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【無敵艦隊】デッキレシピ紹介:ドローと墓地肥やしでフュージョン召喚に繋ぐ機械族軸のメタリオンデッキ【遊戯王ラッシュデュエル】

「メタリオン」フュージョンモンスターの素材となるモンスターには様々な種族のモンスターが存在します。

機械族、ドラゴン族、魔法使い族、戦士族とサポート手段に優れた種族のモンスターも存在しており、デッキ構築をする際はどの種族と組み合わせて構築するか悩みますよね。

そこで今回は機械族を軸に「メタリオン」フュージョンモンスターの素材となるモンスターを採用した機械族軸のメタリオンデッキを紹介します。

今回紹介するデッキレシピは私が所属するラッシュデュエルチーム「ツーピース」のメンバー”すいさん”に提供していただいたデッキです。

デッキ名はサッカー好きにはお馴染みのスペインを代表する4人の選手クアトロフゴーネスから【無敵艦隊】と名付けられました。

わかはぴ
わかはぴ

フュージョンの力に頼らず、様々なカードを駆使して攻める様はまさに”無敵艦隊”と言えます!

【無敵艦隊】のデッキレシピ

  • メインデッキ:40枚
  • エクストラデッキ:15枚

メインデッキ(40枚)

モンスター(28枚)
下級23枚/上級0枚/最上級5枚

《鋼機神ミラーイノベイター》× 3
《エンシェント・アライズ・ドラゴン》× 1
《シールド・ボーリング・コング》× 1
《キャノン・ソルジャー》× 3
《クラフター・ドローン》× 3
《ケミカルキュア・レッド》× 2
《ケミカルキュア・ブルー》× 2
《ロマンス・ピック》× 2
《エーテル・シーカー》× 1
《アメイジング・ディーラー》× 1
《イマジナリー・アクター》× 3
《マジック・ジャグラー》× 2
《サーペインター》× 2
《ソード・ダンサー》× 1
《グレイスザウルス》× 1

魔法カード(10枚)

《スター・リスタート》× 3
《フュージョン》× 2
《レッド・ポーション》× 1
《ブルー・ポーション》× 1
《天使の施し》× 1
《虚鋼演機塔》× 1
《世紀末獣機界ビーストギア・ワールド》× 1

罠カード(2枚)

《まよい猫》× 2

エクストラデッキ(15枚)

《メタリオン・アシュラスター》× 3
《メタリオン・ヴリトラスター》× 3
《メタリオン・エーラクレスター》× 3
《メタリオン・ラードンスター》× 3
《ケミカルキュア・パープル》× 3

デッキコンセプト

このデッキのコンセプトは「フュージョンモンスターをフィニッシャーに添えながらも、フュージョン召喚に頼り過ぎず攻めること」です。

フュージョン召喚は《フュージョン》やフュージョン召喚の素材となるモンスターが揃わなければ、行うことができません。

最上級モンスターやドローソースとなるカードを採用することで、フュージョン召喚に必要なカードが引けていない状況でも戦えるようになっており、同時にフュージョン召喚に必要なカードを引きやすいようになっています。

ではどうやって回していくのか?

次の項からデッキの回し方、各カードの採用理由を解説していきます。

デッキの回し方と各カードの採用理由

【無敵艦隊】デッキは以下の5つの項目を意識して回していきます。

  • 最上級もモンスターとドローソースを駆使しながらフュージョン召喚の準備を整える
  • 準備が整ったら相手に合わせてフュージョン召喚
  • フィールド魔法は相手によって発動するカードを選択
  • 様々なシナジーを活かし各カードのコンボを活用する
  • 《まよい猫》により相手のデッキを探る

最上級もモンスターとドローソースを駆使しながらフュージョン召喚の準備を整える

前述したようにフュージョン召喚するには特定のカードを揃えなければいけないため、その準備が整うまでは最上級モンスターを駆使して戦います。

その最上級モンスターが《鋼機神ミラーイノベイター》《シールド・ボーリング・コング》《エンシェント・アライズ・ドラゴン》の計5枚です。

全てのモンスターの元々の攻撃力が2500未満であるため、《永久凍結》による致命的な損失を負わないようモンスターを選出しています。

これに加えドローソース、墓地肥やしもあわせて駆使することでデッキ圧縮を行い、フュージョン召喚の準備を整えていきます。

ドローソースとなるカードは《クラフター・ドローン》《アメイジング・ディーラー》《天使の施し》の3種で、墓地肥やしは《ロマンス・ピック》《ケミカルキュア・レッド》《ケミカルキュア・ブルー》の3種で行います。

わかはぴ
わかはぴ

フュージョン召喚をサポートできる《スター・リスタート》は墓地から必要なカードを蘇生・サルベージするため、墓地を肥す効果とも相性の良いカードです

そのため墓地肥やしも間接的にフュージョン召喚の準備につながります!

《ケミカルキュア・レッド》《ケミカルキュア・ブルー》は墓地肥やしに加えライフポイントの回復も行うことができるため、フュージョン召喚の準備が整うまでの延命にもつながります。

《キャノン・ソルジャー》の活用で手札事故をケア

3枚採用している《キャノン・ソルジャー》は相手に効果ダメージを与える他に、手札事故をケアするためにも使うことができます。

例えば下級モンスターを5体引いた場合、そのターン3枚しか手札を使うことができず、次のターンのドローが少なくなってしまいます。

この時《キャノン・ソルジャー》の効果を使えば、モンスター1体を墓地へ送ることができるため、無理矢理カードを消費することで、下級モンスターを引きすぎた場合にの手札事故をケアすることができますね。

クィーン
クィーン

500の効果ダメージも積み重なれば勝利につながるわ

準備が整ったら相手に合わせてフュージョン召喚

フュージョン召喚の準備が整ったらいよいよフュージョン召喚を行います。

このデッキでフュージョン召喚できるモンスターは以下の5種です。

  • 《メタリオン・アシュラスター》
  • 《メタリオン・ヴリトラスター》
  • 《メタリオン・エーラクレスター》
  • 《メタリオン・ラードンスター》
  • 《ケミカルキュア・パープル》

《ケミカルキュア・パープル》のフュージョン召喚の難易度は少し高いため、基本的には「メタリオン」モンスターのフュージョン召喚を狙っていきます。

手札・フィールドに《イマジナリー・アクター》と《スター・リスタート》があれば、《スター・スタート》の効果で蘇生するモンスターによって、フュージョン先のモンスターを選ぶことができます。

そのため状況に合わせたフュージョン召喚を行うのが理想ですね。

わかはぴ
わかはぴ

セットカードの破壊や表示形式の変更など、様々な状況に対応しやすいため、フィールドの状況を見て的確にフュージョン先を選択しましょう!

ちなみに《イマジナリー・アクター》と共に「メタリオン」モンスターのフュージョン素材となるモンスター《マジック・ジャグラー》《サーペインター》《ソード・ダンサー》《グレイスザウルス》の4種は、優先したいモンスターを中心に枚数を調整し採用しています。

フィールド魔法は相手によって発動するカードを選択

このデッキには2種のフィールド魔法が各1枚ずつ採用されています。

《虚鋼演機塔》は「お互いのフィールドの光属性以外のモンスターの攻撃力を300ダウンさせ、レベル9・光属性モンスターに相手の罠カードに対する破壊耐性を付与する効果」。

《世紀末獣機界ビーストギア・ワールド》は「お互いのフィールドの獣戦士族・悪魔族・機械族モンスターの攻撃力を300アップし、ドラゴン族・魔法使い族・天使族モンスターの攻撃力を300ダウンさせる効果」を持っています。

相手のデッキによって有効なフィールド魔法が違うことから、2種のフィールド魔法を採用することで、相手によって発動するフィールド魔法を選択できるよう構築しています。

例えばフュージョン召喚を行うデッキには光属性モンスターが採用されている場合が多く、《虚鋼演機塔》の効果を有効活用しにくくなってしまいます。

そこで《世紀末獣機界ビーストギア・ワールド》を発動すれば、相手の属性に関わらず、有利なフィールドを築きやすくなりますね。

わかはぴ
わかはぴ

採用されることの多いドラゴン族・魔法使い族モンスターを扱うデッキに対しては《世紀末獣機界ビーストギア・ワールド》を発動することで600の攻撃力差をつけることができるため、かなり戦いやすくなりますね

《ケミカルキュア・レッド》とのシナジーを活かし各カードのコンボを活用する

このデッキには《ケミカルキュア・レッド》《ケミカルキュア・ブルー》とそれぞれに対応しサルベージできる《レッド・ポーション》《ブルー・ポーション》が採用されています。

これらを駆使することで様々なコンボを生み出すことができます。

  • 《天使の施し》or《アメイジング・ディーラー》or《天使の施し》
  • 《ロマンス・ピック》+《フュージョン》
  • 《エーテル・シーカー》

《アメイジング・ディーラー》or《天使の施し》

《アメイジング・ディーラー》や《天使の施し》は手札交換のために使えるカードです。

手札から墓地へ送るカードに指定はないため《ケミカルキュア・レッド》《ケミカルキュア・ブルー》の効果でサルベージできる《レッド・ポーション》《ブルー・ポーション》を墓地へ送ることで、手札交換を実質的な手札増強に変換できるようになります。

クィーン
クィーン

サルベージした《レッド・ポーション》《ブルー・ポーション》を手札から墓地へ送るカードに充てるの!

こうすることで手札消費を抑えられるから、手札交換を行うカードが手札増強に変換されるってわけね

《ロマンス・ピック》+《フュージョン》

《ロマンス・ピック》は「サイキック族モンスター1体をサルベージする効果」を持つモンスターです。

この効果により《ケミカルキュア・レッド》《ケミカルキュア・ブルー》をサルベージすることができれば、《ケミカルキュア・パープル》へのフュージョン召喚に繋げやすくなります。

《エーテル・シーカー》

《エーテル・シーカー》は「魔法・罠カード1枚を手札コストに、相手モンスター1体の攻撃力を300ダウンさせ、自分の墓地に《フュージョン》がある場合は相手フィールドの魔法・罠カード1枚を破壊できる効果」を持つモンスターです。

《ケミカルキュア・レッド》《ケミカルキュア・ブルー》の効果による墓地肥やしで《フュージョン》を墓地に用意しやすくしながら、効果発動に必要な手札コストを補うことができます。

クィーン
クィーン

上手くいけばカードを消費することなく相手モンスターの弱体化と魔法・罠カードの破壊が行えるわ

《まよい猫》により相手のデッキを探る

《まよい猫》は「相手モンスターの攻撃宣言時、相手にカードの種類を宣言させ、相手のデッキトップからカード1枚を墓地へ送る。そのカードが宣言したカードだった場合に、相手モンスターの攻撃を無効にし、相手に300ダメージ与える効果」を持つ罠カードです。

大抵のデッキは4分の3がモンスターであるため、相手モンスターの攻撃を無効にするためには使いにくいカードです。

しかし墓地の状況によっては相手が選択するカードの種類が変わるため、それによって相手のデッキに残るカードの種類を判別する材料にもなりますね。

わかはぴ
わかはぴ

何よりも意外性のあるカードであることから、発動した時の相手のリアクションが面白く、盛り上がることも多いため採用されたそうです

クィーン
クィーン

すいさん一押しのカードよ!

以上が【無敵艦隊】デッキの回し方と各カードの採用理由です。

まとめ

今回は、すいさん提供の【無敵艦隊】デッキのデッキレシピを紹介しました。

要点をまとめると以下の通りです。

デッキコンセプト
  • フュージョンモンスターをフィニシャーに添えながらも、フュージョン召喚に頼り過ぎず攻めること
デッキの回し方
  • 最上級もモンスターとドローソースを駆使しながらフュージョン召喚の準備を整える
  • 準備が整ったら相手に合わせてフュージョン召喚
  • フィールド魔法は相手によって発動するカードを選択
  • 様々なシナジーを活かし各カードのコンボを活用する
  • 《まよい猫》により相手のデッキを探る

ドローソースとなるカードの多さから安定感のあるデッキです!

わかはぴ
わかはぴ

機械族を軸にした【メタリオン】デッキを作ってみたいという人は試してみてください!



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