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【獣戦士族】デッキレシピ解説:ダークマター環境の最新優勝構築【遊戯王ラッシュデュエル】

記事の内容

元々展開力のある獣戦士族ですが、「幻影のダークマター」収録のカードにより小回りの効く展開を行えるようになりました。

マイナーなデッキではありますが、現環境で必要とされる「《コスモス姫のお戯れ》採用可能」「破壊耐性の付与」「魔法・罠カードの除去手段」と3つの要素を含むデッキでもあります。

今回は、そんな【獣戦士族】のデッキレシピを解説します。

今回のデッキは獣戦士族を愛するデュエリスト”トラッパー”に提供していただきました。

「幻影のダークマター」環境となりましたが公認大会優勝経験もある信頼あるデッキなのでぜひ参考にしてみてください。

デッキレシピ考案者

トラッパー


わかはぴ
わかはぴ

トラッパーは《獣機界王カタパルト・デビルコング》登場から獣戦士族を使い続けているデュエリストです。

クィーン
クィーン

使い続けてきたからこその強さ!ぜひ参考にしてみて!

従来の【獣戦士族】

【獣戦士族】デッキは【邪犬】【獣機界】の2つのテーマを合わせたデッキです。

《邪犬武闘神シバ》による【邪犬】の展開力に、【獣機界】の《真・獣機界覇者ライガオン》《真・獣機界王デビルコング》が終着点として加わることで、最上級モンスターを複数体展開しながら様々な動きに繋げられるようになっています。

この展開力に加えて、手札を増やす手段も存在しているため《コスモス姫のお戯れ》も無理なく採用できるのがポイントです。

従来の【獣戦士族】は、これに加えてフィールド魔法《世紀末獣覇界ビーストオーバー・ワールド》にて破壊耐性を付与し、強固な盤面を構築するような形になっていました。

そんな中、「幻影のダークマター」にて登場したのが《邪犬武闘神プライムシバ》です。

フィールド魔法に依存する効果ですが、このカードの登場により小回りの効く展開ができるようになりました。

  • 《コスモス姫のお戯れ》採用可能
  • 破壊耐性を付与できる
  • 魔法・罠カードの除去手段がある

今回は紹介するデッキレシピは、従来から得意とする上記3つの特徴に加えて、動きの幅が広がった【獣戦士族】になっています。

デッキレシピの解説

メインデッキ(41枚)

カード名枚数
モンスター27
《邪犬武闘神シバ》3
《真・獣機界覇者ライガオン》2
《真・獣機界王デビルコング》1
《邪犬武闘神プライムシバ》1
《七宝神-良財》3
《獣機界サイド・フェネック》3
《名匠 虎鉄》3
《陰陽士ミギナギ》3
《純真のファドロニール》3
《冥跡のジュンディー》2
《レジェンド・マジシャン》2
《ブラッド・ヴォルス》1
魔法カード12
《コスモス姫のお戯れ》3
《七宝船》3
《魔法石の採掘》1
《天使の施し》1
《名匠の兜》1
《世紀末獣覇界ビーストオーバー・ワールド》3
罠カード2
《仕組まれた相打ち》1
《激流葬》1

【獣戦士族】デッキには以下の強みがあります。

獣戦士族デッキの強み
  1. 最上級モンスターの展開力がある
  2. 破壊耐性を付与できる
  3. 手札を増やせる

①:最上級モンスターの展開力がある

カードの種類/ステータス/効果

効果モンスター
レベル8 / 闇属性 / 獣戦士族 / 攻2500 / 守1800

【条件】このカードを召喚・特殊召喚した自分メインフェイズに発動できる。
【効果】自分の墓地のモンスター(レベル5〜7/獣戦士族)1体を選び、自分フィールドに表側表示で特殊召喚する。

【獣戦士族】は《邪犬武闘神シバ》の存在から、最上級モンスターの展開が容易です。

この効果を起点に《真・獣機界覇者ライガオン》《真・獣機界王デビルコング》への展開に繋げ、別の役割へと繋げていきます。

《真・獣機界覇者ライガオン》

カードの種類/ステータス/効果

効果モンスター
レベル7 / 地属性 / 獣戦士族 / 攻2500 / 守1800

【条件】このカード以外の自分フィールドの表側表示モンスター(獣戦士族)1体を墓地に送って発動できる。
【効果】このカードの攻撃力はターン終了時まで、[この効果の条件で墓地へ送ったモンスターの元々の攻撃力]だけアップする。自分のフィールドゾーンにカードがある場合、さらに相手フィールドのモンスター1体を選んで表示形式を変更できる。

下級モンスターをコストした場合でも最低3500の攻撃力を得る事ができます。

《真・獣機界覇者ライガオン》を特殊召喚することで、攻撃力3500以上のモンスターの確保に繋がります。

攻撃力の強化はコストにしたモンスターに依存しますが、特殊召喚に利用した《邪犬武闘神シバ》をコストにすれば、攻撃力が5000になるため戦闘面においてかなり強く使えるようになります。

またフィールド魔法があれば表示形式の変更も行える点もポイントです。

クィーン
クィーン

表示形式の変更を行えば、戦闘ダメージも与えやすくなりますね!

《真・獣機界王デビルコング》

カードの種類/ステータス/効果

効果モンスター
レベル7 / 闇属性 / 獣戦士族 / 攻2400 / 守1500

【条件】このカード以外の自分フィールドの表側表示モンスター(獣戦士族)1体を墓地に送って発動できる。
【効果】相手フィールドの裏側表示のカード1枚を選んで破壊する。このターン自分はモンスター(獣戦士族以外)で攻撃できない。

《真・獣機界王デビルコング》を特殊召喚することで、セットカードの破壊に繋げる事ができます。

基本的には魔法・罠カードの破壊のために使うことになりますが、モンスターも破壊できるため融通が利きやすいのがポイントです。

②:破壊耐性を付与できる

《世紀末獣覇界ビーストオーバー・ワールド》

カードの種類/効果

フィールド魔法

【条件】なし
【効果】このカードがフィールドゾーンに表側表示である限り、お互いのフィールドの元々の攻撃力1600以上の表側表示モンスター(地属性・闇属性/獣戦士族)の攻撃力・守備力は400アップし、効果では破壊されない。

前述した通り【獣戦士族】は《世紀末獣覇界ビーストオーバー・ワールド》により破壊耐性を付与する事ができます。

破壊耐性の付与は、現大会環境で流行りの《コスモス姫のお戯れ》をケアしつつ戦闘破壊を強要できます。

また攻撃力の強化も同時に行えるため、戦闘に少し強くなるのもポイントです。

破壊耐性を付与できるモンスター

ちなみにこの効果による破壊耐性付与は自分・相手のカードを問いません。

そのため自分が発動する《ブラック・ホール》《激流葬》によっても破壊されなくなるのがポイントです。

この性質から本デッキに採用している《激流葬》を強く使えるようになっています。

《激流葬》

カードの種類/効果

通常罠(LEGEND)

【条件】自分または相手がモンスターを召喚・特殊召喚した時に発動できる。
【効果】お互いのフィールドのモンスターを全て破壊する。

そして本デッキには《世紀末獣覇界ビーストオーバー・ワールド》に加えて《七宝神-良財》も採用しています。

《七宝神-良財》

カードの種類/ステータス/効果

効果モンスター
レベル7 / 光属性 / 天使族 / 攻1700 / 守2700

自分の墓地にモンスター(守備力2700)または「七宝船」がある場合、このカードは手札から自分フィールドに表側表示で特殊召喚できる。
【条件】なし
【永続効果】自分フィールドの表側表示モンスター(レベル7)と自分フィールドの裏側表示の魔法・罠カードは相手の効果では破壊されない。

《七宝神-良財》は、自身と《真・獣機界覇者ライガオン》《真・獣機界王デビルコング》、セット状態の魔法・罠カードへ破壊耐性を付与するカードです。

これにより《世紀末獣覇界ビーストオーバー・ワールド》と合わせて6枚体制で破壊耐性を付与できるため、《七宝神-良財》のみを採用するデッキ以上に《コスモス姫のお戯れ》に強いデッキになっています。

クィーン
クィーン

《七宝神-良財》と《サンセットリバース》を採用するデッキに《コスモス姫のお戯れ》が利きにくいことを想像すると、盤面の強固さが伝わるわね

カードの種類/効果

通常罠

【条件】相手ターンに相手がドローした時、または自分フィールドのモンスターが相手の効果で破壊された時に発動できる。
【効果】自分の手札または自分の墓地のモンスター1体を選び、自分フィールドに裏側守備表示で特殊召喚する。その後、このカード以外の自分フィールドのカードを3枚まで選ぶ。このターン、選んだカードは相手の効果で破壊されない。

また【獣戦士族】は《真・獣機界覇者ライガオン》《真・獣機界王デビルコング》の効果のコストにより、フィールドのモンスターが減るため、空いたモンスターゾーンに無理なく特殊召喚できるのもポイントです。

③:手札を増やせる

【獣戦士族】は最上級モンスターを駆使して戦うデッキであり、《真・獣機界覇者ライガオン》《真・獣機界王デビルコング》の効果のコストにモンスターを要求します。

そのため、手札を増やすカードを多く採用することでそのコストを補っています。

《名匠 虎鉄》

カードの種類/ステータス/効果

効果モンスター
レベル3 / 炎属性 / 獣戦士族 / 攻1000 / 守1000

【条件】このカードを召喚したターンに発動できる。
【効果】自分の墓地の通常モンスター(レベル4以下)1体または装備魔法カード1枚を選んでデッキの上に戻す。この効果でレジェンドモンスターまたは「名匠の兜」を戻した場合、さらに自分は1枚ドローできる。

《ブラッド・ヴォルス》か《名匠の兜》をデッキトップ経由で墓地から手札に加えられるカードです。

《ブラッド・ヴォルス》を手札に加えることで、アドバンス召喚のためのリリース素材や《真・獣機界覇者ライガオン》《真・獣機界王デビルコング》の効果のコストの確保に繋がります。

また《名匠 虎鉄》を2枚以上引いている場合や、回収対象のカードのどちらかを引けている場合は、回収対象となるカード両方を揃える手段になります。

揃えた場合、攻撃力4000のモンスターの展開に繋がる点もポイントです。

カードの種類/ステータス

通常モンスター(LEGEND)
レベル4 / 闇属性 / 獣戦士族 / 攻1900 / 守1200

悪行の限りを尽くし、それを喜びとしている魔獣人。手にした斧は常に血塗られている。

カードの種類/効果

装備魔法

【条件】自分フィールドの表側表示モンスター1体に装備できる。
【効果】装備モンスターの攻撃力・守備力は200アップする。装備モンスターが「名匠 虎鉄」またはレベル4以下のレジェンドモンスターの場合、さらに攻撃力を[そのモンスターの元々の攻撃力]だけアップする。

《ブラッド・ヴォルス》以外に《名匠の兜》を装備した場合、《名匠の兜》は攻撃力・守備力200アップの装備カードにしかなりません。

しかし最上級モンスターに装備することで攻撃力2600〜2700のモンスターになるため、戦闘破壊の難易度を引き上げる事ができるのもポイントです。

クィーン
クィーン

《世紀末獣覇界ビーストオーバー・ワールド》と合わせれば攻撃力3000以上のモンスターを用意できるようになるわね

《レジェンド・マジシャン》

カードの種類/ステータス/効果

効果モンスター
レベル4 / 光属性 / 魔法使い族 / 攻1100 / 守300

【条件】なし
【効果】自分のデッキの上からカード3枚をめくり、お互いに確認する。自分はめくったカードの中からモンスター1体を選んで墓地へ送る事ができる。残りのカードをデッキに戻す。その後、自分の墓地のレジェンド通常モンスター1体を選んで手札に加える事ができる。

《レジェンド・マジシャン》は良質な墓地肥やしを行いながら、《ブラッド・ヴォルス》を墓地から回収できるカードです。

《名匠 虎鉄》と同じく、アドバンス召喚のためのリリース素材や《真・獣機界覇者ライガオン》《真・獣機界王デビルコング》の効果のコストの確保に繋がります。

《名匠 虎鉄》と比較し、質の良い墓地肥やしを行いながら《ブラッド・ヴォルス》を墓地から回収できるのがポイントです。

《純真のファドロニール》

カードの種類/ステータス/効果

効果モンスター
レベル3 / 光属性 / ドラゴン族 / 攻700 / 守100

【条件】このカードを召喚したターンに、自分がこのメインフェイズにドローしていない場合に発動できる。
【効果】お互いは1枚ドローする。

ドローにより手札を増やせるカードです。

単純に手数が増えるだけでなく、デッキのキーカードを引き込みやすくなります。

本デッキにはドローする効果を持つカードが意外と多く採用されているため、効果を発動する順番には要注意です。

《純真のファドロニール》以外のドローする効果を持つカード

ここまでが従来の【獣戦士族】デッキの基本的な部分です。

マイナーなデッキであるためあまり知られていませんが、「覚醒のバーストレックス」にて《純真のファドロニール》が登場したことで、より手札を増やしやすくなりました。

また《コスモス姫のお戯れ》も無理なく採用できるデッキになっています。

以上のことから意外と現大会環境に適したデッキになっています。

《邪犬武闘神プライムシバ》で強化されたポイント

カードの種類/ステータス/効果

効果モンスター
レベル8 / 光属性 / 獣戦士族 / 攻2500 / 守1800

このカードはモンスター1体をリリースして攻撃表示でアドバンス召喚できる。その場合、このカードの元々の攻撃力は1800になる。
【条件】自分のフィールドゾーンにカードがある場合に発動できる。
【効果】自分のデッキの一番上のカードを墓地へ送る。このターンに自分がモンスターを特殊召喚していない場合、さらに自分の墓地のモンスター(レベル4以下)1体を選んで自分フィールドに表側表示で特殊召喚できる。

《邪犬武闘神プライムシバ》は墓地のレベル4以下のモンスターを種族や種類問わず特殊召喚することができます。

これにより、特殊召喚するモンスターによって別の動きへと繋げる事ができます。

以下が特殊召喚できるモンスターと得られる役割です。

《獣機界サイド・フェネック》

・獣戦士族の攻撃力を最大800アップ
・墓地の獣戦士族2体をデッキに戻す

攻撃力の強化は2体のモンスターに割り振ることもでき、追加効果による攻撃力強化は獣戦士族以外にも適用できるのがポイントです。
また追加効果の適用条件は《名匠の兜》でも満たす事ができます。
《陰陽士ミギナギ》

・《邪犬武闘神シバ》を墓地から回収

《邪犬武闘神シバ》→《真・獣機界覇者ライガオン》へと繋げて、《邪犬武闘神プライムシバ》をコストにすることでコスパ良く攻撃力5000のモンスターに繋げられるのがポイントです。
効果発動には《陰陽士ミギナギ》以外の攻撃力・守備力1000のモンスターを用意する必要がある点は要注意です。
《冥跡のジュンディー》

・3枚分の墓地肥やし
・1枚分の手札交換

このカードが選択肢にあることで、序盤では繰り返し墓地肥やしを行う手段になったりと状況に適した効果を選択できるようになるのがポイントです。
《名匠 虎鉄》

・《ブラッド・ヴォルス》《名匠の兜》を墓地から回収
・アドバンス召喚のリリース、《真・獣機界覇者ライガオン》などの効果コストの確保

このカードを1枚しか引けていない場合でも《邪犬武闘神プライムシバ》を絡めることで、《ブラッド・ヴォルス》《名匠の兜》を揃える手段になるのがポイントです。
《レジェンド・マジシャン》

・《ブラッド・ヴォルス》を墓地から回収
・アドバンス召喚のリリース、《真・獣機界覇者ライガオン》などの効果コストの確保
・質の良い1枚分の墓地肥やし
《ブラッド・ヴォルス》

・アタッカーの確保

基本的には《名匠 虎鉄》《レジェンド・マジシャン》から繋げたいカードですが、手札が余る状況や、展開しきれない場合はこちらを特殊召喚することもあります。
《世紀末獣覇界ビーストオーバー・ワールド》発動下では攻撃力2300の破壊耐性付きモンスターになるのがポイントです。

※役割を得られないモンスターは省略しています。

レベル4以下のモンスターを特殊召喚するだけでも強いのですが、《邪犬武闘神プライムシバ》には妥協召喚できるメリットもあります。

《邪犬武闘神プライムシバ》の妥協召喚効果

このカードはモンスター1体をリリースして攻撃表示でアドバンス召喚できる。その場合、このカードの元々の攻撃力は1800になる。

この効果で召喚し効果発動まで繋げることで、下級モンスターと同じカード消費で展開する事ができます。

さらに《真・獣機界覇者ライガオン》とは相性が良く、妥協召喚した《邪犬武闘神プライムシバ》を《真・獣機界覇者ライガオン》の効果のコストにした場合でも攻撃力2500アップを適用できるようになります。

MEMO

元々の攻撃力がカード記載の数値と異なるモンスターを素材にした場合でも、カード記載の数値が参照されます。

▶︎ 参考リンク:公式の類似裁定

上記の性質から攻撃力5000の《真・獣機界覇者ライガオン》を絡めた最上級モンスターの展開を少ないカード消費で行えるようになりました。

手札

※墓地に《邪犬武闘神プライムシバ》があれば、《邪犬武闘神プライムシバ》は《陰陽士ミギナギ》でも可。
※《名匠 虎鉄》は、攻撃力・守備力1000のモンスターであれば何でも可。
※《純真のファドロニール》は、下級モンスターであれば何でも可。

フィールド
墓地
  • 《純真のファドロニール》を召喚
  • 《純真のファドロニール》をリリースし、《邪犬武闘神プライムシバ》をアドバンス召喚
  • 《邪犬武闘神プライムシバ》の効果により《陰陽士ミギナギ》を墓地から特殊召喚
  • 《名匠 虎鉄》を召喚
  • 《陰陽士ミギナギ》の効果を発動し《邪犬武闘神シバ》を墓地から特殊召喚
  • 《陰陽士ミギナギ》と《名匠 虎鉄》をリリースし《邪犬武闘神シバ》をアドバンス召喚
  • 《邪犬武闘神シバ》の効果により《真・獣機界覇者ライガオン》を墓地から特殊召喚
  • 《邪犬武闘神プライムシバ》をコストに《真・獣機界覇者ライガオン》の効果を発動
最終盤面

《邪犬武闘神プライムシバ》を絡める事で、手札4枚から攻撃力2900と攻撃力5400の最上級モンスターの展開に繋げる事ができます。

この展開のポイントが必要とするカードの要求難易度が低いことで、以下のカードがあれば成立するのも強みになっています。

クィーン
クィーン

必ず必要なカードが2枚ってところがポイントね!

ちなみに手札を増やせるカードを絡めることで、さらに少ない枚数でこの展開を行う事ができます。

特に《名匠 虎鉄》《レジェンド・マジシャン》が強力で、最終盤面に攻撃力2300の破壊耐性付き《ブラッド・ヴォルス》を追加する事ができます。

他のカードの採用理由

《コスモス姫のお戯れ》
手札のカードを相手カードの破壊に充てられるカード。
モンスターを破壊して高い攻撃力からの攻撃を通しやすくしたり、魔法・罠カードを破壊して展開を通しやすくしてくれます。
《七宝船》
手札交換を行えるカード。
《真・獣機界覇者ライガオン》や《真・獣機界王デビルコング》など墓地に送りたいカードをドローに変換しながら、必要なカードを引き込みやすくなります。
《魔法石の採掘》
墓地の魔法カードを回収できるカード。
《天使の施し》を回収して更なるデッキ圧縮を狙ったりと広い範囲で使用する事ができます。
手札コストは重いですが、手札を増やすカードで補いやすくなっているのがポイントです。
また墓地に送られてしまった《世紀末獣覇界ビーストオーバー・ワールド》を回収する唯一の手段でもあります。
《天使の施し》
手札交換・デッキ圧縮を行うためのカード。
墓地に送りたいカードが多く、再利用手段も多いため《強欲な壺》ではなくこちらを優先しています。
《仕組まれた相打ち》
バウンスにより攻撃してきたモンスターを除去できるカード。
本デッキには《邪犬武闘神シバ》や《邪犬武闘神プライムシバ》など、手札に戻ることで次のターンの動きを強くできるカードが多く存在しており、それらを戻すことで自分のモンスターが手札に戻るデメリットをケアしやすくなっているのがポイントです。

構築のポイント

《レジェンド・ストライク》不採用

カードの種類/効果

通常魔法

【条件】300LPを払って発動できる。
【効果】自分の墓地のモンスター(レベル4/攻撃力1600以下)またはレジェンド通常モンスター1体を選び、自分フィールドに表側表示で特殊召喚する。この効果で「レジェンド・マジシャン」またはレジェンド通常モンスターを特殊召喚した場合、さらに相手フィールドの魔法・罠カード1枚を選んで破壊できる。

《レジェンド・マジシャン》《ブラッド・ヴォルス》を墓地から特殊召喚しながら、相手の魔法・罠カードを破壊できる《レジェンド・ストライク》ですが、今回は不採用となっています。

その理由が以下の2点です。

  • 《レジェンド・ストライク》によって特殊召喚する事が大きなメリットになるカード少ない
  • 《七宝神-良財》が流行っていることから、魔法・罠カードの破壊を活かせない事が多い
  • 《コスモス姫のお戯れ》や《世紀末獣覇界ビーストオーバー・ワールド》など、優先して採用したいカードが多い

以上の理由から不採用となりました。

まとめ

今回は【獣戦士族】デッキのデッキレシピを解説しました。

要点をまとめると以下の通りです。

デッキの回し方
  • 最上級モンスターの複数展開を目指す
  • 破壊耐性の付与により強固な盤面を構築する
  • 手札交換や墓地肥やしにより下準備を整える

手札を増やすカードによりコスパ良く展開していくのがポイント

わかはぴ
わかはぴ

破壊耐性を付与できるパワー系の展開デッキで、使うのも楽しいデッキなのでぜひ皆さんも構築してみてください!

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