毎週金曜日22時は わかとらじお

OCGとラッシュデュエルを繋ぐイラストストーリー【遊戯王Advent Calendar 9日目】昼の部

この記事は刺身さん主催の「遊戯王Advent
アドベント
Calendar
カレンダー
」企画の記事です。

遊戯王Advent Calendar企画とは

クリスマスまでの期間に日数を数えるために使用されるカレンダー「Advent Calendar」に準え、クリスマスまでの25日間に遊戯王ブロガーが毎日記事を投稿していくというリレー企画。

前日、夜の部は歩く協会さんの記事でした!

私はラッシュデュエルを中心に遊ぶデュエリストなので、書く記事のほとんどがラッシュデュエルに関連する記事です!

でも今回の企画からこの記事を読んでくださる方はOCGプレイヤーの方が多いと思うんですよね。

そこで今回はOCGとラッシュデュエルに共通する要素「カードイラスト」に焦点を当て、OCGとラッシュデュエルの繋がりを感じさせるカードイラストを紹介していきます。

わかはぴ
わかはぴ

ラッシュデュエルで明らかになるOCGカードの過去と未来

そんなOCGでは見られない新たな一面も見れるので、ラッシュデュエルを知らない人も気軽に読んでみてください!

注意

この記事で紹介する設定は、カードのイラスト・フレーバーテキストや公式の情報から推測・考察したものであることをご了承ください。

ラッシュデュエルで過去が明かされたモンスター

まず紹介するのがラッシュデュエルで過去が明かされたモンスターです。

《治療の神 ディアン・ケト》

《治療の神 ディアン・ケト》はOCGでは知らない人はいないくらい有名なライフ回復カードですね。

ラッシュデュエルではその過去の姿が描かれています。

《逆玉の神 ディアン・ケト》

その姿が《逆玉の神 ディアン・ケト》です。

この頃の彼女は《魅惑の不夜城》と呼ばれるネオン街でホステスとして働いていました。

「結婚するなら絶対お金持ち!」と玉の輿を狙う彼女でしたが、逆玉の神の名に相応しく、見事玉の輿に乗り結婚を果たします。

玉の輿を得た彼女は裕福な生活を送り幸せな人生を歩みました。

こうして《治療の神 ディアン・ケト》へと繋がっていくのです。

………

とそう簡単にいかないのが人生。

玉の輿に乗ったはいいが、結婚相手との生活が上手くいかずに破局してしまいます。

そして《逆玉の神 ディアン・ケト》をさらに追い詰めるかのように社会経済のバブルが崩壊しました。

好景気だった世の中は一気に不景気になり、《魅惑の不夜城》の活気も日に日に失われていきます。

不景気に嫌気が差した彼女もとうとうホステスを転職。

流れ流れて《監獄島アネ・ゴ・ロック》の看守へと転職しました。

《監獄の神 ディアン・ケト》

《美☆魔女狩り》

《美☆魔女封じ》

転職して気づいた新たな快楽、それは「人を監獄に入れること」でした。

楽しみながら仕事ができる彼女にとって看守はまさに天職。

任された魔女狩りも次々とこなし、彼女はやがて《監獄の神 ディアン・ケト》と呼ばれるようになりました。

彼女の看守としての厳しさは囚人にも受けが良く、監獄内ではSM的な意味で高い評判を得ていたようです。

しかし彼女はそんな天職を転職。

次はおいしい料理で人々を幸せにする聖地「キッチン」へと舞台を移します。

《厨房の神 ディアン・ケト》

彼女はここにきて更なる才能を開花。

おふくろの味、おやじの味、プロの味とどんな味でも再現できる一流の料理人《厨房の神 ディアン・ケト》となりました。

と、現在描かれている《治療の神 ディアン・ケト》の過去はここまでです。

ホステス、SM、料理と、治療の神になるまでに様々な癒しの
すべ
を習得していっていますね。

こんな感じでラッシュデュエルでは、OCGに登場するカードの過去が掘り下げられることもあります。

ラッシュデュエルで未来が描かれたモンスター

過去があれば未来もある。

続いては《治療の神 ディアン・ケト》とは逆に未来が描かれたモンスターたちを紹介します。

《ベビー・ティーレックス》

このモンスターを覚えていますか?

1999年に登場し、2000年に再録されて以降、収録されていない古のモンスターです。

全く話題にも上がらないため「こんなモンスターいたっけ?」という人も多いのではないでしょうか。

ラッシュデュエルではこんな古のモンスターの未来が描かれたりもします。

それがこちらです。

《奇跡の共進化》

《超越進化》

《奇跡の共進化》のイラストで捕食されているのは原作「遊☆戯☆王」でダイナソー竜崎が愛用していたモンスター《メガザウラー》です。

《メガザウラー》の何かが《ベビー・ティーレックス》に影響を与え、《奇跡の共進化》を引き起こしました。

《スーパー・キング・レックス》

そして誕生したのが《スーパー・キング・レックス》です。

《黒き森のウィッチ》ほどの攻撃力だったモンスターが《ブラック・マジシャン》級の攻撃力を持つモンスターへと変貌しました。

そんな《スーパー・キング・レックス》は《ジュラシック・ワールド》に生息しています。

《ジュラシック・ワールド》

《ダイナソー・クラッシュ》

《クラック・フォール》

恐竜の世界は弱肉強食の世界です。

大きな力を得た《スーパー・キング・レックス》はその力を誇示するように、あたりを破壊していきました。

しかし地盤の緩い場所を踏みつけてしまい、《スーパー・キング・レックス》を中心に地面が崩れていきます。

地下へと急降下する《スーパー・キング・レックス》。

落ちた先には《スーパー・キング・レックス》と同じように《奇跡の共進化》を引き起こした《ベビー・ティーレックス》がいました。

《ナリキング・レックス》

それが《ナリキング・レックス》です。

見た目こそ似ていますが、態度以外は《スーパー・キング・レックス》より遥かに小さく、金銀財宝が溢れる地下を根城に生活しているようでした。

《スーパー・キング・レックス》に危険を察知したのか、《ナリキング・レックス》は交渉を持ちかけてきます。

その内容が「《スーパー・キング・レックス》の傷ついた身体を財宝で補強する代わりに、《ナリキング・レックス》を守る用心棒として仕えること」です。

落下した衝撃で傷ついた身体が痛く、自分よりきらびやかな《ナリキング・レックス》を少し羨ましく感じていた《スーパー・キング・レックス》は《ナリキング・レックス》の要求を受け入れました。

《ハイパー・ナリキング・レックス》

奇跡によって誕生した似ているけど違う2匹の恐竜たち。

共存した彼らの新たな物語が始まりそうですが、現在描かれているのはここまでです。

OCGでは活躍できなかったモンスターも、ラッシュデュエルではこんな風に新たな姿を得て活躍できる機会を与えてくれます(実際によく使われているかは秘密)。

《ラムーン》《ガングロ剣士カナン》《ホーリー・エルフ》

一見、何の関係もなさそうな彼女たちですが、以前《治療の神 ディアン・ケト》がホステスとして働いていた街《魅惑の不夜城》での出会いを境に、同じ時代を共に謳歌するズッ友になります。

《オールナイトフィーバー》

《ラムーン》は月の魔力を利用し、次々と男と馬を魅了。

《ホーリー・エルフ》は以前の守備力のように硬派である自分を貫き、夜の街を全力で楽しむように。

《女剣士カナン》は以前から持っていた剣と盾を装飾し、ガングロ女子へと転身します。

このように彼女たちは夜の街に揉まれ大きく変貌しました。

しかしそんな夜の街での彼女たちの楽しみは急に奪われます。

《バブリーマン・ショック!》

それがバブル崩壊です。

その後の《ラムーン》と《ホーリー・エルフ》の消息は不明ですが、《女剣士カナン》は髪色を元に戻し《監獄島アネ・ゴ・ロック》に看守として転職しました。

《女看守カナン》

フレーバーテキスト

監獄島を主戦場とする女戦士。手にした剣と盾で激しく叱責する。おかげで目が覚めました、とリピーターからの評判も上々だ。

彼女の囚人たちへの咎めの言葉は何故か囚人たちを虜にし、釈放されたにも関わらず、再び罪を犯し《監獄島アネ・ゴ・ロック》に戻ってくる人も多いようです。

ちなみにアニメでの描写で判明したのですが、ガングロになってからずっと履いていたルーズソックスは、今も変わらず履き続けています。

前述した通り《監獄島アネ・ゴ・ロック》では《治療の神 ディアン・ケト》も働いていましたが、ここには懐かしのモンスターがもう1体います。

それが《恍惚の人魚》です。

《恍惚の人魚》

《獄卒の人魚》

フレーバーテキスト

地獄に落ちた悪い人を責め上げる、気性の激しい人魚。もう悪いことはしません許して下さい、とリピーターからの評判も上々だ。

どういう経緯か彼女も《監獄島アネ・ゴ・ロック》で看守として働いています。

元々なのか気性の激しい彼女ですが、その激しさが逆に評判よく、囚人たちにウケているようです。

このように以前は繋がりのなかったモンスターも、未来では繋がりがあることがわかります。

こんなことがわかるのもラッシュデュエルの面白い要素の一つですね。

《アックスレイダー》

原作「遊☆戯☆王」で城之内が使っている印象の強いモンスター《アックス・レイダー》。

極限まで自分を追い込み肉体を鍛え上げた結果。二挺のオノを扱う強靭な戦士《マックス・レイダー》へと成長しました。

《マックス・レイダー》

《ドラゴニック・ディスオーダー》

《強者の愉悦》

せっかく強くなったにも関わらず《マックス・レイダー》が狙うのは自分よりも弱い者ばかり、《強者の愉悦》のイラストではそんな彼の卑劣な笑みを感じられます。

こういう人の人生っていい方向に進まないのがお約束ですよね。

もちろん彼もそれは同じで、とあるブラック企業に捕獲されてしまいます。

《バトル左遷》

《暗黒シャイン王アークトーク》

《機業戦士シャイン・ブラック》

そのブラック企業が《暗黒シャイン王アークトーク》が経営する「アークトーク社」(仮名)です。

捕獲された《アックス・レイダー》を使った計画はまだ実行されていないようで、この企業の目的はまだ謎に包まれています。

このようにOCGでは明かされることのなかった《アックス・レイダー》の所在がラッシュデュエルではここまで描かれています。

他には《カオス・ソーサラー》の過去に繋がる人物、《ワイト》の軍勢と対峙する《死霊王 ドーハスーラ》、焼肉化する《ミノタウルス》など、いろいろ紹介したいのですが、めちゃくちゃ長くなりそうなので今回はここまでです!

最後に

今回はOCGとラッシュデュエルの繋がりを感じさせるカードイラストたちを紹介しました。

OCGだけではわからないカードの設定などを感じられるのもラッシュデュエルの魅力の一つです。

ラッシュデュエルに興味がなかった人は、少しはラッシュデュエルに興味を持ってもらえましたか?

感想などいただけると嬉しいです。

まだまだ続く「遊戯王Advent Calendar」

9日目 夜の部、次はオルドさんです!

次の記事に備えてチェックしてみてください!

「遊戯王Advent Calendar」企画のこれまでの記事は以下のサイトから読むことができます。

様々な視点で書かれた記事が数多く公開されているのであわせて読んでみてください。

わかはぴ
わかはぴ

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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