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【レジェンド】デッキレシピ解説:汎用効果を駆使して柔軟に攻めるテーマ【遊戯王ラッシュデュエル】

記事の内容

「真・レジェンド覚醒パック」にて新たに登場したテーマ【レジェンド】

相手ターンでの攻撃力強化と破壊耐性の付与や、好きなレジェンドカードを再利用できるカードの登場に「なんか強そうじゃない?」と思う方も多いと思います。

そこで今回はテーマコンセプトに沿うような形で構築した【レジェンド】のデッキレシピを解説します。

わかはぴ
わかはぴ

使いやすい汎用効果を駆使して柔軟に対応していくテーマ。

人によって構築にも幅が出そうです。

【レジェンド】とは

【レジェンド】はテーマ名通りレジェンドカードとシナジーのあるテーマです。

テーマ内の一部のカードは自身を手札・墓地でレジェンドカードとして扱う効果を持っており、レジェンドカードをサポートする効果を扱いやすくしています。

それらの内、自身をレジェンドカードとして扱うモンスターは扱いやすい汎用効果を持つのが特徴です。

自身をレジェンドカードとして扱うモンスター

《グランド・レジェンド・セイバー》
・攻撃力3000になる
・モンスターへの2回攻撃ができる
《グランド・レジェンド・マジシャン》
・相手の魔法・罠カード1枚を破壊できる
《グランド・レジェンド・プリースト》
・自身をコストに相手のレベル10以下のモンスターを破壊できる
・《レジェンド・プリースト》を墓地から回収できる
《レジェンド・プリースト》
・3枚分の墓地肥やしができる
・相手モンスター1体の攻撃力・守備力を600ダウンできる

テーマとしては、これらをサポートするカードにより相手フィールドに柔軟に対応していくようなコンセプトになっています。

今回の構築はこの“テーマとしてのコンセプト”に沿うような形で構築しました。

デッキレシピの解説

メインデッキ(40枚)

カード名枚数
モンスター26
《グランド・レジェンド・セイバー》3
《グランド・レジェンド・マジシャン》3
《七宝神-米大》2
《七宝神-良財》1
《風帝ライザー》1
《ネクメイド・ナナ》1
《レジェンド・プリースト》3
《レジェンド・ハンター》3
《レジェンド・シューター》3
《レジェンド・スカウト》3
《ニゲイター・ドラゴン》3
魔法カード9
《レジェンド・エンブレム》3
《七宝船》3
《受け継がれし一閃》1
《コスモス姫のお戯れ》1
《強欲な壺》1
罠カード5
《現世の戦い》3
《アビスカイト・モノクローム》1
《攻撃の無力化》1

【レジェンド】には以下の強みがあります。

レジェンドの強み
  1. 相手に合わせて柔軟に対応できる
  2. 破壊耐性の付与で相手ターンをしのぎやすい
  3. コスパ良くアドバンス召喚できる

①:相手に合わせて柔軟に対応できる

前述した通り、相手に合わせて柔軟に対応できる【レジェンド】ですが、今回はその中でも《グランド・レジェンド・セイバー》に焦点を当て、活かしやすいように構築しました。

《グランド・レジェンド・セイバー》

カードの種類/ステータス/効果

効果モンスター
レベル7 / 光属性 / 戦士族 / 攻2500 / 守300

手札または墓地にいるこのカードはレジェンドカードになる。
【条件】手札の「レジェンド・セイバー」1体またはレジェンドカード1枚を相手に見せて発動できる。
【効果】このターン、このカードの攻撃力は500アップし、モンスターに2回攻撃できる。

自身の攻撃力を3000まで強化しながら、モンスターへの2回攻撃が可能になるモンスターです。

この性質から攻撃力・守備力をダウンさせる効果と相性が良くなっているため、それらを行えるカードを多数採用しています。

攻撃力・守備力をダウンさせるカード

《七宝神-米大》
相手モンスター1体の攻撃力・守備力を700ダウンさせながら、2枚分の墓地肥やしができるモンスター。
墓地に《七宝神-良財》または《七宝船》があれば、手札から特殊召喚することもでき、コスパ良く展開できるのもポイントです。
《レジェンド・プリースト》
相手モンスター1体の攻撃力・守備力を600ダウンさせながら、3枚分の墓地肥やしができるモンスター。
下級モンスターであることから扱いやすく、アドバンス召喚の過程で《グランド・レジェンド・セイバー》をサポートする事ができます。
《ニゲイター・ドラゴン》
相手モンスター3体までの攻撃力を次の相手ターン終了時まで2000ダウンさせつつ、2枚分の墓地肥やしができるモンスター。
墓地に《攻撃の無力化》が必要であるため効果を安定して使用することはできませんが、使用できれば大きなリターンを得る事ができます。
こちらも《レジェンド・プリースト》と同じくアドバンス召喚の過程で効果を適用できるのがポイントです。

これら全ての共通点として墓地肥やしを同時に行えるのがポイントで、以下のような墓地に用意したいカードを墓地に送る手段になります。

墓地に用意したいカード
クィーン
クィーン

え!?《風帝ライザー》も墓地へ送っちゃっていいの?

通常であれば、再利用手段が少ないため墓地には送りたくない《風帝ライザー》ですが、【レジェンド】では《レジェンド・エンブレム》により墓地から手札に加える事ができます。

カードの種類/ステータス/効果

効果モンスター(LEGEND)
レベル6 / 風属性 / 鳥獣族 / 攻2400 / 守1000

【条件】このカードを攻撃表示でアドバンス召喚したターンに発動できる。
【効果】自分または相手フィールドのカード1枚を選んで持ち主のデッキの上に戻す。

《レジェンド・エンブレム》

カードの種類/効果

通常魔法

【条件】自分のデッキが10枚以上で、自分の墓地にモンスター(光属性/守備力300)が2体以上いる場合に発動できる。
【効果】自分の墓地のレジェンドモンスター1体を選んで手札に加える。

このカードにより《風帝ライザー》を使い回す事ができるため、一度《風帝ライザー》を墓地へ送る事ができればバウンスにより相手フィールドに干渉しやすくなります。

《風帝ライザー》の他には《グランド・レジェンド・セイバー》《グランド・レジェンド・マジシャン》《レジェンド・プリースト》も墓地から回収する事ができます。

【レジェンド】はこのカードの存在から状況に合わせて柔軟に対応しやすくなっています。

わかはぴ
わかはぴ

発動条件に該当するモンスターは計18体採用しているため、発動条件を満たすのは容易です

②:破壊耐性の付与で相手ターンをしのぎやすい

カードの種類/効果

通常罠

手札または墓地にあるこのカードはレジェンドカードになる。
【条件】相手ターンに相手がドローした時、または相手ターンに相手がモンスターを召喚・特殊召喚した時、自分の墓地のレジェンドモンスター1体をデッキに戻して発動できる。
【効果】自分フィールドの表側表示モンスターを3体まで選ぶ。このターン、そのモンスターの攻撃力は1200アップし、相手の効果では破壊されない。

《現世の戦い》を発動することで、自分の表側表示モンスター全ての攻撃力を1200アップさせ、それら全てに破壊耐性を付与する事ができます。

これにより突破難易度が格段に上がるため相手ターンをしのぎやすくなります。

採用しているほとんどのモンスターが召喚・特殊召喚したターン以外にも効果を発動できるため、モンスターが残れば次のターンの効果発動に繋げられるのもポイントです。

わかはぴ
わかはぴ

特に《グランド・レジェンド・マジシャン》による魔法・罠カードの破壊は強力で、相手の魔法・罠カードを1枚減らした状態で攻められるようになります!

そして《現世の戦い》と同じ理由で《攻撃の無力化》《七宝神-良財》も採用しています。

《攻撃の無力化》

カードの種類/効果

通常罠(LEGEND)

【条件】相手モンスターの攻撃宣言時に発動できる。
【効果】その攻撃を無効にする。このターン、相手は攻撃宣言できない。

攻撃反応系の罠カードである点で《現世の戦い》と比較し確実性には劣りますが、発動できれば自分のモンスターを減らさずに次のターンを迎える事ができます。

POINT

【古代の機械】のような攻撃反応系の罠カードに強いデッキに対しては、《レジェンド・スカウト》で手札から墓地に送りましょう!

《七宝神-良財》

カードの種類/ステータス/効果

効果モンスター
レベル7 / 光属性 / 天使族 / 攻1700 / 守2700

自分の墓地にモンスター(守備力2700)または「七宝船」がある場合、このカードは手札から自分フィールドに表側表示で特殊召喚できる。
【条件】なし
【永続効果】自分フィールドの表側表示モンスター(レベル7)と自分フィールドの裏側表示の魔法・罠カードは相手の効果では破壊されない。

最上級モンスターに破壊耐性を付与することで戦闘破壊を強要する事ができます。

破壊耐性付与のみであるため《現世の戦い》や《攻撃の無力化》ほどモンスターは残りにくいですが、被ダメージを抑えやすいため相手ターンはしのぎやすくなります。

《攻撃の無力化》とは相性が良く、《攻撃の無力化》を破壊から守りながら戦闘を強要できるため《攻撃の無力化》を発動しやすくなります。

ここまでのまとめ
  • 自分のターンでは攻撃力・守備力の弱体化を併用して《グランド・レジェンド・セイバー》を軸に攻める
  • 相手ターンでは《現世の戦い》や《攻撃の無力化》などを駆使してしのぐ

基本的には上記の動きを一貫して行なっていきます。

これに加えてダブルコストモンスターを併用することでコスパ良くモンスターを展開していきます。

ダブルコストモンスターとは

アドバンス召喚の際に2体分のリリースにできるモンスターです。

③:コスパ良くアドバンス召喚できる

アドバンス召喚のリリースを軽減できるモンスターは実質的なものも含めて計9体採用しています。

《レジェンド・スカウト》

カードの種類/ステータス/効果

効果モンスター
レベル3 / 光属性 / 獣族 / 攻300 / 守300

【条件】自分のデッキのカードが10枚以上の場合、手札のレジェンドカード1枚を相手に見せて発動できる。
【効果】自分は1枚ドローする。その後、自分は手札1枚を選んで墓地へ送る。このターン、レジェンドモンスターを攻撃表示でアドバンス召喚する場合、このカードは2体分のリリースにできる。

手札交換を行いながら自身をダブルコストモンスターにできるモンスターです。

《七宝神-米大》《七宝神-良財》のためのダブルコストモンスターにはなれない点は要注意です。

《レジェンド・ハンター》

カードの種類/ステータス/効果

効果モンスター
レベル4 / 光属性 / ドラゴン族 / 攻1200 / 守300

【条件】手札のレジェンドカード1枚を相手に見せて発動できる。
【効果】相手の墓地のモンスターを2体まで選んでデッキに戻す。このカードが攻撃表示の場合、さらに自分の墓地の「レジェンド・シューター」1体を選んで自分フィールドに表側守備表示で特殊召喚できる。

《レジェンド・シューター》を墓地から特殊召喚する効果から実質的なダブルコストモンスターになります。

墓地に《レジェンド・シューター》を用意する必要はありますが、《レジェンド・スカウト》に対応していない《七宝神-米大》《七宝神-良財》や《風帝ライザー》《ネクメイド・ナナ》のアドバンス召喚のためのリリースも軽減する事ができます。

加えて相手の墓地のモンスターもデッキに戻す事ができるため、妨害手段としても使用できるのもポイントです。

相手の墓地のモンスターをデッキに戻す効果がメイン効果

効果の性質から相手の墓地にモンスターが存在しない場合は、効果を発動できずダブルコストモンスターとして利用することもできません。

《レジェンド・シューター》

カードの種類/ステータス/効果

効果モンスター
レベル4 / 光属性 / 鳥獣族 / 攻1200 / 守300

【条件】手札のレジェンドカード1枚を相手に見せて発動できる。
【効果】相手フィールドのモンスターを2体まで選んで表示形式を変更する。このカードが攻撃表示の場合、さらに自分の墓地の「レジェンド・ハンター」1体を選んで自分フィールドに表側守備表示で特殊召喚できる。

《レジェンド・ハンター》と同じ役割で、こちらは《レジェンド・ハンター》を墓地から特殊召喚することで実質的なダブルコストモンスターになります。

相手モンスターの表示形式を変更する効果から、戦闘サポートや守備表示展開による耐久対策にもなります。

相手モンスターの表示形式を変更する効果がメイン効果

《レジェンド・ハンター》と同じくメイン効果を満たせる状況(相手フィールドにモンスターいる状態)でしか効果を発動できず、ダブルコストモンスターとして利用することもできません。

クィーン
クィーン

表示形式の変更は便利だけど、必ず行わなければいけない点は少しネックね

これらのモンスターによりコスパ良く展開していくのですが、ここまでで紹介した《七宝神-米大》《七宝神-良財》もこの強みに一貫したポイントがあります。

一貫した強みというのが、どちらも《七宝神-良財》《七宝船》が墓地にあることで手札から特殊召喚できる点です。

条件さえ満たせば、攻撃力・守備力が高いモンスターをコスパ良く展開することに繋がるため、より少ない枚数で突破困難な盤面を構築しやすくなります。

他のカードの採用理由

《ネクメイド・ナナ》
墓地の最上級モンスターをデッキに戻しながらモンスター1体をドローに変換できるモンスター。
相手ターンをしのぎフィールドに残ったモンスターを新たなリソースに変換したり、《レジェンド・ハンター》《レジェンド・シューター》を経由して手札を増やすために使用することもできます。
《七宝船》
手札交換を行えるカード。
《受け継がれし一閃》
相手のカード1枚を1枚のカード消費で破壊できるカード。
墓地に《グランド・レジェンド・セイバー》がいなければ2枚のカード消費になってしまうため、追加効果を満たせる状況でなければ効果を発動することはほとんどありません。
カードの種類問わずに破壊できるため臨機応変に使用できるのがポイントです。
《コスモス姫のお戯れ》
手札のリソースを相手のカードの破壊に変換できるカード。
《受け継がれし一閃》と同じく、カードの種類問わずに破壊できるため臨機応変に使用できます。
またセットして温存しておいた《レジェンド・エンブレム》でコストを確保できるのもポイントです。
《強欲な壺》
手札を増やすためのカード。
手札が増えることでシンプルに手数が増える他、《受け継がれし一閃》《コスモス姫のお戯れ》の手札コストを補うこともできます。
《アビスカイト・モノクローム》
墓地の下級モンスターをデッキに戻して再利用しながら戦闘をサポートできるカード。
《ニゲイター・ドラゴン》をデッキに戻せるのもポイントで、《攻撃の無力化》が墓地へ送られた後では強力なデッキを再構築しやすくなります。

構築のポイント:テーマカードの不採用理由

《グランド・レジェンド・プリースト》

カードの種類/ステータス/効果

効果モンスター
レベル7 / 光属性 / 天使族 / 攻2500 / 守300

手札または墓地にいるこのカードはレジェンドカードになる。
【条件】このカードを召喚・特殊召喚した自分メインフェイズに、自分フィールドの表側表示のこのカードを墓地へ送って発動できる。
【効果】相手フィールドの表側表示モンスター(レベル10以下)1体を選んで破壊する。その後、自分の墓地の「レジェンド・プリースト」1体を選んで手札に加える事ができる。

テーマコンセプト的には《現世の戦い》などでフィールドに残ったリソースを破壊に変換することで、モンスターの再展開を可能にするようなデザインとなっています。

デザイン通りの動きができれば強いのですが、自分フィールドのリソースを安定して残すことは難しく効果を発動できない状況では攻撃力2500の最上級モンスターとしてしか運用する事ができません。

またアドバンス召喚のリリースコストを軽減して召喚し《レジェンド・プリースト》を墓地から回収するところまで行って、ようやくして対等なアドバンテージ得る事ができます。

以上のことから、今回の構築の方向性にはそぐわないため不採用となりました。

フィールドを空ける性質から《クリボット》《ギャラクティカ・ジャメイヴュ》など「自身以外のモンスターがいない場合に発動できる効果」を持つモンスターとは相性が良いため、そういったカードと組み合わせても良いですね。

クィーン
クィーン

《クリボット》なら《バイクリボット》に繋げることで再度《グランド・レジェンド・プリースト》を特殊召喚できるから、モンスターの複数体破壊に繋げる事ができるわ!

カードの種類/ステータス/効果

効果モンスター
レベル1 / 闇属性 / 悪魔族 / 攻300 / 守200

【条件】自分フィールドにこのカード以外のモンスターが存在しない場合、500LPを払って発動できる。
【効果】自分の墓地の「クリボット」1体を選んで手札に加える。

カードの種類/ステータス/効果

フュージョン / 効果モンスター
レベル2 / 闇属性 / 悪魔族 / 攻300 / 守200

「クリボット」+「クリボット」
このカードはコンタクトフュージョンできる。
【条件】このカードをフュージョン召喚したメインフェイズに発動できる。
【効果】自分の墓地のモンスター(レベル7)1体を選び、自分フィールドに表側表示で特殊召喚する。さらにこのターン、モンスターを攻撃表示でアドバンス召喚する場合、表側表示のこのカードは2体分のリリースにできる。

カードの種類/ステータス/効果

効果モンスター
レベル2 / 光属性 / ギャラクシー族 / 攻0 / 守1200

【条件】このカードを召喚したターンに、自分フィールドにこのカード以外のモンスターがいない場合、自分の墓地の魔法カード2枚をデッキに戻して発動できる。
【効果】自分は1枚ドローする。

《レジェンド・マジシャン》&《レジェンド・ストライク》

カードの種類/ステータス/効果

効果モンスター
レベル4 / 光属性 / 魔法使い族 / 攻1100 / 守300

【条件】なし
【効果】自分のデッキの上からカード3枚をめくり、お互いに確認する。自分はめくったカードの中からモンスター1体を選んで墓地へ送る事ができる。残りのカードをデッキに戻す。その後、自分の墓地のレジェンド通常モンスター1体を選んで手札に加える事ができる。

カードの種類/効果

通常魔法

【条件】300LPを払って発動できる。
【効果】自分の墓地のモンスター(レベル4/攻撃力1600以下)またはレジェンド通常モンスター1体を選び、自分フィールドに表側表示で特殊召喚する。この効果で「レジェンド・マジシャン」またはレジェンド通常モンスターを特殊召喚した場合、さらに相手フィールドの魔法・罠カード1枚を選んで破壊できる。

効果の性質から以下のようにレジェンド通常モンスターを採用している場合に強く使えるカードたちです。

  • 《レジェンド・マジシャン》の効果によりレジェンド通常モンスターを墓地から手札に回収する。
  • 《レジェンド・ストライク》によりステータスの高いレジェンド通常モンスターを墓地から特殊召喚し、相手の魔法・罠カードを破壊する。
  • 《レジェンド・ストライク》により《レジェンド・マジシャン》を墓地から特殊召喚し相手の魔法・罠カードを破壊。その後、墓地のレジェンド通常モンスターを墓地を回収するすることで手札のリソースを増やす。

今回は《レジェンド・エンブレム》を強く使うために《風帝ライザー》を採用した都合上、本来のカードパワーよりも弱くなってしまうため不採用となりました。

採用することで相手の魔法・罠カードを破壊しやすくなるため、レジェンド通常モンスターを採用する場合は採用しても良いと思います。

《レジェンド・セイバー》

カードの種類/ステータス/効果

効果モンスター
レベル3 / 光属性 / 戦士族 / 攻1300 / 守300

【条件】このカードを召喚したターンに、自分の墓地のモンスター1体をデッキの下に戻して発動できる。
【効果】このカードの攻撃力はターン終了時まで300アップする。その後、自分の墓地のレジェンドモンスター(戦士族)1体を選んで手札に加える。加えた場合、このターン、自分はモンスター(天界戦士族または戦士族)でしか攻撃できない。

《グランド・レジェンド・セイバー》をノーコストで墓地から回収できる点は強いですが、攻撃制限が掛かる制約がかなり重いため不採用となりました。

種族を戦士族に統一したデッキであればこの制約は気にならないため、《グランド・レジェンド・セイバー》《レジェンド・セイバー》を軸にした【戦士族】デッキには採用しても良いかもしれませんね。

《古の戦い》

カードの種類/効果

通常魔法

手札または墓地にあるこのカードはレジェンドカードになる。
【条件】なし
【効果】自分フィールドの表側表示モンスター(光属性/守備力300)を3体まで選ぶ。このターン、そのモンスターの攻撃力は500アップし、相手の罠カードの効果では破壊されない。

手札でレジェンドカードになる点や、罠カードに対する破壊耐性を付与できる点は良いのですが、破壊耐性を付与できるタイミングが遅く、攻撃力の強化もあまり大きくありません。

以上のことからカード1枚消費に見合ったパワーを得られないと感じたため不採用としました。

フィールド魔法であれば1枚採用していたかもしれません。

まとめ

今回は【レジェンド】デッキのデッキレシピを解説しました。

要点をまとめると以下の通りです。

デッキの回し方
  • 自分のターンでは攻撃力・守備力の弱体化を併用して《グランド・レジェンド・セイバー》を軸に攻める
  • 相手ターンでは《現世の戦い》や《攻撃の無力化》などを駆使してしのぐ

ダブルコストモンスターを上手く使いコスパ良く展開していくのがポイント!

手札のレジェンドカードを要求する効果が多いため、カードを使用する順番には要注意です。

わかはぴ
わかはぴ

汎用的な効果や、様々なレジェンドカードをサポートできる点から構築の幅が広いテーマです!

今回紹介した構築を基盤に自分なりの構築を見つけてみてください!

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