
カードを消費することなく相手の魔法・罠カードを破壊できるカードだけど、効果の発動条件が少し厳しそうね
どうやって使えば良いのかしら?
《ゴースト・サイクロン》を見るとこんなことを感じる人もいると思います。
そこで今回は《ゴースト・サイクロン》の使い方や相性の良いカードを解説していきます。

後攻1ターン目に最も強く使えるようにデザインされたカード!
自分フィールドのモンスターの数をコントロールできるデッキではかなり使いやすい魔法・罠カード破壊手段になっています
目次
《ゴースト・サイクロン》の使い方

通常魔法
【条件】自分フィールドにモンスターがいない場合に発動できる。
【効果】相手フィールドの魔法・罠カード1枚を選んで破壊する。自分の墓地のモンスターが3体以下の場合、さらに自分は1枚ドローできる。
相手の魔法・罠カードを破壊するために使う
《ゴースト・サイクロン》はその効果通り、相手モンスターの魔法・罠カードを破壊するために使うのが基本的な使い方です。
「自分フィールドにモンスターがいない場合」と効果の発動条件は少し厳しくなっています。
しかし同じ汎用魔法・罠破壊カードである《ハンマークラッシュ》と異なり、余分にカードを消費することなく相手の魔法・罠カードを破壊できるのがメリットです。
自分のモンスターを維持しにくいデッキや、自分フィールドのモンスターを能動的に除去できるカードとは相性が良くなっているため、そういったデッキではかなり使いやすくなっています。
逆に攻撃力・守備力の高いモンスターを展開することでモンスターを維持しやすくなっているデッキや、相手の攻撃を妨害するような罠カードが多く採用されているデッキには採用しにくくなっています。
自分の墓地のモンスターが3体以下であれば、カードを消費することなく魔法・罠カードを破壊できる
自分の墓地のモンスターが3体以下の場合、さらに1枚ドローすることができます。
これにより《ゴースト・サイクロン》自体を発動することによるカード消費を補うことができるため、実質カードを消費せずに相手の魔法・罠カードを除去する手段になります。
効果の適用条件は少し厳しいので《陰陽封陣》のような墓地のモンスターを減らせるカードを併用するのも一つの手です。

セットして温存した場合でも、自分のモンスターを全て処理された次のターンにドローに繋げられる可能性があるので、墓地にモンスターを溜めないようデッキを構築しても良いですね
後攻1ターン目に最も強く使えるカード
後攻1ターン目は相手によるデッキ破壊やモンスターの特殊召喚が行われない限り、自分のフィールド・墓地にモンスターが存在することはありません。
そのため後攻1ターン目は《ゴースト・サイクロン》の発動条件・追加効果の適用条件を満たした状態でターンを開始することができます。
これにより手札を消費せずに相手の魔法・罠カードを破壊する手段として使えるようになるため、後攻1ターン目が最も強く使えるカードになっています。
2枚目以降の《ゴースト・サイクロン》が存在する場合でも同様に使えるため、複数枚引いた場合でも後攻1ターン目であればかなり強く使えるのがポイントですね。

デッキ圧縮をしながらモンスターの展開・攻撃を通しやすくなるから、先攻の優位性も覆しやすくなるわね!
《ゴースト・サイクロン》と相性の良いカード

《ゴースト・サイクロン》を使う上でさらに知っておきたいのが相性の良いカードです。
そこで《ゴースト・サイクロン》とあわせて使いたい相性の良いカードもまとめました。
- 《不成ゴブリン》
- 《邪影ダーク・ルーカー》
《成銀ゴブリン》

効果モンスター
レベル4 / 地属性 / 獣戦士族 / 攻1000 / 守1000
【条件】自分フィールドの表側表示のこのカードを墓地へ送って発動できる。
【効果】相手フィールドの表側表示モンスター(レベル8以下)1体を選び、その攻撃力をターン終了時まで500ダウンする。その後、自分の墓地の「成金ゴブリン」1枚をデッキの上に戻すことができる。戻した場合、さらに相手フィールドの表側表示モンスター(レベル8以下)1体を選んで破壊できる。
《不成ゴブリン》は効果により相手モンスターを破壊することができますが、《不成ゴブリン》自身は墓地へ送られ、墓地にある《成金ゴブリン》はデッキトップに固定されてしまいます。
相手モンスターを破壊できるのはメリットですが、他の効果はデメリットになっていますよね。
《ゴースト・サイクロン》であればこれを活かすことができます。
まず《ゴースト・サイクロン》のドローする効果により、デッキトップが《成金ゴブリン》に固定されるのをケアすることができます。
そして《不成ゴブリン》自身の効果の発動条件で墓地へ送られるため、《ゴースト・サイクロン》の発動条件を阻害することもありません。
以上のことからお互いに欠点を補い合える《ゴースト・サイクロン》と《不成ゴブリン》は相性の良いカードと言えますね。

《成金ゴブリン》がレジェンドカードであるため安定した運用が難しいのが欠点です
《邪影ダーク・ルーカー》

効果モンスター
レベル7 / 闇属性 / アンデット族 / 攻100 / 守2600
【条件】デッキの一番上のカードを墓地へ送って発動できる。
【効果】相手フィールドの魔法・罠カード1枚を選んで破壊し、相手に1000ダメージを与える。その後、このカードを持ち主の手札に戻す。
《邪影ダーク・ルーカー》は相手の魔法・罠カードを破壊しながら、自身を手札に戻す効果を持っています。
最上級モンスターであるため自身が手札に戻ってしまうのは欠点ですが、手札に戻ることを利用することで自分のモンスターを減らす手段になります。
これにより自分フィールドにモンスターが存在する状態で自分のターンを迎えた場合でも、モンスターを減らせるようになるため《ゴースト・サイクロン》の発動条件を満たしやすくなります。
魔法・罠カードを破壊するという役割は同じであるため、状況によっては相手の魔法・罠カードを全て破壊することにも繋がりますね。
手札に戻った《邪影ダーク・ルーカー》は《七宝船》などでドローに変換することもできるため、《ゴースト・サイクロン》のドローする効果とあわせてデッキ圧縮しやすくなるのもポイントです。
以上のことから《ゴースト・サイクロン》と《邪影ダーク・ルーカー》は相性が良いカードと言えますね。
役割が同じである以上、相手が魔法・罠カードを多く採用しないデッキの場合は腐りやすくなってしまいます。
その点は要注意ですね。
《ゴースト・サイクロン》の収録情報

少しは《ゴースト・サイクロン》を使ってみたくなりましたか?
でも手元にはまだない、パックから当てたいという人のために《ゴースト・サイクロン》の収録情報もあわせて記載しておきます。
よかったら参考にしてください。
収録パック
- デッキ改造パック 創造のマスターロード!!(スーパーレア)

最後に
今回は《ゴースト・サイクロン》の使い方や相性の良いカードを解説しました。

《昂光の裁き》のような後攻で強く使いやすいカードと共に採用し、後攻でも強いデッキを構築してみても良いですね