「闇黒のレッドリブート」にて【蒼救】を強化する《蒼救の願い》が収録されました。
実はこのカード、【蒼救】の3つの課題を1枚で解決してくれるカードなんです。
今回はそんな【蒼救】を軸にしたデッキとその使い方を解説。
本デッキは、第7回関西ラッシュデュエル個人CSにおいて、3位に入賞したデッキです。
マッチ戦にて4戦行われるスイスドロー形式の予選に、トーナメント形式の決勝戦で3位まで勝ち上がったデッキでもあるので、ガチ構築として参考になると思います。
【蒼救】デッキの構築の参考にしてみてください
目次
【蒼救】のデッキレシピ
メインデッキ(42枚)
カード名 | 枚数 |
---|---|
モンスター | 25 |
《魔将ヤメルーラ》 | 3 |
《魔将キメルーラ》 | 2 |
《月魔将ヤメルーナ》 | 2 |
《風帝ライザー》 | 1 |
《蒼救騎士 シエーラ》 | 3 |
《蒼救騎士 ダンクス》 | 2 |
《蒼救騎士 ランガ》 | 1 |
《蒼救天使 ソレイル》 | 3 |
《蒼救天使 ルーア》 | 2 |
《シエスタトレーロ》 | 2 |
《業火の結界像》 | 1 |
《戦天女ハリキリー》 | 3 |
魔法カード | 13 |
---|---|
《蒼救の照覧》 | 3 |
《フュージョン》 | 3 |
《天翔変化》 | 2 |
《魔将布陣器》 | 2 |
《蒼救の祈り》 | 1 |
《秘剣!流麗割撃》 | 1 |
《大嵐》 | 1 |
罠カード | 4 |
---|---|
《蒼救の願い》 | 3 |
《聖なるバリア-ミラーフォース-》 | 1 |
エクストラデッキ(15枚)
カード名 | 枚数 |
---|---|
モンスター | 15 |
《蒼救の一閃 ディグレイス》 | 2 |
《蒼救の閃光 ソルシュエール》 | 2 |
《蒼救の光耀 ガルフレア》 | 2 |
《蒼救の幻影 ドルクムーア》 | 2 |
《蒼救の泡影 アルティエラ》 | 2 |
《天翔流麗ヤメテラス》 | 2 |
《天翔流麗キメテラス》 | 2 |
《天翔流那キメテラス》 | 1 |
冒頭で触れた【蒼救】の課題が以下の3つです。
- フュージョンモンスターを突破された後のケア
- フュージョンモンスターの突破対策
- 盤面をロックする前に召喚されたモンスターの処理
登場当初は召喚さえしてしまえばかなりの制圧力を持っていた《蒼救の泡影 アルティアラ》ですが、インフレが進み突破されやすくなりました。
そこで以下のことを意識して構築しています。
- より早く相手を制圧(盤面ロック)
- フュージョンモンスターが倒される前提で考える
かなりトライ&エラーで行った結果、これが自分の中でしっくりと来たと言う感じです
このデッキでやりたいこと
- 一方的な盤面ロックで相手のペースを乱す
- 一気にライフを刈り取る
【蒼救】デッキは、ワンキルできるほどの高火力を生み出したり、一気に展開する力が他のテーマに比べると弱いです。
そのため、相手の行動を制限できるロック系のカードを駆使することにより相手をコントロールしながら戦います。
ではどうやってこの動きを行なっていくのかを解説していきます。
【蒼救】デッキの回し方
①:一方的な盤面ロックで相手のペースを乱す
ロック系のカードは、効果の性質から先出ししなければいけません。
そのため《蒼救の照覧》を始めとする擬似サーチやドローソースにより、素早く手札に加えます。
通常魔法
【条件】手札のモンスター(戦士族または天使族)を合計2体相手に見せて発動できる。
【効果】自分のデッキの上からカードを5枚めくり、お互いに確認する。自分はめくったカードの中から1枚を選んで手札に加える。その後、残りのカードを好きな順番でデッキの下に戻す。このターン、自分はモンスター(レベル8以下)で攻撃できず、相手は効果ダメージを受けない。
中でも《蒼救の照覧》が優秀で、カードの種類問わず、めくったカードの中から好きなカードを手札に加える事ができます。
このカードにより各種ロックカードや、ロックカードに繋がるカードを状況に応じて引き込んでいきます。
このデッキに採用されているロックカードは以下の通りです。
《魔将ヤメルーラ》 “レベル7以上のアドバンス召喚を封じる” | |
《業火の結界像》 “炎属性以外の特殊召喚を封じる” | |
《天翔流麗ヤメテラス》 “レベル9以下の攻撃表示での特殊召喚を封じる” 必要なカード ・《魔将ヤメルーラ》 ・《戦天女ハリキリー》 ・《フュージョン》or《天翔変化》 | |
《蒼救の泡影 アルティエラ》 “《フュージョン》以外の通常魔法を封じる” 必要なカード ・《蒼救騎士 シエーラ》 ・《蒼救天使 ソレイル》or《蒼救天使 ルーア》 ・《フュージョン》 |
盤面ロックの基本となるのが《魔将ヤメルーラ》《業火の結界像》《蒼救の泡影 アルティエラ》の3体の制圧モンスターです。
場合によっては相手を完封できるモンスターたちですが、前述した通り、ほとんどの魔法カードを封じられる《蒼救の泡影 アルティエラ》ですら現環境では簡単に突破されてしまいます。
そのため、このデッキは構築段階から制圧モンスターが倒される前提で構築しています。
《蒼穹の願い》
通常罠
【条件】相手がモンスターを召喚・特殊召喚した時、自分の墓地のモンスター(水属性/戦士族)1体とモンスター(天使族)1体を好きな順番でデッキの上に戻して発動できる。
【効果】相手フィールドのモンスター1体を選んで持ち主のデッキの下に戻す。その後、自分の墓地の「蒼救の照覧」または「フュージョン」1枚を選んで自分の魔法&罠ゾーンにセットできる。
【蒼救】を最も強化した新規実装の最強罠カード。
相手のデッキの軸となるカードや、今まで苦手だったこちらの制圧モンスターを突破できるモンスターを破壊耐性を無視してデッキに戻す事ができます。
またフュージョンモンスターの素材をまとめて好きな組み合わせで、デッキ・フィールドに用意することができるため、次のターンに新たなフュージョンモンスターに繋げる事ができます。
レベルも関係ないからマキシマムモンスターも怖くないわ!!
今回の関西CSではこいつに助けられたと言っても過言ではありません
《蒼救の祈り》
通常魔法
【条件】手札1枚を墓地へ送って発動できる。
【効果】自分の墓地のモンスター(光属性または闇属性/天界戦士族)1体を選び、自分フィールドに表側表示で特殊召喚する。
天界戦士族専用の《死者蘇生》とも言えるカード。
このカードのおかげで、突破された天界戦士族もサクッと呼び戻せるようになっています。
そのタイミングで使えないカードや、複数引いてきてしまったカードを手札から処理できるのも優秀です!
②:一気にライフを刈り取る
盤面をロックしても相手のライフポイントを0にできなければ勝つことはできません。
そのため、決定力の高いフュージョンモンスターを複数種採用することで、一気にライフを刈り取れるように構築しています。
これに役立ってくれるのが以下のモンスターです。
- 《蒼救の一閃 ディグレイス》
- 《天翔流麗キメテラス》
《蒼救の一閃 ディグレイス》
フュージョン / 効果モンスター
レベル9 / 光属性 / 天界戦士族 / 攻2700 / 守1700
「蒼救騎士 ダンクス」+「蒼救天使 ソレイル」
【条件】デッキの一番上のカードを墓地へ送って発動できる。
【選択効果】
●このカードの攻撃力はターン終了時まで、[自分フィールドの表側表示モンスター(天界戦士族)の数]×1000アップする。
●このターン、このカードはモンスターに2回攻撃できる。
3700以上の火力を生み出すか、モンスターへの2回攻撃を行えるモンスター。
光属性の天界戦士族であることから《天翔変化》でもフュージョン召喚する事ができ、《蒼救の泡影 アルティエラ》《蒼救の幻影 ドルクムーア》よりもフュージョン召喚しやすくなっています。
《蒼救の願い》でフュージョン召喚の準備を整えられるのもポイントね
《天翔流麗キメテラス》
フュージョン / 効果モンスター
レベル9 / 光属性 / 天界戦士族 / 攻3000 / 守3000
「魔将キメルーラ」+「戰天女ハリキリー」
【条件】デッキの一番上のカードを墓地へ送って発動できる。
【選択効果】
●自分フィールドの表側表示モンスター2体まで選ぶ。このターン、そのモンスターは直接攻撃できる。
●このカードの攻撃力は次の相手ターン終了時まで1000アップする。
4000の火力を生み出すか、自分のモンスター2体に直接攻撃できる効果を付与するモンスター。
攻撃力1000以上のモンスターと共に並べれば2ターンで相手のライフを刈り切る事ができます。
またフュージョン素材の《魔将キメルーラ》も相手モンスターが全て守備表示であれば直接攻撃できる効果を持っているため、場合によってはそちらも視野に動きます。
ライフカットはこれらをメインに行なっていきますが、他にもライフカットを早めるカードを採用しています。
《月魔将ヤメルーナ》
効果モンスター
レベル8 / 闇属性 / 戦士族 / 攻2500 / 守2500
自分フィールドに表側表示の「魔将ヤメルーラ」がいる場合、このカードは手札から自分フィールドに表側表示で特殊召喚できる。
【条件】自分フィールドの表側表示モンスター1体の表示形式を変更して発動できる。
【効果】自分フィールドの表側表示の「魔将ヤメルーラ」1体を選ぶ。そのモンスターが表側表示でいる限り、その攻撃力は500アップし、その攻撃は貫通する。
《魔将ヤメルーラ》の攻撃力を永続的に強化し貫通も付与できるモンスター。
今まで盤面をロックしても守備表示モンスター3体で耐えられる事が多々ありましたが、これによりケアしやすくなっています。
また状況は限定的ですが、効果を発動し守備表示になった《魔将ヤメルーラ》を攻撃表示にすることで、ロックを掛けながら3000の貫通攻撃を行えるのも偉いです。
《秘剣!流麗割撃》
通常魔法
【条件】相手フィールドに魔法・罠カードがある場合、自分の墓地のモンスター(レベル8/戦士族)1体をデッキに戻して発動できる。
【効果】自分フィールドの表側表示モンスター(攻撃力2500以上/守備力2500以上)1体を選び、その攻撃力をターン終了時まで2500アップする。その後、相手フィールドの魔法・罠カード1枚を選んで破壊する。このターン、自分はモンスター1体でしか攻撃できない。
攻撃力の強化値も大きく、今まで苦手だったライフカットとバック破壊を同時に行えるカード。
《月魔将キメルーナ》の貫通攻撃を付与する効果とも相性が良くなっています。
他のカードの採用理由
解説していないカードについても軽く紹介します。
レジェンドカード
《風帝ライザー》
効果モンスター(LEGEND)
レベル6 / 風属性 / 鳥獣族 / 攻2400 / 守1000
【条件】このカードを攻撃表示でアドバンス召喚したターンに発動できる。
【効果】自分または相手フィールドのカード1枚を選んで持ち主のデッキの上に戻す。
制圧モンスターである《虚無魔人》と迷いましたが、結果として後出しでも盤面処理のために活用できるこちらを採用しました。
こちらのフュージョン召喚を封じる《業火の結界像》《虚無魔人》によるロックを解除する他、苦手とするバック除去も器用に行う事ができます。
また次のターンのハンドロックを掛けられるのも偉いですね。
《大嵐》
通常魔法(LEGEND)
【条件】なし
【効果】お互いのフィールドの魔法・罠カードを全て破壊する。
召喚自体を阻害されたり、攻撃時に罠を撃たれたりしてペースを一気に崩されることの多い【蒼救闇戦士】にとっては安全を確保できる神のカード。
《天使の施し》で引きを強くするのも悪くありませんが、《蒼救の照覧》を始めとする擬似サーチやドローソースで必要なカードは割と引っ張ってこれるため、苦手分野を一気にケアできるこちらを採用しました。
《聖なるバリア-ミラーフォース-》
通常罠(LEGEND)
【条件】相手モンスターの攻撃宣言時に発動できる。
【効果】相手フィールドの攻撃表示モンスターを全て破壊する。
相手の盤面を開けながらライフカットに貢献できるこのカードを採用しました。
フュージョンモンスター
《蒼救の閃光 ソルシュエール》
フュージョン / 効果モンスター
レベル9 / 光属性 / 天界戦士族 / 攻2200 / 守2800
「蒼救騎士 シエーラ」+「蒼救天使 ソレイル」
【条件】このカード以外の自分フィールドのカード1枚を持ち主のデッキの下に戻して発動できる。
【選択効果】
●相手フィールドの魔法・罠カードを[自分フィールドの表側表示モンスター(天界戦士族)の数]まで選んで破壊する。
●自分の墓地の「蒼救の証」1枚を選んで手札に加える。
相手の魔法・罠カードを破壊できるモンスター。
【蒼救】が苦手とするバック破壊を行うことができ、《天翔変化》でフュージョン召喚することもできます。
またフュージョン召喚がしやすくなったことにより、2枚以上のバック破壊も容易になりました。
ちなみに重く感じるコストは、腐っているカードをデッキに戻したり、2体目以降のフュージョン召喚を行う際に邪魔になっているモンスターを除けるためにも使えるのがポイントです。
最初の頃はあまり使われてませんでしたが、実は幅広く活躍してくれる賢い子です!
《蒼救の証》を採用すれば、攻撃力を強化するカードとしても使えますよ!
《蒼救の光耀 ガルフレア》
フュージョン / 効果モンスター
レベル9 / 光属性 / 天界戦士族 / 攻2600 / 守2100
「蒼救騎士 ランガ」+「蒼救天使 ソレイル」
【条件】手札1枚をデッキの下に戻して発動できる。
【選択効果】
●相手の墓地のカードを[自分フィールドの表側表示モンスター(天界戦士)の数]×2枚まで選んでデッキに戻す。
●自分の墓地のモンスター(レベル4以下/光属性・闇属性)1体または「蒼救の願い」1枚を選んで手札に加える。
墓地メタと《蒼救の願い》を再利用できるモンスター。
収録発表時は《蒼救騎士 ランガ》の使い辛さから採用を見送っていました。
しかし以下の点から採用を決めました。
- 《蒼救の願い》を再利用できる
- 蒼救ギミックで墓地メタを行えるようになる
- 《天翔変化》によりフュージョン召喚できる
- 2600打点
《蒼救の願い》を再利用し相手のプレイを圧迫するだけでも強く、実際に使ってみてより強さを実感しました。
《蒼救の願い》を経由する形にはなりますが、再度フュージョンできる状態を作ることで「蒼救」フュージョンモンスターの蘇生札にもなっていると言えます。
《蒼救の幻影 ドルクムーア》
フュージョン / 効果モンスター
レベル9 / 光属性 / 天界戦士族 / 攻2900 / 守2500
「蒼救騎士 ダンクス」+「蒼救天使 ルーア」
【条件】なし
【永続効果】自分フィールドの表側表示のカードは、相手の効果では破壊されない。
自分の表側表示のカード全てに破壊耐性を付与するモンスター。
このモンスターをフュージョン召喚できれば、このデッキが苦手とする《亜竜地獄》のような全体破壊にも強くなります。
また最近は破壊により突破されることも多い《業火の結界像》も守ることができ、相手の突破の選択肢を大きく狭めることができるのもポイントですね。
今では《蒼救の一閃 ディグレイス》の方が注目されていますが、今でも十分に強いモンスターです。
その他のカード
《蒼救騎士 ランガ》 《蒼救の光耀 ガルフレア》登場により、フュージョン召喚の選択肢を増やすために採用しました。 1枚でも墓地に用意できらば《蒼救の願い》からフュージョン召喚に繋げやすくなっています。 | |
《シエスタトレーロ》 《業火の結界像》《虚無魔人》への対策、また火力が高くて突破できないモンスターへの回答として採用しました。 他には《蒼救の照覧》《蒼救の願い》《魔将キメルーラ》の発動条件を補助するためにも使用でき、ステータス・効果共に非常な優秀なカードです。 | |
《天翔変化》 《蒼救の泡影 アルティエラ》《蒼救の幻影 ドルクムーア》以外であれば手札のモンスターのみを素材にフュージョン召喚できるカード。 これによりを《酢酸のたまった落とし穴》のような罠カードを踏まずにフュージョン召喚できます。 | |
《魔将布陣器》 闇属性・戦士族専用のドローソースです。 引ける枚数が多い分、必要なカードを引き込みやすくなり、不要なカードをデッキに返せるのも優秀です。 |
そのほかの改善案
《蒼救の願い》で強化された【蒼救闇戦士】デッキですが、まだまだ進化の途中であり課題は山積みです。
相変わらず魔法・罠に弱く、単体で仕事できるカードが少ないため初手次第では詰む事もあります。
これを改善できるように、フュージョン素材をより回収しやすいよう構築するのもありだと考えています。
今回はそれらのカードをあわせて紹介します。
《燃将セヤネン》
効果モンスター
レベル4 / 炎属性 / 戦士族 / 攻1000 / 守1200
【条件】自分フィールドにこのカード以外のモンスターがいない場合に発動できる。
【効果】自分の墓地のモンスター(レベル8/炎属性・闇属性/戦士族)1体を選んで手札に加える。このターン、自分はモンスター(守備力1900以下)で攻撃できない。
墓地に落ちすぎてしまった《魔将ヤメルーラ》たちを回収できるモンスター。
手札に加えるという点も優秀で、《魔将ヤメルーラ》の効果補助にも使用することができます。
《戦天女キリハリー》
効果モンスター
レベル1 / 光属性 / 天使族 / 攻500 / 守0
【条件】自分フィールドにこのカード以外のモンスターがいない場合、手札1枚をデッキの下に戻して発動できる。
【効果】自分の墓地のモンスター(天使族/攻撃力0)1体を選び、自分フィールドに表側表示で特殊召喚する。
《戦天女ハリキリー》《蒼救天使 ソレイル》《蒼救天使 ルーア》と、天使族のフュージョン素材を蘇生できるモンスター。
盤面にこのモンスター1体の時にしか効果を使えず、手札コストも必要であるため、少し扱いにくいのが欠点です。
《雲針の戦天女ハゴロモ》に繋げれば、フュージョンモンスターの多面展開に繋げる事もできるため、採用してもいいでしょう。
素材を回収できる《雲針の戦天女ハゴロモ》とフュージョンモンスターが並ぶという相手にとってかなり厄介な盤面を構築できるわね
《創世神》
効果モンスター(LEGEND)
レベル8 / 光属性 / 雷族 / 攻2300 / 守3000
このカードは墓地から特殊召喚できない。
【条件】自分の手札がある場合に発動できる。
【効果】自分の墓地のモンスター1体を選び、自分フィールドに表側表示で特殊召喚する。その後、自分は手札1枚を選んで墓地へ送る。
フュージョン素材や倒されてしまったフュージョンモンスターを蘇生できるモンスター。
ステータスも守備力が3000と壁としても優秀です。
《ギルフォード・ザ・ライジング》
効果モンスター
レベル8 / 炎属性 / 戦士族 / 攻2500 / 守2200
このカードは特殊召喚できない。
【条件】このカードを召喚したターンに、自分の墓地のモンスター(戦士族)2体をデッキに戻して発動できる。
【効果】このターン、このカードはモンスターに3回攻撃できる。
守備耐えや、多面展開への回答にもなり、苦手なライフカットを補えるカードです。
以前はメインから採用していましたが、《救惺望御》の登場により使い所が少し難しくなったため今回は不採用となりました。
1体で3面取れるのは優秀であるため、採用の余地有りです。
また前述した《燃将セヤネン》での回収も可能であり、特殊召喚できないデメリットも補う事ができます。
最後に
今回は《蒼救の願い》により強化された【蒼救】について解説しました。
相手の盤面ロックは強力ですが、出せば勝ちという甘い環境ではなく、まだまだ試行錯誤が必要なテーマでもあります。
しかし対応の仕方さえ間違わなければ、本来どんなテーマとでも戦えるデッキでもあるんです。
これを基盤に皆さんなりの【蒼救】デッキを見つけてみてください