
相手モンスターを弱体化させられるけど、弱体化させるモンスターは《セブンスロード・ウィズ》と同じ攻撃力でないといけないし使いにくそう
何か良い使い方はあるの?
《セブンスロード・ウィズ》を見るとこんなことを感じませんか?
効果単体で見るとただデッキをシャッフルしているだけなのですが、様々なカードのデメリットを補うために使えるカードでもあるんです。
そこで今回は《セブンスロード・ウィズ》の使い方と相性の良いカードを解説していきます。

幅広く相手モンスターを弱体化させるにはモンスターの攻撃力を強化・弱体化させる必要がありますね
使い方や相性の良いカードを知って様々なデッキを強化しましょう!
目次
《セブンスロード・ウィズ》の使い方

効果モンスター
レベル1 / 闇属性 / 魔法使い族 / 攻1000 / 守0
【条件】手札1枚を墓地へ送って発動できる。
【効果】このカードの攻撃力と同じ攻撃力を持つ相手フィールドの表側表示モンスター(レベル8以下)1体を選び、その元々の攻撃力をターン終了時まで0にする。自分の墓地に「セブンスロード・マジシャン」がいる場合、さらに自分は1枚ドローできる。
《セブンスロード・ウィズ》は以下の用途で使うことができます。
- 攻撃力の弱体化による戦闘サポート
- 下級アタッカー
それぞれ解説していきます。
攻撃力の弱体化により戦闘サポートを行う
《セブンスロード・ウィズ》は「自身と同じ攻撃力を持つレベル8以下の相手モンスター1体の元々の攻撃力を0にする効果」を持っています。
この効果により相手モンスターの攻撃力を弱体化し、戦闘をサポートするために使うのが基本的な使い方です。

でも相手モンスターと攻撃力が同じでなければ弱体化させられないし、条件を満たすのは難しそうね
相手モンスターと同じ攻撃力にするために攻撃力を強化できるカードとあわせて使いたい
《セブンスロード・ウィズ》の効果をそのまま使う場合、攻撃力1000のモンスターの元々の攻撃力を0にすることしかできません。
そのため攻撃力1000以外のモンスターの攻撃力を0にするには相手モンスターの攻撃力を強化・弱体化させるか、《セブンスロード・ウィズ》の強化・弱体化させる必要があります。
これらの方法は全て《セブンスロード・ウィズ》の効果を発動できるようになるのがメリットですが、それぞれ異なるデメリットを持つのでそれらをまとめました。
- 相手モンスターの攻撃力を強化 → 強化分の数値は残る
- 相手モンスターの攻撃力を弱体化 → 弱体化分の数値がほとんど無駄になる
- 《セブンスロード・ウィズ》の攻撃力を強化 → なし
- 《セブンスロード・ウィズ》の攻撃力を弱体化 → 《セブンスロード・ウィズ》自身の攻撃力が下がる
デメリットを考えると、《セブンスロード・ウィズ》の効果をサポートするなら、攻撃力を強化するカードとあわせたいですね。

《セブンスロード・ウィズ》の攻撃力の強化は、その後の戦闘ダメージのかさ増しにもつながるし4つの方法の中では一番相性が良さそうね

手段が少なく現状は難しいですが、攻撃力の固定なども有効な方法の一つです
相手モンスターの攻撃力を弱体化してのサポートには他にないメリットがある
相手モンスターの攻撃力の弱体化は弱体化分の数値が無駄になるものの、その後の相手モンスターの攻撃力の強化を抑制することができるため完全に無駄になるわけではありません。
例えば《サイレント・アサシン》(攻撃力1500)の攻撃力を500ダウンさせ、《セブンスロード・ウィズ》の効果で元々の攻撃力を0にしたとします。
その後《セブンスロード・ウィズ》で《サイレント・アサシン》に攻撃したところ、《断絶のサイコウォール》を発動され《サイレント・アサシン》の攻撃力を500アップさせてきました。
この場合《サイレント・アサシン》の攻撃力はどうなるでょう?
答えは0です。
攻撃力は表記上0未満にはなりませんが、攻撃力の増減があった場合はマイナス値が再計算されるためこのようになります。
そのため相手の攻撃力を強化するカードのケアも考えるなら、《セブンスロード・ウィズ》の効果をサポートするための相手モンスターの攻撃力を弱体化は有効といえますね。
計算式についても記載しているので、気になる方はチェックしてみてください。
《セブンスロード・ウィズ》の効果で《サイレント・アサシン》の元々の攻撃力が0になり、《断絶のサイコウォール》の効果で《サイレント・アサシン》の攻撃力が500アップ
攻撃力・守備力の計算についても記事にしているので、いまいちまだ理解できないという方は、こちらも参照ください。
《セブンスロード・マジシャン》と共に使用することで手札コストを補える
《セブンスロード・ウィズ》の効果発動時、墓地に《セブンスロード・マジシャン》がいる場合は1枚ドローすることができます。
これにより自身の効果の発動に必要な手札コストを補うことができます。
手札に《セブンスロード・マジシャン》が存在し墓地に《セブンスロード・マジシャン》がいない場合は、手札コストに《セブンスロード・マジシャン》を使用することでドローできる効果を適用できるようになるため、どちらも採用する場合は覚えておきたいですね。
下級アタッカーとして使えるが頼りない
《セブンスロード・ウィズ》の攻撃力は1000と下級アタッカーとして使える攻撃力ではあるものの、下級モンスターの攻撃力の基準値は満たしていません。
そのため下級アタッカーとして使えますが頼りないモンスターになっています。
守備力は0と守備表示では一方的に戦闘破壊されてしまう点は要注意です。
《セブンスロード・ウィズ》と相性の良いカード

《セブンスロード・ウィズ》を使う上でさらに知っておきたいのが相性の良いカードです。
そこで《セブンスロード・ウィズ》とあわせて使いたい相性の良いカードもまとめました。
- 《サターン・キング・ビートル》
《サターン・キング・ビートル》

効果モンスター
レベル6 / 闇属性 / 昆虫族 / 攻1700 / 守200
【条件】デッキの一番上のカードを墓地へ送って発動できる。
【効果】自分フィールドの表側表示モンスター1体を選び、その攻撃力をターン終了時まで、[自分の墓地のモンスター(レベル1)の数]×100アップする。
《サターン・キング・ビートル》は「自分フィールドのモンスター1体の攻撃力を墓地のレベル1モンスターの数×100アップさせる効果」を持つモンスターです。
この効果により《セブンスロード・ウィズ》の攻撃力を強化することができるため、《セブンスロード・ウィズ》の効果で元々の攻撃力を0にしたい相手モンスターと攻撃力を揃えやすくなります。

でも《セブンスロード・ウィズ》の攻撃力が相手モンスターの攻撃力を超えてしまうこともあるわよね
その場合は墓地のモンスターをデッキに戻せるカードを併用するなどして、《サターン・キング・ビートル》による強化値を調整したいですね。
以上のことから《サターン・キング・ビートル》と《セブンスロード・ウィズ》は相性がいいと言えますね。

ちなみに《セブンスロード・ウィズ》がレベル1であることから、《サターン・キング・ビートル》の効果をサポートできる点も相性が良い理由の一つです
《サターン・キング・ビートル》の効果の性質上、効果の発動条件でデッキトップからレベル1モンスターが墓地へ送られる可能性があります。
この点は要注意ですね。
《サターン・キング・ビートル》と《セブンスロード・ウィズ》をあわせて使う場合、《地層調査》との相性がよくデッキトップから墓地へ送られるカードの固定により上記のリスクをケアしつつ、《セブンスロード・ウィズ》の効果でドローするカードを固定することができます。
そのため《地層調査》とあわせて使うのも一つの手ですね。
《セブンスロード・ウィズ》をサポートできるカードまとめ
ステータスを参照すれば様々なカードで《セブンスロード・ウィズ》をサポートすることができます。
現在、専用サポートは存在しないためステータスを参照してサポートできるカードをまとめました。
ステータスを参照してサポート
《セブンスロード・ウィズ》の収録情報

少しは《セブンスロード・ウィズ》を使ってみたくなりましたか?
でも手元にはまだない、パックから当てたいという人のために《セブンスロード・ウィズ》の収録情報もあわせて記載しておきます。
よかったら参考にしてください。
収録パック
- デッキ改造パック 激闘のサンダーストーム!!(スーパーレア)

最後に
今回は《セブンスロード・ウィズ》の使い方や相性の良いカードを解説しました。
元々の攻撃力を0にできる点は強力ですが、対応幅を広げるにはサポートが必須のモンスターです。

下級モンスターで最上級モンスターを突破するのも可能になるためうまく使いこなしてデッキの対応力を高めたいカードですね