《海竜-ダイダロス》と《海》を軸にした【ダイダロス】デッキ。
展開重視にするのか罠カードを重視するのかで、人によって大きく構築が変わりますよね。
そして《海》や《シェイプ・オブ・アクア》を採用する性質上、様々な種族を組み合わせることができるデッキでもあります。
選択肢の多さは魅力的ですが、その分、他の人はどうやって構築しているのか気になりますよね。
そこで今回は雷族の要素をプラスして構築した【ダイダロス】デッキを紹介します。
カスタマイズ性の高いデッキになっているので選択肢の一つとして参考にしてみてください!
▼ YouTubeではこのデッキを使った対戦動画も公開しているので、あわせてチェックしてみてください!
目次
デッキレシピ
メインデッキ(40枚)
カード名 | 枚数 |
---|---|
モンスター | 25 |
《ヘッドバッドキャシャロット》 | 3 |
《雷闘騎トリガードラゴ》 | 2 |
《アイスエイジ・カタパルト》 | 2 |
《交戦魚サメガロン》 | 1 |
《海竜-ダイダロス》(LEGEND) | 1 |
《海星の騎兵》 | 3 |
《シードラゴン・ナイト》 | 3 |
《アメイジング・ディーラー》 | 3 |
《リズミカル・パフォーマー》 | 3 |
《シエスタトレーロ》 | 2 |
《海竜クレインドロス》 | 1 |
《ケミカルキュア・ブルー》 | 1 |
魔法カード | 15 |
---|---|
《グランド・エクストリーム》 | 3 |
《シェイプ・オブ・アクア》 | 3 |
《七宝船》 | 3 |
《魔法石の採掘》 | 3 |
《海》 | 3 |
デッキコンセプト
このデッキのコンセプトは「手札・墓地からの特殊召喚により最上級モンスターを複数体展開しながら攻めること」です。
最上級モンスターを複数体展開することにより突破されにくい盤面を構築することができます。
こうすることにより戦況を有利に運びやすくなるため、展開系のカードを駆使して複数体の展開を目指しながら戦います。
《海竜-ダイダロス》と《海》がフィールドに揃えば、フィールドのカードを一掃することができるため、そこに展開系のカードを組み合わせることで一気に決着を付けていきます。
デッキの回し方
【ダイダロス】デッキは以下の4つの要領で回していきます。
- 手札交換と墓地肥やしにより最上級モンスター展開しやすい状況を作る
- 手札・墓地から最上級モンスターを展開し突破されにくい盤面を構築する
- 《海》による攻撃力・守備力の底上げで盤面をさらに硬くする
- 《海竜-ダイダロス》と《海》が揃ったらフィールドを一掃し決着を付けにいく
手札交換と墓地肥やしにより最上級モンスター展開しやすい状況を作る
墓地に最上級モンスターを用意することで最上級モンスターを展開しやすくなります。
そのため序盤は手札交換と墓地肥やしを駆使して墓地に最上級モンスターを貯めていきます。
手札交換は《アメイジング・ディーラー》《七宝船》。
墓地肥やしは《海星の騎兵》《リズミカル・パフォーマー》《雷恵の精霊》で行うことができます。
状況にもよりますが、ほとんどの状況で毎ターン手札からも最上級モンスターを展開したいため、《アメイジング・ディーラー》《七宝船》を使う際は、手札からの展開も考慮し手札交換を行なっていきましょう。
安定性はありませんが《リズミカル・パフォーマー》の効果は相手のデッキから墓地へ送られるカードによってドローすることができる可能性があるのもポイントです。
手札・墓地から最上級モンスターを展開し突破されにくい盤面を構築する
コンセプト通り最上級モンスターを複数体展開するには特殊召喚が必須です。
そのため手札からは《海竜クレインドロス》《グランド・エクストリーム》。
墓地からは《シェイプ・オブ・アクア》で最上級モンスターを展開していきます。
墓地肥やしがある程度できていれば《シェイプ・オブ・アクア》による特殊召喚もしやすくなるため、状況に合わせてモンスターを展開しましょう。
- 《ヘッドバッドキャシャロット》
相手モンスターの攻撃力弱体化により攻撃力2900以下のモンスターを戦闘破壊できるモンスター。
《海》がある場合はさらに相手に500ダメージを与えることができます。
- 《雷闘騎トリガードラゴ》
自身の攻撃力を強化することで攻撃力・守備力2700以下のモンスターを戦闘破壊できるモンスター。
自身に貫通を付与することもでき、相手が守備表示モンスターしか展開していない場合でも無理矢理ダメージを与えることができます。
- 《交戦魚サメガロン》
相手の守備表示モンスターを攻撃表示に変更できるモンスター。
攻撃力の低いモンスター相手には特に有効で戦闘ダメージを与えやすくなります。特殊召喚できるモンスターの中では攻撃力が低いのが欠点です。
- 《海竜-ダイダロス》
特殊召喚できるモンスターの中で元々の攻撃力が最も高く相手ターンでも強く使いやすいモンスター。
《海》があればフィールドを一掃することができ、大きな戦闘ダメージにつなげることができます。
《海》による攻撃力・守備力の底上げで盤面をさらに硬くする
《海竜-ダイダロス》のために採用している《海》ですが、魚族・海竜族・雷族・水族の攻撃力・守備力を200ずつ底上げすることができます。
これにより該当する種族のモンスターを採用していないデッキを相手にする場合では、自分のモンスターがさらに突破されにくくなります。
また《ヘッドバッドキャシャロット》《海星の騎兵》など、《海》が存在することで追加効果を適用できるモンスターもいるため、発動しておくことでデッキ全体が強くなります。
《海竜-ダイダロス》と《海》が揃ったらフィールドを一掃し決着を付けにいく
《海竜-ダイダロス》と《海》がフィールドに揃えば、《海竜-ダイダロス》以外のカードを全て破壊することができます。
これにより突破困難な状況を打破したり、決着をつけるために使うことができます。
《海竜-ダイダロス》は《シェイプ・オブ・アクア》の効果による墓地からの特殊召喚。
《海》は《魔法石の採掘》の効果によるサルベージと、手札・墓地へ用意できれば効果発動まで繋げやすくなっているのもポイントです。
効果発動後は自分フィールドも《海竜-ダイダロス》のみになるなど、突破されやすくなってしまうので、《海竜-ダイダロス》を使った後の盤面構築ができるかなども配慮して効果を使っていきましょう。
カードの採用理由
デッキの回し方で深く触れることのできなかったカードについては、こちらで解説します。
《アイスエイジ・カタパルト》
《アイスエイジ・カタパルト》は相手の手札事故を誘発するために採用しました。
このデッキには《海星の騎兵》《グランド・エクストリーム》と相手の墓地のモンスターをデッキに戻す効果を持つカードが計6枚採用されています。
これらのカードにより最上級モンスターをデッキに戻し、《アイスエイジ・カタパルト》の効果で相手フィールドの魔法・罠カードをバウンスすることで、手札事故を誘発しやすくなります。
魔法・罠カードのバウンスはドローフェイズでのドロー枚数の減少や、攻め手の減少にもつながるため単体でも最低限の役割をこなせるのがポイントです。
《シードラゴン・ナイト》
《シードラゴン・ナイト》は相手のセットカードを確認するために採用しました。
確認することで相手の罠カードを警戒したプレイングが正確になり、無駄な動きが少なくなります。
また最近は同じ魔法カードを複数枚採用する構築も増えているため、セットして温存している魔法カードを破壊する手段にもなります。
《シエスタトレーロ》
《シエスタトレーロ》は表示形式の変更により戦闘をサポートするために採用しました。
このデッキには《アイスエイジ・カタパルト》や《交戦魚サメガロン》のように効果を発動できなければ攻撃力の高い相手モンスターを戦闘破壊するのが難しいモンスターも採用されています。
《シエスタトレーロ》を採用することで、そういった状況が起きにくくなっています。
《雷闘騎トリガードラゴ》とは相性が良く、守備力の低いモンスターを守備表示にすることで、大きな戦闘ダメージを与えやすくなっているのもポイントです。
まとめ
今回は【ダイダロス】デッキのデッキレシピを紹介しました。
要点をまとめると以下の通りです。
- 手札・墓地からの特殊召喚により最上級モンスターを複数体展開しながら攻めること
- 手札交換と墓地肥やしにより最上級モンスター展開しやすい状況を作る
- 手札・墓地から最上級モンスターを展開し突破されにくい盤面を構築する
- 《海》による攻撃力・守備力の底上げで盤面をさらに硬くする
- 《海竜-ダイダロス》と《海》を揃ったらフィールドを一掃し決着を付けにいく
《海》や《シェイプ・オブ・アクア》が魚族・海竜族・雷族・水族と4つの種族をサポーできることからカスタマイズ性の高いデッキになっています。
最近流行りの《火雷神サンダーボールド》を採用?
それとも《治療の神 ディアン・ケト》などのお水モンスターを採用?
どの最上級モンスターを採用するかだけでも大きく変わるため、自分なりの個性も出しつつ構築してみてください!