害されるも、ギリギリ発動した《スケープ・ゴート》の効果により「羊トークン」を展開します。

展開した「羊トークン」たちで《ヴァレルロード・ドラゴン》をL召喚し戦局を巻き返しましたが、次のターンには《星輝士 トライヴェール》の「自身以外のフィールドのカードを全てバウンスする効果」によりすぐに巻き返されてしまいました。

わかはぴ
わかはぴ

このドローでわたしの命運が決まる…

わたしが引いたカードは《インスペクト・ボーダー》でした。

さっきのターンで《ヴァレル・ロード・ドラゴン》により攻撃力を下げていたため、ギリギリ《インスペクト・ボーダー》の攻撃力が上回っていました。

わかはぴ
わかはぴ

よし!
わたしは「インスペクト・ボーダー」を召喚し、「トライヴェール」を攻撃!

星因子 アルタイル
星因子 アルタイル

「トライヴェール」は戦闘破壊されるが、墓地の「テラナイト」が復活す……
何!? 復活しないだと…!

《インスペクト・ボーダー》の「お互いにフィールドのモンスターの種類(儀式・融合・シンクロ・エクシーズ・ペンデュラム・リンク)の数までしかモンスター効果を発動できない効果」により、 《星輝士 トライヴェール》 を効果を封じつつ戦闘破壊しました。

解説
《星輝士 トライヴェール》はエクシーズモンスターですが、《インスペクト・ボーダー》によって戦闘破壊された際、フィールドにエクシーズモンスターが存在しなくなりました。
そのため《星輝士 トライヴェール》の「墓地へ送られた場合に「テラナイト」モンスターを蘇生する効果」を発動することができませんでした。

ライフポイントを削りきれなかったためターンを返しましたが、《インスペクト・ボーダー》に対処する手段がなかったのか、相手がサレンダーしたことでデュエルは終了しました。

サイドチェンジ

入れたカード
  • 《インスペクト・ボーダー》× 3
  • 《増殖するG》× 3
抜いたカード
  • 《ハーピィ・ハーピスト》× 1
  • 《ハーピィ・レディ・SB》× 1
  • 《ハーピィ・レディ1》× 1
  • 《烈風の結界像》× 1
  • 《万華鏡-華麗なる分身-》× 1
  • 《強欲で謙虚な壺》× 1

サイドチェンジは【雪花海皇水精鱗】と同じくモンスター効果で展開するデッキへのメタとなる《インスペクト・ボーダー》と《増殖するG》を3枚ずつ入れました。

代わりに抜いたカードも【雪花海皇水精鱗】の時とほとんど同じなのですが、バッグがかなり厚いように感じたので《ハーピィの羽根帚》の代わりに《ハーピィ・ハーピスト》を抜きました。

【テラナイト】とのデュエルの感想

【海皇水精鱗】と同じく【テラナイト】もモンスター効果により展開し、【ハーピィ】のように毎ターンX召喚を行うデッキです。

こちらの魔法・罠カードが尽きたところに、相手のフィールド全てに干渉できる《星輝士 トライヴェール》が飛んでくるため、戦局を巻き返す能力が高いデッキだと思いました。

サイドは命削り型とのスイッチ構築だったようで、面白い構築だなと思いました。

第3戦:VS【サブテラー(導師ビート)】

サブテラーの導師
©高橋和希 スタジオダイス/集英社

デュエルログ【-戦目 / 先攻】

サブテラーを仮想敵としてみていたこともあり、このデュエルはかなり緊張しました。

そのためどんなデュエルをしたのかをほとんど覚えていません。

申し訳ありませんが今回の【サブテラー】とのデュエルログはありません。

また戦う機会があれば別の記事で記載いたします。

サイドチェンジ

入れたカード
  • 《インスペクト・ボーダー》× 3
  • 《神の通告》× 1
抜いたカード
  • 《ハーピィ・レディ・SB》× 1
  • 《ハーピィ・レディ1》× 1
  • 《烈風の結界像》× 1
  • 《万華鏡-華麗なる分身-》× 1

サイドチェンジは【サブテラー】がメインデッキのモンスターで戦うデッキであることから《インスペクト・ボーダー》を3枚入れました。

あとは《サブテラーの導師》の効果に合わせて破壊できるように《神の通告》を1枚入れました。

【導師ビート】は《サブテラーの導師》を中心にビートダウンしながら相手のリソースを枯らしていくデッキのため、《烈風の結界像》が有効打になりません。

そのため今回は万華鏡セットと《烈風の結界像》を抜きました。

【サブテラー】とのデュエルの感想

このデッキを使っている方と隣の席に座ることが多く、猛威を振るっている姿を目の当たりにさせられていました。

それで必要以上に緊張が高まったのかもしれません。

【サブテラー】と戦うのは初めてなんですが、サブテラー専用の手札誘発《サブテラーの妖魔》や様々な運用を可能にする専用罠《サブテラーの決戦》などにより、柔軟な対応ができるデッキだなと思いました。

デュエル中は【オルターガイスト】対策として採用されていたのか《盗賊の七つ道具》を《ハーピィの羽根吹雪》に打たれたのが痛かったです。

本人は否定していましたが、動き的には【導師ビート】に近い物を感じました。

第4戦:VS【オルターガイスト】

オルターガイスト・マルチフェイカー
©高橋和希 スタジオダイス/集英社

デュエルログ【3戦目 / 後攻】

わかはぴ
わかはぴ

エンドフェイズ!
わたしは「ハーピスト」の効果を発動!

オルターガイスト・マルチフェイカー
オルターガイスト・マルチフェイカー

わたしは「オルターガイスト・プロトコル」により、その効果を無効にする!

わかはぴ
わかはぴ

ならば「醒めない悪夢」で「プロトコル」を破壊!これで「ハーピスト」の効果無効は免れたわ!

デュエル終盤の相手ターンのエンドフェイズ、わたしの《ハーピィ・ハーピスト》の効果無効は免れましたが、罠カードを発動したことで相手は《オルターガイスト・マルチフェイカー》《オルターガイスト・クンティエリ》と続けて展開してきました。

その後は《オルターガイスト・クンティエリ》の効果で《醒めない悪夢》の効果を無効にされ、ターンが返ってきました。

わかはぴ
わかはぴ

わたしのターン!!
「真竜の黙示録」の効果であなたのフィールドのモンスターの攻守を半分に!
そしてこの効果で墓地へ送られた2枚目の「真竜の黙示録」の効果発動……できない!?

オルターガイスト・マルチフェイカー
オルターガイスト・マルチフェイカー

わたしはさっきのタイミングでこのカードを発動させてもらったわ

わかはぴ
わかはぴ

「マクロコスモス」!?

相手に《マクロコスモス》を発動され「真竜」魔法・罠カードを墓地に送ることができなくなったわたしは選択肢を狭められました。

なんとか《マクロコスモス》破壊を破壊したのですが、相手のその後の展開に対処することができずそのまま負けてしまいました。

サイドチェンジ

入れたカード
  • 《インスペクト・ボーダー》× 3
  • 《増殖するG》× 2
  • 《醒めない悪夢》× 3
抜いたカード
  • 《ハーピィ・ハーピスト》× 1
  • 《ハーピィ・レディ・SB》× 1
  • 《ハーピィ・レディ1》× 1
  • 《烈風の結界像》× 1
  • 《万華鏡-華麗なる分身-》× 1
  • 《強欲で謙虚な壺》× 1
  • 《スケープ・ゴート》× 2

サイドチェンジは【オルターガイスト】が《オルターガイスト・マルチフェイカー》を起点にすることから、それを止めるため《インスペクト・ボーダー》を3枚入れました。

そして展開を抑制することができる《増殖するG》を2枚に、永続罠を多く使用することから《醒めない悪夢》も3枚入れました。

代わりには万華鏡セットと、【オルターガイスト】には簡単に対処されてしまう《烈風の結界像》、《増殖のG》を入れた分の《強欲で謙虚な壺》を抜きました。

《スケープ・ゴート》は相手の妨害手段を増やす枠を空けるために抜きました。

【オルターガイスト】とのデュエルの感想

《オルターガイスト・プロトコル》によるモンスター効果無効と、《オルターガイスト・ヘクスティア》による魔法・罠の無効が強力に感じました。

《オルターガイスト・マルチフェイカー》から《オルターガイスト・シルキタス》、《オルターガイスト・クンティエリ》と防御面でも柔軟に対応できるのも強力ですね。

大抵のデッキで妨害として有効となる《烈風の結界像》が《オルターガイスト・メリュシーク》や《オルターガイスト・シルキタス》によって簡単に突破されてしまうのも厳しかったです。

罠カードを起点に動いてくるので、今後は《レッド・リブート》などの罠カードに対するメタカードも必要に感じました。

結果

対戦したデッキ戦績
【雪花海皇水精鱗】〇〇
【テラナイト】〇〇
【サブテラー】〇〇
【オルターガイスト】〇××

今回は惜しくも準優勝でした。

最近環境入りした【オルターガイスト】への罠カードに対するメタカードは、【ハーピィ】にとっても大きな影響を与えるカードなのが向かい風でした。

残念ながら仮想敵として想定していた【魔術師】、【トリックスター】とは対戦できませんでした。

戦績もいい感じなのでこれからも機会があれば大会に参加してみます。

最後に

今回は【命削り真竜ハーピィ】を使用し、以下のテーマと戦いました。

  • 【雪花海皇水精鱗】
  • 【テラナイト】
  • 【サブテラー】
  • 【オルターガイスト】

初めての公認大会で緊張もしましたが、それ以上に楽しかったです。

これからもこういった大会などに出る機会があれば記事にしていく予定なのでよかったら参考にしてみてください。

わかはぴ
わかはぴ

最後まで読んでいただきありがとうございました!

次は勝てるようにがんばります!

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