
天使族を戦闘から守れるけど相手を回復させてしまうのが気になるわ
戦闘破壊を防ぐこと自体は強そうだから相性の良いカードがあれば知りたいわね
《ローリング・ネバーダイ》を見るとこんなことを感じませんか?
採用してみたけど上手く使えないや。なんて思いはしたくないですよね。
そこで今回は《ローリング・ネバーダイ》の使い方と相性の良いカードを解説していきます。

最上級モンスターを守るにもそのモンスターの攻撃力が高ければ大幅にライフポイントを回復させてしまうカード!
モンスターの維持自体は戦況を有利に運ぶために有効であるため、維持がアドバンテージにつながるモンスターをサポートしたいですね
目次
《ローリング・ネバーダイ》の使い方:基本的な使い方は天使族の戦線維持

通常罠
【条件】相手モンスターの攻撃宣言時に発動できる。
【効果】自分フィールドの攻撃表示モンスター(天使族)1体を選ぶ。このターン、そのモンスターは戦闘では破壊されない。さらに[選んだモンスターの攻撃力]だけ相手のLPを回復する。
《ローリング・ネバーダイ》は「天使族に戦闘破壊耐性を付与する効果」を持っています。
この効果によ天使族に戦闘破壊耐性の付与し、そのターンの戦闘から守ることで、そのモンスターを次のターンに持ち越すために使うのが基本的な使い方です。
効果の発動条件から相手ターンにしか自分の天使族を守ることができません。そのため自分のターンに戦闘破壊を回避するという使い方はできませんね。
戦闘破壊耐性を付与して戦闘で破壊されなくなっても戦闘ダメージは受けてしまいます。
そのため攻撃力の低いモンスターに戦闘破壊を付与する場合はその点も考慮しなくてはいけませんね。

でも攻撃力の高いモンスターを選ぶと相手のライフポイントが大幅に回復するのよね?
相手のライフポイントを回復させてしまうのは大きなデメリット
《ローリング・ネバーダイ》は効果により耐性を付与した後、そのモンスターの攻撃力分だけ相手のライフポイントを回復させてしまいます。
耐性を付与するモンスターによって回復量はある程度コントロールできるものの、これは大きなデメリットですね。
攻撃力の低いモンスターを選べば回復量は抑えられますが、その分、耐性を付与したモンスターから発生する戦闘ダメージは大きくなります。
一方、攻撃力の高いモンスターを選べば戦闘ダメージを抑えられますが、相手のライフポイントを大きく回復させてしまうことになります。
これらのことからこのカードを採用する場合は、戦闘破壊耐性を付与するモンスターの攻撃力分、相手のライフポイントが回復した場合のことも考えなくてはいけません。
攻撃力の高いモンスターに耐性を付与する想定なら、相手のライフポイントの回復以上のダメージを与えられるように、攻撃力の低いモンスターに耐性を付与するなら、大きな戦闘ダメージ受けてしまうことを想定して構築しなければいけませんね。
相打ちするステータスの場合は相手モンスターを返り討ちにできる
《ローリング・ネバーダイ》の効果で戦闘破壊耐性を付与したモンスターが、自身と同じ攻撃力のモンスターと戦闘を行う場合、こちらには戦闘破壊耐性が付与されているため、相手モンスターにも破壊されます。
例えば攻撃力2500の《極上寿司天使アガリブエル》に同じく攻撃力2500の《連撃竜ドラギアス》の攻撃宣言に対し《ローリング・ネバーダイ》を発動し、《極上寿司天使アガリブエル》に戦闘破壊耐性を付与したとします。
通常、攻撃表示モンスターの戦闘で双方の攻撃力が同じ場合、相打ちとなりどちらのモンスターとも破壊されますよね。
しかし今回の状況の場合は《極上寿司天使アガリブエル》に戦闘破壊耐性が付与されているため、攻撃してきた《連撃竜ドラギアス》のみが破壊されるのです。
以上のことから相打ちする場合は相打ちを防ぎつつ相手モンスターを返り討ちにすることができますね。

このカードの存在をチラつかせるだけでも相手は相打ちを警戒するようになりますし、心理的にも作用します!
《ローリング・ネバーダイ》と相性の良いカード

《ローリング・ネバーダイ》を使う上でさらに知っておきたいのが相性の良いカードです。
そこで《ローリング・ネバーダイ》とあわせて使いたい相性の良いカードもまとめました。
- 《特上寿司天使ガリブエル》
《特上寿司天使ガリブエル》

効果モンスター
レベル7 / 光属性 / 天使族 / 攻2400 / 守1800
【条件】相手のLPが4000以上の場合、手札2枚を墓地へ送って発動できる。
【効果】相手フィールドの表側表示モンスター(レベル8以下)1体を選び、[選んだモンスターの攻撃力]だけ相手にダメージを与える。このターン、自分はこのカードでしか攻撃できない。
《特上寿司天使ガブリエル》は「レベル8以下の相手モンスター1体の攻撃力分だけ相手にダメージを与える効果」を持つモンスターです。
《ローリング・ネバーダイ》の効果で戦闘ダメージを抑えて戦線を維持しようとした場合、攻撃力の高いモンスターを選ぶ性質上、ほとんどの場合で相手のライフポイントを2000以上回復させてしまうことになります。
《特上寿司天使ガブリエル》に戦闘破壊耐性を付与すれば、次の自分のターンに《特上寿司天使ガリブエル》の効果で《特上寿司天使ガリブエル》を攻撃してきたモンスターの攻撃力分(2400以上)のダメージを与えられるため、回復によるデメリットをケアしやすくなります。
また《特上寿司天使ガリブエル》すでにフィールドにいることから、手札コストも確保しやすくなり、相手のライフポイントの大幅な回復により効果の発動条件も満たしやすくなりますね。
以上のことから《ローリング・ネバーダイ》のデメリットをケアできる《特上寿司天使ガリブエル》と《ローリング・ネバーダイ》が相性がいいと言えます。
ちなみに相手が《特上寿司天使ガリブエル》と同じ攻撃力のモンスターで攻撃してきた場合、《特上寿司天使ガリブエル》は戦闘から守られますが相手フィールドから《特上寿司天使ガリブエル》以上の攻撃力のモンスターがいなくなってしまう点は要注意です。

《ローリング・ネバーダイ》の収録情報

少しは《ローリング・ネバーダイ》を使ってみたくなりましたか?
でも手元にはまだない、パックから当てたいという人のために《ローリング・ネバーダイ》の収録情報もあわせて記載しておきます。
よかったら参考にしてください。
収録パック
- マキシマム超絶進化パック(ノーマル)

最後に
今回は《ローリング・ネバーダイ》の使い方や相性の良いカードを解説しました。
相手のライフポイントを回復させてしまうのはネックですが、戦闘破壊耐性は戦線維持に使いやすいため、デッキ切れを狙う天使族に採用してみても面白そうですね!

納豆巻きが命綱になるなんてちょっと複雑な気分ですね…