相手モンスターの表示形式を変更することで、戦闘サポート・攻撃封じ・効果発動封じ・永続効果の無力化と様々な動きに繋げる事ができます。
このようにデッキの小回りを効かせるために使える表示形式変更ですが、、デッキに表示形式を変更するカードがあまりない…なんてことありませんか?
そこで今回はどんなデッキにも採用しやすい“汎用表示形式変更カード”をまとめました!
目次
汎用表示形式変更カード一覧
モンスター
《叛骨のスフレース》
効果モンスター
レベル3 / 風属性 / アンデット族 / 攻1200 / 守0
【条件】手札のモンスター1体を墓地へ送って発動できる。
【効果】相手フィールドのモンスター1体を選んで表示形式を変更する。自分の墓地のモンスターが5体以上の場合、さらに自分の墓地の「叛骨のガイガスト」1体を選んで手札に加える事ができる。
相手モンスター1体の表示形式を変更する事ができます。
手札コストを必要としますが、攻撃表示を守備表示に、守備表示を攻撃表示にと自由に表示形式を変更する事ができます。
また《叛骨のガイガスト》を採用する事で手札コストを補う事ができ、《叛骨のガイガスト》を召喚することでモンスターの破壊に繋げる事ができるのもポイントです。
- どんなデッキにもおすすめ!
《シエスタトレーロ》
効果モンスター
レベル3 / 水属性 / 戦士族 / 攻1200 / 守0
【条件】自分の墓地のモンスター3体をデッキに戻して発動できる。
【効果】相手フィールドの攻撃表示モンスター(レベル8以下)1体を選んで裏側守備表示にする。この効果でモンスターを裏側守備表示にした場合、さらに自分の墓地の「シエスタホールド」1枚を選んで手札に加える事ができる。
相手のレベル8以下の攻撃表示モンスター1体を裏側守備表示にしながら、墓地のモンスター3体をデッキに戻す事ができます。
《叛骨のスフレース》と異なり、レベル8以下の攻撃表示モンスターに対してしか効果を発動できませんが、裏側守備表示への変更により永続効果の無力化、相手モンスターの状態リセットとしての役割もこなす事ができます。
また手札コストも必要なく、表示形式を変更する効果を持つモンスターの中では使いやすくなっています。
墓地のモンスターをデッキに戻す性質から、序盤では効果を発動しにくいのが欠点です。
- どんなデッキにもおすすめ!
魔法カード
《昂光の呪縛》
通常魔法
【条件】相手の手札が1枚以下の場合に発動できる。
【効果】相手フィールドのモンスター1体を選んで表側攻撃表示または裏側守備表示にする。このターンに相手が罠カードを発動している場合、またはこのターンが後攻プレイヤーの最初のターンの場合、さらにお互いは2枚ドローする。
相手モンスターの表示形式を変更しながら、状況により2枚のドローを行う事ができます。
追加効果の適用条件からドローフェイズに発動する罠カード、召喚反応系罠カードを採用する相手には表示形式変更に加えてアドバンテージを生み出す事ができるカードになります。
また裏側守備表示への表示形式変更も行えるため、永続効果の無力化、相手モンスターの状態リセットのためにも使えるのが強みです。
使いやすいカードではありますが、発動条件が相手依存である点は要注意です。
- どんなデッキにもおすすめ!
《ジョインテック・ジョイント》
通常魔法
【条件】自分の墓地のモンスター2体をデッキに戻して発動できる。
【効果】相手フィールドのモンスター1体を選んで表側攻撃表示または裏側守備表示にする。その後、自分の手札・フィールドのモンスターを素材として墓地へ送ってモンスター(レベル9以下/地属性・闇属性/機械族)をフュージョン召喚できる。
相手モンスターの表示形式を変更しながら、墓地のモンスター2体をデッキに戻す事ができます。
《昂光の呪縛》と同じく使いやすい表示形式変更を行う事ができます。
墓地の再利用手段を取り入れたい場合は《ジョインテック・ジョイント》、それ以外なら《昂光の呪縛》の採用がおすすめです。
- 墓地の再利用手段を取り入れたいデッキ
《オートリバース》
通常魔法
【条件】相手フィールドのモンスターが3体の場合に発動できる。
【効果】相手フィールドの攻撃表示モンスターを全て裏側守備表示にする。その後、相手フィールドの裏側表示モンスターを3体まで選んで表側攻撃表示にできる。
相手モンスター3体の表示形式を変更する事ができます。
攻撃表示モンスターを一度裏側守備表示にしてから攻撃表示にするかモンスター毎に選ぶ事ができるため、臨機応変に表示形式変更を行う事ができます。
相手モンスターが3体の場合にしか発動できない点は要注意です。
- どんなデッキにもおすすめ!
罠カード
《シャイニーシェイディー》
通常罠
【条件】相手ターンに、相手がモンスターを召喚・特殊召喚した時、手札1枚を墓地へ送って発動できる。
【効果】自分または相手フィールドの表側表示の効果モンスターを合計2体まで選んで裏側守備表示にする。この効果で相手フィールドの元々の攻撃力が2600以上のモンスターを選んだ場合、さらに自分は1500LP回復する。
自分または相手の効果モンスターを合計2体まで裏側守備表示にしながら、状況によって自分のライフポイントを1500回復する事ができます。
手札コストを必要としますが、相手ターンに表示形式を変更するカードとしては扱いやすく、以下のように幅広い用途で使用する事ができます。
- 裏側守備表示にすることで、効果の発動封じ・永続効果の無力化、攻撃封じ、次のターンの戦闘サポートを行う
- 攻撃力の低い自分のモンスターを守備表示にすることで戦闘ダメージを軽減
また元々の攻撃力が2600以上の相手モンスターを裏側守備表示にした場合、ライフポイントが回復するため、延命にもつながります。
手札コストを必要とする性質上、手札を増やすのが得意なデッキとは特に相性が良くなっています。
- どんなデッキにもおすすめ!
《ザ☆ブロック》
通常罠
【条件】相手がモンスターを攻撃表示で召喚・特殊召喚した時、相手フィールドにモンスターが2体以上いる場合に発動できる。
【効果】相手フィールドの攻撃表示モンスター(レベル8以下)を2体まで選んで表側守備表示にする。
相手のレベル8以下の攻撃表示モンスターを最大2体まで守備表示にする事ができます。
《シャイニーシェイディー》と比較して裏側守備表示にできない分、効果の発動封じ、永続効果の無力化は行えませんが、手札コストを必要としない分発動しやすくなっています。
《シャイニーシェイディー》とは異なり、レベル8以下のモンスターしか守備表示にできない点は要注意です。
- どんなデッキにもおすすめ!
《つまずき岩》
通常罠
【条件】相手がモンスターを召喚した時、相手フィールドにモンスターが2体以上いる場合に発動できる。
【効果】相手フィールドの攻撃表示モンスターを3体まで選んで表側守備表示にする。このターン、選んだモンスターが表側表示の間、相手は選んだモンスターをアドバンス召喚のためにはリリースできない。
相手の攻撃表示モンスターを最大3体まで守備表示にする事ができます。
召喚に対してしか効果を発動できませんが、表示形式を変更したモンスターをアドバンス召喚のリリースできなくなるため、アドバンス召喚を主軸とするデッキに対して強く使う事ができます。
相手フィールドにモンスターが2体存在しなければ発動する事ができず、2枚目以降はプレイングにより対策されやすくなる点は要注意です。
- どんなデッキにもおすすめ!
レジェンドカード
《砂塵のバリア -ダスト・フォース-》
通常罠(LEGEND)
【条件】相手モンスターの攻撃宣言時に発動できる。
【効果】相手フィールドの表側表示モンスターを全て裏側守備表示にする。
相手の全ての表側表示モンスターを裏側守備表示にする事ができます。
発動タイミングは相手の攻撃宣言時と少し遅いのが欠点ですが、攻撃を実質無効にしながら表示形式を変更する事ができます。
裏側守備表示にする性質から、永続効果の無力化、次のターンの戦闘サポートに繋がるのもポイントです。
- どんなデッキにもおすすめ!
最後に
今回はラッシュデュエルの汎用表示形式変更カードをまとめました。
他の汎用カードもまとめているので、よければそちらも参考にしてみてください!