2024年10月5〜6日、19〜27日(土日祝)にかけて行われたフュージョンデュエルトーナメント(第2部)。
私も参加し優勝することができたので、今回はその優勝デッキについて、デッキ選択の理由とデッキレシピ内容について解説します。
今回は【メタリオン】デッキで参加しました。
どんな風に【メタリオン】を強化すれば良いのかわからないという方にもおすすめの内容になっています。
フュージョンデュエルトーナメント(第1部)
開催日 | 2024年9月1日(日)〜9月16日(日)(土日祝開催) |
開催場所 | 全国各地 |
対戦形式 | スイスドロー形式、シングル戦 |
参加人数 | 最大8人 |
特殊ルール | 本大会のみ適用のリミットレギュレーション有り 指定カードを計4枚採用する必要有り |
特別リミットレギュレーション
禁止カード
- 《虚無魔人》
指定カード
- 《フュージョン》
- 《パワー・ボンド》
- 《ドラゴン・トライブ・フュージョン》
- 《融合》
- 《ドラゴンズ・バースト・フュージョン》
- 《ドラゴンズ・ブースト・フュージョン》
- 《セブンス・ワンダー・フュージョン》
- 《楽姫の演舞》
- 《究極の青眼伝説》
- 《天翔変化》
- 《サイクイップ・フュージョン》
- 《波涛融合》
- 《メテオフレア・フュージョン》
- 《ディープワーニング・フュージョン》
- 《ハイブリッドライブ・バックフュージョン》
- 《スパイスクロース・ミックス》
- 《ミラクル・フュージョン》
フュージョンデュエルトーナメント(第2部)
開催日 | 2024年10月5日(土)〜6日(日)、10月19日(土)〜27日(日)(土日祝開催) |
開催場所 | 全国各地 |
対戦形式 | スイスドロー形式、シングル戦 |
参加人数 | 最大8人 |
特別ルール | 本大会のみ適用のリミットレギュレーション有り 指定カードを計4枚採用する必要有り |
特別リミットレギュレーション
禁止カード
- 《虚無魔人》
指定カード
- 《フュージョン》
- 《パワー・ボンド》
- 《ドラゴン・トライブ・フュージョン》
- 《融合》
- 《ドラゴンズ・バースト・フュージョン》
- 《ドラゴンズ・ブースト・フュージョン》
- 《セブンス・ワンダー・フュージョン》
- 《楽姫の演舞》
- 《究極の青眼伝説》
- 《天翔変化》
- 《サイクイップ・フュージョン》
- 《波涛融合》
- 《メテオフレア・フュージョン》
- 《ディープワーニング・フュージョン》
- 《ハイブリッドライブ・バックフュージョン》
- 《スパイスクロース・ミックス》
- 《ミラクル・フュージョン》
- 《メタリオン・フュージョン》
プレイングで意識すべきポイントも押さえて帰ってください!
目次
使用デッキ【メタリオン】
メインデッキ(40枚)
カード名 | 枚数 |
---|---|
モンスター | 25 |
《イマジナリー・リーディング・アクター》 | 3 |
《創世神》 | 1 |
《イマジナリー・リアクター》 | 3 |
《イービル・ボーラー》 | 3 |
《ベリーフレッシュ・ハピネス・ハーベスト》 | 3 |
《プライム・ドワーフ》 | 3 |
《イマジナリー・アクター》 | 3 |
《ソード・ダンサー》 | 3 |
《サーペインター》 | 3 |
魔法カード | 11 |
---|---|
《はじまりの星》 | 3 |
《フュージョン》 | 3 |
《メタリオン・フュージョン》 | 2 |
《コスモス姫のお戯れ》 | 1 |
《死者転生》 | 1 |
《虚鋼演機塔》 | 1 |
罠カード | 4 |
---|---|
《虚鋼演機急転》 | 3 |
《魔法の筒》 | 1 |
エクストラデッキ(15枚)
カード名 | 枚数 |
---|---|
《フルメタリオン・アシュラスター》 | 3 |
《フルメタリオン・ヴリトラスター》 | 2 |
《メタリオン・メデゥースター》 | 2 |
《メタリオン・アシュラスター》 | 2 |
《メタリオン・ヴリトラスター》 | 2 |
《プライム・ピアース・ジャイアント》 | 2 |
《セレブローズ・ファビュラス・マジシャン》 | 1 |
《SF-EXプラズマー》 | 1 |
戦績
今回は2回参加し、1回優勝する事ができました。
10月19日(土)
対戦デッキ | 戦績(先攻後攻/勝ち負け) | |
---|---|---|
1 | ワンダーフュージョン | 先攻/◯ |
2 | メタリオン | 先攻/◯ |
3 | 青眼 | 先攻/× |
10月20日(日)
対戦デッキ | 戦績(先攻後攻/勝ち負け) | |
---|---|---|
1 | 青眼 | 先攻/◯ |
2 | ベリーフレッシュ | 先攻/◯ |
3 | メタリオン | 先攻/◯ |
前回と同じく優勝有力候補の【ベリーフレッシュ】にもしっかり勝ち優勝する事ができました。
10月19日での3戦目【青眼】とのデュエルでは、相手のセットカードに怯えて《コスモス姫のお戯れ》を発動し、1枚でも引けていれば勝ちに繋がった下級モンスターを引けなかったのが敗因でした。
勝てる動きができたのに、自分のプレイングで負けたと思うと悔しさが倍増するわね
見苦しい言い訳ですが、記録のためにあえて残しておきます
デッキ選択の理由
デッキ選択の理由は好きだからという側面が強いのですが、それ以外には以下の理由があります。
- 攻撃力3100以上のモンスターを展開できる
- 戦士族、ドラゴン族を軸にするデッキに強い
- 【ベリーフレッシュ】に対してそこそこ戦いやすい
①:攻撃力3100以上のモンスターを展開できる
【メタリオン】は《フルメタリオン・アシュラスター》《フルメタリオン・ヴリトラスター》を終着点にすることから、攻撃力3200のモンスターを展開する事ができます。
これに加えて《虚鋼演機塔》《ベリーフレッシュ・ハピネス・ハーベスト》を採用することで、攻撃力3100以上のモンスターをさらに展開しやすいように構築しました。
《虚鋼演機塔》 攻撃力を300ダウンする効果により、光属性以外のモンスターを軸にするデッキに対して《フルメタリオン・アシュラスター》《フルメタリオン・ヴリトラスター》以外のフュージョンモンスターを実質攻撃力3100のモンスターとして扱う事ができます。 例:《メタリオン・アシュラスター》攻撃力2800+300=実質攻撃力3100 また罠カードに対する破壊耐性も付与できるため、《聖なるバリア -ミラーフォース-》《激流葬》に対しても強くなります。 | |
《ベリーフレッシュ・ハピネス・ハーベスト》 不要なカード2枚をコストに攻撃力3100のモンスターとして運用する事ができます。 次のターン、フィールドに残った場合は邪魔になりますが、アドバンス召喚のリリースのために使用できる他、《プライム・ドワーフ》の効果で墓地へ送ることもできます。 |
前回のフュージョンデュエルトーナメントでも重要視していた“攻撃力3100″という数値。
改めて解説すると、以下の優勝候補から基準になっています。
- 【E・HERO】
- 【ダークマター+トランザム】
- 【セレブローズ】
- 【ベリーフレッシュ】
- 【メタリオン】
優勝有力候補 | 展開できる攻撃力3100以上のモンスター |
---|---|
【E・HERO】 《E・HERO バースト・ウィングマン》攻撃力3100 《E・HERO ネオス》+《潜入開始》攻撃力3200 《E・HERO ネオス》+《摩天楼 -スカイスクレイパー-》攻撃力3500 フュージョンモンスター+《摩天楼 -スカイスクレイパー-》攻撃力3100以上 少ない枚数で攻撃力3100以上のモンスターを展開する手段が豊富で、質の良いドローソースから安定性もあります。 | |
【ダークマター+トランザム】 《ダークマター・エニグマータ》攻撃力3200以上 《トランザム・V・ライナック》攻撃力4200 《トランザム・パワーライナック》攻撃力3600〜6200 攻撃力3200以上のモンスターの展開手段が豊富で、《ダークマター・エニグマータ》には《ダークマター・デットエール》1枚から展開する事ができます。 また《ダークマター・エニグマータ》は破壊耐性を得ることもできます。 | |
【セレブローズ】 《セレブローズ・ラグジュアリ・マジシャンズ》攻撃力3200以上 フュージョン召喚までのアクセス手段が豊富で、複数体展開することもできます。 また《カリス魔杖デス・ワンド》を装備することで4200以上の攻撃力と破壊耐性を得る事ができます。 | |
【ベリーフレッシュ】 《ベリーフレッシュ・ハピネス・ハーベスト》攻撃力3100以上 デッキの性質からフュージョン召喚を行う必要がなく、安定して攻撃力3100のモンスターを展開する事ができます。 また《ベリーフレッシュ・ガーデン》により自分のターン限定で攻撃力を4100まで強化できます。 加えて《ベリーフレッシュ・ハピネス・ハーベスト》は魔法・罠カードに対する破壊耐性も持っています。 |
※【メタリオン】は省略しています。
上記のテーマ全てが攻撃力3100以上のモンスターの展開が容易であり、この攻撃力を安定して超えられるかが鍵となっています。
前回に引き続き、ストラクチャーデッキの影響から【E・HERO】が最もシェア率が高かったのですが、今回は【メタリオン】の登場で環境が以前よりも複雑化したことで【ベリーフレッシュ】のシェア率が高まりつつある印象です。
また第2部から新たに登場した【メタリオン】も新テーマであることからシェア率が高まっています。
②:戦士族、ドラゴン族を軸にするデッキに強い
特定の種族に対してメタ効果を持つ【メタリオン】ですが、今回、フュージョンモンスターの採用を絞り戦士族、ドラゴン族に対するメタ効果を発揮しやすく構築しました。
これにより【E・HERO】【青眼】など、戦士族、ドラゴン族を軸にするテーマに強くなっています。
《メタリオン・アシュラスター》 相手フィールドの戦士族全ての攻撃力の合計値をサイボーグ族1体に加算する事ができるため、ワンキルを狙う事ができます。 もう一つの選択効果がセットカードの破壊であるため、《フルメタリオン・アシュラスター》に繋げられる場合は相手の魔法・罠カードを破壊しながら攻撃力強化に繋げられるのがポイントです。 | |
《メタリオン・ヴリトラスター》 相手フィールドのドラゴン族を自分フィールドのサイボーグ族の数まで破壊する事ができます。 《フルメタリオン・ヴリトラスター》に繋げられる場合は、相手フィールドのドラゴン族を計3体破壊できるのがポイントです。 |
③:【ベリーフレッシュ】に対してそこそこ戦いやすい
優勝有力候補の【ベリーフレッシュ】ですが、《強欲で謙虚な壺》の登場でさらに安定性が高まったことが、シェア率の増加の要因の一つと考えられます。
そんな【ベリーフレッシュ】ですが、最も意識すべきカードが《ベリーフレッシュ・スイミング》です。
《ベリーフレッシュ・スイミング》
通常罠
【条件】自分フィールドに元々の攻撃力100の表側表示モンスター(水族)がいる場合、相手がモンスター(攻撃力1500以下)を表側表示で召喚・特殊召喚した時に発動できる。
【効果】お互いのフィールドの元々の守備力が500以外の表側表示モンスターを全て破壊する。
理不尽な全体破壊効果ですが、【メタリオン】の全てのフュージョン素材モンスターが守備力500であるため、メインモンスターはこのカードによる破壊から逃れることができます。
だからと言って強く戦えるというわけではありません。
相手フィールドに《ベリーフレッシュ・シャイ》がいる場合や、下級モンスターの召喚に対して発動されればフュージョンモンスターが破壊されてしまいます。
それをケアする意味も含め《虚鋼演機塔》を採用しています。
《虚鋼演機塔》
フィールド魔法
【条件】このカードは、自分の墓地に通常モンスター(光属性/守備力500)がいる場合に発動できる。
【効果】このカードがフィールドゾーンに表側表示である限り、お互いのフィールドの表側表示モンスター(光属性以外)の攻撃力は300ダウンし、お互いのフィールドの表側表示モンスター(レベル9/光属性)は罠カードの効果で破壊されない。
まずレベル9・光属性モンスターへの罠カードに対する破壊耐性付与により、レベル9のフュージョンモンスターが《ベリーフレッシュ・スイミング》の効果で破壊されなくなります。
これに加えて光属性以外のモンスターの攻撃力が300ダウンすることで、相手がこちらのモンスターを突破する難易度が格段に上がります。
- 攻撃力1400のモンスターが実質攻撃力1700のモンスターになるため、《ベリーフレッシュ・ガーデン》か《ベリーフレッシュ・シャイ》がいなければ突破できなくなる。
- 攻撃力・守備力2500以上のモンスターに対して、《ベリーフレッシュ・ガーデン》込みの《ベリーフレッシュ・シャイ》で突破できなくる。(自分モンスターの攻撃力・守備力1000、《ベリーフレッシュ・シャイ》の攻撃力800)
このように、発動しておくことで相手の盤面突破の要求値が上がるため、《虚鋼演機塔》の採用が結果的に【ベリーフレッシュ】に対して強く戦える要因になっています。
しかし重ね引きしたくないため採用枚数は1枚にとどめています。
相手は《ベリーフレッシュ・シャイ》を展開したいところ、展開するとこちらのモンスターを全て戦闘破壊するのが難しいという状況に陥ってしまいます
以上が今回【メタリオン】デッキを選択した理由です。
構築のポイント
今回の構築にあたってここまでに解説できなかった部分を補足します。
構築の基本的な部分や各カードの採用理由は前回のデッキ紹介記事で既に解説しているので、合わせてチェックしてみてください。
①:最上級モンスターを複数体展開することを目指した構築
「真・レジェンド覚醒パック」での強化により【メタリオン】のフュージョン召喚の難易度は格段に下がったのですが、そこに注力しすぎてしまうと最上級モンスターを複数体展開できなくなってしまいます。
これにより相手がこちらの盤面を突破する難易度を下げてしまうという欠点が生じてしまいます。
そのため、そうならないように最上級モンスターを複数体展開することを目指して構築しました。
プレイングに関わる部分も解説してます!
《イマジナリー・リーディング・アクター》
効果モンスター
レベル8 / 光属性 / 機械族 / 攻2500 / 守500
【条件】デッキの上からカード3枚を墓地へ送って発動できる。
【効果】このカードのカード名はこのターン、「イマジナリー・アクター」になる。その後、自分の墓地の通常モンスター(光属性/守備力500)と「フュージョン」をそれぞれ1枚まで選んで手札に加える事ができる。
墓地肥やしとフュージョン召喚に必要なカードを回収する効果からフュージョン召喚に繋げやすいモンスターですが、《イマジナリー・リーディング・アクター》を素材として使用した場合、通常通りのコスパの悪いフュージョン召喚になってしまいます。
そのため、手札の素材モンスターを利用してフュージョン召喚を行うことで最上級モンスター2体の展開にコスパ良く繋げます。
※4枚目のカードは下級モンスターであれば何でも可。
- 《イマジナリ・アクター》と下級モンスター1体を召喚
- 《イマジナリ・アクター》と下級モンスター1体をリリースし、《イマジナリー・リーディング・アクター》をアドバンス召喚
- 《イマジナリー・リーディング・アクター》の効果を発動し、《イマジナリ・アクター》と《フュージョン》を墓地から回収
- 《イマジナリ・アクター》と《ソード・ダンサー》を召喚
- 《フュージョン》を発動し《イマジナリ・アクター》と《ソード・ダンサー》を素材に《メタリオン・アシュラスター》をフュージョン召喚
このように展開すれば、通常6枚のカード消費が必要な展開をカード4枚で行う事ができます。
また次のターンも《イマジナリー・リーディング・アクター》の効果を発動できるため、相手にとってはどちらのモンスターも残したくない盤面になります。
フュージョンモンスターも残すことで《フルメタリオン・アシュラスター》に繋げられるから、相手にとっては残したくないわね!
《ベリーフレッシュ・ハピネス・ハーベスト》
効果モンスター
レベル1 / 水属性 / 水族 / 攻100 / 守500
【条件】このカードを召喚・特殊召喚した自分メインフェイズに、このカード以外の自分の手札・フィールドのカードを2枚まで墓地へ送って発動できる。
【効果】このカードの攻撃力は次の相手ターン終了時まで、[この効果の条件で墓地へ送ったカードの数]×1500アップする。自分の墓地にモンスター(水族)が5体以上いる場合、さらにこのカードは次の相手ターン終了時まで相手の魔法・罠カードの効果では破壊されない。
不要なカード2枚をコストにすることで攻撃力3100のモンスターとして使う事ができます。
《イマジナリー・リーディング・アクター》とは相性が良く、墓地から回収したカード2枚をコストにすることで、前述したコスパの良い展開と同じ動きを行えるようになります。
前述した通り、次のターン、フィールドに残った場合は邪魔になります。
これはアドバンス召喚のリリースのために使用できる他、《プライム・ドワーフ》の効果で墓地へ送ることもできるため、ケアしやすくなっています。
《創世神》
効果モンスター(LEGEND)
レベル8 / 光属性 / 雷族 / 攻2300 / 守3000
このカードは墓地から特殊召喚できない。
【条件】自分の手札がある場合に発動できる。
【効果】自分の墓地のモンスター1体を選び、自分フィールドに表側表示で特殊召喚する。その後、自分は手札1枚を選んで墓地へ送る。
最上級モンスターも墓地から特殊召喚できるため、《イマジナリー・リーディング・アクター》やフュージョン素材モンスターを墓地から特殊召喚する事ができます。
こちらも前述したコスパの良い展開と同じカード消費で、最上級モンスター2体を展開できるのがポイントです。
またこの展開の場合、《フルメタリオン・アシュラスター》《フルメタリオン・ヴリトラスター》を特殊召喚できるのもポイントで、さらに突破難易度の高い盤面の構築に繋げられるようになります。
ちなみに《イマジナリー・リーディング・アクター》を墓地から特殊召喚して《コスモス姫のお戯れ》のコストを補う使い方もできます!
《虚鋼演機急転》
通常罠
【条件】相手がモンスターを召喚・特殊召喚した時に発動できる。
【効果】自分フィールド・墓地のモンスターを素材としてデッキに戻し、モンスター(サイボーグ族)をフュージョン召喚する。その後、相手フィールドの表側表示モンスター(レベル8以下)1体を選んで破壊できる。
フュージョン召喚を行いながら相手のレベル8以下のモンスターを破壊できるカードですが、これも最上級モンスターを複数展開することを意識して使っていきます。
例えば以下の盤面の場合です。
この場合、《虚鋼演機急転》の効果で《フルメタリオン・アシュラスター》をフュージョン召喚するのではなく、《メタリオン・ヴリトラスター》をフュージョン召喚します。
こうすることで、最上級モンスター2体以上の展開に繋がります。
正解の動きはその時の状況によって異なるので、相手にとって突破難易度が上がる盤面の構築を意識してフュージョン召喚するのがポイントです。
①:《プライム・ドワーフ》の採用
効果モンスター
レベル1 / 光属性 / ギャラクシー族 / 攻0 / 守0
【条件】なし
【効果】自分フィールドのモンスター1体を選んで墓地へ送る。その後、自分の墓地の種族が異なるモンスター(光属性)3体を選んでデッキに戻す事ができる。戻した場合、さらにお互いのフィールドの表側表示モンスターの中からモンスター(光属性)を素材として墓地へ送ってモンスター(光属性)をフュージョン召喚できる。
今回の構築から、フュージョン素材モンスター、「フュージョン」魔法として使える《プライム・ドワーフ》も採用しました。
これによりフュージョン素材モンスターが揃わない、「フュージョン」魔法が足りないという状況がさらに発生しにくくなっています。
また《プライム・ピアース・ジャイアント》をフュージョン召喚できるのも強化に繋がっています。
《プライム・ピアース・ジャイアント》 レベル7以上の光属性モンスターに貫通を付与しながら、相手ターンの間、自分のフィールドのモンスターがフュージョン素材になることを防ぐ事ができます。 |
《プライム・ドワーフ》は相手の光属性モンスターも素材にできるのがポイントで、相手フィールドにレベル8以下の光属性モンスターがいる場合、相手モンスターを除去しながら《プライム・ピアース・ジャイアント》をフュージョン召喚することもできます。
また相手が【メタリオン】【セレブローズ】【ダークマター+トランザム】【ギャラクシー族】の場合、さらに強く使う事ができます。
《フルメタリオン・アシュラスター》 素材モンスター レベル9フュージョンモンスター+《イマジナリー・アクター》 どちらの素材モンスターもこちらで用意することができるため、《イマジナリー・アクター》をこちらで用意して相手のレベル9フュージョンモンスターを除去する使い方もできます。 【メタリオン】とのミラーマッチでは発動する機会も多いです。 | |
《セレブローズ・ファビュラス・マジシャン》 素材モンスター 《セレブローズ・マジシャン》+《セレブローズ・ウィッチ》 素材モンスターは相手に依存しますが、相手モンスター2体を除去しながらフュージョン召喚する事ができます。 | |
《SF-EXプラズマー》 素材モンスター 《EXプローラー》+光属性・ギャラクシー族モンスター 相手が《EXプローラー》を召喚しフュージョン召喚まで繋げられなかった場合は、除去しながらフュージョン召喚に繋げる事ができます。 自分の《プライム・ドワーフ》も素材にできる他、相手フィールドに光属性・ギャラクシー族がいる場合はモンスター2体の除去に繋げる事ができます。 |
ここまでに加えて墓地のモンスターをデッキに戻せるのもポイントで、《創世神》をデッキに戻すことで再利用することもできます。
まとめ
今回はフュージョンデュエルトーナメントの優勝デッキについて、デッキ選択の理由とデッキレシピの内容について解説しました。
- 攻撃力3100以上のモンスターを展開できる
- 最上級モンスターを複数体展開できる
フュージョンデュエルトーナメントで【メタリオン】を使用する場合はこの点がかなり重要になってくるので、デッキを構築の際は意識してみてください。
連続フュージョンで使うのも楽しいデッキなのでぜひ構築してみてください!
おまけ
- スリーブ10枚セット
- 《E・HERO バーストレディ》シークレットレア SPCIAL RED ver.
前回同様、優勝賞品を選べる仕様になっています。
第2部は《E・HERO バーストレディ》と《E・HERO クレイマン》から選べる仕様ですが、今回は《E・HERO バーストレディ》を選択しました!
ハーピィ”レディ”繋がりで吸い込まれえるような選択(笑)
カッコいい女性大好きです!