皆さんは《ジュエリーの落とし穴》という罠カードを知っていますか?
水族モンスターが3体存在する場合、相手モンスターの召喚・特殊召喚を発動条件に、相手モンスター1体を破壊できる罠カードです。
効果だけ見るとなかなか強力そうな効果ですが、発動条件の重さから工夫しなければイマイチ使いにくいカードです。
このカード、登場当時からずっと使いたいと思ってたんですよね。
そしてようやく完成させることができました。
そこで今回は《ジュエリーの落とし穴》を軸にした【水族】デッキ、その名も【ジュリアナビーチ】デッキを紹介します。
《ジュエリーの落とし穴》+《海》で【ジュリアナビーチ】デッキ!
キラキラの海を舞台に相手をハニートラップで翻弄させましょう!(意味不明)
目次
デッキレシピ
- メインデッキ:40枚
- エクストラデッキ:0枚
モンスター(27枚)
下級22枚/上級0枚/最上級5枚
《逆玉の神 ディアン・ケト》× 3
《邪影ダーク・ルーカー》× 2
《アッシー・ホース》× 3
《メッシー・ホース》× 3
《シエスタトレーロ》× 2
《ガングロ剣士カナン》× 3
《女看守カナン》× 3
《水の魔導師》× 3
《ワンレン・ラムーン》× 3
《獄卒の人魚》× 1
《バブリー・エルフ》× 1
魔法カード(7枚)
《3Kボルト》× 3
《水分補給》× 2
《陰陽封陣》× 1
《海》× 1
罠カード(6枚)
《ジュエリーの落とし穴》× 3
《復活のバブル-ミラーボール-》× 1
《マジカルテット・ショック》× 1
《炸裂装甲》× 1
デッキコンセプト
このデッキのコンセプトは「《ジュエリーの落とし穴》を活かして戦うこと」です。
前述したように《ジュエリーの落とし穴》を発動するには水族モンスターが3体必要です。
そのため安定して水族モンスター3体を展開できるよう構築しました。
ではどうやって回していくのか?
次の項からデッキの回し方、各カードの採用理由を解説していきます。
回し方と各カードの採用理由
【ジュリアナビーチ】デッキは以下の3つの要領で回していきます。
- 《ジュエリーの落とし穴》の発動条件を満たせる状況を常に作る
- 様々なカードで戦闘をサポートし戦闘ダメージを与えていく
- ライフポイントの回復により延命しジワジワ攻める
《ジュエリーの落とし穴》の発動条件を満たせる状況を常に作る
このデッキでやりたいことは《ジュエリーの落とし穴》の効果により、相手モンスターを破壊し、相手の攻め手を鈍らせることです。
こうすることで自分も攻めやすくなるため、常に《ジュエリーの落とし穴》の「自分フィールドに水族モンスターが3体いる場合」という発動条件を満たせるよう展開していきます。
これを実現するために構築の段階から最上級モンスターの採用枚数を抑えたり、2体分のモンスターとして運用できる《アッシー・ホース》3枚を採用しています。
状況によっては攻撃した自分のモンスターが返り討ちに合い破壊されてしまうこともあります。
そうなると「自分フィールドに水族モンスターが3体いる場合」という発動条件を満たせなくなってしまいますよね。
そこでそういった状況をケアできる《復活のバブル-ミラーボール-》を1枚採用しています。
これにより自分のターンにモンスターが2体以下になってしまった場合でも、《復活のバブル-ミラーボール-》の効果により水族モンスターを蘇生することでケアすることができますね。
《ジュエリーの落とし穴》は効果発動時に相手フィールドのモンスターを選んで破壊するため、《復活のバブル-ミラーボール-》《ジュエリーの落とし穴》の順に発動しても自由に相手モンスターを破壊できるのもポイントです。
ちなみにこのデッキに採用されている水族モンスターは全て攻撃力の方が高いから、攻撃表示での展開で相手に違和感を与えにくいのもポイントよ!
《炸裂装甲》と《マジカルテット・ショック》で《ジュエリーの落とし穴》の欠点を補う
《ジュエリーの落とし穴》はレベル8以下のモンスターしか破壊することができません。
レベル9以上のモンスターには無力であるため、それを補うために《炸裂装甲》と《マジカルテット・ショック》もそれぞれ1枚ずつ採用しています。
《炸裂装甲》は攻撃してきたモンスター、《マジカルテット・ショック》は特殊召喚したモンスターに対してしか発動できないという欠点があります。
しかしレベル9以上のモンスターであっても破壊することができ、水族モンスターがいない場合にも効果を発動できるため、相手に読まれにくいという点でも有効ですね。
下級モンスターによる手札事故は《邪影ダークルーカー》で補う
水族モンスターを安定して3体展開するために、このデッキにはレベル5以上のモンスターを合計5枚しか採用していません。
そのため手札の下級モンスターを処理できず上手く戦えない状況に陥ることもあります。
こういった下級モンスターによる手札事故をケアするために《邪影ダークルーカー》を2枚採用しています。
《邪影ダークルーカー》は「相手フィールドの魔法・罠カード1枚を破壊し、相手に1000ダメージを与え、自身を手札に戻す効果」を持つモンスターです。
最上級モンスターである《邪影ダークルーカー》のこの効果の性質を利用することで、自分フィールドのモンスターを減らすことができます。
これにより手札の下級モンスターを召喚できるようになり、手札の下級モンスターを処理できず上手く戦えないという状況をケアできるようになりますね。
《邪影ダークルーカー》を2枚引いてしまった場合は《逆玉の神 ディアン・ケト》の効果で遠慮なくライフポイントに変換しちゃいましょう!
様々なカードで戦闘をサポートし戦闘ダメージを与えていく
前述したようにこのデッキはレベル5以上のモンスターの採用枚数が少なくなっています。
そのことから相手のレベル5以上のモンスターを突破しにくくなっているため、《3Kボルト》《陰陽封陣》《海》《シエスタトレーロ》を採用することで補っています。
特に《3Kボルト》《陰陽封陣》は攻撃力の大幅な弱体化を行うことができ、下級モンスターであっても最上級モンスターを突破できるようしてくれるカードです。
これにより戦闘ダメージを与えやすくなっているため、これを繰り返すことで戦闘ダメージを与えていくのが基本的な戦術です。
《ジュエリーの落とし穴》を上手く活用し相手モンスターを減らすことができれば、直接攻撃によりさらにダメージを与えやすくなります!
ライフポイントの回復により延命しジワジワ攻める
このデッキには《逆玉の神 ディアン・ケト》《メッシーホース》が3枚ずつ、《水分補給》が2枚とライフポイントを回復できるカードを計8枚採用しています。
そのことからライフポイントの回復を頻繁することができるため、これにより延命を行います。
下級モンスターが多いことから戦闘ダメージを受けやすいですが、ライフポイントの回復によりそれを補うことができ、前述した「様々なカードで戦闘をサポートし戦闘ダメージを与えていく」ことを繰り返し行いやすくもなりますね。
攻撃的なデッキではなく低速なデッキですが、ライフポイントを0にするだけでなくデッキ切れによる勝利も狙えるのもポイントです!
ちなみに前述した《邪影ダークルーカー》での効果ダメージによっても攻めることができるわよ!
以上が【ジュリアナビーチ】デッキの回し方と各カードの採用理由です。
まとめ
今回は【ジュリアナビーチ】デッキのデッキレシピを紹介しました。
要点をまとめると以下の通りです。
- 《ジュエリーの落とし穴》を活かして戦うこと
- 《ジュエリーの落とし穴》の発動条件を満たせる状況を常に作る
- 様々なカードで戦闘をサポートし戦闘ダメージを与えていく
- ライフポイントの回復により延命しジワジワ攻める
下級モンスターを軸に攻めるちょっと変わったデッキです!
戦闘には意外と困らないので特殊な【水族】デッキに興味のある人はぜひ参考にしてみてください!
ちなみにお水らしく全てのカードにホログラムスリーブを使用しています。
そのためデッキ内のカード全てがキラキラしてるのもポイントです!