
セットされた魔法・罠カードを確認して、墓地に同名カードがあったら破壊ってちょっと使いにくそうな効果ね
確認するだけじゃどうしようもできないけど、これって強いの?
《シードラゴン・ナイト》の効果を見るとこんなことを感じる人もいると思います。
そこで今回は《シードラゴン・ナイト》の使い方や相性の良いカードを解説していきます。

基本的な使い方はあくまで”確認すること”、しかし上手く使えば様々な面で有効に働く効果なんです!
使い方を知ってデュエルをさらに有利に進める一手を手に入れましょう!
目次
《シードラゴン・ナイト》の使い方

効果モンスター
レベル3 / 水属性 / 海竜族 / 攻1300 / 守300
【条件】自分の墓地のモンスター2体をデッキに戻して発動できる。
【効果】相手フィールドの裏側表示の魔法・罠カード1枚を選んで確認する。そのカードと同名のカードが相手の墓地にある場合、さらに選んだカードを破壊できる。
《シードラゴン・ナイト》は以下の用途で使うことができます。
- セットされた魔法・罠カードの確認(ピーピング)
- 墓地のモンスターの再利用
- 下級アタッカー
セットされた魔法・罠カードを確認するために使う(ピーピング)
《シードラゴン・ナイト》は「相手フィールドのセットされた魔法・罠カード1枚を確認する効果」を持っています。
この効果により相手フィールドにセットされた魔法・罠カードをピーピングするために使うのが基本的な使い方です。

でも確認するだけじゃフィールドの状況は変わらないわ
ピーピングする効果のみでは意味のないように感じます。
しかし相手のセットカードを確認できたことで、そのセットカードを含んだプレイングを行うことができるようになります。
例えば以下のような状況の場合です。

- 《連撃竜ドラギアス》(攻撃力2500)× 1
- 《ハーディフェンス・ミッション》× 1
- 《シードラゴン・ナイト》× 1
- 《フェニックス・ドラゴン》× 1
- 《エンシェント・アライズ・ドラゴン》(攻撃力2400)× 2
- 《ザ☆スタードラゴン》(攻撃力2500)× 2
《エンシェント・アライズ・ドラゴン》は自身の攻撃力の強化、《ザ☆スタードラゴン》は相手モンスターの攻撃力の弱体化を行えるため、どちらも相手の《連撃竜ドラギアス》を突破できるモンスターです。
そのため《フェニックス・ドラゴン》の効果で《エンシェント・アライズ・ドラゴン》または《ザ☆スタードラゴン》をサルベージし、アドバンス召喚すれば《連撃竜ドラギアス》を突破することができます。
しかし相手フィールドには「元々の攻撃力が2500以上でレベル8以下のモンスターの攻撃宣言時に、そのモンスターを破壊する効果」を持つ《ハーディフェンス・ミッション》がセットされています。
本来であれば相手にフィールドにセットされているカードはわからないため、こちらの行動を妨害する罠カードがセットされているリスクがありますよね。
そこで《シードラゴン・ナイト》です。
《シードラゴン・ナイト》の効果で相手の魔法・罠カードを確認し、《ハーディフェンス・ミッション》だと分かれば、《フェニックス・ドラゴン》でサルベージするモンスターの中で有効なモンスターが見えてきますよね。

この状況だと元々の攻撃力が2400の《エンシェント・アライズ・ドラゴン》をサルベージすれば《ハーディフェンス・ミッション》の効果で破壊されずに攻撃することができるわ
このように相手のセットカードを確認するだけでも、それをケアする動きにつなげることができます。
これがピーピングの強みです。

なるほどね!そう思うと確認するだけでも意味があるように思えるわ!
確認したカードと同名のカードが墓地にあれば破壊
《シードラゴン・ナイト》の効果で確認したカードと同名のカードが相手の墓地にあれば、確認したカードをそのまま破壊することができます。
効果の性質上、序盤では適用しにくく、中盤以降に真価発揮する効果です。
相手の墓地や採用カードに依存してしまうのは欠点ですが、魔法・罠カード破壊系の魔法カードに頼らず、相手の魔法・罠カードを破壊する手段になりますね。

同じ魔法・罠カードを3枚採用するデッキに対してはかなり有効です!
墓地のモンスターを再利用するために使う
《シードラゴン・ナイト》は効果の発動条件で墓地のモンスター2体をデッキに戻さなければいけません。
デッキに戻すモンスターに種族やレベルの制限はないため、これを利用することで墓地のモンスターをデッキに戻して再利用するためにも使うことができます。
2体目以降の《シードラゴン・ナイト》をデッキに戻すことで、《シードラゴン・ナイト》同士で再利用し続けることもできます。
これにより中盤以降に真価発揮する効果も適用しやすくなりますね。
下級アタッカーとして使えるが少し頼りない
《シードラゴン・ナイト》は下級アタッカーとしても使うことができます。
攻撃力1300という数値は下級モンスターの中では高い方ですが、下級モンスターの攻撃力の基準値1500は満たしていません。
そのため、そういったモンスターを多く採用するデッキに対しては少し頼りない点は要注意です。
守備力は300と守備表示での戦闘には不向きです。
《シードラゴン・ナイト》と相性の良いカード

《シードラゴン・ナイト》を使う上でさらに知っておきたいのが相性の良いカードです。
そこで《シードラゴン・ナイト》とあわせて使いたい相性の良いカードもまとめました。
- 《小川》
《小川》

フィールド魔法
【条件】なし
【効果】このカードがフィールドゾーンに表側表示である限り、お互いのフィールドの表側表示モンスター(レベル3以下/魚族・海竜族・雷族・水族)の攻撃力・守備力は600アップする。
《小川》は「お互いのフィールドのレベル3以下の魚族・海竜族・雷族・水族モンスターの攻撃力・守備力を600アップさせる効果」を持つフィールド魔法です。
この効果により《シードラゴン・ナイト》の攻撃力・守備力を底上げすることができるため、フィールドに維持しやすくなります。
例えば自分フィールドに《ヘッドバット・キャシャロット》(攻撃力2500)と《シードラゴン・ナイト》2体がいて、相手フィールドには《エンシェント・アライズ・ドラゴン》(攻撃力2400)と《輝岩竜》(攻撃力1500)2体がいる場合です。
この状況では相手は自身の効果で自身の攻撃力を強化できる《エンシェント・アライズ・ドラゴン》でしか、こちらのモンスターを突破することができません。
《ヘッドバット・キャシャロット》は攻撃力2500であり次のターンに《エンシェント・アライズ・ドラゴン》を突破されることを考えると、大抵の場合、相手は《エンシェント・アライズ・ドラゴン》で《ヘッドバット・キャシャロット》を攻撃します。
このように《小川》が発動されている状態で、レベル5以上のモンスターともに展開することで《シードラゴン・ナイト》をフィールドに維持しやすくなります。
またフィールドに維持することで、次のターン《シードラゴン・ナイト》の効果を再び発動することにもつながりますね
以上のことから《シードラゴン・ナイト》の戦闘をサポートし、維持しやすくできる《小川》は相性が良いと言えますね。
《シードラゴン・ナイト》をサポートできるカードまとめ
ステータスを参照すれば様々なカードで《シードラゴン・ナイト》をサポートすることができます。
現在、専用サポートは存在しないためステータスを参照してサポートできるカードをまとめました。
ステータスを参照してサポート
《シードラゴン・ナイト》の収録情報

少しは《シードラゴン・ナイト》を使ってみたくなりましたか?
でも手元にはまだない、パックから当てたいという人のために《シードラゴン・ナイト》の収録情報もあわせて記載しておきます。
よかったら参考にしてください。
収録パック
- デッキ改造パック 混沌のオメガライジング!!(ウルトラレア)

最後に
今回は《シードラゴン・ナイト》の使い方や相性の良いカードを解説しました。
ピーピングするだけでなく中盤以降には魔法・罠カード破壊の可能性があるのが強みの下級モンスター!
魔法・罠カード破壊カードと組み合わせて的確に攻めましょう!

罠カードが怖い私にはとても嬉しいカードです