2025年5月31日(土)発売のパック「進撃のアクセルロード」にて新たな軸が生まれ強化された【セブンスロード】
今回の強化で《マスター・オブ・セブンスロード》を軸に構築できるようになり、展開の最大値も広がりました。
今回はそんな【セブンスロード】のデッキレシピを回し方と共に解説します。

従来とは全く異なるタイプのデッキに生まれ変わった【セブンスロード】!
「セブンスロード」モンスターが好きな方には特におすすめのデッキです!
目次
従来の【セブンスロード】
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従来の【セブンスロード】は《魔導竜騎士-セブンスギアス》によりワンキルを行うのが主流のデッキでした。
デッキ内容としては種族属性をばらけさせることにより《セブンス・ワンダー・フュージョン》でフュージョン召喚できるモンスターの最大攻撃力を底上げし、素早い墓地形成から《セブンス・ワンダー・フュージョン》に繋げるような構築になっています。
一時は大会環境でトップシェアを誇っていましたが、2023年10月1日の制限改訂によりキーカードとなっていた《セブンス・ワンダー・フュージョン》が規制され、フュージョン召喚できない場合のパワー不足により大会環境からは退く形になりました。
そんな中、登場したのが以下の新規カードです。
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《魔導竜騎士-セブンスギアス》を軸にした【セブンスロード】ではなく、新たに《マスター・オブ・セブンスロード》を軸にした【セブンスロード】として強化されました。
《セブンス・ワンダー・フュージョン》1枚からワンキルを行うことこそ難しくなりましたが、フュージョン召喚の幅も広くなり、《マスター・オブ・セブンスロード》を継続的にフィールドに供給しながら戦えるデッキへと生まれ変わりました。
《マスター・オブ・セブンスロード》
![]() | フュージョン/効果モンスター レベル9/闇属性/魔法使い族/攻3000/守2100 「セブンスロード・マジシャン」+「セブンスロード・ウィッチ」 【条件】なし 【永続効果】このカードの攻撃力は、[自分の墓地のモンスター(闇属性/魔法使い族)のカード名の種類]×300アップする。自分の墓地にモンスター(闇属性/魔法使い族)が7体以上いる場合、このカードの攻撃は貫通する。 |

従来から存在していたフュージョンモンスターだけど、合わせて使える闇属性・魔法使い族が少なかったからイマイチ軸にはできなかったのよね
上記に加えて新たな終着点として《マジェスティ・オブ・セブンスロード》も追加されました。
《マジェスティ・オブ・セブンスロード》
![]() | フュージョン/効果モンスター レベル9/闇属性/魔法使い族/攻3500/守2100 「マスター・オブ・セブンスロード」+「セブンスロード・エンチャンター」 【条件】なし 【効果】相手フィールドのカード1枚を選んで破壊する。その後、自分の墓地に「マスター・オブ・セブンスロード」がいる場合、相手フィールドのカード1枚を選んで持ち主のデッキの下に戻す事ができる。 |
最大2枚のカード除去を行う事ができるモンスターです、破壊とバウンスの両方で除去できる性質から、相手の耐性に影響されにくくなっています。
フュージョン素材の指定がかなり重いですが、《アクセルワンダー・ダーク》により通常であれば2段階のフュージョン召喚が必要なところを踏み倒せるようになっています。
《アクセルワンダー・ダーク》
![]() | 効果モンスター レベル6/闇属性/魔法使い族/攻1800/守1700 【条件】EXデッキのフュージョンモンスター(闇属性/魔法使い族/守備力2100)1体を相手に見せ、そのモンスターに素材として記されたカード名を1つ宣言して発動できる。 【効果】このカードのカード名はこのターン、この効果の条件で宣言したカード名になる。このターン、自分はモンスター(魔法使い族以外)で攻撃できない。 |
ちなみに《マスター・オブ・セブンスロード》以外にも様々なモンスターのカード名をコピーする事ができるため、このカードのおかげでフュージョン召喚の再現性が高まっています。
加えて今回新たに収録されたフュージョンモンスターは一方の素材に闇属性・魔法使い族を指定しています。
これにより「フュージョン」魔法が腐りにくくなっているのもポイントです。
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今回紹介するデッキレシピは、《マスター・オブ・セブンスロード》軸であることをしっかり押し出しつつ、新規・既存のカードによりその再現性を高めるような構築になっています。
デッキレシピの解説


メインデッキ(40枚)
カード名 | 枚数 |
---|---|
モンスター | 26 |
《セブンスロード・マジシャン》 | 3 |
《天導聖の見継ぎ人》 | 1 |
《セブンスロード・ウィッチ》 | 3 |
《アクセルワンダー・ダーク》 | 3 |
《セブンスロード・エンチャンター》 | 3 |
《殲滅のダーク・ソーサラー》 | 3 |
《マジカル・パニッシャー》 | 3 |
《バルーン・バティーア》 | 3 |
《竜水の神子》 | 3 |
《まぐれ使い魔》 | 3 |
《カードガンナー》![]() | 1 |
魔法カード | 5 |
---|---|
《マジカル・セブンス・フュージョン》 | 3 |
《セブンス・ワンダー・フュージョン》 | 2 |
《コスモス姫のお戯れ》 | 1 |
《強欲な壺》![]() | 1 |
罠カード | 4 |
---|---|
《シャイニーシェイディー》 | 3 |
《強制脱出装置》![]() | 1 |
エクストラデッキ(15枚)
カード名 | 枚数 |
---|---|
《セブンスロード・アルテマウィッチ》 | 2 |
《マジェスティ・オブ・セブンスロード》 | 3 |
《マスター・オブ・セブンスロード》 | 3 |
《ロードアポストル・メイガス》 | 3 |
《ロードアポストル・スリンガー》 | 2 |
《セブンスロード・チャームウィッチ》 | 2 |
前述した通り《マスター・オブ・セブンスロード》《マジェスティ・オブ・セブンスロード》のフュージョン召喚を目指す構築です。
墓地形成が重要になるため、それを行いつつフュージョン召喚できない場合でも《セブンスロード・マジシャン》自身が高い攻撃力を得られるように属性をばらけさせて構築しました。
【セブンスロード】デッキの回し方:動きの解説
- 《マスター・オブ・セブンスロード》《マジェスティ・オブ・セブンスロード》のフュージョン召喚を目指す
- 《マジカル・パニッシャー》で継続的に《マスター・オブ・セブンスロード》を展開する
- フュージョン召喚の下準備は複数の墓地肥やし手段により行う
①:《マスター・オブ・セブンスロード》《マジェスティ・オブ・セブンスロード》のフュージョン召喚を目指す
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《マスター・オブ・セブンスロード》軸の【セブンスロード】は《マスター・オブ・セブンスロード》《マジェスティ・オブ・セブンスロード》がアタッカーの主軸になるため、まずはこれらのフュージョン召喚を目指します。
《マスター・オブ・セブンスロード》

フュージョン / 効果モンスター
レベル9 / 闇属性 / 魔法使い族 / 攻3000 / 守2100
「セブンスロード・マジシャン」+「セブンスロード・ウィッチ」
【条件】なし
【効果】このカードの攻撃力は、[自分の墓地のモンスター(闇属性/魔法使い族)のカード名の種類]×300アップする。自分の墓地にモンスター(闇属性/魔法使い族)が7体以上いる場合、このカードの攻撃は貫通する。
自身の攻撃力を強化しながら、自身に貫通を付与できるモンスターです。
攻撃力の強化は闇属性・魔法使い族を参照しますが、メインデッキの時点で6種採用されているため、序盤では平均3900以上の攻撃力を見込む事ができます。
墓地形成が進む中盤以降ではさらに高い攻撃力を見込む事ができ、自身の効果により貫通も付与されるためアタッカーとしてさらに強く使えるようになるのがポイントです。
ちなみに貫通付与は墓地の闇属性・魔法使い族の数を参照するため、イメージよりも付与しやすくなっています。
《マジェスティ・オブ・セブンスロード》

フュージョン / 効果モンスター
レベル9 / 闇属性 / 魔法使い族 / 攻3500 / 守2100
「マスター・オブ・セブンスロード」+「セブンスロード・エンチャンター」
【条件】なし
【効果】相手フィールドのカード1枚を選んで破壊する。その後、自分の墓地に「マスター・オブ・セブンスロード」がいる場合、相手フィールドのカード1枚を選んで持ち主のデッキの下に戻す事ができる。
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効果破壊、バウンスにより最大2枚の除去を行えるモンスターです。
最大限効果を発揮するには一度《マスター・オブ・セブンスロード》のフュージョン召喚を挟み、墓地へ用意する必要がありますが、以下のように継続的に発動しやすい効果となっています。
- 毎ターン効果を発動できる
- 墓地から特殊召喚した場合でも効果を発動できる

最大限効果を発揮できない状況でも、種類問わずにカード1枚を破壊できる点は優秀ね!
これらフュージョンモンスターですが、どちらもフュージョン素材を名称指定しており、各3枚しか採用できないカードを1枚ずつ揃える必要があります。
これでは再現性が低いため、《アクセルワンダー・ダーク》《セブンス・ワンダー・フュージョン》《殲滅のダーク・ソーサラー》を活用することによりフュージョン召喚を行いやすくしています。
《アクセルワンダー・ダーク》

効果モンスター
レベル6 / 闇属性 / 魔法使い族 / 攻1800 / 守1700
【条件】EXデッキのフュージョンモンスター(闇属性/魔法使い族/守備力2100)1体を相手に見せ、そのモンスターに素材として記されたカード名を1つ宣言して発動できる。
【効果】このカードのカード名はこのターン、この効果の条件で宣言したカード名になる。このターン、自分はモンスター(魔法使い族以外)で攻撃できない。
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本デッキでは上記のカード名に自身のカード名を名称変更する事ができ、《マスター・オブ・セブンスロード》《マジェスティ・オブ・セブンスロード》の他にも様々なフュージョンモンスターへ繋げられるようになっています。
基本的には4〜6枚目の《セブンスロード・マジシャン》《セブンスロード・ウィッチ》として使用し、《マスター・オブ・セブンスロード》のフュージョン召喚をサポートするために使用します。
墓地に《セブンスロード・マジシャン》《セブンスロード・ウィッチ》が用意できる状況では、《スペル・アーチャー》に名称変更し《ロードアポストル・スリンガー》へのフュージョン召喚に繋げます。
《ロードアポストル・スリンガー》
![]() | フュージョン/効果モンスター レベル9/闇属性/魔法使い族/攻2400/守2100 「スペル・アーチャー」+モンスター(闇属性/魔法使い族) 【条件】このカードをフュージョン召喚した自分メインフェイズに発動できる。 【効果】自分の墓地のモンスターを素材としてデッキに戻し、「マスター・オブ・セブンスロード」をフュージョン召喚する。このターン、自分はモンスター(魔法使い族以外)で攻撃できない。 |
これにより《ロードアポストル・スリンガー》の効果から《マスター・オブ・セブンスロード》を展開と、フュージョンモンスター2体の展開手段になります。
また《ロードアポストル・スリンガー》が墓地へ送られれば、後続の《マスター・オブ・セブンスロード》の攻撃力をさらに高められるのもポイントです。
《セブンス・ワンダー・フュージョン》

通常魔法
【条件】なし
【効果】「セブンスロード・マジシャン」を含む自分のフィールド・墓地のモンスターを素材として持ち主のデッキに戻し、フュージョン召喚する。
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フィールド・墓地に《セブンスロード・マジシャン》があれば、墓地のモンスターを素材にすることでコスパ良くフュージョン召喚する事ができます。
《セブンスロード・マジシャン》を素材に含む必要がありますが、《アクセルワンダー・ダーク》のおかげで《セブンスロード・マジシャン》は実質6枚体制となっているため腐りにくくなっているのがポイントです。
基本的には《マスター・オブ・セブンスロード》をフュージョン召喚するために使用しますが、新たに追加された《ロードアポストル・メイガス》《ロードアポストル・スリンガー》へのフュージョン召喚も可能となっています。
そのため、前述した通り墓地に《マスター・オブ・セブンスロード》のフュージョン素材が揃っている状況では《ロードアポストル・スリンガー》へのフュージョン召喚の選択肢にもなります。
《殲滅のダーク・ソーサラー》

効果モンスター
レベル4 / 闇属性 / 魔法使い族 / 攻1200 / 守0
【条件】このカードを召喚したターンに、デッキの一番上のカードを墓地へ送って発動できる。
【効果】このカードのカード名はこのターン「ダーク・ソーサラー」になる。その後、自分の墓地の「マジカル・セブンス・フュージョン」1枚を選んで手札に加える事ができる。。
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自身のカード名を《ダーク・ソーサラー》に変更しつつ、《マジカル・セブンス・フュージョン》を墓地から回収する事ができます。
メインデッキでは《マジカル・セブンス・フュージョン》を墓地から回収できる唯一のモンスターです。
《マジェスティ・オブ・セブンスロード》《マスター・オブ・セブンスロード》をフュージョン召喚できない状況でも、他の闇属性・魔法使い族と合わせて《ロードアポストル・メイガス》へフュージョン召喚できます。
そのため最低限の展開は担保してくれるのがポイントです。
《ロードアポストル・メイガス》
![]() | フュージョン/効果モンスター レベル9/闇属性/魔法使い族/攻2600/守2100 「ダーク・ソーサラー」+モンスター(闇属性/魔法使い族) 【条件】なし 【永続効果】自分フィールドの表側表示モンスター(魔法使い族)の攻撃力は200アップする。相手ターンの間、自分フィールドのモンスターは効果では手札・デッキ・EXデッキには戻らない。 |
実質攻撃力2800のモンスターで、バウンス耐性により《風帝ライザー》のような一部のモンスターに対しては強くなっています。
《マスター・オブ・セブンスロード》軸の【セブンスロード】は《マジカル・セブンス・フュージョン》への依存度が高く、《マジカル・セブンス・フュージョン》をいかに安定して運用するかも重要です。
そのため、デッキに戻す際は優先して戻したカードとなっています。
《セブンスロード・エンチャンター》と相性が良いのもポイントで、《マジカル・セブンス・フュージョン》を複数枚墓地から回収する手段になる他、墓地形成できていない序盤では計3枚分の墓地肥やし手段になります。
《セブンスロード・エンチャンター》
![]() | 効果モンスター レベル3/闇属性/魔法使い族/攻1200/守100 【条件】デッキの一番上のカードを墓地へ送って発動できる。 【効果】自分または相手フィールドの表側表示モンスター(レベル3以外/魔法使い族)1体を選んで持ち主の手札に戻す。この効果で手札に戻したカードの元々のカード名が「セブンスロード・マジシャン」の場合、さらに自分は1枚ドローできる。 |

自分のモンスターでもレベル3以外の魔法使い族だったらバウンスできるから、効果の複数回発動に繋げられるようになるのね!
- 《マスター・オブ・セブンスロード》《マジェスティ・オブ・セブンスロード》のフュージョン召喚を目指す
- 《マスター・オブ・セブンスロード》は高い攻撃力から貫通攻撃を行えるモンスター
- 《マジェスティ・オブ・セブンスロード》は最大2枚のカードを除去できるモンスター
- 《アクセルワンダー・ダーク》《セブンス・ワンダー・フュージョン》《殲滅のダーク・ソーサラー》でフュージョン召喚をサポートするのがポイント
②:《マジカル・パニッシャー》で継続的に《マスター・オブ・セブンスロード》を展開する
《マジカル・パニッシャー》

効果モンスター
レベル3 / 闇属性 / 魔法使い族 / 攻400 / 守400
【条件】このカードを召喚したターンに、手札1枚を墓地へ送って発動できる。
【効果】自分のデッキの上からカード2枚を墓地へ送る。その後、自分の墓地の「セブンスロード・ウィッチ」または「マスター・オブ・セブンスロード」1体を選んで自分フィールドに表側表示で特殊召喚できる。
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一度《マスター・オブ・セブンスロード》をフュージョン召喚できれば、《マジカル・パニッシャー》を駆使することで継続的に盤面に供給できるようになります。
フュージョン召喚前は《セブンスロード・ウィッチ》を墓地から特殊召喚してフュージョン召喚に繋げたりと、割と小回りが効くのもポイントです。
効果発動後は低い攻撃力を晒してしまうため、他のレベル5以上のモンスターのアドバンス召喚に使用するなどして、棒立ちをケアするのがポイントです。
ちなみに《セブンスロード・エンチャンター》を併用すれば、棒立ちをケアしやすくなります。
《セブンスロード・エンチャンター》
![]() | 効果モンスター レベル3/闇属性/魔法使い族/攻1200/守100 【条件】デッキの一番上のカードを墓地へ送って発動できる。 【効果】自分または相手フィールドの表側表示モンスター(レベル3以外/魔法使い族)1体を選んで持ち主の手札に戻す。この効果で手札に戻したカードの元々のカード名が「セブンスロード・マジシャン」の場合、さらに自分は1枚ドローできる。 |
- 《マジカル・パニッシャー》を召喚
- 《マジカル・パニッシャー》の効果により《セブンスロード・ウィッチ》を墓地から特殊召喚
- 《セブンスロード・エンチャンター》を召喚
- 《セブンスロード・エンチャンター》の効果により《セブンスロード・ウィッチ》を手札に戻す
- 《マジカル・パニッシャー》をリリースし《セブンスロード・ウィッチ》をアドバンス召喚
上記展開により低い攻撃力を晒してしまうデメリットをケアする事ができます。
《殲滅のダーク・ソーサラー》がいれば、《ロードアポストル・メイガス》へフュージョン素材として利用することでもケアする事ができるのがポイントです。
加えて《天導聖の見継ぎ人》も採用することで、安定した盤面形成を行いやすくしています。
《天導聖の見継ぎ人》
![]() | 効果モンスター レベル9/地属性/魔法使い族/攻2000/守2500 【条件】このカードを召喚・特殊召喚した自分メインフェイズに発動できる。 【効果】自分の墓地のモンスター1体を選び、自分フィールドに表側表示で特殊召喚する。このターン、自分は「天導聖の見継ぎ人」の効果を発動できない。 |
レベル・種族問わず墓地のモンスターを特殊召喚できるため、《マスター・オブ・セブンスロード》だけでなく《マジェスティ・オブ・セブンスロード》も墓地から特殊召喚する事ができます。
自由にモンスターを墓地から特殊召喚する性質から状況に左右されず強く使いやすく、フュージョン召喚のサポートとしても使いやすいのがポイントです。
地属性であるため《天導聖の見継ぎ人》自身はフュージョン召喚できず、1枚の採用でもレベル5以上のモンスターの採用が10枚となっているため、今回は1枚の採用にとどめました。
墓地へ送られた後は《竜水の神子》の効果コストでデッキに戻すことで繰り返しの運用を狙います。
- 《マジカル・パニッシャー》で継続的に《マスター・オブ・セブンスロード》を展開する
- 《天導聖の見継ぎ人》は状況問わず強く使いやすく《マジェスティ・オブ・セブンスロード》も墓地から特殊召喚できるのがポイント
③:フュージョン召喚の下準備は複数の墓地肥やし手段により行う
《セブンス・ワンダー・フュージョン》や《ロードアポストル・スリンガー》の存在もあり、フュージョン召喚の下準備として墓地肥やしも重要となってきます。
これは前述した《マジカル・パニッシャー》に加えて、《バルーン・バティーア》《まぐれ使い魔》《カードガンナー》でも行っていきます。
《バルーン・バティーア》

効果モンスター
レベル4 / 光属性 / 獣族 / 攻1000 / 守500
【条件】自分がモンスターを特殊召喚していないターンに発動できる。
【効果】自分のデッキの上からカード2枚を墓地へ送る。その後、その中からモンスター(レベル6以下)1体を選んで自分フィールドに表側表示で特殊召喚できる。
墓地肥やしを行いながら、一定確率でモンスターを墓地から特殊召喚できるモンスターです。
本デッキの構築では40枚中24枚が対象モンスターとなっているため、初手で発動しても”82.4〜90.7%”と高い確率でモンスターを展開する事ができます。

フュージョン素材である《セブンスロード・ウィッチ》《アクセルワンダー・ダーク》を特殊召喚して上振れた動きに繋がることもあるのよ!
《まぐれ使い魔》

効果モンスター
レベル1 / 地属性 / 魔法使い族 / 攻0 / 守400
【条件】なし
【効果】自分のデッキの上からカード2枚を墓地へ送って発動できる。その後、自分の墓地の「はぐれ使い魔」2体を選んで自分フィールドに特殊召喚できる。この効果で特殊召喚した場合、さらにこのターン、モンスターを攻撃表示でアドバンス召喚する場合、表側表示のこのカードとこの効果で特殊召喚したモンスターはそれぞれ2体分のリリースにできる。
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本デッキでは追加効果を適用できないため、2枚分の墓地肥やしを行うためのモンスターです。
《バルーン・バティーア》と異なりアドバンテージを稼ぐことはできませんが、ステータスから役割の多いモンスターとなっています。
- 《バルーン・バティーア》で特殊召喚した後も効果を発動できる(墓地肥やしを加速)
- 《セブンスロード・エンチャンター》の併用で効果の複数回発動を狙える
- 《セブンスロード・チャームウィッチ》のフュージョン素材になる
《セブンスロード・エンチャンター》
![]() | 効果モンスター レベル3/闇属性/魔法使い族/攻1200/守100 【条件】デッキの一番上のカードを墓地へ送って発動できる。 【効果】自分または相手フィールドの表側表示モンスター(レベル3以外/魔法使い族)1体を選んで持ち主の手札に戻す。この効果で手札に戻したカードの元々のカード名が「セブンスロード・マジシャン」の場合、さらに自分は1枚ドローできる。 |
効果により《まぐれ使い魔》をバウンスし再び効果を発動すれば、《セブンスロード・エンチャンター》と合わせて計5枚の墓地肥やしが可能になります。
また《セブンスロード・チャームウィッチ》のフュージョン素材になれる点も強く、効果発動後の棒立ちをケアしながら、最上級モンスターの展開に繋げる手段となっています。
《セブンスロード・チャームウィッチ》
![]() | フュージョン/効果モンスター レベル8/闇属性/魔法使い族/攻2800/守1600 「セブンスロード・ウィッチ」+モンスター(レベル1/地属性/魔法使い族) 【条件】デッキの一番上のカードを墓地へ送って発動できる。 【効果】相手フィールドのモンスター1体を選んで表示形式を変更する。さらにこのターン、このカードの攻撃は貫通する。自分の墓地に「セブンスロード・マジシャン」がいる場合、さらにこのターン、このカードは効果では破壊されない。 |
《アクセルワンダー・ダーク》のおかげで《セブンスロード・ウィッチ》も実質6枚体制となっているため、フュージョン召喚を狙えるシーンはそこそこ多くなっています。
闇属性・魔法使い族であるため、墓地へ送られた後は《マスター・オブ・セブンスロード》の攻撃力を高める要因になるのもポイントです。
《カードガンナー》

効果モンスター(LEGEND)
レベル3 / 地属性 / 機械族 / 攻400 / 守400
【条件】自分のデッキのカードが10枚以上の場合、デッキの上からカードを3枚まで墓地へ送って発動できる。
【効果】このカードの攻撃力はターン終了時まで、[この効果の条件で墓地へ送ったカードの数]×500アップする。その後、自分フィールドのこのカードを墓地へ送る事ができる。この効果で墓地へ送った場合、さらに自分は1枚ドローする。
墓地肥やしとドローにより計4枚分のデッキ圧縮を行ってくれます。
カードを消費する事なく墓地肥やしを行ってくれる性質上、実質的にデッキ枚数を1枚分減らすカードとなっており、地属性である点で《セブンスロード・マジシャン》の攻撃力を底上げできる要因になっているのもポイントです。
ちなみに今回の構築ではメインデッキに計4種の属性を採用しており、フュージョン召喚できない場面でも《セブンスロード・マジシャン》を強く使いやすくなっています。
《セブンスロード・マジシャン》
![]() | 効果モンスター レベル7/闇属性/魔法使い族/攻2100/守1500 【条件】自分の墓地にモンスターがいる場合、デッキの一番上のカードを墓地へ送って発動できる。 【効果】このカードの攻撃力はターン終了時まで、[自分の墓地のモンスターの属性の種類]×300アップする。 |

しっかり墓地肥やしできていれば攻撃力を3300まで強化できるわ!
墓地形成後は《竜水の神子》でデッキ再構築

墓地形成後はデッキの再構築を行いドローの質を高めたいわけですが、それは《竜水の神子》で行います。
《竜水の神子》
![]() | 効果モンスター レベル3/水属性/魔法使い族/攻700/守500 【条件】自分の墓地の「竜水の神子」1体またはモンスター4体をデッキに戻して発動できる。 【効果】相手の墓地の魔法&罠ゾーンの裏側表示のカード1枚を選んで破壊する。 |
魔法・罠カードを破壊しながら行えるため、安全な展開・攻撃に繋げやすくしてくれるのもポイントです。
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- 《天導聖の見継ぎ人》
- 《竜水の神子》
- 《殲滅のダーク・ソーサラー》
- 《マジカル・パニッシャー》
基本的にはこの4体で、デッキのモンスターの状況や《マスター・オブ・セブンスロード》をフュージョン召喚できているかどうかで優先度が変わってきます。

《セブンス・ワンダー・フュージョン》や《ロードアポストル・スリンガー》で墓地のレベル5以上のモンスターがデッキに戻りやすくなってるからこの選出だけど、状況に合わせて臨機応変に対応していきたいわね!
《マスター・オブ・セブンスロード》の効果の性質から墓地のモンスターを減らしすぎると動きが弱くなってしまうため、デッキに戻すモンスターの選択には要注意です。
- フュージョン召喚の下準備は複数の墓地肥やし手段により行う
- 墓地肥やしは《マジカル・パニッシャー》《バルーン・バティーア》《まぐれ使い魔》《カードガンナー》で可能
- 《セブンスロード・エンチャンター》とレベル3以外の魔法使い族の併用で墓地肥やしを加速させられるのがポイント
- 墓地形成後は《竜水の神子》でデッキ再構築してドローの質を高める
他のカードの採用理由
![]() | 《セブンスロード・アルテマウィッチ》 《セブンスロード・ウィッチ》とフュージョンモンスターでフュージョン召喚できるモンスターです。 重い素材指定の割に効果は控えめですが、《セブンス・ワンダー・フュージョン》が墓地にある場合に強く使う事ができます。 効果は毎ターン使えるため、フィールドに残った次のターンは《コスモス姫のお戯れ》を墓地から回収して相手フィールドの破壊を行ったりと臨機応変に動けるのがポイントです。 |
![]() | 《コスモス姫のお戯れ》 3枚の手札を相手フィールドカード2枚の破壊に変換してくれます。 《セブンス・ワンダー・フュージョン》とは相性が良く、追加効果によりドローするカードに左右されず、展開に繋げられるようになっています。 また稀に発生する手札事故ケアとしても使えるのがポイントです。 |
![]() | 《強欲な壺》![]() シンプルに手数を増やしてくれるカードです。 今回は手数を優先して《強欲な壺》を採用しましたが、再現性を高められる《天使の施し》もおすすめです。 |
![]() | 《シャイニーシェイディー》 環境に合わせた罠カード枠です。 現在の大会環境では【ハーピィ】が流行っており、表側表示のモンスターを参照するカードも増えているため採用しました。 裏側守備表示にする効果は《マスター・オブ・セブンスロード》とも相性が良くなっています。 |
![]() | 《強制脱出装置》![]() こちらも環境に合わせた罠カード枠です。 相手の展開妨害だけでなく、自分のターンでは相手モンスター1体の除去により攻めるために使えるのもポイントです。 |
まとめ
今回は【セブンスロード】デッキのデッキレシピを解説しました。
要点をまとめると以下の通りです。
- 《マスター・オブ・セブンスロード》《マジェスティ・オブ・セブンスロード》のフュージョン召喚を目指す
▶︎《マスター・オブ・セブンスロード》は高い攻撃力から貫通攻撃を行えるモンスター
▶︎《マジェスティ・オブ・セブンスロード》は最大2枚のカードを除去できるモンスター
▶︎《アクセルワンダー・ダーク》《セブンス・ワンダー・フュージョン》《殲滅のダーク・ソーサラー》でフュージョン召喚をサポートするのがポイント - 《マジカル・パニッシャー》で継続的に《マスター・オブ・セブンスロード》を展開する
▶︎《天導聖の見継ぎ人》は状況問わず強く使いやすく《マジェスティ・オブ・セブンスロード》も墓地から特殊召喚できるのがポイント - フュージョン召喚の下準備は複数の墓地肥やし手段により行う
▶︎ 墓地肥やしは《マジカル・パニッシャー》《バルーン・バティーア》《まぐれ使い魔》《カードガンナー》で可能
▶︎《セブンスロード・エンチャンター》とレベル3以外の魔法使い族の併用で墓地肥やしを加速させられるのがポイント
▶︎ 墓地形成後は《竜水の神子》でデッキ再構築してドローの質を高める

「ロードアポストル」が【セブンスロード】の使用者”王道遊我”を初期から支えてきたモンスターの強化形態というエモさもあるテーマ!
今後の強化も期待できるので興味のある方はぜひ構築してみてください!