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通常罠
【条件】自分フィールドに表側表示の「デーモンの召喚」または表側表示の通常モンスター(レベル7以上/悪魔族)がいる場合、相手がモンスター(レベル6以上)を表側表示で召喚・特殊召喚した時に発動できる。
【効果】自分は[相手の墓地のモンスターの数]×100ダメージを受ける。その後、相手の墓地のモンスターを全てデッキに戻す。

相手の墓地のモンスターを全てデッキに戻す効果は強そう
でもその枚数×100ダメージを受けちゃうことを考えると使うタイミングが難しそうね
どうやって使えばいいのかな?
《魔雷冥》の効果を見るとこんなことを感じる人もいると思います。
そこで今回は《魔雷冥》の使い方や強み、弱み、相性の良いカードを徹底的に解説していきます。

相手の墓地のメタになるカード!
使い方や相性の良いカードを知って様々なデッキを強化しましょう!
目次
《魔雷冥》の使い方

相手の墓地の利用を妨害する
《魔雷冥》は「相手の墓地のモンスターを全てデッキに戻す効果」そのままに相手の墓地の利用を妨害するために使うのが基本的な使い方です。
モンスターのサルベージ、蘇生など墓地を参照するカードは多く存在するのでそれらの妨害になりますね。
例を挙げると以下のように使うことができます。
- 《セブンスロード・マジシャン》の召喚・特殊召喚時に発動し、攻撃力を強化する効果を阻止する
- 《花牙クノイチ・エトランゼ》の召喚・特殊召喚成功時に発動し、2体目以降の《花牙クノイチ・エトランゼ》を蘇生する効果を阻止する
- 《ベリーシスト》の召喚・特殊成功時に発動し、レベル2以下のサイキック族・通常モンスターを蘇生する効果を阻止する
効果の発動条件から相手の行動に合わせてこの効果を発動しようとすると、このように有効な場面が限られてしまいます。
発動できるタイミングで発動しておけば《フェニックス・ドラゴン》《ダーク・リベレイション》など墓地を利用する様々なカードへの妨害になるので、相手のデッキによって行動を予測し発動していければベストですね。
効果の発動条件は《デーモンの召喚》またはレベル7以上の悪魔族・通常モンスターがいる場合とやや重いです。
そのことからそれらのモンスターが存在することでこのカードを警戒されてしまいます。
また全てのモンスターをデッキに戻す必要があるため《フェニックス・ドラゴン》やマキシマムモンスターなど、再利用されたくないモンスターもデッキに戻す点は注意が必要ですね。

デッキに戻した枚数×100のダメージもデュエル後半だと致命的なダメージになり得るため、それも考えなければいけません

相手の墓地の枚数に左右されにくい妨害手段だし強いとは思うけど扱いが難しいカードって感じね
《魔雷冥》の発動条件になるレベル7以上の悪魔族・通常モンスター一覧
《魔雷冥》の収録情報

《魔雷冥》は4月24日発売のデッキ改造パック「躍動のエターナルライブ!!」に収録され初登場したカードです。
収録情報もまとめたのでよかったら参考にしてください。
収録パック
- デッキ改造パック 躍動のエターナルライブ!!(ノーマル)
まとめ
今回は《魔雷冥》の使い方や相性の良いカードを解説しました。
- 相手の墓地の枚数に関係なく相手の墓地のモンスターの利用を妨害できる
- 発動条件が少し重い
- デッキに戻したくないカードも戻さなくてはならない
- デッキに戻した枚数に応じて効果ダメージを受けてしまう
「相手の墓地のモンスターを全てデッキに戻す効果」自体は強いのですが、その効果を発動するための発動条件と効果ダメージを受けてしまうリスクが重いカードです。

豪快な効果は使いたくなりますが玄人向けのカードって感じですね