アニメで蘭世が使用していた《花牙クノイチ・エトランゼ》。
《花牙クノイチ・エトランゼ》が分身する華麗な姿を見て《花牙クノイチ・エトランゼ》を使ったデッキを作りたいと思った方も多いのではないでしょうか。
実は私もその一人です。
そこで今回は《花牙クノイチ・エトランゼ》を軸にした植物族デッキ。【エトランゼ】デッキを紹介したいと思います。
2体に増えて2回攻撃できるってモンスターゾーンを埋めるし《連撃竜ドラギアス》より弱いんじゃない?
なんて思っている人いませんか?《花牙クノイチ・エトランゼ》にしかできないことがあるんです!!
目次
【エトランゼ】のデッキレシピ
まずデッキレシピがこちらです。
- メインデッキ:40枚
モンスター(0枚)
下級20枚/上級0枚/最上級8枚
《花牙クノイチ・エトランゼ》× 3
《花牙クノイチ・ガーランド》× 1
《機動砦のバスキュール》× 2
《ビックリード・ドラゴン》× 1
《邪影ダーク・ルーカー》× 1
《花牙美人のゲッカ》× 3
《花牙僧のミモザ》× 3
《花牙祭のジャスミン》× 3
《執念の竜》× 3
《花牙武者のリンドウ》× 3
《ビーン・ソルジャー》× 3
《焼きビーン・ソルジャー》× 2
魔法カード(6枚)
《襲い来る自然》× 2
《天の啓示》× 2
《死者への手向け》× 1
《森》× 1
罠カード(6枚)
《花牙踏み》× 3
《花牙舞戻り》× 3
デッキコンセプト
コンセプトは「《花牙クノイチ・エトランゼ》の分身効果を活用して攻めること」です。
分身効果とは《花牙クノイチ・エトランゼ》の「墓地の《花牙クノイチ・エトランゼ》を蘇生する効果」のことで、これを駆使したいという想いから、このデッキの構築に至りました。
ではどうやって活用していくのか。
次の項から解説していきます。
【エトランゼ】デッキの回し方とやりたいこと
効果モンスター
レベル7 / 地属性 / 植物族 / 攻2300 / 守1000
【条件】自分の墓地に「花牙クノイチ・エトランゼ」がいる場合に発動できる。
【効果】手札のモンスター(植物族)1体を墓地へ送る。その後、自分の墓地の「花牙クノイチ・エトランゼ」1体を選び、自分フィールドに表側表示で特殊召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターはエンドフェイズに持ち主のデッキの下に戻る。このターン、このカードは直接攻撃できない。
【エトランゼ】デッキを使う際、以下の3つの項目を意識して回していきます。
- 墓地を肥やしながら展開する
- 表示形式の変更を駆使して確実に戦闘ダメージを与える
- 《天の啓示》を駆使し柔軟に対応する
一つずつ解説していきます。
①:墓地を肥やしながら展開する
効果モンスター
レベル7 / 地属性 / 機械族 / 攻0 / 守2500
【条件】このカードを召喚したターンに、デッキの上からカード3枚を墓地へ送って発動できる。
【効果】このカードの表示形式を変更する(攻撃表示は表側守備表示に、守備表示は表側攻撃表示にする)。その後、自分の墓地の通常モンスター(地属性)1体を選び、自分フィールドに表側表示で特殊召喚できる。
《花牙クノイチ・エトランゼ》の効果を発動するには、《花牙クノイチ・エトランゼ》をフィールド・墓地にそれぞれ1体以上用意しなくてはいけません。
3枚しか採用できないカードをフィールド・墓地に用意するって意外と難易度が高いんですよね。
《花牙クノイチ・エトランゼ》の効果を発動できる状況を整えなければ、有効活用することはできないため、まずは展開しながらこの準備を行っていきます。
ではどうやって準備するのか。
その方法が「墓地肥やし」です。
このデッキには《機動砦のバスキュール》《ビックリード・ドラゴン》《邪影ダーク・ルーカー》《執念の竜》と墓地を肥やせるカードが計7枚採用されています。
展開しながら、これらのモンスターの効果を発動していくことで、墓地に《花牙クノイチ・エトランゼ》を用意していきます。
中でも《機動砦のバスキュール》は一度に3枚の墓地肥やしを行え、さらにモンスター1体を展開できるためかなり扱いやすいモンスターです。
そのため積極的に効果を発動していきたいですね。
墓地を肥す行為は《花牙クノイチ・エトランゼ》の用意だけではなく、墓地の植物族モンスターが必要な《花牙踏み》《花牙舞戻り》に対する妨害へのケアにもなります!
②:表示形式の変更を駆使し確実に戦闘ダメージを与える
効果モンスター
レベル3 / 地属性 / 植物族 / 攻1000 / 守1000
【条件】自分フィールドに表側表示モンスター(レベル7以上/植物族)がいる場合に発動できる。
【効果】相手フィールドの守備表示モンスター1体を選んで表側攻撃表示にする。この効果でモンスターを表側攻撃表示にした場合、さらに[選んだモンスターの元々の攻撃力]だけ自分のLPを回復する。
このデッキには複数回攻撃をしたり貫通を付与するカードは採用されていません。
そのため表示形式の変更により、相手モンスターを攻撃表示にすることで戦闘ダメージを与えていきます。
相手モンスターを攻撃表示に変更するカードは《花牙僧のミモザ》《花牙祭のジャスミン》の計6枚で、これらを駆使することで表示形式の変更がを行います。
《花牙クノイチ・エトランゼ》の効果で特殊召喚したモンスターはエンドフェイズにデッキに戻り、効果を発動した《花牙クノイチ・エトランゼ》は直接攻撃ができなくなってしまいます。
そのため攻撃表示への変更は《花牙クノイチ・エトランゼ》の効果を無駄にしない動きにもなっていますね。
この他にも攻撃表示にすることで《ビックリード・ドラゴン》の攻撃力を弱体化させる効果を通したり、《花牙踏み》の守備表示になってしまうデメリットを補う役割もあります。
③:《天の啓示》を駆使し柔軟に対応する
通常魔法
【条件】なし
【効果】自分フィールドのモンスターを好きな数だけ選んで墓地へ送る。[この効果で墓地へ送ったモンスターの元々のレベルの合計]が10以上の場合、さらに自分の墓地のモンスター(レベル8以下)1体を選んで自分フィールド表側表示で特殊召喚できる。この効果で特殊召喚したモンスターの攻撃力はターン終了時まで300アップする。
《花牙クノイチ・エトランゼ》の効果で蘇生した《花牙クノイチ・エトランゼ》はエンドフェイズにデッキに戻ってしまいますが、墓地へ送ることができればそのデメリットをケアすることができます。
そこで有効活用できるのが《天の啓示》です。
《花牙クノイチ・エトランゼ》がレベル7であるため、《天の啓示》の効果でレベル3以上のモンスターと共に墓地へ送れば、モンスターの蘇生につなげることができます。
このデッキでは全てのモンスターを蘇生できるため、以下のように状況に合わせてモンスターを蘇生します。
- 相手フィールドに攻撃力の高い突破したいモンスターがいるため、《ビックリード・ドラゴン》を蘇生して戦闘をサポートする
- 相手フィールドに魔法・罠カードがあるため、《邪影ダーク・ルーカー》を蘇生して魔法・罠カードを破壊する
- 手札に3体目の《花牙クノイチ・エトランゼ》がいるため《花牙クノイチ・ガーランド》を蘇生して、手札の《花牙クノイチ・エトランゼ》を特殊召喚する
- 相手フィールドにセットされたモンスターを攻撃表示にするため、《花牙僧のミモザ》を蘇生する
これらはほんの一例ですが、このように柔軟に対応することができます。
このデッキには《機動砦のバスキュール》や《花牙美人のゲッカ》など、《天の啓示》と相性の良いカードが他にも採用されているため、場合によってはこれらのモンスターを駆使しても良いですね。
相手モンスターを確実に戦闘破壊しておきたい場面で下級モンスターしかドローできなかった場合でも、《天の啓示》があれば最上級モンスターに変換することもできます!
以上が【エトランゼ】デッキを使う上で意識したい3つのことです。
これらを意識して回し攻めていきます。
罠カードを多く採用するデッキに対しては《邪影ダーク・ルーカー》を手札に温存する戦い方をするなど、相手の魔法・罠カードを全て破壊するつもりで戦っていくのがポイントです!
各カードの使い方と採用理由
ここからはカードごとにさらに詳しく使い方・採用理由を解説していきます。
モンスター
《花牙クノイチ・エトランゼ》
効果モンスター
レベル7 / 地属性 / 植物族 / 攻2300 / 守1000
【条件】自分の墓地に「花牙クノイチ・エトランゼ」がいる場合に発動できる。
【効果】手札のモンスター(植物族)1体を墓地へ送る。その後、自分の墓地の「花牙クノイチ・エトランゼ」1体を選び、自分フィールドに表側表示で特殊召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターはエンドフェイズに持ち主のデッキの下に戻る。このターン、このカードは直接攻撃できない。
《花牙クノイチ・エトランゼ》は効果により同名モンスターを蘇生し、アタッカーとして使用する他、前述した《天の啓示》により蘇生したモンスターを有効活用するために使います。
《森》適用下では攻撃力2500のモンスターと相打ちさせることができるため、蘇生した《花牙クノイチ・エトランゼ》がエンドフェイズにデッキに戻るデメリットをケアしながら、相手モンスターを処理することができます。
効果を発動するための墓地肥やしなどは前述した「【エトランゼ】デッキの回し方とやりたいこと」に記載しているのでそちらを参照してください。
このデッキのコンセプトであり、少しでも早く効果を使いたいため3枚採用しました。
《花牙クノイチ・ガーランド》
効果モンスター
レベル8 / 地属性 / 植物族 / 攻2500 / 守1500
【条件】自分の墓地のモンスター(植物族)1体をデッキの下に戻して発動できる。
【効果】手札のモンスター(レベル7以下/植物族)1体を自分フィールドに表側表示で特殊召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターはエンドフェイズに持ち主のデッキの下に戻る。
《花牙クノイチ・ガーランド》はこのデッキでは4枚目の《花牙クノイチ・エトランゼ》という立ち位置で、《花牙僧ミモザ》の発動条件を満たしたり、《花牙舞戻り》の効果で蘇生するために使います。
手札から《花牙クノイチ・エトランゼ》を特殊召喚できるため、《天の啓示》の蘇生効果の適用をサポートしたり、《花牙舞戻り》で蘇生して次のターンに《花牙クノイチ・エトランゼ》の特殊召喚を狙うといった使い方もできます。
2枚以上手札に必要なく、蘇生手段の多いこのデッキでは1枚でも十分に機能するため、1枚の採用にしました。
《機動砦のバスキュール》
効果モンスター
レベル7 / 地属性 / 機械族 / 攻0 / 守2500
【条件】このカードを召喚したターンに、デッキの上からカード3枚を墓地へ送って発動できる。
【効果】このカードの表示形式を変更する(攻撃表示は表側守備表示に、守備表示は表側攻撃表示にする)。その後、自分の墓地の通常モンスター(地属性)1体を選び、自分フィールドに表側表示で特殊召喚できる。
《機動砦のバスキュール》は前述した通り墓地肥やしを行ったり、《天の啓示》の蘇生効果の適用をサポートするために使います。
守備表示になるため《ダーク・リベレイション》のケアも行うことができ、相手によってはフィールドに維持することが生命線になることもあります。
このデッキでは様々なカードと相性が良いのですが、最上級モンスターの総採用枚数から2枚の採用になりました。
《ビックリード・ドラゴン》
出典:遊戯王ラッシュデュエル デッキ改造パック 驚愕のライトニングアタック!!
効果モンスター
レベル7 / 炎属性 / ドラゴン族 / 攻1600 / 守2500
【条件】デッキの一番上のカードを墓地へ送って発動できる。
【効果】相手フィールドの攻撃力が一番高い表側表示モンスター全ての攻撃力はターン終了時まで、[自分フィールドの攻撃力が一番高い表側表示モンスターの攻撃力]だけダウンする。このターン、このカードは攻撃表示モンスターにしか攻撃できない。
《ビックリード・ドラゴン》は戦闘のサポートのために使います。
《花牙僧のミモザ》とは相性が良く、《花牙踏み》の効果で守備表示になった攻撃力の高いモンスターを攻撃表示にしてライフポイントを回復した後、《ビックリード・ドラゴン》の効果で攻撃力をダウンさせれば、ライフポイントを大きく回復しながら戦闘ダメージを与えることができます。
またこのデッキが苦手とするマキシマムモンスター対策でもあります。
他の最上級モンスターとの兼ね合いから1枚の採用です。
《邪影ダーク・ルーカー》
効果モンスター
レベル7 / 闇属性 / アンデット族 / 攻100 / 守2600
【条件】デッキの一番上のカードを墓地へ送って発動できる。
【効果】相手フィールドの魔法・罠カード1枚を選んで破壊し、相手に1000ダメージを与える。その後、このカードを持ち主の手札に戻す。
《邪影ダーク・ルーカー》は相手の魔法・罠カードを破壊するために使います。
このデッキには魔法・罠カードを破壊するカードが計3枚しか採用されていません。そのため魔法・罠カードを多く採用するデッキに対して強く動きづらくなっています。
自身の効果で何度も効果を発動できる《邪影ダーク・ルーカー》を使えば、4枚以上の破壊も可能になるため採用しました。
は自身の効果で手札に戻り、《天の啓示》でも再利用できるモンスターであるため、念入りに魔法・罠カードを破壊したい場合の選択肢として採用しました。
相手によってはフィールドに守備表示で維持することも有効になりますが、確実に警戒したい罠カードが採用されているデッキ相手の場合は、無理に召喚せずに手札に温存することもあります。
蘇生手段もあり手札に2枚以上引きたくないため1枚の採用にしました。
《花牙美人のゲッカ》
効果モンスター
レベル4 / 地属性 / 植物族 / 攻0 / 守1300
【条件】このカードを召喚したターンに、500LP払って発動できる。
【効果】自分の墓地の通常モンスター(地属性/植物族)1体を選んで手札に加える。
《花牙美人のゲッカ》はモンスターのかさましをするために使います。
効果により1体で2体分の働きができるため、アドバンス召喚のリリース確保や、《花牙クノイチ・エトランゼ》の効果の手札コストの確保にも使うことができます。
できるだけ使いたいモンスターであるため3枚採用しました。
《花牙僧のミモザ》
《花牙祭のジャスミン》
効果モンスター
レベル3 / 地属性 / 植物族 / 攻1000 / 守1000
【条件】自分フィールドに表側表示モンスター(レベル7以上/植物族)がいる場合に発動できる。
【効果】相手フィールドの守備表示モンスター1体を選んで表側攻撃表示にする。この効果でモンスターを表側攻撃表示にした場合、さらに[選んだモンスターの元々の攻撃力]だけ自分のLPを回復する。
前述した通り《花牙僧のミモザ》と《花牙祭のジャスミン》は、相手モンスターを攻撃表示に変更し戦闘ダメージを通せるようにするために使います。
《花牙僧のミモザ》は攻撃表示に変更したモンスターの攻撃力分、ライフポイントを回復できるため、場合によっては回復を重視したモンスターの選択をすることもあります。
守備表示で時間を稼がれないためにも必須の効果であるためそれぞれ3枚ずつ採用しました。
《執念の竜》
効果モンスター
レベル4 / 闇属性 / ドラゴン族 / 攻900 / 守1100
【条件】デッキの一番上のカードを墓地へ送って発動できる。
【効果】相手フィールドの表側表示モンスター(攻撃力2000以上)1体を選び、その攻撃力をターン終了時まで400ダウンする。その後、自分の墓地の「竜の執念」1枚を選んで自分の魔法&罠ゾーンにセットできる。
《執念の竜》は墓地肥やしと戦闘サポートのために使います。
展開しながら墓地肥やしと戦闘サポートを行うことができるため、かなり使いやすく、単体では攻撃力2500のモンスターを突破できない《花牙クノイチ・エトランゼ》のサポートにもなります。
墓地肥やし、戦闘サポートどちらの面で見ても優秀なため3枚採用しました。
《天の啓示》の蘇生効果を適用しやすくするため、レベル4である《執念の竜》を採用しましたが、この枠は類似した役割で運用できる《セブンスロード・メイジ》や《スピーディー・パフォーマー》にしても良いと思います
《花牙武者のリンドウ》
《ビーン・ソルジャー》
《焼きビーン・ソルジャー》
《花牙武者のリンドウ》《ビーン・ソルジャー》《焼きビーン・ソルジャー》は《花牙祭のジャスミン》の発動条件を満たすために使います。
これに加えて地属性である《花牙武者のリンドウ》と《ビーン・ソルジャー》は、《機動砦のバスキュール》による蘇生と《花牙美人ゲッカ》によるサルベージを行えるため、優先度が高いですね。
下級モンスターの枠と属性による優先度から《花牙武者のリンドウ》《ビーン・ソルジャー》はそれぞれ3枚ずつ、《焼きビーン・ソルジャー》は2枚採用しました。
魔法カード
《襲い来る自然》
通常魔法
【条件】自分のフィールドに表側表示モンスター(植物族)がいる場合に発動できる。
【効果】相手フィールドの魔法・罠カード1枚を選んで破壊する。
《襲い来る自然》は相手の魔法・罠カードを破壊するために使います。
発動条件の緩さから発動しやすいカードですが、《邪影ダーク・ルーカー》ともに手札に存在する場合は、相手のデッキによって優先順位を決めて発動していきます。
例えば相手のデッキの魔法・罠カードの枚数が多そうであれば《邪影ダーク・ルーカー》、相手のデッキの魔法・罠カードの枚数が少なそうであれば《襲い来る自然》を優先するといった感じですね。
相手の魔法・罠カードが少ない場合に《邪影ダーク・ルーカー》を優先した場合、《襲い来る自然》を発動できずに魔法&罠ゾーンの肥やしになってしまうこともあるため意外と重要です。
《邪影ダーク・ルーカー》の存在から2枚の採用にしました。
《天の啓示》
通常魔法
【条件】なし
【効果】自分フィールドのモンスターを好きな数だけ選んで墓地へ送る。[この効果で墓地へ送ったモンスターの元々のレベルの合計]が10以上の場合、さらに自分の墓地のモンスター(レベル8以下)1体を選んで自分フィールド表側表示で特殊召喚できる。この効果で特殊召喚したモンスターの攻撃力はターン終了時まで300アップする。
《天の啓示》はモンスターを蘇生するために使います。
使い方は前述した「《天の啓示》を駆使し柔軟に対応する」の項で解説した通りであるためそちらを参照ください。
3枚採用したいところですが、引きすぎても腐ってしまうため2枚の採用にしました。
《死者への手向け》
通常魔法(LEGEND)
【条件】手札1枚を墓地へ送って発動できる。
【効果】自分または相手フィールドのモンスター1体を選んで破壊する。
《死者への手向け》は相手モンスターを無理やり突破するために使います。
マキシマムモンスター対策としても採用しているのですが、マキシマムモンスターに対する対応力を落としても良い場合は《落とし穴》に変更した方が強く使えます。
レジェンドカードであるため1枚の採用です。
《森》
出典:遊戯王ラッシュデュエル デッキ改造パック 幻撃のミラージュインパクト!!
フィールド魔法
【条件】なし
【効果】このカードがフィールドゾーンに表側表示である限り、お互いのフィールドの表側表示モンスター(昆虫族・獣族・植物族・獣戦士族)の攻撃力・守備力は200アップする。
《森》は植物族の戦闘サポートのために使います。
前述した通り《花牙クノイチ・エトランゼ》の欠点を補えるカードですが、恩恵を受けられるカードの数が中途半端で、2枚以上引いた場合に弱いため1枚の採用にしました。
罠カード
《花牙踏み》
通常罠
【条件】自分の表側表示モンスター(植物族)が攻撃を受ける相手モンスターの攻撃宣言時、自分の墓地のモンスター(植物族)2体を好きな順番でデッキの下に戻して発動できる。
【効果】相手フィールドの攻撃表示モンスターを全て表側守備表示にする。
《花牙踏み》は植物族モンスターを戦闘から守るために使います。
1枚で相手モンスター全て攻撃を阻止することができるのですが、守備表示になってしまうため、返しのターンでは《花牙僧のミモザ》などで攻撃表示に変更して戦闘ダメージを与えていくのが理想です。
デッキに戻すモンスターは《花牙美人のゲッカ》を優先し、《花牙僧のミモザ》《花牙祭のジャスミン》を戻していきます。
攻撃を止める手段として優秀であるため3枚採用しました。
《花牙舞戻り》
通常罠
【条件】相手モンスターの直接攻撃宣言時、自分の墓地のモンスター(植物族)3体をデッキに戻して発動できる。
【効果】攻撃してきたモンスターを破壊する。この効果でモンスターを破壊した場合、さらに自分の墓地のモンスター(植物族)1体を選んで自分フィールドに表側攻撃表示で特殊召喚できる。
《花牙舞戻り》は相手モンスターを1体減らしながら自分のターンを迎えるために使います。
蘇生するモンスターは《花牙クノイチ・エトランゼ》の効果を活かせそうなら《花牙クノイチ・エトランゼ》、手札に《花牙クノイチ・エトランゼ》が存在するかドローできそうな場合は《花牙クノイチ・ガーランド》を蘇生します。
《ダーク・リベレイション》のケアも含めて採用しているため3枚採用しました。
まとめ
今回は【エトランゼ】デッキのデッキレシピを紹介しました。
要点をまとめると以下の通りです。
- 《花牙クノイチ・エトランゼ》の分身効果をフル活用して攻めること
- 墓地を肥やしながら展開する
- 表示形式の変更を駆使して確実に戦闘ダメージを与える
- 《天の啓示》を駆使し柔軟に対応する
華麗なる分身で一花咲かせてやりましょう!!