OCGでも人気のテーマ【ハーピィ】
そんな【ハーピィ】がいよいよラッシュデュエルでもテーマ化しました!
「どれくらい戦えるテーマなのか」
強さも気になるところですが、今回お話ししたいのはそんな話ではありません。
今回お話ししたいのは「ラッシュデュエルに実装されたハーピィたちのエモさについて」です。
ほんとびっくりしますよ
カード制作者の熱意を感じますし、改めて凄さも感じました!
しのごの言わずに早速チェック!!!!
目次
ハーピィとは
【ハーピィ】とは漫画「遊☆戯☆王」に登場する孔雀舞が使用するモンスター《ハーピィ・レディ》が属するカード群です。
分身を得意とするモンスターたちで、原作・アニメでは様々なカードにより強化・サポートされ、数々のデュエリストを苦しめました。
OCGにはすでに多くの「ハーピィ」モンスターが登場しており、人気のテーマとなっています。
そんな【ハーピィ】ですが、ラッシュデュエルではラッシュデュエル独自のギミック”マキシマム召喚”を取り入れて実装されました。
綺麗!可愛い!美しい!
わかります。
新たなイラストで、しかもOCGとは違う形で実装され、ハーピィ好き歓喜の実装ですよね。
実装だけでも嬉しいですが、なんとこのハーピィにはエモいポイントが5つもあります!
それでは一緒に見てみましょう!
ラッシュデュエル【ハーピィ】のエモいポイント
ステータスがエモい!
まずエモいのがそのステータスです。
「元になっている《ハーピィ・レディ》のステータスと一致する要素なんてないしどこがエモいの?」なんて思いますよね。
しかしこれ、レベルも攻撃力もしっかりエモいんです。
まず攻撃力ですが、原作ではよく《サイバー・ボンテージ》と《電撃鞭》が《ハーピィ・レディ》に装備されます。
遊☆戯☆王 8巻(文庫版)より引用
※カード化にあたり、OCGでは《電撃鞭》を装備できなくなっています。
《サイバー・ボンテージ》で攻撃力500アップ!
《電撃鞭》で攻撃力300アップ!
それぞれの強化値を《ハーピィ・レディ》の攻撃力にプラスすると2100(1300+500+300)になりますよね。
《ハーピィ三姉妹》の攻撃力はここから来ているんです。
そして原作のワンシーンではこの通り。
遊☆戯☆王 8巻(文庫版)より引用
得意の分身により数を増やしているのですが、2100の攻撃力を保ったままそれぞれ別のモンスターとして分身しています。
まさにこれ
エモーーーーーーーいっ!!!!
ちなみに、同じパックに収録される《ハーピィズフルドレス》の攻撃力800アップもここから来ています。
守備力も400アップするのは、原作の《サイバー・ボンテージ》が攻撃力500・守備力400アップの装備魔法、《電撃鞭》が攻撃力のみ300アップする装備魔法だったからです。
OCGと連動している性質上、雷族専用装備魔法となってしまった《電撃鞭》は同じカード名として収録できません。
そこでいつもの装備魔法をセットにすることで、1枚でフルにドレスアップできるようになっているんですね。
エ・モ・いっ!!!!!!!!
そしてレベルはというと、原作の《ハーピィ・レディ》のレベルって実は5なんですよね。
遊☆戯☆王 8巻(文庫版)より引用
通常モンスターの《ハーピィ・レディ》に慣れている人は違和感を感じるかもしれませんが、めちゃめちゃ忠実に原作再現されてるんです!
エモンガ!!!!
カード名がエモい!
そしてカード名。気づいた方もいると思いますが、孔雀舞は分身した《ハーピィ・レディ》たちのことを『ハーピィ三姉妹』って呼ぶんです!
遊☆戯☆王 8巻(文庫版)より引用
エ…Emotional!!!!!!
やっと私たちも正式に彼女たちのことを「ハーピィレディース」と呼べるように!!
効果がエモい!
そして効果。《ハーピィ三姉妹》はモンスター効果と罠カードに対する破壊耐性を持っています。
元々、孔雀舞は罠カードに対する警戒心が強く、相手フィールドにセットされたカードが1枚あるだけでも攻撃をためらい、堅実に動こうとします。
そしてモンスターに対しては様々なサポートカードにより徹底的に妨害し、相手の動きを封じていくんですよね。
遊☆戯☆王 8巻(文庫版)より引用
破壊耐性はマキシマムモンスターに与えられやすい効果ではあるのですが、モンスター・罠カードに対する破壊耐性が採用されたのはこの辺りもあってなのかなと思います。
またOCGでは「ハーピィ」たちを発動条件に、罠カードの発動・効果を封じるカード、モンスター効果の発動を1ターンの間、無力化するカードも存在するので、その辺りも加味されているのかもしれませんね。
《トライアングル・X・スパーク》はラッシュデュエルでも使えるようになったわ!
そんな《ハーピィ三姉妹》ですが、あるデュエルにてとんでもない敗北を遂げます。
遊☆戯☆王 5巻(文庫版)より引用
《時の魔術師》により老化させられて弱体化したことで、そのまま負けてしまいました。
OCGではモンスターとして有名な《時の魔術師》ですが、原作では魔法カードなんですよね。
そう魔法カード…
そんな過去があるからこそ《ハーピィ三姉妹》には魔法カードに対する破壊耐性がないのではないでしょうか。
エモモモモモモモモ
イラストがエモい!
このワンシーンを見てください。
遊☆戯☆王 8巻(文庫版)より引用
今回の《ハーピィ三姉妹》のイラストなんですが、実はこのイラストを元に描かれているんです!
エッッッッッッモいっ!!!!!!!!
見比べれば見比べるほどエモさを感じますよね!
この時は1体ずつ存在しているわけですが、ラッシュデュエルでも再現できるのがさらにエモいです。
カードデザインがエモい!
《ハーピィ・レディ》が分身した姿として、OCGには《ハーピィ・レディ三姉妹》が存在しますが、実は《ハーピィ・レディ三姉妹》がカードとして原作に登場したことはありません。
ではアニメ・原作での分身した《ハーピィ・レディ》はどのように描かれているのでしょうか。
実はその時によって表現方法は異なり、3体として描かれることもあれば、1体として描かれることもあります。
3体のモンスターなのに1体として扱う…
時には3体として…
時には1体として…
もうお気づきでしょうか
そうなんです!マキシマムモンスターであれば再現できちゃうんです!!!!
もう尊い…
ちなみに1体(マキシマムモード)の時でも、モンスター相手であれば3回の攻撃を行うことができるので、原作・アニメのように相手に合わせて動きが変わるのもバッチリ表現されています。
そして効果を発動し攻撃力がアップしたマキシマムモードの《ハーピィ三姉妹》の攻撃力は3900!
ちょうど《ハーピィ・レディ》3体分の攻撃力になるんです!!
はぁ…
どんだけエモいねん
5つ…いや、厳密にはそれ以上エモいところがある《ハーピィ三姉妹》ですが、《ハーピィ三姉妹》以外にもエモいカードが存在します。
そちらも合わせてご紹介!!
他のハーピィもエモい
《ハーピィ・カーラ》
《ハーピィ・カーラ》と《ハーピィ・クィーン》似てるとは思いませんか?
この時点で、髪色、衣装の造形、ポーズと似ている部分が3箇所ありますよね。
別のイラストで比較すると目の形や瞳の色も似ているように感じます。
この様々な類似点から、推測ではありますが《ハーピィ・カーラ》は《ハーピィ・クィーン》の幼少期である可能性が高いんです!!!!
え?肝心の羽の色が違う?
実はハーピィの幼少期ってみんな羽の色がピンク色なんですよね。
ここから分化して様々な色に派生していくので、《ハーピィ・カーラ》の羽はこれから白くなっていくと推測できます。
また今回登場したラッシュデュエルの【ハーピィ】には女王の名を持つ《ハーピィ・レジーナ》も存在します。
ラッシュデュエルハーピィがOCGハーピィの過去の世界線だと考えると、《ハーピィ・レジーナ》は《ハーピィ・クィーン》の先代女王とも言えますし、同時期に存在する《ハーピィ・クィーン》(《ハーピィ・カーラ》)がまだ幼少期であることにも納得できますよね。
つまり《ハーピィ・カーラ》は《ハーピィ・クィーン》の幼少期ということです!(キッパリ)
ついに私もラッシュデュエルで活躍する時が来たわね
《ハーピィズペット竜》
OCGから存在する《ハーピィズペット竜》
こちらはラッシュデュエル化にあたり原作に寄せたテキスト改変がなされています。
それがこちら
《ハーピィ・レディ》の数だけ攻撃力が強化されるのは変わらないのですが、《ハーピィ三姉妹》もカウントされるようになっているんですよね。
しかも《ハーピィ三姉妹》の場合は《ハーピィ・レディ》3体分の900アップ。
実はOCGでの《ハーピィ・レディ》は、分身して《ハーピィ・レディ三姉妹》になると《ハーピィズペット竜》の攻撃力が強化できなくなってしまうんですよね。
そこで《ハーピィ三姉妹》もカウントできるようにし、さらには3体分としてカウントすることで、マキシマムモードの《ハーピィ三姉妹》つまり、1体なのに3体分の状態の《ハーピィ三姉妹》をその人数分しっかりカウントできるようになっているんです!
エモーーーーーーーいっ!!!!
と言いたいところなんんですが、今回のエモさには一癖あって、これ自分フィールドではこのエモさを表現できないんですよね。
しかもこの効果、マキシマムモードでない《ハーピィ三姉妹》がいても900アップするんですよね。
遊☆戯☆王 8巻(文庫版)より引用
「フフ…ペット竜は場のハーピィ・レディ1体につき300ポイント攻撃力がプラスされる…」
なんて舞さんばりに効果説明しても、舞さんもびっくりハーピィ2体で攻撃力が1800アップしちゃうんです。
(まあ使う分にはありがたいんですけどね)
とまぁ武装されたハーピィがいると、いつも以上に頑張っちゃう愛おしさ増し増しの《ハーピィズペット竜》になってます。
可愛い♡
そしてOCGに比べて攻撃力のみアップする効果に改変された《ハーピィズペット竜》。
これって原作由来なんですよね。
遊☆戯☆王 8巻(文庫版)より引用
エモエモだお
《万華鏡-華麗なる分身-》
続いて《万華鏡-華麗なる分身-》
こちらもOCGから存在するカードなんですが「デッキからカードを指定して行う行為を行わない」というカードデザイン上、絶対にラッシュデュエルには実装されないと言われてきたカードなんですよね。
ところがみんなの予想を大きく裏切り、テキストが大きく改変することで実装されました。
このテキストがエモいのなんのって
まず、OCGでは分身させても2体か4体にしか分身させることができないんですよね。
原作では1体から3体に分身させてたので、なんかちょっと違和感…とOCGで遊んでる時から感じてました。
それが今回ちゃんと1体から3体に分身させられるようになったんです!!
嬉しくてエモンガも大量発生!!!!
そして新たに付け加えられた「攻撃力1200以下のモンスターに攻撃できない」という制約。
これって原作シーンの設定から来てるんですよね。
遊☆戯☆王 5巻(文庫版)より引用
対戦相手、城之内のフィールドにいるのは攻撃力1200の《ベビー・ドラゴン》
そして分身したターンは攻撃できなくなる《ハーピィ三姉妹》
これを攻撃力1200以下のモンスターに攻撃できなくなる制約をつけることで再現してるんです!
エモーーーーーーーいっ!!!!
完全に攻撃できなくなるのはゲームとしては大きな枷になるので、原作再現しつつ良い塩梅で攻撃制限を付けちゃうのは本当によく分かってますよね。
相手フィールドに攻撃力1200以下のモンスターがいる時は
「ま…そんなカードを倒してもライフを削れるわけでもないし」
なんて言って余裕のターンエンドを決めましょう。
ちなみに原作の《ベビー・ドラゴン》は守備表示だったため、万華鏡の攻撃表示モンスターへの攻撃制限では完全再現できないのはここだけの秘密です。
まとめ
今回は「ラッシュデュエルに実装されたハーピィたちのエモさについて」お話ししました。
- ステータスがエモい!
- カード名がエモい!
- 効果がエモい!
- イラストがエモい!
- カードデザインがエモい!
【ハーピィ】テーマ化!ってだけでも嬉しいのに、こんなにも沢山エモい要素を入れられると嬉しさがさらに跳ね上がりますね!
大好きな《ハーピィ・クィーン》が新たな姿でラッシュデュエルに実装されたのも本当に嬉しいです!
こんなエモさ前回のハーピィたち、ぜひ皆さんも使ってみてください!
漫画を読み返しても楽しいですよ!