- 相手の種族を変化させながら戦うデッキに興味がある!
- 《大逆転の女神》を使ってみたい!
- 【昆虫族】デッキを構築したい!
この記事ではそんな方のためのデッキレシピを紹介します。
「デッキ改造パック 運命のギャラクシー!!」より昆虫族が強化され、相手を昆虫族に変化させながら戦うことが可能になりました。
そこで今回は相手を昆虫族に変化させることを存分に活かしたデッキ【昆虫逆転劇】デッキを紹介します。
これまでにない戦い方で使っていて楽しいデッキになっていますよ!
▼ YouTubeではこのデッキを使った対戦動画も公開しているので、あわせてチェックしてみてください!
目次
デッキレシピ
メインデッキ(40枚)
カード名 | 枚数 |
---|---|
モンスター | 28 |
《翅甲王ディナス・ドルクス》 | 3 |
《大逆転の女神》 | 3 |
《逆転の女神》 | 2 |
《バイオ・メカマンティス》 | 1 |
《貿績蚕フィブロン》 | 1 |
《ドラモスの幼虫》 | 3 |
《プリンセス・ホワイト・テントウ》 | 3 |
《フライングマンティス》 | 3 |
《アトラス・コンバット・ビートル》 | 2 |
《ゴキボール》 | 2 |
魔法カード | 6 |
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《イントルード・ビートル》 | 3 |
《天の加護》 | 2 |
《TCB》 | 1 |
罠カード | 6 |
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《アンチアント・バリア》 | 2 |
《転倒無視》 | 1 |
《最強闘志》 | 1 |
《ハーディフェンス・ミッション》 | 1 |
《落とし穴》(LEGEND) | 1 |
デッキコンセプト
このデッキのコンセプトは「相手モンスターを昆虫族に変化させながら戦うこと」です。
相手モンスターを昆虫族に変化させることで、《大逆転の女神》や《翅甲王ディナス・ドルクス》で破壊できるようになるため、これにより相手モンスターを除去しながら戦っていきます。
各カードの役割・採用理由
キーカード
カード | 役割・採用理由 |
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昆虫族にした相手モンスターを破壊するためのモンスター。 運要素が強いですが2体のモンスターを破壊することができ、適用できれば有利にデュエルを進めやすくなる。 相手モンスターを破壊できない場合でも1枚のドローにより確実に役割をこなすことができ、1ターンにできることを増やしてくれるのがポイント。 いち早く引いておきたいため3枚採用。 | |
昆虫族にした相手モンスターを破壊するためのモンスター。 《大逆転の女神》と同じ役割ですが効果を発動しやすい分、昆虫族以外で攻撃できなくなったりと、制約も持っている。 効果の発動条件により自由にモンスターをデッキに戻すことができるため、《逆転の女神》墓地にある状況では《大逆転の女神》を優先的にデッキに戻していきます。 いち早く引いておきたいため3枚採用。 | |
相手モンスターを昆虫族に変更するためのモンスター。 同時に戦闘もサポートすることができ、相手モンスターを破壊できない場合のケア手段にもなるのがポイント。 相手モンスターを昆虫族に変化させる数少ないモンスターであるため3枚採用。 | |
相手モンスターを昆虫族に変更するためのモンスター。 《バイオ・メカマンティス》のように戦闘サポートは行えませんが、その分、墓地を肥やせるのがポイント。 相手モンスターを昆虫族に変化させる数少ないモンスターであるため3枚採用。 |
モンスター
カード | 役割・採用理由 |
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《大逆転の女神》の効果の発動条件を満たすためのモンスター。 単体では手札事故要因であり、正直採用したくないレベルに使い勝手が悪い。 しかし《大逆転の女神》の効果の発動条件を少しでも早く満たせるようにするため3枚採用。 | |
手札交換を行うためのモンスター。 手札交換を行えるモンスターに共通することですが、手札の質を高めデッキを回転させてくれる。 採用されているモンスターは《大逆転の女神》《逆転の女神》以外は昆虫族であるため、タイミングを選ばず使いやすく、手札の質を高めデッキを回転させてくれる。 手札交換は安定性にもつながるため3枚採用。 | |
昆虫族モンスターを守備表示で展開するためのモンスター。 守備表示で展開することにより、《アンチアント・バリア》の相手モンスターを破壊する効果を適用できるようになる。 昆虫族の枠の問題と《アンチアント・バリア》を有効活用しやすくするために採用していますが、効果を発動できる状況も少ないため他の昆虫族モンスターにしても問題ない。 他に優先したいモンスターがいなかったため3枚の採用。 | |
下級アタッカー。 攻撃の際の相手に与える総ダメージ量を少しでも増やすために採用。 他に優先したいモンスターがいなかったため3枚の採用。 | |
下級アタッカー。 基本的な役割は《フライングマンティス》と同じ。 他に優先したいモンスターがいなかったため3枚の採用。 | |
下級アタッカー兼、壁モンスター。 7枚目の下級アタッカー。 他に優先したいモンスターがいなかったため、余った枠に1枚採用。 |
魔法カード
カード | 役割・採用理由 |
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手札交換を行いながら魔法・罠カードを破壊する魔法カード。 攻撃が安全に通しやすくなり、手札で不要なことの多い《逆転の女神》をドローに変換できるカードでもある。 どちらの役割で使用する場合でも使いやすいため3枚の採用。 | |
手札交換を行う魔法カード。 レベル5以上のモンスターを9枚採用しているため、手札事故をケアしするために使うのが基本。 《イントルード・ビートル》と同じく《逆転の女神》をドローに変換できるカードでもある。 使用したいタイミングが限られるため2枚の採用。 無理矢理《大逆転の女神》の発動条件を満たすために使ったりできるが、優先順位は高くないので他のカードに入れ替えても良さそう。 | |
相手モンスターを昆虫族に変更するための魔法カード。 1枚で相手モンスターを複数体昆虫族に変化させることができるため《大逆転の女神》の効果が、さらに使いやすくなる。 自分のモンスターの種族も変更できるため、《大逆転の女神》を昆虫族にすることで《翅甲王ディナス・ドルクス》の昆虫族しか攻撃できなくなるデメリットをすり抜けられるようになるのもポイント。 種族を変更するカードとしてはコスパが悪く、複数枚引くと弱いため1枚の採用。 |
罠カード
カード | 役割・採用理由 |
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攻撃力の弱体化と破壊により、相手モンスターの攻撃を防ぐための罠カード。 弱体化値が800と優秀で、《潜入開始》により強化されたモンスターでも返り討ちにすることができる。 適用できるタイミングは限られますが、相手モンスターを破壊できるのもポイント。 《逆転の女神》とも比較的相性が良く、使い勝手も良いため2枚の採用。 | |
相手モンスターを守備表示にし、攻撃を抑制するための罠カード。 自分の昆虫族を守備表示にする性質上《アンチアント・バリア》や《最強闘志》をサポートする手段にもなる。 自分フィールドに昆虫族が2体以上存在していなければ、相手モンスターを守備表示にすることができず、意外と使いにくい。 腐ってしまうこともあるため1枚の採用。 ※このデッキでは数少ない召喚反応系の罠カードだが、罠カードの中では入れ替え候補筆頭。 | |
相手モンスターの攻撃を抑制するための罠カード。 攻撃の無効と攻撃力の強化により、攻撃できない場面などで、1ターンしのぐために使うことができる。 このデッキに採用されている通常モンスターは攻撃力の高いモンスターも多いため、攻撃力を強化することで2500以上の攻撃力を得られるのもポイント。 使いたい場面が限られるため1枚の採用。 | |
相手モンスターの攻撃を防ぐための罠カード。 破壊できるモンスターはレベル8以下で元々の攻撃力が2500以上と限られますが、使われることも多く発動できない場面は少ない。 相手にデッキによって有効性が左右されるため1枚の採用。 | |
召喚による展開を妨害するためのレジェンド罠カード。 《聖なるバリア-ミラーフォース-》という選択もありますが、攻撃反応系の罠カードは十分採用されているため、召喚に反応できる罠カードということで採用。 レジェンドカードであるため1枚の採用。 |
デッキの回し方
【昆虫逆転劇】デッキは以下の4つの要領で回していきます。
- 相手を昆虫族に変化させ破壊していく
- デッキのモンスターの比率をコントロールし《大逆転の女神》の破壊効果成功率を上げる
- 手札交換と墓地肥やして様々な効果の発動条件を満たしていく
- 表示形式を意識して罠カードを有効活用する
相手を昆虫族に変化させ破壊していく
このデッキは《大逆転の女神》と《翅甲王ディナス・ドルクス》で相手モンスターを破壊しながら戦っていくのですが、それを行うには相手モンスターが昆虫族である必要があります。
そのため《バイオ・メカマンティス》《貿績蚕フィブロン》《TCB》を使って、相手モンスターの種族を昆虫族に変化させていきます。
《大逆転の女神》の効果でモンスターを破壊する場合は必ず2体を破壊しなければいけませんが、種族変更系のカードは計7枚採用しているため、モンスターを複数体昆虫族に変化させるのは意外にも容易です。
そのため《大逆転の女神》の効果で破壊できるタイミングは意外と多くなっています。
相手モンスターを破壊できれば、直接攻撃できるタイミングも増えてくるため、下級アタッカーと共に展開し、戦闘ダメージを稼ぎましょう。
《翅甲王ディナス・ドルクス》の効果を発動した場合は、《大逆転の女神》《逆転の女神》で攻撃できなくなるため要注意です!
ちなみに《TCB》で《大逆転の女神》《逆転の女神》を昆虫族にすれば攻撃できないデメリットも回避できるわ!
デッキのモンスターの比率をコントロールし《大逆転の女神》の破壊効果成功率を上げる
《大逆転の女神》の効果で相手モンスターを破壊する場合、《大逆転の女神》の効果で墓地へ送られたカードが昆虫族である必要があります。
そのためデッキの昆虫族の比率を上げることで、《大逆転の女神》の破壊効果の成功率を上げていきます。
この時デッキに戻すモンスターは、手札交換を行える《ドラモスの幼虫》、相手モンスターを昆虫族にできる《バイオ・メカマンティス》《貿績蚕フィブロン》を優先的に戻しましょう。
こうすることで《大逆転の女神》と《翅甲王ディナス・ドルクス》の破壊効果を適用しやすくなるので、戦いやすくなります。
デッキに残ってる最上級モンスターが少なくなってきたら《大逆転の女神》と《翅甲王ディナス・ドルクス》を戻すのも有効よ!
手札交換と墓地肥やして様々な効果の発動条件を満たしていく
このデッキは墓地のカードを参照するカードが計11枚採用されています。
そのため手札交換や墓地肥やしも重要になってきます。
《ドラモスの幼虫》《貿績蚕フィブロン》《イントルード・ビートル》《天の加護》と、手札交換・墓地肥やしを行えるカードはそこそこ採用されているため、上手く使ってデッキを回転させましょう。
特に《貿績蚕フィブロン》は墓地を肥やすカードとして使いやすく、2枚分の墓地肥やしを行えるため、昆虫族への変更が有効でない場合でも積極的に効果を発動し、墓地を肥やしていきます。
昆虫族への変化は種族サポートの妨害にもなるから発動しておいて損はないわ!
表示形式を意識して罠カードを有効活用する
相手モンスターの攻撃を抑制するために使える罠カードですが、《アンチアント・バリア》と《最強闘志》は表示形式を参照して効果を発動する罠カードになっています。
特に《アンチアント・バリア》は、表側守備表示の昆虫族を参照にするため、相手のライフポイントを削りきれない場合はあえて昆虫族モンスターの表示形式を守備表示に変更して、次の自分のターンにつなげるよう動くのも有効です。
《アンチアント・バリア》で相手モンスターを破壊すれば、次の自分のターンにモンスターの攻撃を通しやすくなるわね!
《プリンセス・テントウ・ホワイト》と《転倒無視》は、これらの罠カードの発動条件(追加効果の適用条件)を満たしてくれるカードになっています!
まとめ
今回は【昆虫逆転劇】デッキのデッキレシピを紹介しました。
要点をまとめると以下の通りです。
相手モンスターを昆虫族に変化させながら戦うこと
- 相手を昆虫族に変化させ破壊していく
- デッキのモンスターの比率をコントロールし《大逆転の女神》の破壊効果成功率を上げる
- 手札交換と墓地肥やして様々な効果の発動条件を満たしていく
- 表示形式を意識して罠カードを有効活用する
相手を昆虫族に変化させながら戦う遊戯王OCGでの昆虫族ではお馴染みの戦術!
一風変わった戦い方であなたもインセクター羽蛾になりましょう!!