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【ゼラ】デッキレシピ解説:展開力を駆使して戦う悪魔族リチュアルデッキ!【遊戯王ラッシュデュエル】

記事の内容

2025年7月12日(土)発売のアドバンスパック「デビルズ・セレモニー」にて登場した新テーマ【ゼラ】

リチュアル召喚を駆使して戦うテーマな訳ですが「どうやってデッキを構築すればいいの?」「どうやって戦えばいいの?」と感じる方も多いと思います。

そこで今回はそんな【ゼラ】のデッキレシピを回し方と共に解説します。

わかはぴ
わかはぴ

《マジシャン・オブ・ブラックカオス》とは異なり、展開力を駆使して戦うタイプのリチュアルデッキとなっています!

デッキレシピの解説

メインデッキ(40枚)

カード名枚数
モンスター24
《ゼラの放浪者》3
《永劫の神導龍》2
《闇魔界の凶鬼》2
《凶頭を持つ邪竜》3
《暗黒の邪竜》3
《バルーン・バティーア》3
《竜水の神子》3
《カードガンナー》1
《ガーゴイル・パワード》3
《ゼラの戦士》1
魔法カード13
《ゼラの降臨》3
《ゼラの儀式》3
《ゼラの探索》3
《ゼラの剣》2
《コスモス姫のお戯れ》1
《ブラック・ホール》1
罠カード3
《ゼラの魔炎弾》2
《聖なるバリア -ミラーフォース-》1

エクストラデッキ(6枚)

カード名枚数
《邪悪なる魔族ゼラ》3
《ゼラ》3

《邪悪なる魔族ゼラ》

リチュアル/効果モンスター
レベル8/闇属性/悪魔族/攻2800/守2300

【条件】このカードをリチュアル召喚した自分メインフェイズに、自分の墓地に通常モンスター(攻撃力1600)がいる場合に発動できる。
【効果】効果モンスター以外の自分の墓地のモンスター(悪魔族)1体を選び、自分フィールドに表側表示で特殊召喚できる。

《邪悪なる魔族ゼラ》は効果により《ゼラ》または《ガーゴイル・パワード》を墓地から特殊召喚できるモンスターで、少ないカード消費で攻撃力の高いモンスターを複数体展開する事ができます。

今回はこの動きを軸に構築しました。

《邪悪なる魔族ゼラ》に加えて《ゼラ》をリチュアル召喚できるリチュアル魔法とそれを墓地から回収できる《ゼラの探索》を採用することで安定して《ゼラ》を展開できるようになっています。

【ゼラ】デッキの回し方:動きの解説

  1. モンスター複数体の展開で突破されにくい盤面形成を行う
  2. 破壊・攻撃力強化・効果ダメージによりライフ奪取を加速

①:モンスター複数体の展開で突破されにくい盤面形成を行う

  • 《凶頭を持つ邪竜》を召喚し効果により《闇魔界の凶鬼》を墓地から回収
  • 《凶頭を持つ邪竜》をリリースし《闇魔界の凶鬼》をアドバンス召喚
  • 《闇魔界の凶鬼》の効果により《ゼラの放浪者》を墓地から特殊召喚
  • 《ゼラの放浪者》の効果により《ゼラの降臨》を墓地からセット
  • 《ゼラの降臨》を発動し、《ゼラの放浪者》を素材に《邪悪なる魔族ゼラ》をリチュアル召喚
  • 《邪悪なる魔族ゼラ》の効果により《ゼラ》を墓地から特殊召喚

【ゼラ】は上記のように《凶頭を持つ邪竜》を起点に、手札2枚から3体のモンスターを展開する事ができます。

攻撃力2800のモンスター2体+攻撃力1600のモンスター1体と処理要求値の高い盤面を形成する事ができるため、まずはこれを行える状況を目指します。

墓地に必要なカード

※《ガーゴイル・パワード》は《ゼラの戦士》でも可。

展開に必要なカードの解説

《邪悪なる魔族ゼラ》

カードの種類/ステータス/効果

リチュアル / 効果モンスター
レベル8 / 闇属性 / 悪魔族 / 攻2800 / 守2300

【条件】このカードをリチュアル召喚した自分メインフェイズに、自分の墓地に通常モンスター(攻撃力1600)がいる場合に発動できる。
【効果】効果モンスター以外の自分の墓地のモンスター(悪魔族)1体を選び、自分フィールドに表側表示で特殊召喚できる。

墓地形成ができている状況で目指したいモンスターで《ゼラ》または《ガーゴイル・パワード》を墓地から特殊召喚する事ができます。

墓地から特殊召喚できるモンスター

基本的には《ゼラ》を特殊召喚するために効果を発動しますが、《ガーゴイル・パワード》がいる場合は効果の発動条件を満たしながらの最低限の展開を行えるのがポイントです。

クィーン
クィーン

似た役割の《ゼラの戦士》と《ガーゴイル・パワード》だけど、この理由から《ガーゴイル・パワード》を優先して採用してるわ!

《ゼラの放浪者》

カードの種類/ステータス/効果

効果モンスター
レベル8 / 地属性 / 戦士族 / 攻2300 / 守1600

このカードは元々の攻撃力が1600の通常モンスター1体をリリースして攻撃表示でアドバンス召喚できる。
【条件】なし
【効果】自分の墓地の「ゼラの儀式」1枚を選んで自分の魔法&罠ゾーンにセットする。

《ゼラの降臨》または《ゼラの儀式》を墓地から回収できるモンスターです。

《ゼラの降臨》

リチュアル魔法

墓地にあるこのカードのカード名は「ゼラの儀式」になる
【条件】なし
【効果】レベルの合計が8以上になるように、自分のフィールドの表側表示モンスターを素材として墓地へ送り、「ゼラ」または「邪悪なる魔族ゼラ」をリチュアル召喚する(余分にモンスターを素材にできない)。

《ゼラの儀式》

リチュアル魔法

【条件】なし
【効果】レベルの合計が8以上になるように、自分の手札・フィールドのモンスターを素材として墓地へ送り、「ゼラ」をリチュアル召喚する(余分にモンスターを素材にできない)。

この効果によりリチュアル魔法を複数回発動しやすくなるため、墓地に《ゼラ》を用意しながら《邪悪なる魔族ゼラ》の展開に繋げやすくなります。

一度墓地に《ゼラ》を用意できれば、《邪悪なる魔族ゼラ》から最上級モンスター複数体の展開に繋げやすくなるのがポイントです。

《ゼラの儀式》は手札または裏側表示のモンスターも素材できる!

手札事故のケアやコスパの良い展開の他、《シャイニーシェイディー》のような裏側表示に変更する罠カードのケアにも使えるため、それを意識して運用するのもポイント!

ちなみに効果は毎ターン発動できるためフィールドに残った場合、相手は《ゼラの放浪者》を優先して処理せざるを得なくなります。

上記のような展開でも安定して攻撃力の高いモンスターを複数体展開できないデッキ相手にはキツいため、効率良く展開できない場面などではこれを目指すのも一つの選択肢になります。

わかはぴ
わかはぴ

使用頻度は高くありませんが《ゼラの戦士》《ガーゴイル・パワード》がいれば1体のリリースでアドバンス召喚できるのもポイントです!

《闇魔界の凶鬼》

カードの種類/ステータス/効果

効果モンスター
レベル5 / 闇属性 / 悪魔族 / 攻1600 / 守1300

【条件】このカードを召喚・特殊召喚した自分メインフェイズに発動できる。
【効果】自分の手札1枚を選んで墓地へ送る。その後、自分の墓地の「ゼラの放浪者」1体を選んで自分フィールドに表側守備表示で特殊召喚できる。

《ゼラの放浪者》を墓地から特殊召喚することで《邪悪なる魔族ゼラ》《ゼラ》へのリチュアル召喚に繋げられるモンスターです。

上級モンスターであり、効果発動に手札コストが必要という点で少々コスパの悪いモンスターですが、後述する《凶頭を持つ邪竜》を使用することでコスパ良く使えるモンスターになっています。

また上級モンスターという点で小回りが利きやすく、序盤では墓地肥やしを行ったモンスターをリリースしセットすることで、低い攻撃力を晒さずに墓地肥やしを行えるようになります。

《ゼラの放浪者》が墓地になく手札にのみ存在する場合では、手札コストに使用することでそのまま特殊召喚できるのがポイントです!

《凶頭を持つ邪竜》

カードの種類/ステータス/効果

効果モンスター
レベル4 / 風属性 / ドラゴン族 / 攻900 / 守900

【条件】なし
【効果】自分のデッキの上からカード2枚を墓地へ送る。その後、自分の墓地の「闇魔界の凶鬼」1体または「ゼラの剣」1枚を選んで手札に加える事ができる。

《闇魔界の凶鬼》→《ゼラの放浪者》→《ゼラの降臨》と墓地回収を連鎖させることでリチュアル召喚に繋げる事ができます。

2枚分の墓地肥やしも行えるため、序盤から終盤にかけて重要なカードとなっており【ゼラ】において展開の要となっています。

既に手札にリチュアル魔法がある場合など、展開に余裕がある場合には《ゼラの剣》の墓地回収に充てる事ができ、小回りが効くのもポイントです。

《ゼラの剣》

通常魔法

【条件】自分フィールドの表側表示の「ゼラの戦士」または「ゼラ」に装備できる。
【効果】自分のターンの間、装備モンスターの攻撃力は1000アップし、その攻撃は貫通する(守備表示モンスターを攻撃した時、その守備力を攻撃力が超えた分だけ戦闘ダメージを与える)。

《ゼラの剣》は自分のターンのみ発揮する効果ですが、攻撃力強化による戦闘サポートと貫通付与による戦闘ダメージの確保とシンプルながら使いやすいカードとなっています。

墓地に必要なカードこそ多いものの、墓地肥やしを行えるカードを多く採用しているため墓地形成自体は行いやすくなっています。

墓地肥やしを行えるカード

墓地肥やしを行えるカードの解説

※《凶頭を持つ邪竜》は「展開に必要なカードの解説」の「《凶頭を持つ邪竜》の項」を参照。

《暗黒の邪竜》

カードの種類/ステータス/効果

効果モンスター
レベル4 / 闇属性 / ドラゴン族 / 攻1100 / 守500

【条件】このカードを召喚・特殊召喚した自分メインフェイズに発動できる。
【効果】自分のデッキの上からカード2枚を墓地へ送る。その後、自分の墓地の「暗黒の竜騎士」またはモンスター(レベル9/ドラゴン族/攻撃力2500)1体を選んで手札に加える事ができる。

2枚分の墓地肥やしを行いながら《永劫の神導龍》を墓地から回収する事ができるモンスターです。

墓地から回収した《永劫の神導龍》はリチュアル召喚の素材に使用する他、相手カード破壊により戦闘・展開面を幅広くサポートする事ができます。

《永劫の神導龍》

効果モンスター
レベル9/光属性/ドラゴン族/攻2500/守2000

【条件】このカードを召喚・特殊召喚した自分メインフェイズに、500LPを払って発動できる。
【効果】相手フィールドのカード1枚を選んで破壊する。このターン、自分は「永劫の神導龍」の効果を発動できない。

《永劫の神導龍》の効果は同名モンスター含め1ターンに1度しか効果を発動できない点は要注意です!

《バルーン・バティーア》

カードの種類/ステータス/効果

効果モンスター
レベル4 / 光属性 / 獣族 / 攻1000 / 守500

【条件】自分がモンスターを特殊召喚していないターンに発動できる。
【効果】自分のデッキの上からカード2枚を墓地へ送る。その後、その中からモンスター(レベル6以下)1体を選んで自分フィールドに表側表示で特殊召喚できる。

2枚分の墓地肥やしを行いながらモンスターの頭数を増やすことで、動きの幅を広げながらリチュアル素材を確保するできるモンスターです。

特殊召喚できるモンスターは《闇魔界の凶鬼》も含むため、初手で効果を発動しても”64.7〜77.1%”と高い確率でモンスターを特殊召喚する事ができます。

序盤では《凶頭を持つ邪竜》《暗黒の邪竜》《カードガンナー》を特殊召喚することでさらに墓地肥やしを加速させる事ができるのがポイントです。

《ゼラの探索》

カードの種類/効果

通常魔法

【条件】なし
【効果】自分のデッキの上からカード2枚を墓地へ送る。その後、自分の墓地の通常モンスター(レベル4/地属性・闇属性/攻撃力1600)1体または「ゼラの儀式」を選んで手札に加える事ができる。

2枚分の墓地肥やしを行いながら以下のカードを墓地から回収できるカードです。

墓地肥やしを行えるカード

リチュアル素材が必要な時はモンスター、リチュアル魔法が必要な時はリチュアル魔法を回収と、その時に必要なカードに柔軟に変換する事ができるため中盤以降も使いやすくなっています。

ここまでのまとめ①
  • モンスター複数体の展開で突破されにくい盤面形成を行う
  • 《凶頭を持つ邪竜》を起点にすることで手札2枚から処理要求値の高い盤面を形成できる
  • 墓地肥やしを行えるカードを駆使することで墓地形成を行う

②:破壊・攻撃力強化・効果ダメージによりライフ奪取を加速

モンスターを展開した後は、相手に戦闘ダメージを与えていくわけですが、破壊・攻撃力強化・効果ダメージによりそれを加速させていきます。

破壊を行うカード

破壊を行うカードは「ゼラ」リチュアルモンスターでは突破できない攻撃力・守備力の高いモンスターの突破手段になります。

カードの種類問わず相手のカードを破壊する事ができるカードは、基本的に魔法・罠カードの破壊に使用し、戦闘ダメージを優先したい時や攻撃力・守備力の高いモンスターを破壊したい時にモンスターを破壊します。

※《永劫の神導龍》は「墓地肥やしを行えるカードの解説」の「《暗黒の邪竜》の項」を参照。

《コスモス姫のお戯れ》

カードの種類/効果

通常魔法

【条件】モンスター2体を含む手札3枚を墓地へ送って発動できる。
【効果相手フィールドのカードを2枚まで選んで破壊する。その後、相手フィールドにカードが2枚以上ある場合、自分は2枚ドローできる。

《永劫の神導龍》同様、カードの種類問わずに相手のカードを破壊できるカードです。

手札コストこそ重いものの【ゼラ】は《凶頭を持つ邪竜》を含む2枚の手札から展開できるため使いやすくなっています。

《ブラック・ホール》

カードの種類/効果

通常魔法(LEGEND)

【条件】なし
【効果】お互いのフィールドのモンスターを全て破壊する。

お互いのフィールドのモンスターを全て破壊できるカードです。

自分のモンスターも破壊してしまいますが、【ゼラ】は《凶頭を持つ邪竜》を起点に再展開できるため、欠点を補いながら戦闘ダメージの確保に繋げる事ができます。

今回は戦闘ダメージの確保と欠点の補助のために採用しましたが、《ハリケーン》など相手の罠カードをケアするカードに差し替えるのも有効です。

《聖なるバリア -ミラーフォース-》

カードの種類/効果

通常罠(LEGEND)

【条件】相手モンスターの攻撃宣言時に発動できる。
【効果】相手フィールドの攻撃表示モンスターを全て破壊する。

相手の攻撃モンスター全てを破壊できるカードです。

自分のモンスターを相手の攻撃から守りながら、《ブラック・ホール》と同じく戦闘ダメージの確保に繋げられるようになります。

大会環境にてトップシェアが【カオスリチュアル】であるための採用ですが、自由枠であるため状況に応じて差し替えるのもおすすめです。

攻撃力を強化するカード

《ゼラの剣》

カードの種類/効果

装備魔法

【条件】自分フィールドの表側表示の「ゼラの戦士」または「ゼラ」に装備できる。
【効果】自分のターンの間、装備モンスターの攻撃力は1000アップし、その攻撃は貫通する(守備表示モンスターを攻撃した時、その守備力を攻撃力が超えた分だけ戦闘ダメージを与える)。

1000という大幅な攻撃力に加え、貫通も付与されるため相手に戦闘ダメージを与えやすくなります。

また前述した通り《凶頭を持つ邪竜》の効果によりノーコストで墓地から回収することもでき、展開に余裕がある場合に取り入れやすいのがポイントです。

ちなみに使用頻度は高くありませんが、《ゼラの戦士》に装備することで攻撃力2600の貫通攻撃を行える下級モンスターを生み出す手段にもなっています。

効果ダメージを与えるカード

《ゼラの魔炎弾》

カードの種類/効果

通常罠

【条件】自分フィールドに表側表示の「ゼラ」がいる場合、相手がモンスターを召喚・特殊召喚した時に発動できる。
【効果】相手フィールドのカード1枚を選んで破壊する。その後、相手に1000ダメージを与える事ができる。

ノーコストで相手のカードを破壊しながら1000ダメージによりライフレースも優位に進められるカードです。

基本的にはモンスターに対して使用しますが、状況によっては魔法・罠カードの破壊にも使用できるのがポイントです。

《ゼラ》に依存するものの《ゼラ》を特殊召喚できるリチュアル魔法を6枚採用し、それを墓地回収できるカードも6枚採用しています。

そのため発動条件は比較的満たしやすくなっています。

読まれやすいカードではあるため、状況に左右されず発動したいという場合は他の罠カードと差し替えてもいいと思います。

ちなみに《シャイニーシェイディー》は裏側守備表示に変更する性質から【ゼラ】が苦手とする破壊耐性付きの攻撃力・守備力の高いモンスターの突破手段に繋がり、《ゼラの剣》による貫通攻撃を活かしやすいカードとなっています。

《シャイニーシェイディー》

通常罠

【条件】相手ターンに相手がモンスターを召喚・特殊召喚した時、手札1枚を墓地へ送って発動できる。
【効果】自分または相手フィールドの表側表示の効果モンスターを合計2体まで選んで裏側守備表示にする。この効果で相手フィールドの元々の攻撃力が2600以上のモンスターを選んだ場合、さらに自分は1500LP回復する。
ここまでのまとめ②
  • 破壊・攻撃力強化・効果ダメージによりライフ奪取を加速
  • 破壊を行うカードは「ゼラ」リチュアルモンスターでは突破できない攻撃力・守備力の高いモンスターの突破手段として使う
  • カードの種類問わず相手のカードを破壊できるカードは基本的に魔法・罠カードの破壊に使用し、戦闘ダメージを優先したい時や攻撃力・守備力の高いモンスターを破壊したい時にモンスターを破壊する
  • 攻撃力の強化は《ゼラの剣》で行い、余裕があれば《凶頭を持つ邪竜》の効果で展開に取り入れる
  • 効果ダメージは《ゼラの魔炎弾》で行う

他のカードの採用理由

《竜水の神子》

相手のセットされた魔法・罠カードを破壊しながらデッキリソースの回復を行えるモンスターです。
レベル3とリチュアル素材としては使いにくいため、その点は《闇魔界の凶鬼》や最上級モンスターのアドバンス召喚と合わせて使用し補います。

【ゼラ】と相性の良いカード

《ロイヤルデモンズ・ヘヴィメタル》

カードの種類/ステータス/効果

効果モンスター
レベル8 / 光属性 / 悪魔族 / 攻2500 / 守0

【条件】モンスター(レベル5以上)をリリースしてこのカードを召喚したターンに発動できる。
【効果】相手フィールドのレベルが一番低い表側表示モンスター(レベル8以下)1体を選び、このカードの攻撃力はターン終了時まで、[選んだモンスターの攻撃力]だけアップする。選んだモンスターは破壊される。

相手のレベル8以下のモンスター1体の攻撃力を吸収しながら、対象モンスターを破壊できるモンスターです。

【ゼラ】の欠点である攻撃力の高いモンスターの突破ハードルを下げ、ライフカット能力も向上させてくれます。

またレベル5以上のモンスターの展開も容易であるため発動条件も満たしやすくなっています。

レベル8である点も大きく1枚でリチュアル素材になれたりと、上記に加えてレベル面でも【ゼラ】と相性の良いカードになっています。

《ロイヤルデモンズ・プログレッシブ》

カードの種類/ステータス/効果

効果モンスター
レベル8 / 光属性 / 悪魔族 / 攻2500 / 守0

【条件】モンスター(レベル5以上)をリリースしてこのカードを召喚したターンに発動できる。
【効果】相手フィールドの魔法・罠カード1枚を選んで破壊する。その後、相手フィールドの裏側表示のカード1枚を選んで破壊できる。このターン、自分はモンスター(悪魔族以外)で攻撃できない。

基本的な部分は《ロイヤルデモンズ・ヘヴィメタル》と同じでステータスなど様々な面で【ゼラ】と相性の良いカードです。

こちらは相手の魔法・罠カードやセットモンスターを破壊する事ができるため、相手の守備表示モンスターによる耐久をケアする手段にもなります。

効果発動後は悪魔族しか攻撃できなくなる点は要注意です!

まとめ

今回は【ゼラ】デッキのデッキレシピを解説しました。

要点をまとめると以下の通りです。

デッキの回し方
  • モンスター複数体の展開で突破されにくい盤面形成を行う

    ▶︎《凶頭を持つ邪竜》を起点にすることで手札2枚から処理要求値の高い盤面を形成できる
    ▶︎ 墓地肥やしを行えるカードを駆使することで墓地形成を行う
  • 破壊・攻撃力強化・効果ダメージによりライフ奪取を加速

    ▶︎ 破壊を行うカードは「ゼラ」リチュアルモンスターでは突破できない攻撃力・守備力の高いモンスターの突破手段として使う
    ▶︎ カードの種類問わず相手のカードを破壊できるカードは基本的に魔法・罠カードの破壊に使用し、戦闘ダメージを優先したい時や攻撃力・守備力の高いモンスターを破壊したい時にモンスターを破壊する
    ▶︎ 攻撃力の強化は《ゼラの剣》で行い、余裕があれば《凶頭を持つ邪竜》の効果で展開に取り入れる
    ▶︎ 効果ダメージは《ゼラの魔炎弾》で行う。
おすすめの強化方法
  • 《ロイヤルデモンズ・ヘヴィメタル》
  • 《ロイヤルデモンズ・プログレッシブ》
わかはぴ
わかはぴ

素材指定の緩さから拡張性のあるテーマになっているので、今回紹介したデッキレシピをベースに自分色の【ゼラ】を組み上げてみてください!

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