2021年8月21日に「最強バトルデッキ ロミン -サイキックビート-」が発売されます。
中にはデッキをどう扱っていいのかわからないという人もいるではないでしょうか?
そこで同じデッキ3つを使って「ロミン -サイキックビート-」のデッキコンセプトを強調し、より使いやすくしたデッキを構築しました。
今回はそのデッキレシピを紹介していきます。
デッキの回し方(使い方)、おすすめの強化方法なども紹介しているので、「ロミン -サイキックビート-」からラッシュデュエルを始めるという方には特におすすめの記事です。
目次
デッキレシピ
- メインデッキ:40枚
モンスター(32枚)
下級23枚/上級2枚/最上級7枚
《ギフトタリスト》× 3
《彩光のプリマギターナ》× 2
《砕光のエスパレイド》× 2
《ベリーシスト》× 2
《ロマンス・ピック》× 3
《アミュージー・パフォーマー》× 3
《ドリームラマー》× 2
《アンドール》× 2
《エージェント・テレパス》× 1
《サイレント・アサシン》× 3
《ピース・ホールダー》× 3
《キャッチーボーディスト》× 3
《エレキッス》× 3
魔法カード(2枚)
《クライマックス・フィナーレ》× 2
罠カード(6枚)
《サイコの落とし穴》× 3
《断絶のサイコウォール》× 3
デッキコンセプト
一発逆転型デッキ
LP(ライフポイント)を消費するかわりに強力な効果をくり出す大胆なデッキ! ピンチの時に役立つ効果で一発逆転をねらおう!
遊戯王ラッシュデュエル 最強バトルデッキ
▲公式のデッキコンセプト
このデッキはこの公式のコンセプトをもとに「自分のライフポイントが減ってきた終盤に一気に決着をつけること」をコンセプトに構築しました。
一部のサイキック族モンスターはライフポイントが少ない場合に効果を発動することができます。
そのため自分のライフポイントが少なくなってきたら、それらのモンスターの効果を駆使して一気に決着をつけます。
自分でライフポイントを減らすこともできるため、自らピンチな状況を作り一気に決着をつけることも可能です。
ではどうやって回すのか。
具体的な回し方は次の項から解説していきます。
デッキの回し方(使い方)
このデッキを使う際は以下の3つの項目を意識して回していきます。
- 《ロマンス・ピック》を使いこなす
- 相手モンスターを破壊しながらダメージを確実に通していく
- ピンチな状況を自ら作り出し大逆転を目指す
《ロマンス・ピック》を使いこなす
《ロマンス・ピック》は自分のライフポイントが相手より少ない場合に、デッキの上からカード3枚を墓地へ送り、その中にサイキック族モンスターがあった場合に、サイキック族モンスター1体のサルベージ(墓地から手札に加えること)ができるモンスターです。
この効果で必要なサイキック族モンスターをサルベージしていきます。
《ロマンス・ピック》は効果により2枚目以降の《ロマンス・ピック》もサルベージすることができます。
このデッキを含めほとんどの【サイキック族】デッキは、このサルベージにより複数の《ロマンス・ピック》を何度も使い回すことがとても重要になります。
《ロマンス・ピック》の使い方については以下に3つの段階に分けて詳しくまとめているため、詳しい使い方を知りたい場合はチェックしてみてください。
- 《ロマンス・ピック》
- 《ロマンス・ピック》2体
- 《ロマンス・ピック》Aの効果を発動し《ロマンス・ピック》Bをサルベージ
- 《ロマンス・ピック》Bを召喚し、効果により《ロマンス・ピック》Cをサルベージ
- 《ロマンス・ピック》Cを召喚し、効果によりサイキック族モンスターをサルベージ
このように《ロマンス・ピック》は2体目以降の同名カードをサルベージすることにより、アドバンテージを稼ぐことができます。
これが基本的な使い方です。
最後にサルベージするモンスターはレベル7以上のモンスターなど、その時の手札に必要なサイキック族モンスターをサルベージします。
《ロマンス・ピック》でモンスターを展開していく際、基本の使い方にレベル7以上のモンスターを絡めることにより、さらに展開を伸ばすことができます。
- レベル7以上のモンスター
- 《ロマンス・ピック》
- 《ロマンス・ピック》2体
- 《ロマンス・ピック》Aを召喚し、効果により《ロマンス・ピック》Bをサルベージ
- 《ロマンス・ピック》Bを召喚し、効果により《ロマンス・ピック》Cをサルベージ
- 《ロマンス・ピック》A・Bをリリースしレベル7以上のモンスターをアドバンス召喚
- 《ロマンス・ピック》Cを召喚
- 《ロマンス・ピック》Cの効果を発動し《ロマンス・ピック》Aをサルベージ
このようにアドバンス召喚によって《ロマンス・ピック》A・Bが墓地へ送られることにより《ロマンス・ピック》をサルベージできるようになるため、再び《ロマンス・ピック》の効果発動に持っていくことができるようになります。
「基本の使い方」「展開をさらに伸ばす使い方」と解説しましたが、どちらも3体の《ロマンス・ピック》が必要です。
しかしこれを応用することで《ロマンス・ピック》が2体でも《ロマンス・ピック》を使い回すことができます。
- レベル7以上のモンスター
- 《ロマンス・ピック》
- レベル4以下のモンスター
- 《ロマンス・ピック》
- 《ロマンス・ピック》Aを召喚し、効果により《ロマンス・ピック》Bをサルベージ
- レベル4以下のモンスターを召喚
- 《ロマンス・ピック》Aとレベル4以下のモンスターをリリースし最上級モンスターをアドバンス召喚
- 《ロマンス・ピック》Bを召喚し、効果により《ロマンス・ピック》Aをサルベージ
このように効果を使った《ロマンス・ピック》を何らかの手段で墓地へ送ることで、《ロマンス・ピック》を3体用意できなくても使い回すことができます。
展開途中で3枚目の《ロマンス・ピック》をサルベージできればさらに展開を伸ばせるようになるわね!
相手モンスターを破壊しながら戦闘ダメージを確実に通していく
このデッキには相手ターンの召喚・攻撃に対して発動できる罠カードが採用されています。
相手モンスターの召喚に対しては《サイコの落とし穴》、攻撃に対しては《断絶のサイコウォール》を発動することで、相手モンスターを1体破壊し、相手モンスターが2体以下の状態で次の自分のターンを迎られるようにすることで、戦闘ダメージを与えやすい状況を作っていきます。
相手モンスターが2体になれば、自分のモンスター3体で攻撃した時にモンスター1体は直接攻撃できるようになるため、これにより戦闘ダメージを与えやすくなりますね。
《断絶のサイコウォール》は相手モンスターを返り討ちにすることで破壊につなげられるわ!
ピンチな状況を自ら作り出し大逆転を目指す
前述したようにこのデッキには自らライフポイントを減らすカードも多く採用されています。
このデッキでは《彩光のプリマギターナ》《ベリーシスト》《アミュージー・パフォーマー》《クライマックス・フィナーレ》、前述した《ロマンス・ピック》で行うことが可能です。
これらを駆使することで自らピンチな状況を作り出し、ライフポイントが少ない場合に発動できる効果を適用していきます。
ピンチを作るカードとして特に有効なのが《クライマックス・フィナーレ》で、自分のライフポイントを削りながらモンスターの攻撃力を強化することができるため、大逆転を目指しやすくなります。
極限のピンチが最高のチャンス
ピンチな状況では《砕光のエスパレイド》が特に輝きます。
《砕光のエスパレイド》は「自分のライフポイントが1000以下の時に相手モンスター2体を破壊できる効果」を持つモンスターです。
この効果により相手モンスターが2体減ることで戦闘ダメージを与えやすくなり、一気に決着をつけることをサポートしてくれます。
前述した「相手モンスターが2体以下の状態で次の自分のターンを迎られるようにすること」を意識して戦っていれば、《砕光のエスパレイド》の効果を含め相手モンスターを全滅させやすくなるので、より決着をつけやすくなるのもポイントです。
ピンチな状況は大逆転のチャンスではありますが、相手のターンでは負けにつながりやすい点は注意しまよう!
おすすめの強化方法
これまで発売したカードを使えばデッキをさらに強化することができます。
そこでおすすめの強化方法もまとめました。
+1ボーナスカードのレジェンドカードで強化
まず最初の強化方法としておすすめなのが、最強バトルデッキを買えば1枚付いてくる+1ボーナスカードでの強化です。
+1ボーナスカードにはレジェンドカードというデッキに1枚しか採用できない代わりに、他のカードより強く作られたカードが収録されています。
5種の中からランダムに封入されていますが、レジェンドカードは1枚入れておいて損はないので、開封したら早速強化に使いましょう!
ちなみに+1ボーナスカードに収録されるレジェンドカードを「ロミン -サイキックビート-」に採用する場合は以下の順でおすすめです!
《死者蘇生》
通常魔法(LEGEND)
【条件】なし
【効果】自分または相手の墓地のモンスター1体を選び、自分フィールドに表側表示で特殊召喚する。
《死者蘇生》は自分または相手のモンスター1体を蘇生(墓地から特殊召喚)できるカードです。
レベル7以上のモンスターを自分フィールドに用意しやすくなり、墓地にさえいれば状況に応じてモンスターを自由に蘇生することができます。
相手のモンスターも利用できるかなり便利なカードです。
またこのデッキではキーカードとなる《ロマンス・ピック》も蘇生することができます。
《炸裂装甲》
通常罠(LEGEND)
【条件】相手モンスターの攻撃宣言時に発動できる。
【効果】攻撃してきたモンスターを破壊する。
《炸裂装甲》は攻撃してきたモンスターを破壊できるカードです。
攻撃してきたモンスターを破壊することで攻撃を阻止することができ、相手モンスターを破壊した次のターンは相手モンスターが1体減っている分、攻めやすくもなります。
これは前述した前述した「相手モンスターが2体以下の状態で次の自分のターンを迎られるようにすること」にもつなげやすくなりますね。
《ブラッド・ヴォルス》
通常モンスター(LEGEND)
レベル4 / 闇属性 / 獣戦士族 / 攻1900 / 守1200
悪行の限りを尽くし、それを喜びとしている魔獣人。手にした斧は常に血塗られている。
《ブラッド・ヴォルス》は攻撃力が高いレベル4のアタッカーです。
「ロミン -サイキックビート-」に《ブラッド・ヴォルス》と相性の良いカードは存在しませんが、攻撃力の高さから攻めやすくなります。
《千年の盾》
通常モンスター(LEGEND)
レベル5 / 地属性 / 戦士族 / 攻0 / 守3000
古代エジプト王家より伝わるといわれている伝説の盾。どんなに強い攻撃でも防げるという。
《千年の盾》は守備力がかなり高いレベル5の壁モンスターです。
攻撃には参加することはできませんが、相手への反射ダメージで戦闘ダメージを狙うことができます。
《ホーリー・エルフ》
通常モンスター(LEGEND)
レベル4 / 光属性 / 魔法使い族 / 攻800 / 守2000
かよわいエルフだが、聖なる力で身を守りとても守備が高い。
《ホーリー・エルフ》は守備力が高いレベル4の壁モンスターです。
《千年の盾》ほどの守備力はありませんが、その守備力の高さから《千年の盾》と同じような役割で使用することができます。
他のパック・デッキに収録されているカードで強化
他のパック・デッキに収録されているカードを使えばさらに強化することができます。
しかし現在600種類ほどあるカードの中から相性の良いカードを見つけるのは至難の技です。
そこで相性の良いカードをおすすめ順で7枚ピックアップしました。
《CAN-Re:D》
効果モンスター
レベル7 / 光属性 / サイキック族 / 攻2500 / 守1500
【条件】なし
【効果】自分フィールドの表側表示モンスター(攻撃力500以下)1体を選んで持ち主の手札に戻す。このターン、このカードが表側表示の間、自分はモンスター(守備力1500以上)を攻撃表示でアドバンス召喚できない。
《CAN-Re:D》は自分フィールドの攻撃力500以下のモンスター1体を手札に戻せるカードです。
一見意味のなさそうな効果ですが、この効果によりすでに効果を発動したモンスターを手札に戻し、再度召喚することで再び効果を発動できるようになります。
このデッキでは《ロマンス・ピック》や《ドリームラマー》などでこの効果を活用することができます。
《JAM:Pセット!》
通常魔法
【条件】自分の墓地の通常モンスター(レベル2以下/サイキック族)1体をデッキの上に戻して発動できる。
【効果】相手フィールドの表側表示モンスター(レベル8以下)1体を選んで持ち主のデッキの上に戻す。効果の条件で「CAN:D」をデッキの上に戻した場合、さらに相手の墓地のモンスターを2体まで選んでデッキに戻すことができる。
《JAM:Pセット!》は相手モンスター1体を相手のデッキの上に戻せるカードです。
これにより相手モンスターを減らすことで相手モンスターが2体以下の状況を作ることができ、戦闘ダメージを与えやすくなります。
効果の発動条件でレベル2以下のサイキック族モンスターがデッキの上に固定されますが、これは《ロマンス・ピック》の「サイキック族モンスターをサルベージできる効果」の適用につながります。
《サイキック・ダイバージェンス》
通常魔法
【条件】自分フィールドに表側表示モンスター(サイキック族)がいる場合、500LPを払って発動できる。
【効果】相手フィールドの魔法・罠カード1枚を選んで持ち主のデッキの上に戻す。
《サイキック・ダイバージェンス》は相手の魔法・罠カード1枚をデッキの上に戻せるカードです。
魔法・罠カードを除去することで相手の魔法・罠カードによる妨害を阻止できるようになり、安全に召喚・攻撃ができるようになります。
また自らライフポイントを削れるカードでもあるため、ピンチな状況を作るカードとしても使えます。
《夢弦のフォルダーブリッツ》
効果モンスター
レベル7 / 炎属性 / サイキック族 / 攻2300 / 守0
【条件】自分のLPが相手より2000以上少ない場合に発動できる。
【効果】相手に1500ダメージを与える。
《夢弦のフォルダーブリッツ》は自分のライフポイントが2000以上少ない場合に相手に1500ダメージを与えられるカードです。
自分が劣勢な状況をより活かしやすくなり、ピンチな状況での大逆転を後押ししてくれます。
《エンシェント・バリア》
通常魔法
【条件】同じ種族の自分の墓地のモンスター2体をデッキに戻して発動できる。
【効果】自分フィールドの表側表示モンスター(レベル8以下)を2体まで選ぶ。このターン、そのモンスターは相手の罠カードの効果では破壊されない。
《エンシェント・バリア》は自分のモンスター2体に相手の罠カードに対する破壊耐性を付与できるカードです。
相手のモンスターを破壊するカードに対してのピンポイントなメタカードになりますが、よし安全に攻撃しやすくなります。
《ケミカルキュア・ブルー》
効果モンスター
レベル4 / 水属性 / サイキック族 / 攻1300 / 守400
【条件】デッキの一番上のカードを墓地へ送って発動できる。
【効果】自分は400LP回復する。この効果で回復した場合、さらに自分の墓地の「ブルー・ポーション」を好きな数だけ選んで手札に加える事ができる。
《ケミカルキュア・ブルー》は自分のライフポイントを400回復できるカードです。
ライフポイントを回復できる単純な効果ですが、ライフポイントが減りすぎてモンスターの効果を発動できない状況でも回復により調整できるようになります。
この効果でサルベージできる《ブルー・ポーション》を採用すれば、より大幅な調整を行えるようになるので合わせて採用するのもおすすめです。
《未来占者》
効果モンスター
レベル4 / 水属性 / サイキック族 / 攻500 / 守1300
【条件】自分フィールドに表側表示モンスター(レベル7以上/サイキック族)がいる場合に発動できる。
【効果】自分は1枚ドローする。その後、自分は手札1枚を選んで墓地へ送る。
《未来占者》はレベル7以上のサイキック族モンスターがいる場合に、1枚分の手札交換が行えるカードです。
手札交換とは手札数枚を別のカードと入れ替えることです。
これにより引きたいカードを引きやすくなったりと、手札をより質の高いものにすることができます。
今回は私のおすすめカードをピックアップしましたが、他にもたくさんのカードが存在するので、いろんなカードをみて「これだ!」と思うカードを見つけてみてください。
最後に
今回は「最強バトルデッキ ロミン -サイキックビート-」3つを使ったデッキレシピとおすすめの強化方法を紹介しました。
今回紹介したデッキレシピはほんの一例です。
いろんなカードを試して、自分だけのデッキを構築してみてください!
ピンチな状況でも冷静に!勝利の方程式を導きだし大逆転を決めましょう!
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おすすめカードのリンク貼り間違えてますよ!
訂正致しました!
いつもご指摘ありがとうございます!