
魔法使い族に対するメタ効果を持つフュージョンモンスターね
他の「メタリオン」フュージョンモンスターのように戦闘をサポートできる汎用的な効果は持ち合わせていないようだけど強く使えるの?
《メタリオン・エーラクレスター》を見るとこんなことを感じませんか?
そこで今回は《メタリオン・エーラクレスター》の使い方と相性の良いカードを解説していきます。

墓地に対するメタ効果と墓地のカードを種類問わず再利用できるのが強力なモンスター!
使い方や相性の良いカードを知って有効活用しましょう!
目次
《メタリオン・エーラクレスター》の使い方

フュージョン / 効果モンスター
レベル9 / 光属性 / サイボーグ族 / 攻2800 / 守2500
「イマジナリー・アクター」+「マジック・ジャグラー」
【条件】自分の墓地のカード1枚をデッキの下に戻して発動できる。
【選択効果】●相手の墓地のモンスターを3体まで選んでデッキに戻す。●相手フィールドの表側表示モンスター(魔法使い族)を2体まで選んで持ち主のデッキに戻す。
《メタリオン・エーラクレスター》は以下の用途で使うことができます。
- 墓地を参照にするカードの妨害
- モンスターのデッキバウンス
- 墓地のカードの再利用
- 最上級アタッカー
墓地を参照にするカードを妨害するために使う
《メタリオン・エーラクレスター》は「相手の墓地のモンスターを3体までデッキに戻す効果」を持っています。
この効果により墓地を参照にする相手のカードを妨害するために使うのが基本的な使い方です。
例えば相手の墓地に《クリボット》が存在するとします。
この場合、《クリボット》の「《クリボット》1体をサルベージする効果」により相手の墓地の《クリボット》を再利用される可能性がありますが、《メタリオン・エーラクレスター》の効果でデッキに戻せば、それを防ぐことができます。
この他には墓地のモンスターを参照し発動する《ダーク・リベレイション》や《ダイノミック・プレッシャー》の妨害にも繋がります。
以上のように墓地を参照にするカードであれば幅広く妨害することができますね。
魔法使い族モンスターをデッキバウンスするために使う
《メタリオン・エーラクレスター》は「相手の魔法使い族モンスターを2体までデッキバウンスする効果」も持っています。
この効果により魔法使い族モンスターに対して強く使うことができます。
相手モンスターが魔法使い族である必要はありますが、相手の魔法使い族モンスターを2体処理することができ、デッキバウンスにより墓地の魔法使い族モンスターを発動条件にする《ダーク・リベレイション》などの妨害にもなりますね。
墓地のカードを再利用するために使う
《メタリオン・エーラクレスター》の効果を発動する場合、墓地のカード1枚をデッキボトムに戻さなければいけません。
しかしデッキボトムに戻すカードの種類は指定されておらず、魔法・罠カードであってもデッキに戻すことができます。
これにより墓地のカードを再利用するために使うこともできますね。
例えば《死者蘇生》を戻せば《メタリオン・エーラクレスター》の蘇生手段を用意することができ、《ダーク・リベレイション》を戻せば攻撃表示の相手モンスターを何度も破壊できるようになります。
このようにカードの種類を問わず再利用できるため、再利用の難しいカードや、レジェンドカードのように1枚しか採用できないカードでも何度も再利用できるようになりますね。
攻撃力の高さを活かし最上級アタッカーとして使う
《メタリオン・エーラクラスター》の攻撃力は2800と最上級モンスターの攻撃力の基準値2500を満たしています。
そのため最上級アタッカーとしても使うことができます。
攻撃力が2600以上であるモンスターを突破するには攻撃力の強化・弱体化や表示形式の変更など、ひと手間加えなければ突破することができません。
これは場持ちの良さにつながる大きな強みですね。
守備力も2500と表示形式の変更にも強く、攻撃表示・守備表示問わず使いやすいモンスターになっています。

相手の罠カードに対する破壊耐性を付与し、光属性モンスター以外の攻撃力・守備力を弱体化させられるフィールド魔法《虚鋼演機塔》を併用すればさらに戦闘に強くなり場持ちもよくなりますよ!
《メタリオン・エーラクレスター》と相性の良いカード

《メタリオン・エーラクレスター》を使う上でさらに知っておきたいのが相性の良いカードです。
そこで《メタリオン・エーラクレスター》とあわせて使いたい相性の良いカードもまとめました。
- 《死者蘇生》
- 《虚鋼演機乱流》
- 《TCB》
《死者蘇生》

通常魔法(LEGEND)
【条件】なし
【効果】自分または相手の墓地のモンスター1体を選び、自分フィールドに表側表示で特殊召喚する。
《死者蘇生》は「自分または相手のモンスター1体を蘇生させる効果」を持つ魔法カードです。
この効果により自分フィールドに足りない《メタリオン・エーラクレスター》の素材となるモンスターを蘇生することができるため、フュージョン召喚につなげやすくなります。
また《メタリオン・エーラクレスター》をすでにフュージョン召喚した後に引いた場合は、墓地へ送られた《メタリオン・エーラクレスター》の蘇生手段としても使うことができます。
前述したように《メタリオン・エーラクレスター》の効果の発動条件で墓地のカードを再利用することができるため、これにより《メタリオン・エーラクレスター》のフュージョン素材を揃えるために使った後そのまま《死者蘇生》を再利用するといった使い方もできます。
以上のことから《メタリオン・エーラクレスター》のフュージョン召喚及び破壊された後のケアもできる《死者蘇生》は相性の良いカードと言えますね。
《虚鋼演機乱流》

通常罠
【条件】自分の墓地に通常モンスター(光属性/守備力500)がいる場合、相手がモンスターを召喚・特殊召喚した時に発動できる。
【効果】自分フィールドの攻撃表示モンスター(レベル8以上/光属性)1体を選んで表側守備表示にする。その後、自分の墓地にいる通常モンスターと同じ種族を持つ相手フィールドの表側表示モンスター1体を選んで破壊できる。
《虚鋼演機乱流》は「自分フィールドの攻撃表示のレベル8以上の光属性モンスターを守備表示にし、自分の墓地の通常モンスターと同じ種族を持つ相手モンスター1体を破壊する効果」を持つ罠カードです。
自分の墓地の状況に左右されますが、この効果により相手モンスター1体を破壊することができます。
またレベル8以上の光属性モンスターを守備表示にしなければいけませんが、守備力の高い《メタリオン・エーラクレスター》であれば、大きなデメリットにはなりませんね。
そして効果の発動条件となる守備力500の光属性モンスターは、《メタリオン・エーラクレスター》のフュージョン素材となるモンスターで満たすことができ、参照する墓地の通常モンスターから機械族・魔法使い族モンスターは破壊することができます。
以上のことから《メタリオン・エーラクレスター》及びそのフュージョン素材モンスターを有効活用できる《虚鋼演機乱流》は相性が良いと言えますね。

「メタリオン」フュージョンモンスターは全て同じステータスであり、このカードを共有しやすいのもポイントです!
《TCB》

通常魔法
【条件】手札のモンスター1体を相手に見せて発動できる。
【効果】自分または相手フィールドの表側表示モンスターを合計3体まで選ぶ。このターン、そのモンスターの種族をこの効果の条件で見せたモンスターと同じ種族にする。
《TCB》は「モンスター3体までの種族を手札から見せたモンスターの種族に変更する効果」を持つ魔法カードです。
この効果により相手モンスターを魔法使い族に変更できるため、相手モンスターの種族に関わらず《メタリオン・エーラクレスター》の「相手の魔法使い族モンスターを2体までデッキバウンスする効果」を適用できるようになります。
相手モンスターを魔法使い族に変更するには魔法使い族モンスターが必要ですが、《メタリオン・エーラクレスター》のフュージョン素材《マジック・ジャグラー》が魔法使い族であるため、この点も問題ありませんね。
以上のことから《メタリオン・エーラクレスター》のフュージョン素材を駆使してその効果をサポートできる《TCB》は相性が良いと言えます。

フュージョン召喚の前に《マジック・ジャグラー》を見せれば、無理なく《メタリオン・エーラクレスター》の魔法使い族モンスターに対するメタ効果につなげることができます

《メタリオン・エーラクレスター》をサポートできるカードまとめ
ステータスを参照すれば様々なカードで《メタリオン・エーラクレスター》をサポートすることができます。
現在、専用サポートは存在しないためステータスを参照してサポートできるカードをまとめました。
ステータスを参照してサポート
《メタリオン・エーラクレスター》の収録情報

少しは《メタリオン・エーラクレスター》を使ってみたくなりましたか?
でも手元にはまだない、パックから当てたいという人のために《メタリオン・エーラクレスター》の収録情報もあわせて記載しておきます。
よかったら参考にしてください。
収録パック
- エクストラ超越強化パック(レア)

最後に
今回は《メタリオン・エーラクレスター》の使い方や相性の良いカードを解説しました。

墓地のカードの再利用するだけでも強力であるため、フュージョンを軸にしながら再利用することで大きなメリットを生むデッキを構築してみても良さそうですね!