最大総攻撃力10300の展開が行える【スターキャット】
元々攻撃的なデッキではあったのですが、「幻影のダークマター」収録のカードにより、その攻撃性がさらに増しました。
今回は、そんな【スターキャット】のデッキレシピを解説します。
終着点はそのままにさらに強い展開ができるようになりました!
目次
従来の【スターキャット】
【スターキャット】は《スターキャット・デストロイニャー》の効果により、最大総攻撃力10300の展開を行うことができます。
従来の【スターキャット】は《ブラック・ホール》などを使用して、この展開からの攻撃を通し勝ちに行くのが主流でした。
そんな中「幻影のダークマター」にて新規テーマカードが収録されました。
これらの新規カード、特に《虹眼の星猫》が登場したことで以下の変化がありました。
- 《コスモス姫のお戯れ》を無理なく採用できるようになった
- 従来の展開に別のフュージョンモンスターを挟んだ展開を行えるようになった
今回は紹介するデッキレシピは、強い終着点はそのままに動きをさらに強くするような強化を得た【スターキャット】になっています。
デッキレシピの解説
メインデッキ(40枚)
カード名 | 枚数 |
---|---|
モンスター | 26 |
《キャットクロー・ガール》 | 3 |
《プライムクロー・ガール》 | 2 |
《闇眼の破星猫》 | 2 |
《百獣王 ベヒーモス》 | 1 |
《虹眼の星猫》 | 3 |
《冥跡のジュンディー》 | 3 |
《素早いレミング》 | 3 |
《クリボット》 | 3 |
《金眼の星猫》 | 3 |
《銀眼の星猫》 | 3 |
魔法カード | 13 |
---|---|
《ニャンダフル・ラッシュ》 | 3 |
《コスモス姫のお戯れ》 | 3 |
《七宝船》 | 3 |
《フュージョン》 | 3 |
《強欲な壺》 | 1 |
罠カード | 1 |
---|---|
《砂塵のバリア -ダスト・フォース-》 | 1 |
エクストラデッキ(15枚)
カード名 | 枚数 |
---|---|
《スターキャットエース・ニャンバスター》 | 3 |
《スターキャット・デストロイニャー》 | 3 |
《スターキャット・ストライニャー》 | 3 |
《プライムキャット・ストライニャー》 | 3 |
《バイクリボット》 | 3 |
【スターキャット】には以下の強みがあります。
- フュージョン召喚を行いやすい
- 総攻撃力10300の展開ができる
- 手札を増やせる
①:フュージョン召喚を行いやすい
フュージョン召喚は素材モンスター2体+《フュージョン》をフィールド揃えなくてはならず、基本的にはコンボ性の高いギミックです。
しかし【スターキャット】はフュージョン召喚をモンスター1体を起点に行うことができます。
それができるのが以下のモンスター2体です。
- 《キャットクロー・ガール》
- 《プライムクロー・ガール》
《キャットクロー・ガール》
効果モンスター
レベル7 / 闇属性 / 獣族 / 攻2200 / 守200
【条件】手札1枚をデッキの下に戻して発動できる。
【効果】自分の墓地のモンスター(獣族/守備力200)1体を選び、自分フィールドに表側表示で特殊召喚する。この効果で通常モンスターを特殊召喚した場合、さらに自分の墓地の「フュージョン」1枚を選んで自分の魔法&罠ゾーンにセットできる。
フュージョン素材である《金眼の星猫》《銀眼の星猫》を墓地から特殊召喚することで、《フュージョン》を墓地から回収することができるため、そのままフュージョン召喚に繋げることができます。
フュージョン召喚できるモンスターには以下のモンスターが存在します。
《スターキャット・デストロイニャー》 攻撃力2900のアタッカー。 モンスターを墓地から特殊召喚する効果により、さらなる展開に繋げることができます。 | |
《スターキャット・ストライニャー》 攻撃力2900のアタッカー。 フィールドの他のカードをコストにすることにより攻撃力・守備力を2200ダウンさせることができ、戦闘サポート・戦闘ダメージの確保に貢献してくれます。 また通常モンスターをコストにすることで、さらに相手の魔法・罠カード1枚を破壊することができます。 | |
《スターキャットエース・ニャンバスター》 相手の守備表示モンスターの数によって攻撃力が変動する貫通アタッカー。 相手の守備表示モンスターが3体の場面では攻撃力5400の貫通アタッカーとなります。 |
基本的には効果発動からそのままフュージョン召喚に繋げられる《スターキャット・デストロイニャー》《スターキャット・ストライニャー》をフュージョン召喚します。
相手フィールドに守備表示モンスターが存在し、《フュージョン》を引けている場合は《スターキャットエース・ニャンバスター》をフュージョン召喚し貫通攻撃に繋げていくと言ったイメージです。
《プライムクロー・ガール》
効果モンスター
レベル7 / 光属性 / 戦士族 / 攻2200 / 守200
このカードはモンスター1体をリリースして攻撃表示でアドバンス召喚できる。その場合、このカードの元々の攻撃力は200になる。
【条件】手札2枚を好きな順番でデッキの下に戻して発動できる。
【効果】自分の墓地の通常モンスター(光属性)1体を選び、自分フィールドに表側守備表示で特殊召喚する。その後、自分の墓地の「フュージョン」1枚を選んで手札に加える事ができる。
《プライムクロー・ガール》は《金眼の星猫》を墓地から特殊召喚することで、そのままフュージョン召喚に繋げることができます。
フュージョン召喚できるモンスターには以下のモンスターが存在します。
《プライムキャット・ストライニャー》 攻撃力3100のアタッカー。 レベル7以上の光属性への破壊耐性付与により、自身に破壊耐性を付与することができます。 これにより返しのターンに少し強くなります。 |
《キャットクロー・ガール》とは異なり、フュージョン先は1種類しかいませんが、破壊耐性付与と返しのターンに強い展開を行うことができます。
また光属性であればフュージョン素材にできるため、素引きした光属性モンスターと《フュージョン》でフュージョン召喚に繋げることもできます。
《キャットクロー・ガール》《プライムクロー・ガール》を使用した展開ですが、《ニャンダフル・ラッシュ》を使用することで、さらにコスパ良く展開できるのもポイントです。
《ニャンダフル・ラッシュ》
通常魔法
【条件】手札1枚をデッキの下に戻して発動できる。
【効果】自分の墓地のモンスター(獣族または戦士族/守備力200)を合計2体まで選び、自分フィールドに表側守備表示で特殊召喚する。このターン、自分はモンスター(守備力200以外)で攻撃できない。
2枚のカード消費によりモンスター2体を墓地から特殊召喚することができるため、コスパ良く起点となるモンスターを展開しつつフュージョン召喚に繋げられるようになります。
特に《キャットクロー・ガール》とは相性が良く、フュージョン召喚先によって以下の役割を持つカードとして使用することができます。
- 《キャットクロー・ガール》のみを特殊召喚し、《スターキャット・デストロイニャー》のフュージョン召喚に繋げる
- 《キャットクロー・ガール》と通常モンスターを特殊召喚し、《スターキャット・ストライニャー》のフュージョン召喚と魔法・罠カードの破壊に繋げる
- 《キャットクロー・ガール》と《闇眼の破星猫》を特殊召喚し相手のレベル7・8モンスターを破壊し、《スターキャット・ストライニャー》の効果発動のコストを確保しつつフュージョン召喚に繋げる
効果モンスター
レベル7 / 闇属性 / 獣族 / 攻2200 / 守200
【条件】デッキの上からカード2枚を墓地へ送って発動できる。
【効果】このターン、このカードの攻撃は貫通する。このカードを特殊召喚した自分メインフェイズにこの効果を発動した場合、さらに相手フィールドの表側表示モンスター(レベル7・8)1体を選んで破壊できる。
ここまでの展開を駆使しつつ、状況に応じて《スターキャット・デストロイニャー》の展開に繋げていきます。
②:総攻撃力10300の展開ができる
フュージョン / 効果モンスター
レベル9 / 闇属性 / 獣戦士族 / 攻2900 / 守200
「キャットクロー・ガール」+「金眼の星猫」
【条件】自分の墓地のモンスター(守備力200)2体をデッキに戻して発動できる。
【効果】自分の墓地のレベルが同じモンスター(守備力200)2体を選び、自分フィールドに表側表示で特殊召喚する。この効果で通常モンスターを特殊召喚した場合、その通常モンスターの攻撃力はターン終了時まで2200アップする。
前述した通り【スターキャット】は《スターキャット・デストロイニャー》の効果により通常モンスターを展開することで、最大総攻撃力10300の展開を行うことができます。
決着を付けられる場面ではこの展開を目指し、それ以外ではレベル7・9のモンスターを展開、強固な盤面を構築します。
《スターキャット・デストロイニャー》で展開できるアタッカーには以下の特徴があります。
レベル4
《金眼の星猫》が攻撃力3700、《銀眼の星猫》が攻撃力3600のアタッカーとして使用することができ、それぞれ決着を付けられる場合の最大攻撃力展開に使用するモンスターたちです。
返しの相手ターンでは攻撃力が元に戻ってしまうため、受けに弱くなってしまいます。
この性質から決着を付けられる場面での使用がメインとなります。
レベル7
攻撃力2200のアタッカー。 フィールドに残ることで次のターンの展開に繋げることができるため、相手に処理を要求することができます。 | |
攻撃力2200のアタッカー。 《キャットクロー・ガール》のような展開はできませんが、同じようにフィールドに残ることで次のターンの展開に繋げることができるため、相手に処理を要求することができます。 | |
攻撃力2200のアタッカー。 墓地肥やし、貫通攻撃、相手のレベル7・8モンスターの破壊と、アタッカーに加えて追加で役割を持つことができます。 |
決着を付けられない場面で最も多く使用する展開です。
《スターキャット・デストロイニャー》と《キャットクロー・ガール》2体を展開する場面もあり、そうなった場合は相手が1体でも残してしまうと次のターンの展開に繋がるため、相手にとってはかなり厄介な展開になります。
レベル9
《スターキャット・デストロイニャー》をフュージョン召喚するまでに、2体以上フュージョン召喚している場合にできる展開です。
新規カードで広がった展開手段をもう一度行う場合などに行うことがあります。
攻撃力2900以上のモンスターが3体並ぶため、相手の戦闘破壊での処理要求値が高いのがポイントです。
▶︎ レベル9モンスターたちの特徴は「①:フュージョン召喚を行いやすい」の項をチェック!
ここまでが従来の展開の部分です。
ここに新規カードの《虹眼の星猫》が加わることで、展開がより強化されます。
③:手札を増やせる
効果モンスター
レベル2 / 光属性 / 獣族 / 攻700 / 守200
【条件】このカードを召喚したターンに、自分フィールドにこのカード以外の表側表示モンスター(守備力200)がいる場合に発動できる。
【効果】自分のデッキの上から[お互いのフィールドの表側表示モンスター(レベル7以上)の数]だけカードを墓地へ送る。その中にモンスターがいた場合、さらに自分の墓地のモンスター(レベル7/守備力200)を2体まで選んで手札に加える事ができる。
《虹眼の星猫》は墓地を肥やしながら手札を2枚増やすことができます。
これにより《コスモス姫のお戯れ》の手札コストを補う他、《スターキャット・デストロイニャー》による展開をさらに強くすることができます。
《虹眼の星猫》を使った展開ルートは多岐に渡るため、今回は展開例を2つ紹介します。
終着点を強化する展開パターン
パターン①
※《闇眼の破星猫》はレベル7であれば何でも可。
- 《ニャンダフル・ラッシュ》の効果により《キャットクロー・ガール》と《闇眼の破星猫》を墓地から特殊召喚
- 《キャットクロー・ガール》の効果により《銀眼の星猫》を墓地から特殊召喚し《フュージョン》を墓地から回収
- 《フュージョン》の効果により《キャットクロー・ガール》と《銀眼の星猫》を素材に《スターキャット・ストライニャー》をフュージョン召喚
- 《闇眼の破星猫》をコストに《スターキャット・ストライニャー》の効果を発動、相手モンスター1体の攻撃力・守備力を2200ダウンさせる
- 《虹眼の星猫》を召喚。効果により《キャットクロー・ガール》と《闇眼の破星猫》を墓地から回収
- 《スターキャット・ストライニャー》と《虹眼の星猫》をリリースし《キャットクロー・ガール》をアドバンス召喚
- 《キャットクロー・ガール》の効果により《金眼の星猫》を墓地から特殊召喚し《フュージョン》を墓地から回収
- 《フュージョン》の効果により《キャットクロー・ガール》と《金眼の星猫》を素材に《スターキャット・デストライニャー》をフュージョン召喚
- 《スターキャット・デストライニャー》の効果により《金眼の星猫》と《銀眼の星猫》を墓地から特殊召喚
手札4枚から相手モンスター1体の攻撃力・守備力を2200ダウンさせつつ、総攻撃力10200の展開をすることができます。
これにより従来よりもワンキルが行いやすくなっています。
また墓地の要求値は上がりますが、《ニャンダフル・ラッシュ》で特殊召喚する《闇眼の破星猫》(レベル7モンスター)を通常モンスターにすれば、《スターキャット・ストライニャー》による魔法・罠カードの破壊も行えます。
《闇眼の破星猫》を特殊召喚すれば相手のレベル7・8モンスター1体の破壊、通常モンスターを特殊召喚すれば相手の魔法・罠カード1枚の破壊と使い分けられるのがポイントです!
パターン②
※3枚目は下級モンスターであれば何でも可
※《闇眼の破星猫》はレベル7であれば何でも可。
- 《クリボット》を召喚し効果により《クリボット》を墓地から回収
- 《クリボット》を召喚し、《クリボット》2体でコンタクトフュージョンにより《バイクリボット》をフュージョン召喚
- 《バイクリボット》の効果により《闇眼の破星猫》を墓地から特殊召喚
- 《虹眼の星猫》を召喚し、効果により《キャットクロー・ガール》2体を墓地から回収
- 《バイクリボット》と《虹眼の星猫》をリリースし《キャットクロー・ガール》をアドバンス召喚
- 《キャットクロー・ガール》の効果により《銀眼の星猫》を墓地から特殊召喚し《フュージョン》を墓地から回収
- 《フュージョン》の効果により《キャットクロー・ガール》と《銀眼の星猫》を素材に《スターキャット・ストライニャー》をフュージョン召喚
- 《闇眼の破星猫》をコストに《スターキャット・ストライニャー》の効果を発動、相手モンスター1体の攻撃力・守備力を2200ダウンさせる
- 下級モンスターを召喚。下級モンスターと《スターキャット・ストライニャー》をリリースし《キャットクロー・ガール》をアドバンス召喚
- 《キャットクロー・ガール》の効果により《金眼の星猫》を墓地から特殊召喚し《フュージョン》を墓地から回収
- 《フュージョン》の効果により《キャットクロー・ガール》と《金眼の星猫》を素材に《スターキャット・デストライニャー》をフュージョン召喚
- 《スターキャット・デストライニャー》の効果により《金眼の星猫》と《銀眼の星猫》を墓地から特殊召喚
《バイクリボット》を使用した展開で、パターン①と同じように《スターキャット・ストライニャー》を経由しながら総攻撃力10200の展開に繋げることができます。
《虹眼の星猫》が展開の要
ここまでの展開パターンでも分かる通り、《虹眼の星猫》の存在が要になってきます。
そして《虹眼の星猫》を引けていれば引けているほどこの展開は強くなり、引けている《虹眼の星猫》の数までさらに《スターキャット・ストライニャー》のフュージョン召喚を挟むことができます。
この影響から上振れ要素としてレジェンドモンスターに《百獣王 ベヒーモス》を採用しています。
《百獣王 ベヒーモス》
効果モンスター(LEGEND)
レベル7 / 地属性 / 獣族 / 攻2700 / 守1500
このカードはモンスター1体をリリースして攻撃表示でアドバンス召喚できる。その場合、このカードの元々の攻撃力は2000になる。
【条件】このカードを召喚したターンに発動できる。
【効果】自分の墓地のモンスター(獣族)を[このカードをアドバンス召喚する時にリリースしたモンスターの数]だけ選んで手札に加える。
リリースに使用したモンスターの数まで獣族を墓地から回収できるため、実質下級モンスターのように使用することができます。
またこの効果で《虹眼の星猫》を墓地から回収できるのがポイントで、最上級モンスターを召喚しつつ手札を2〜4枚増やすことができるようになります。
《コスモス姫のお戯れ》のコストも簡単に確保できちゃうしなかなかに恐ろしいわね
《バイクリボット》
フュージョン / 効果モンスター
レベル2 / 闇属性 / 悪魔族 / 攻300 / 守200
「クリボット」+「クリボット」
このカードはコンタクトフュージョンできる。
【条件】このカードをフュージョン召喚したメインフェイズに発動できる。
【効果】自分の墓地のモンスター(レベル7)1体を選び、自分フィールドに表側表示で特殊召喚する。さらにこのターン、モンスターを攻撃表示でアドバンス召喚する場合、表側表示のこのカードは2体分のリリースにできる。
展開パターンで少し触れた《バイクリボット》ですが、《バイクリボット》は《クリボット》1枚からフュージョン召喚できるモンスターです。
手札・墓地にレベル7モンスターを要求しますが、【スターキャット】は《虹眼の星猫》の効果によりレベル7モンスターを墓地から供給することができるので、無駄なくその効果を活かすことができます。
また守備力200である点もポイントで、《スターキャット・デストロイニャー》の効果で《虹眼の星猫》共にコストとしてデッキに戻すことができます。
フュージョン召喚しない場面でも重宝するモンスターであるため、【スターキャット】とはかなり相性の良いモンスターになっています。
ここまでの解説でお気づきの方もいるかと思われますが、【スターキャット】の展開はかなり墓地に依存しています。
そのため墓地肥やしを行えるカードを多数採用しています。
墓地肥やしにより展開をサポート
《虹眼の星猫》《闇眼の破星猫》も墓地肥やしを行えるカードですが、加えて《冥跡のジュンディー》《素早いレミング》も採用しています。
《冥跡のジュンディー》
効果モンスター
レベル4 / 地属性 / 獣戦士族 / 攻1000 / 守1000
【条件】自分のデッキのカードが10枚以上の場合に発動できる。
【効果】自分のデッキの上からカード3枚を墓地へ送る。その中にモンスター(地属性)がいた場合、さらに自分は1枚ドローできる。ドローした場合、さらに自分は手札1枚を選んでデッキの下に戻す。
墓地肥やしを行いながら、たまに手札交換も行えるモンスターです。
地属性モンスターの採用は計7枚ですが、初手で《冥跡のジュンディー》1枚のみを引いている状況で効果を発動した場合、44%の確率で手札交換を行うことができるため、3回に1回くらいは4枚分のデッキ回転をさせてくれます。
《素早いレミング》
効果モンスター
レベル2 / 地属性 / 獣族 / 攻900 / 守100
【条件】このカードを召喚したターンに、相手フィールドにモンスターがいる場合に発動できる。
【効果】自分のデッキの上からカード3枚を墓地へ送る。その後、この効果で墓地へ送られたカードの中から「素早いレミング」1体を選んで自分フィールドに表側表示で特殊召喚できる。
墓地肥やしを行いながら、たまにもう1体の《素早いレミング》の展開も行えるモンスターです。
《冥跡のジュンディー》とは異なり先攻1ターン目には効果を発動することはできませんが、以下の強みがあります。
- 獣族であるため《百獣王 ベヒーモス》の効果で墓地から回収できる
- 地属性であるため《冥跡のジュンディー》の追加効果対象になる
このように地属性・獣族であるため、他の墓地肥やしを行えるモンスターにはないメリットがあります。
《百獣王 ベヒーモス》の効果で再利用できた際は、墓地肥やしをかなり加速させることができるため展開の下準備をより早く行えるようになります。
これらのカードで墓地肥やしを行い、より早くフュージョン召喚に繋げていきます。
他のカードの採用理由
《コスモス姫のお戯れ》 手札のカードを相手カードの破壊に充てられるカード。 モンスターを破壊して総攻撃力10300展開からの攻撃を通しやすくしたり、魔法・罠カードを破壊して展開を通しやすくしてくれます。 | |
《七宝船》 手札交換を行えるカード。 手札交換として使いやすいだけでなく、《虹眼の星猫》の効果で墓地から回収したモンスターをドローに変換することもできます。 | |
《強欲な壺》 手札を増やすためのカード。 手札が増えることでシンプルに手数が増える他、《コスモス姫のお戯れ》の手札コストを補うこともできます。 | |
《砂塵のバリア -ダスト・フォース-》 全ての相手モンスター裏側守備表示にすることで攻撃を無効にするためのカード。 裏側守備表示することで《コスモス姫のお戯れ》による破壊を行いやすくなり、各種貫通攻撃をサポートすることができます。 |
まとめ
今回は【スターキャット】デッキのデッキレシピを解説しました。
要点をまとめると以下の通りです。
- 総攻撃力10300展開による決着を目指す
- 墓地肥やしによりフュージョン召喚の下準備を整える
コストやフィールドに残るカードを意識しながらデッキを回すのがポイント
展開ルートも多くて考えるのも楽しいデッキなので、ぜひ皆さんも味わってみてください!