墓地肥やしを行うことで、墓地利用を行うカードの再現性を高める事ができます。
そんな墓地利用手段はほぼ全てのデッキに存在するわけですが、デッキに墓地肥やしを行えるカードがあまりない…なんてことありませんか?
そこで今回はどんなデッキにも採用しやすい“汎用墓地肥やしカード”をまとめました!
目次
汎用墓地肥やしカード一覧
モンスター
《レジェンド・プリースト》
効果モンスター
レベル4 / 光属性 / 天使族 / 攻1000 / 守300
手札または墓地にいるこのカードはレジェンドカードになる。
【条件】このカードを召喚・特殊召喚した自分メインフェイズに発動できる。
【効果】自分のデッキの上からカード3枚を墓地へ送る。その後、自分の墓地にレジェンドカードがある場合、相手フィールドの表側表示モンスター1体を選んでその攻撃力・守備力をターン終了時まで600ダウンできる。
墓地肥やしとして使いやすい3枚分の墓地肥やしを行いながら、攻撃力・守備力の弱体化も狙えるモンスターです。
モンスターであることから効果使用後はアドバンス召喚のリリース素材にもなり、墓地肥やし手段として使いやすくなっています。
また《グランド・レジェンドプリースト》を併用すれば、《グランド・レジェンドプリースト》によるカード消費を抑えつつ、相手モンスターの破壊手段を取り入れる事ができます。
- どんなデッキにもおすすめ!
《冥跡のジュンディー》
効果モンスター
レベル4 / 地属性 / 獣戦士族 / 攻1000 / 守1000
【条件】自分のデッキのカードが10枚以上の場合に発動できる。
【効果】自分のデッキの上からカード3枚を墓地へ送る。その中にモンスター(地属性)がいた場合、さらに自分は1枚ドローできる。ドローした場合、さらに自分は手札1枚を選んでデッキの下に戻す。
3枚分の墓地肥やしに加えて、一定の確率で手札交換を行えるモンスターです。
手札交換の適用は採用されている地属性モンスターの数によって決まりますが、以下の状況でも3割強の確率で手札交換効果を適用できるようになります。
- 地属性モンスターを《冥跡のジュンディー》を含む計6枚採用
- デッキ枚数40枚
- 先攻・後攻1ターン目
- 手札に《冥跡のジュンディー》以外の地属性モンスターが1体以下
計4枚のカードを触れる効果から、墓地肥やしカードとしては他のモンスターより頭一つ抜けた性能をしています。
そのため《冥跡のジュンディー》以外の地属性モンスターを1種類でも採用している場合は、《冥跡のジュンディー》を採用するのがおすすめです。
- 《冥跡のジュンディー》以外の地属性モンスターを採用しているデッキ
《寄星体デスタクル》
効果モンスター
レベル4 / 闇属性 / ギャラクシー族 / 攻1000 / 守1300
【条件】このカードを召喚したターンに発動できる。
【効果】自分のデッキの上からカード3枚を墓地へ送る。このターンに相手が効果ダメージを受けていない場合、さらに相手に700ダメージを与える事ができる。
3枚分の墓地肥やしを行いながら、相手に700ダメージを与えられるモンスターです。
基本的な役割は《レジェンド・プリースト》と同じで、効果ダメージやステータスの要素を優先したい場合に《寄星体デスタクル》を採用するといった感じです。
- 効果ダメージを与えたいデッキ
《アクセルワンダー・ライト》
効果モンスター
レベル5 / 光属性 / 魔法使い族 / 攻1700 / 守1800
【条件】デッキの一番上のカードを墓地へ送って発動できる。
【効果】自分のデッキの上からカードを4枚めくり、お互いに確認する。自分のめくったカードの中から罠カード以外のカードを2枚まで選んで墓地へ送る事ができる。残りのカードをデッキに戻す。
墓地肥やし枚数は2枚と少し控えめですが、デッキの上からめくった4枚の中から2枚までを墓地に送る事ができるため、精度の高い墓地肥やしを行うことができます。
この性質から墓地に送りたくないカードはデッキに残すという選択が取れるのは他の墓地肥やしカードにはないメリットといえます。
《顕現の秘儀》と相性が良く、《アクセルワンダー・ライト》をコスパ良く展開しながらドローも行えるため、永続効果を持つモンスターを軸にするデッキであれば併用することでさらに使いやすくなるのもポイントです。
《顕現の秘儀》発動後、光属性・魔法使い族以外の効果を発動できなくなりますが、永続効果であればその制約の影響を受けません
- デッキに残したいカードが多いデッキ
- 永続効果モンスターを軸にするデッキ
通常魔法
【条件】自分の手札・フィールドのモンスターを2体まで墓地へ送って発動できる。
【効果】自分は1枚ドローする。その後、自分の墓地のモンスター(レベル5以上/光属性/魔法使い族)1体を選んで自分フィールドに表側表示で特殊召喚できる。この効果の発動後、ターン終了時まで自分はモンスター(光属性/魔法使い族)以外のモンスターの効果を発動できない。
《イマジナリー・リアクター》
効果モンスター
レベル1 / 光属性 / 機械族 / 攻500 / 守500
【条件】自分のデッキのカードが10枚以上の場合、デッキの上からカード2枚を墓地へ送って発動できる。
【効果】このカードのカード名は次の相手ターン終了時まで、「イマジナリー・アクター」になる。その後、自分の墓地の「死者転生」1枚を選んでデッキの下に戻す事ができる。戻した場合、さらに自分は2枚ドローできる。
墓地肥やしを行いながら手札を増やせるドローソースです。
墓地肥やし枚数は2枚と少し控えめですが、墓地に《死者転生》があれば追加で2枚ドローも行う事ができます。
追加ドローを適用する場合はレジェンド魔法カードが固定されてしまうという欠点があります。
追加効果を適用する場合《死者転生》はデッキの下に戻ってしまうため、デッキ回復、デッキシャッフルができるデッキと相性が良くなっています。
- デッキ回復・デッキシャッフルができるデッキ
魔法カード
《激鱗解放》
通常魔法
【条件】相手フィールドにモンスターがいる場合、1000LPを払って発動できる。
【効果】自分のデッキの上からカード5枚を墓地へ送る。その中にモンスター(爬虫類族)がいた場合、さらに自分フィールドの表側表示モンスター(爬虫類族)1体を選んでその攻撃力をターン終了時まで[この効果で墓地へ送ったモンスター(爬虫類族)の数]×200アップできる。
墓地肥やしを行うカードとしては破格の墓地肥やし枚数のカードとなっています。
魔法カードであるため発動により1枚分の損失が生まれてしまうことと、1000ダメージを受けてしまうのが欠点です。
- 魔法カードで墓地肥やしを行いたいデッキ
- ライフポイントへのダメージがデメリットになりにくいデッキ
レジェンドカード
《カードガンナー》
効果モンスター(LEGEND)
レベル3 / 地属性 / 機械族 / 攻400 / 守400
【条件】自分のデッキのカードが10枚以上の場合、デッキの上からカードを3枚まで墓地へ送って発動できる。
【効果】このカードの攻撃力はターン終了時まで、[この効果の条件で墓地へ送ったカードの数]×500アップする。その後、自分フィールドのこのカードを墓地へ送る事ができる。この効果で墓地へ送った場合、さらに自分は1枚ドローする。
墓地肥やしを行いながら自身をドローに変換できるカードです。
自身を墓地に送ってドローする効果は必ず行う必要はなく、墓地肥やしのためだけに使用することもでき、状況に合わせて以下のように使い分けられるのが強みです。
- 墓地肥やし+ドロー
- 墓地肥やし+アドバンス召喚のリリース素材
レジェンドモンスターの枠を割いてしまうのが大きな欠点になってしまうため、最終盤面が強いデッキに採用したいカードになっています。
- 最終盤面が強いデッキ
最後に
今回はラッシュデュエルの汎用墓地肥やしカードをまとめました。
他の汎用カードもまとめているので、よければそちらも参考にしてみてください!