「フュージョンしなければ弱い」
そう言われてきた【セレブローズ】ですが、その弱点を補うかのように、ここ最近の新規カードでフュージョン召喚を行える速度が大きく上昇しました。
それにより、ここ最近ジワジワ注目度が増していますよね。
今回はそんな【セレブローズ】のデッキレシピとデッキの回し方について解説します。
フュージョン召喚がかなり楽しいテーマになっているので、ぜひ構築の参考にしてみてください!
目次
デッキレシピ
メインデッキ(41枚)
カード名 | 枚数 |
---|---|
モンスター | 27 |
《セレブローズ・マジシャン》 | 3 |
《セレブローズ・ウィッチ》 | 3 |
《セレブローズ・ウォーロック》 | 2 |
《アクセルワンダー・ライト》 | 1 |
《風帝ライザー》 | 1 |
《セレブローズ・ソーサラー》 | 3 |
《セレブローズ・エンチャンター》 | 3 |
《セレブローズ・ウィズ》 | 3 |
《セレブローズ・メイジ》 | 1 |
《ダークネス・パパラッチ》 | 3 |
《ブレイド・リーダー》 | 3 |
《ルミナス・レディ》 | 1 |
魔法カード | 12 |
---|---|
《顕現の秘儀》 | 3 |
《フュージョン》 | 3 |
《融合》 | 1 |
《カリス魔杖デス・ワンド》 | 3 |
《セレブレード・デスワイルド》 | 2 |
罠カード | 2 |
---|---|
《セレブ・リベレイション》 | 1 |
《聖なるバリア -ミラーフォース-》 | 1 |
エクストラデッキ(15枚)
カード名 | 枚数 |
---|---|
モンスター | 15 |
《セレブローズ・ラグジュアリ・マジシャンズ》 | 3 |
《セレブローズ・ファビュラス・マジシャン》 | 3 |
《セレブローズ・ゴシップ・マジシャン》 | 3 |
《セレブローズ・ゴシップ・ウィッチ》 | 3 |
《セレブローズ・インフルエンサーズ》 | 3 |
このデッキでやりたいこと(デッキコンセプト)
- 連続フュージョンによる多面展開と装備による高火力押し付け
- 素早い墓地肥やしで必要なカードを揃える
登場当初からテーマの中心である《セレブローズ・マジシャン》と《セレブローズ・ウィッチ》。
これらを素材とするフュージョンモンスター《セレブローズ・ラグジュアリ・マジシャンズ》がレベル9以下の光属性・魔法使い族1体を墓地から特殊召喚できる効果を持っています。
この効果とシナジーのある新規カードが多数登場したことにより、「連続フュージョンによる多面展開と装備による高火力押し付け」が行えるようになりました。
ではどうやってこの動きを行なっていくのかを解説していきます。
【セレブローズ】デッキの回し方
①:連続フュージョンによる多面展開と装備による高火力押し付け
- 《セレブローズ・ラグジュアリ・マジシャンズ》× 2
- 《セレブローズ・マジシャン》
フュージョン召喚を行える速度が増した【セレブローズ】はこのような盤面を簡単に構築できるようになりました。
まず目指したいのがこの盤面です。
これを実現するために《セレブローズ・ラグジュアリ・マジシャンズ》の素材と《フュージョン》に加え、以下のカードを活用していきます。
《セレブローズ・ウォーロック》
効果モンスター
レベル5 / 光属性 / 魔法使い族 / 攻1100 / 守1700
【条件】自分フィールドの表側表示モンスター(レベル5以下)を2体まで墓地へ送って発動できる。
【効果】自分の墓地のモンスター(レベル7以上/光属性/魔法使い族)1体を選び、自分フィールドに表側表示で特殊召喚する。この効果で「セレブローズ・マジシャン」を特殊召喚した場合、さらに自分の墓地の「セレブローズ・ウィッチ」1体を選んで自分フィールドに表側表示で特殊召喚できる。
レベル7以上の光属性・魔法使い族1体を特殊召喚できるモンスターです。
この効果により《セレブローズ・マジシャン》を特殊召喚することで、《セレブローズ・ウィッチ》も特殊召喚できるため、1枚でフュージョン素材を揃えることができます。
《セレブローズ・ラグジュアリ・マジシャンズ》をフュージョン召喚した後は、再び特殊召喚することで2組目の《セレブローズ・マジシャン》《セレブローズ・ウィッチ》やフュージョンモンスターの特殊召喚に繋げます。
この時、2体目の《セレブローズ・ラグジュアリ・マジシャンズ》を特殊召喚し、以下のように展開することで目指したい盤面を一気に構築することができるのです。
- 《セレブローズ・ラグジュアリ・マジシャンズ》の効果で《セレブローズ・ウォーロック》を特殊召喚
- 《セレブローズ・ウォーロック》の効果で、2体目の《セレブローズ・ラグジュアリ・マジシャンズ》を特殊召喚
- 2体目の《セレブローズ・ラグジュアリ・マジシャンズ》で《セレブローズ・ウォーロック》を特殊召喚
- 《セレブローズ・ウォーロック》の効果で《セレブローズ・マジシャン》を特殊召喚
《セレブローズ・エンチャンター》
効果モンスター
レベル3 / 光属性 / 魔法使い族 / 攻1200 / 守100
【条件】手札2枚をデッキに戻して発動できる。
【効果】自分の墓地のモンスター(光属性/魔法使い族)1体を選び、自分フィールドに表側守備表示で特殊召喚する。この効果でモンスター(レベル5以上)を特殊召喚した場合、さらに自分の墓地の「フュージョン」1枚を選んで手札に加える事ができる。
光属性・魔法使い族1体を特殊召喚できるモンスターです。
この時、レベル5以上のモンスターを特殊召喚すれば、さらに墓地から《フュージョン》を回収することができます。
この効果で《セレブローズ・ウォーロック》や《セレブローズ・ウィッチ》を特殊召喚すれば、《フュージョン》も合わせてフュージョン素材を揃えることができます。
後は《セレブローズ・ウォーロック》の項で説明した通り、連続展開に繋げれば、目指したい盤面へと繋がりますね。
ちなみに《セレブローズ・ラグジュアリ・マジシャンズ》を特殊召喚した後、《セレブローズ・エンチャンター》の効果発動に必要な手札2枚があれば、以下の展開により《フュージョン》1枚からでも目指したい盤面へと繋げることができます。
- 《セレブローズ・ラグジュアリ・マジシャンズ》の効果で《セレブローズ・エンチャンター》を特殊召喚
- 《セレブローズ・エンチャンター》の効果で《セレブローズ・ウォーロック》を特殊召喚し《フュージョン》を墓地から回収
- 《セレブローズ・ウォーロック》の効果で、自身と《セレブローズ・エンチャンター》を墓地へ送り、《セレブローズ・マジシャン》と《セレブローズ・ウィッチ》を特殊召喚
- 特殊召喚した2体で、2体目の《セレブローズ・ラグジュアリ・マジシャンズ》をフュージョン召喚
- 2体目の《セレブローズ・ラグジュアリ・マジシャンズ》で《セレブローズ・ウォーロック》を特殊召喚
- 《セレブローズ・ウォーロック》の効果で《セレブローズ・マジシャン》を特殊召喚
必要なカードさえ墓地にあれば、《セレブローズ・エンチャンター》と手札4枚からでもこの盤面に繋げられるということです。
ポテンシャル高すぎるわね
ここまでが一番のコンセプトである「連続フュージョンによる多面展開と装備による高火力押し付け」の前半部分です。
これに《セレブローズ・ソーサラー》と《カリス魔杖デス・ワンド》が加わることで、後半部分のコンセプトを含んだ以下の盤面を構築することができます。
《セレブローズ・ソーサラー》
効果モンスター
レベル4 / 光属性 / 魔法使い族 / 攻1300 / 守100
【条件】自分フィールドの表側表示モンスター(光属性/魔法使い族)3体を墓地へ送って発動できる。
【効果】自分の墓地のモンスター(光属性/魔法使い族/攻撃力2500以下)1体を選び、自分フィールドに表側表示で特殊召喚する。その後、自分の墓地の「カリス魔杖デス・ワンド」1枚を選んで自分の魔法&罠ゾーンにセットできる。
フィールドの光属性・魔法使い族3体を墓地に送ることで、攻撃力2500以下の光属性・魔法使い族1体を特殊召喚し、《カリス魔杖デス・ワンド》1枚を墓地から回収できるモンスターです。
勘のいい方はお気付きの通り、この効果から《セブンスロード・ウォーロック》に繋げることで+αの盤面を構築することができます。
その手順が以下の通りです。
- 《セレブローズ・ソーサラー》の効果で《セレブローズ・ウォーロック》を特殊召喚し《カリス魔杖デス・ワンド》を墓地から回収
- 《セレブローズ・ウォーロック》の効果で《セレブローズ・ラグジュアリ・マジシャンズ》を特殊召喚
- 《セレブローズ・ラグジュアリ・マジシャンズ》の効果で《セレブローズ・ウォーロック》を特殊召喚
- 《セレブローズ・ウォーロック》の効果で、2体目の《セレブローズ・ラグジュアリ・マジシャンズ》を特殊召喚
- 2体目の《セレブローズ・ラグジュアリ・マジシャンズ》で《セレブローズ・ウォーロック》を特殊召喚
2体目の《セレブローズ・ラグジュアリ・マジシャンズ》の効果で《セレブローズ・ソーサラー》を特殊召喚することで、①〜⑤の動きを無限に行うことができます。
これにより墓地にある《カリス魔杖デス・ワンド》を全て回収できるので、回収しきるまでこの動きを繰り返します。
その後、⑤で特殊召喚するモンスターを《セレブローズ・ウォーロック》にし、《セレブローズ・マジシャン》を特殊召喚すれば+αの盤面の出来上がりです。
《カリス魔杖デス・ワンド》の枚数はその時の状況によって異なりますが、1枚でもあれば《セレブローズ・ラグジュアリ・マジシャンズ》が攻撃力4200の2回攻撃できるモンスターになります。
また破壊耐性も付与されているため、突破困難な高火力の押し付けになりますね。
ここまでで必要なカードがかなり多く感じますが、どうやって行うのかを必要なカードを整理しながら解説していきます。
②:素早い墓地肥やしで必要なカードを揃える
まず必要となるカードがこの4枚。
そして+αの盤面を構築するために追加でこの2枚が必要となります。
これらは豊富な墓地肥やしカードにより揃えていきます。
《セレブローズ・ウィズ》
効果モンスター
レベル1 / 光属性 / 魔法使い族 / 攻1000 / 守0
【条件】このカードを召喚したターンに、手札のモンスター(光属性/魔法使い族)1体または装備魔法カード1枚を相手に見せて発動できる。
【効果】自分のデッキの上からカード4枚を墓地へ送る。その後、この効果で墓地へ送られたカードの中から「セレブローズ・マジシャン」「セレブローズ・ウィッチ」「フュージョン」のいずれか1枚を選んで手札に加える事ができる。
4枚の墓地肥やしをしながら、めくれたカードの中からフュージョン召喚に必要なカード1枚を回収できるモンスターです。
墓地を肥やすだけでも強いのに、回収効果まで付いてくる優秀すぎる効果。
また《セレブローズ・インフルエンサーズ》の登場により、自身もフュージョン素材になれるようになりました。
《ブレイド・リーダー》
効果モンスター
レベル3 / 光属性 / 魔法使い族 / 攻300 / 守1300
【条件】手札のモンスター(光属性/魔法使い族)1体または魔法カード1枚を墓地へ送って発動できる。
【効果】自分のデッキの上からカード3枚を墓地へ送る。その中にモンスター(光属性/魔法使い族)がいた場合、さらに自分の墓地の装備魔法カード1枚を選んで手札に加える事ができる。
光属性・魔法使い族の下級モンスターの中で3枚以上の墓地肥やしができる2体目のモンスターです。
めくれたカードの中に光属性・魔法使い族が存在する必要がありますが、装備魔法を回収することで、実質ノーコストで墓地肥やしを行うことができます。
また回収手段の少ない装備魔法《セレブレード・デスワイルド》も回収できるのがポイントです。
本デッキはこのカードをコスパ良く使えるように装備魔法を計5枚採用し、下級モンスターでの3枚以上の墓地肥やしを安定して行えるようにしています。
現状ほとんどの【セレブローズ】において採用されていませんが、上記の点から僕個人としては評価の高いカードです。
また守備力が1300と高く、採用率の低さから読まれにくい点も相まって、壁としてそこそこ優秀な点も評価が高い点の一つになっています。
後述する《顕現の秘儀》の登場により、効果発動後の棒立ちもケアしやすくなり使いやすさが増しました
《アクセルワンダー・ライト》
効果モンスター
レベル5 / 光属性 / 魔法使い族 / 攻1700 / 守1800
【条件】デッキの一番上のカードを墓地へ送って発動できる。
【効果】自分のデッキの上からカードを4枚めくり、お互いに確認する。自分のめくったカードの中から罠カード以外のカードを2枚まで選んで墓地へ送る事ができる。残りのカードをデッキに戻す。
デッキの上からめくれた4枚の中から選んだ2枚を墓地へ送れるモンスターです。
コストも含めると計3枚の良質な墓地肥やしができます。
光属性・魔法使い族である点でも【セレブローズ】とも相性が良く優秀なモンスターです。
しかし必要なカードが墓地へ送られた後は、使いにくい上級モンスターと化してしまいコストとして以外には使いにくくなります。
そのため優秀ではあるものの1枚の採用になりました。
《顕現の秘儀》で次の動きに繋げる
通常魔法
【条件】自分の手札・フィールドのモンスターを2体まで墓地へ送って発動できる。
【効果】自分は1枚ドローする。その後、自分の墓地のモンスター(レベル5以上/光属性/魔法使い族)1体を選んで自分フィールドに表側表示で特殊召喚できる。この効果の発動後、ターン終了時まで自分はモンスター(光属性/魔法使い族)以外のモンスターの効果を発動できない。
1枚ドローに加え、レベル5以上の光属性・魔法使い族1体を特殊召喚できる魔法カードです。
《セレブローズ・ウォーロック》など特殊召喚したいモンスターに繋げつつ、コストには効果使用後の《セレブローズ・ウィズ》《ブレイド・リーダー》を充てることで、これらの棒立ちのリスクをケアしつつ次の動きに繋げることができます。
必要なカードが揃っていない内は《アクセルワンダー・ライト》をコストに《アクセルワンダー・ライト》を特殊召喚することで、再度墓地肥やしができるのもポイントです。
ここまでが本デッキの【セレブローズ】の回し方です。
一度、フュージョン召喚できれば、それらを以下の5種のカードで特殊召喚できるため、リカバリー能力が高いのも強さの一つになっています。
※《セレブローズ・ソーサラー》は他の「セレブローズ」モンスターを経由する必要があります。
他のカードの採用理由
レジェンドカード
《風帝ライザー》
効果モンスター(LEGEND)
レベル6 / 風属性 / 鳥獣族 / 攻2400 / 守1000
【条件】このカードを攻撃表示でアドバンス召喚したターンに発動できる。
【効果】自分または相手フィールドのカード1枚を選んで持ち主のデッキの上に戻す。
レジェンドモンスター枠は《風帝ライザー》にしました。
理由は破壊耐性持ち、高打点など厄介なモンスターや魔法・罠の除去と、幅広い用途で単体でも強く使うことができるためです。
他の【セレブローズ】では《青眼の白龍》《ホーリー・エルフ》の採用が多いですが、《レジェンド・ストライク》《レジェンド・マジシャン》不採用の本デッキにおいてはこれらを優先する理由もなくなっています。
《融合》
通常魔法(LEGEND)
【条件】なし
【効果】自分の手札・フィールドのモンスターを素材として墓地へ送り、フュージョン召喚する。
手札のモンスターも素材にできる4枚目の《フュージョン》。
4通りの組み合わせでフュージョン召喚できることも相まって、このカードの採用でさらにフュージョン召喚しやすくなります。
また、稀に発生する「《セレブローズ・マジシャン》を絡めたフュージョン召喚をしたいけど手札が足りない」という現象を解消してくれるのもポイントです。
《聖なるバリア -ミラーフォース-》
通常罠(LEGEND)
【条件】相手モンスターの攻撃宣言時に発動できる。
【効果】相手フィールドの攻撃表示モンスターを全て破壊する。
相手モンスターの攻撃を発動条件に、相手の攻撃表示モンスターを全て破壊できる罠カード。
魔法・罠カードの破壊が当たり前な環境の中、正直、攻撃反応系罠カードは遅いです。
しかしメインデッキの「セレブローズ」モンスターの低い攻撃力を補いながら、決定力を上げることができるため、僕は最適解と考え採用しました。
フュージョンモンスター
《セレブローズ・ファビュラス・マジシャン》
フュージョン / 効果モンスター
レベル9 / 光属性 / 魔法使い族 / 攻3000 / 守2100
「セレブローズ・マジシャン」+「セレブローズ・ウィッチ」
【条件】手札1枚を墓地へ送って発動できる。
【効果】相手フィールドの表側表示モンスター1体を選んで破壊する。その後、自分の墓地の装備魔法カード1枚を選んで手札に加える事ができる。
相手の表側表示モンスター1体を破壊できるモンスターです。
装備魔法を回収する効果により《セレブレード・デスワイルド》も回収できるため、盤面処理、貫通付与と様々な場面で活躍させることができます。
フュージョン素材の関係上、優先してフュージョン召喚したいのは《セレブローズ・ラグジュアリ・マジシャンズ》です。
そのため出番は少ないのですが、余裕がある時に出しておくことで各種蘇生カードでフィールドと墓地を反復させモンスターを複数枚破壊することもできるのもポイントです。
《セレブローズ・ゴシップ・マジシャン》
フュージョン / 効果モンスター
レベル9 / 光属性 / 魔法使い族 / 攻2600 / 守1600
「セレブローズ・マジシャン」+「ダークネス・パパラッチ」
【条件】なし
【永続効果】このカードの攻撃力は、[自分の墓地の装備魔法カードの数]×400アップする。自分フィールドに表側表示の魔法カードがある場合、このカードは戦闘では破壊されない。
自身の攻撃力が自分の墓地の装備魔法の数×400アップする永続効果を持つモンスターです。
《カリス魔杖デス・ワンド》を装備することで、戦闘・効果で破壊されないモンスターとなるため、相手によってはかなり厄介なモンスターとなります。
フュージョン素材の《ダークネス・パパラッチ》のサポートが難しいため、他のフュージョンモンスターと比較し召喚難易度はやや高いです。
【ハーピィ】はこのモンスターを召喚されるとかなり苦しいのよね
《セレブローズ・ゴシップ・ウィッチ》
フュージョン / 効果モンスター
レベル9 / 光属性 / 魔法使い族 / 攻2400 / 守1200
「セレブローズ・ウィッチ」+「ダークネス・パパラッチ」
【条件】なし
【効果】相手フィールドの魔法・罠カード1枚を選んで破壊する。自分フィールドに表側表示の魔法カードがある場合、さらに自分は1枚ドローする。
相手の魔法・罠カード1枚を破壊できるモンスターです。
自分フィールドに装備魔法があれば、さらにドローも行うことができ、攻めやすくしながら手札を増強してくれます。
効果の性質から相手にとって残したくないモンスター筆頭ですが、蘇生手段は豊富であるため、除去されても魔法・罠破壊カードとして重宝します。
《ダークネス・パパラッチ》の関係上、こちらも召喚難易度はやや高いです。
盤面に維持できれば毎ターン魔法・罠カード破壊が行えます!
《セレブローズ・インフルエンサーズ》
フュージョン / 効果モンスター
レベル7 / 光属性 / 魔法使い族 / 攻2500 / 守1600
「セレブローズ・エンチャンター」+「セレブローズ・ウィズ」
【条件】なし
【効果】相手の墓地のモンスター1体を選んでデッキの下に戻し、このカードの攻撃力はターン終了時まで[この効果で戻したモンスターのレベル]×200アップする。このカードが装備魔法カードを装備している場合、さらにこのターン、このカードは効果では破壊されず、モンスターに2回攻撃できる。
墓地メタ、攻撃力アップ、2回攻撃ができるモンスターです。
このカードの登場で、今まで【セレブローズ】にはなかった組み合わせでフュージョン召喚できるようになりました。
これにより他の動きに繋げたい《セレブローズ・エンチャンター》《セレブローズ・ウィズ》を、本来の役割以外の用途でも使用できるようになっています。
装備魔法を装備していれば高火力連撃モンスターと化し、《セレブローズ・ラグジュアリ・マジシャンズ》顔負けのアタッカーとなります。
その他のカード
フュージョン素材モンスター。 装備魔法が計5枚採用されているので、効果を発動できるタイミングを作り易く、相手モンスターの破壊も比較的行いやすくなっています。 | |
《フュージョン》《カリス魔杖デス・ワンド》を墓地から回収できるモンスター。 召喚したターンに発動できる効果であるため、《ダークネス・パパラッチ》のコストで積極的にデッキに戻したいカードの1枚です。 | |
フュージョン素材兼手札増強、デッキリソースの回復が行えるモンスター。 属性の違いから生じるノイズ以上に採用のメリットが大きいです(※詳細は後述)。 | |
直接攻撃効果を付与できるモンスターです。 詰めの一手として使えるモンスターで、相手のライフポイントが5200以下であれば《カリス魔杖デス・ワンド》を装備した《セレブローズ・ラグジュアリ・マジシャンズ》から特殊召喚し、5200の直接攻撃でゲームエンドに持ち込むことができます。 《セレブローズ・ソーサラー》による+αの盤面構築で《カリス魔杖デス・ワンド》を3枚回収できれば7200の直接攻撃を行えるのもポイントです。 | |
貫通を付与できる装備魔法。 守備表示での耐久を突破する手段にもなり、《セレブローズ・ラグジュアリ・マジシャンズ》のような連撃できるモンスターをさらに強くしてくれます。 | |
決定力を強化するためのカード。 発動条件は重いものの発動できた時のリターンはかなり大きく、バウンスによる盤面処理と手札ロックを行うことができます。 |
構築のQ&A
《セレブローズ・ウォーロック》の採用理由
- 優先的に使いたい《セレブローズ・ウォーロック》が2枚採用なのはなぜ?
- 序盤の素引きが弱いため
《セレブローズ・ウォーロック》を有効的に使うには《セレブローズ・マジシャン》《セレブローズ・ウィッチ》を墓地に揃えるか、フュージョン召喚した後でなくてはいけません。
そのため序盤で引いた場合にはコスパの悪い壁モンスターにしかならないのです。
また墓地肥やし手段が豊富な本デッキにおいては、2枚採用でも必要な状況で墓地にちゃんと落とせることがほとんどであるため2枚採用に抑えています。
《レジェンド・マジシャン》セットを採用しない理由
- 《レジェンド・マジシャン》《レジェンド・ストライク》はなぜ採用していないんですか?
- 採用優先度が低いため
墓地肥やしを行える光属性・魔法使い族ですが、墓地へ送りたいカードが多いこのデッキにおいて、1枚の墓地肥やしは頼りない枚数です。
またモンスターではない《フュージョン》《カリス魔杖デス・ワンド》は墓地へ送ることもできません。
これに加えて《レジェンド・ストライク》で蘇生できるモンスターは、《レジェンド・マジシャン》以外では《セレブローズ・ソーサラー》のみと有効に使える場面も少ないんです。
これらの理由から採用優先度が低いため不採用となりました。
《ダークネス・パパラッチ》の必要性
- 闇属性の《ダークネス・パパラッチ》は不純物にならない?
- 不純物ではあるが、それを凌駕するほどの役割がある
闇属性である点が邪魔をすることもあり、一時期は僕も採用に悩んでいました。
しかし現大会環境においては以下の3つのメリットがあり、不純物であること以上に採用するメリットがあると考えます。
- フュージョンモンスターが強い
- デッキリソースを回復できる
- 2枚以上のドローを見込みやすい
①:フュージョンモンスターが強い
フュージョンモンスターについては《セレブローズ・ゴシップ・マジシャン》《セレブローズ・ゴシップ・ウィッチ》の項で解説した通りです。
また《ダークネス・パパラッチ》がいることでフュージョン素材の組み合わせが2通りから4通りになり、フュージョン召喚がしやすくなるのもメリットの一つです。
②:デッキリソースを回復できる
基本的に【セレブローズ】は墓地を肥やす速度が速いテーマです。
本デッキは《ブレイド・リーダー》の存在から特に墓地を肥やす速度が速いため、考えなしに墓地肥やしを繰り返せばすぐにデッキ切れしてしまいます。
それをケアしつつ、必要なカードでデッキを再構築、さらにドローまでできるためかなり優秀なカードになっています。
③:2枚以上のドローを見込みやすい
現大会環境ではレベル7以上のモンスターが2体以上展開されることがかなり増えてきています。
そのため、【エクスキューティー】【ハーピィ】のようなデッキ以外では、発動機会が多いだけでなく2枚以上のドローが見込める場合も多いです。
以上のことから僕は《ダークネス・パパラッチ》は【セレブローズ】において3枚採用するほどの価値があると考えています。
不純物である点は変わらないため、逆にフュージョン召喚のために1枚採用程度に採用枚数を抑えるくらいなら、採用しない方がいいと僕は思います。
まとめ
今回は【セレブローズ】デッキのデッキレシピとデッキの回し方について解説しました。
まとめるとこのような感じです。
- 連続フュージョンによる多面展開と装備による高火力押し付け
- 素早い墓地肥やしで必要なカードを揃える
必要なカード①
必要なカード②
可愛いだけじゃない!可愛くて強い!それでいて楽しいのが【セレブローズ】です!
ぜひ構築の参考にしてください。
可愛いは正義!