
ドローできるみたいだけど《寿司天使ドラゴンロール》が上級モンスターだから手札を増やせるわけじゃないわよね
しかも効果を発動したらレベル6以下のモンスターが攻撃できなくなるのも気になるわ
どうやって使えばいいの?
《寿司天使
ドラゴンロール》を見るとこんなことを感じませんか?
でもこのカード、デッキによってはちゃんと活用できるんです。
そこで今回は《寿司天使ドラゴンロール》の使い方と相性の良いカードを解説していきます。

デメリットの重さやアドバンテージにならないドローが引っかかりますが、そのデメリットの影響が少ないデッキでは有効活用することができますよ!
目次
《寿司天使ドラゴンロール》の使い方:デッキ枚数を減らさず擬似的なデッキ圧縮を行う

効果モンスター
レベル6 / 風属性 / 天使族 / 攻1500 / 守500
【条件】このカードを召喚したターンに、自分の墓地のモンスター(天使族)1体をデッキの下に戻して発動できる。
【効果】自分は1枚ドローする。このターン、自分はモンスター(レベル6以下)で攻撃できない。
《寿司天使ドラゴンロール》は「墓地の天使族1体をデッキの下に戻し、1枚ドローする効果」を持っています。
この効果によりドローすることができますが、《寿司天使ドラゴンロール》が上級モンスターであり召喚にカード1枚を消費してしまうことから、アドバンテージを得ることができません。
しかし1枚のドローはデッキ圧縮になります。
効果の発動条件により墓地の天使族をデッキの下に戻すため、デッキ枚数は変わりませんが、デッキ内の必要なカードを引きやすくなるため擬似的なデッキ圧縮になります。
以上のことから《寿司天使ドラゴンロール》は擬似的なデッキ圧縮のために使うのが基本的な使い方です。

擬似的なデッキ圧縮に使えるのはわかったけど、問題はレベル6以下のモンスターが攻撃できなくなるデメリットよね
《寿司天使ドラゴンロール》の効果発動後はレベル6以下のモンスターが攻撃できなくなります。
これにより《寿司天使ドラゴンロール》自身も攻撃できなくなってしまいます。
そのため《寿司天使ドラゴンロール》を採用する場合は、このデメリットの影響を受けにくいデッキに採用したいですね。
例を挙げると以下のようなデッキが挙げられます。
- 攻撃を行うことの少ない【LO(ライブラリーアウト)】デッキまたは【バーン】デッキ
- レベル7以上のモンスターを軸に戦う【マキシマム召喚】デッキ
これらの他にも最上級モンスターを複数展開して戦うデッキなどもあります。
デメリットは大きいですが、そのデメリットをかいくぐれるデッキは意外と存在するので、そういったデッキで採用したいですね。

ちなみに発動条件により2枚目以降の《寿司天使ドラゴンロール》を再利用できるのもポイントです!
アタッカーとして使えるが上級モンスターとしては頼りない
《寿司天使ドラゴンロール》の攻撃力は1500とアタッカーとして使える攻撃力を持っています。
しかしその数値は下級モンスターの攻撃力の基準値と同じであり、上級モンスターとしては頼りないアタッカーになっています。
自身の効果によりアドバンス召喚に使用したカード1枚分の消費は補うことができるため、カード消費的には下級アタッカーを召喚するのと変わりません。
しかし効果を発動しない場合の状況を考えると、この攻撃力は上級モンスターとしてはデメリットになりますね。
《寿司天使ドラゴンロール》と相性の良いカード

《寿司天使ドラゴンロール》を使う上でさらに知っておきたいのが相性の良いカードです。
そこで《寿司天使ドラゴンロール》とあわせて使いたい相性の良いカードもまとめました。
- 《ロイヤルデモンズ・ヘヴィメタル》
《ロイヤルデモンズ・ヘヴィメタル》

効果モンスター
レベル8 / 光属性 / 悪魔族 / 攻2500 / 守0
【条件】モンスター(レベル5以上)をリリースしてこのカードを召喚したターンに発動できる。
【効果】相手フィールドのレベルが一番低い表側表示モンスター(レベル8以下)1体を選び、このカードの攻撃力はターン終了時まで、[選んだモンスターの攻撃力]だけアップする。選んだモンスターは破壊される。
《ロイヤルデモンズ・ヘヴィメタル》は「相手フィールドのレベルが一番低いレベル8以下のモンスター1体を選び、その攻撃力分だけ自身の攻撃力をアップさせ、そのモンスターを破壊する効果」を持つモンスターです。
モンスターの破壊を自己強化を行う強力な効果ですが、この効果を発動するにはレベル5以上のモンスターをリリースしアドバンス召喚しなくてはいけません。
レベル5以上のモンスターが必要な性質上、上級モンスターを使用して《ロイヤルデモンズ・ヘヴィメタル》のアドバンス召喚につなげる場合、最低でも4枚のカードを使用することになります。
強力な効果ですが、少しコスパの悪い効果ですよね。
そこで《寿司天使ドラゴンロール》です。
《寿司天使ドラゴンロール》は自身の効果により、自身のアドバンス召喚のために使用したカード1枚分の損失を補うことができるため、効果の発動条件を満たした《ロイヤルデモンズ・ヘヴィメタル》をカード3枚の使用でアドバンス召喚できるようになります。
また《寿司天使ドラゴンロール》は効果発動後、レベル6以下のモンスターが攻撃できなくなるデメリットがありますが、《ロイヤルデモンズ・ヘヴィメタル》がレベル8であるため、このデメリットの影響を受けません。
前述したように《寿司天使ドラゴンロール》の効果は擬似的なデッキ圧縮になるため、《ロイヤルデモンズ・ヘヴィメタル》を手札に引き込みやすくもなりますね。
以上のことからお互いのデメリットを補い合える《ロイヤルデモンズ・ヘヴィメタル》と《寿司天使ドラゴンロール》は相性がいいと言えます。

《寿司天使ドラゴンロール》をサポートできるカードまとめ
ステータスを参照すれば様々なカードで《寿司天使ドラゴンロール》をサポートすることができます。
現在、専用サポートは存在しないためステータスを参照してサポートできるカードをまとめました。
ステータスを参照してサポート
《寿司天使ドラゴンロール》の収録情報

少しは《寿司天使ドラゴンロール》を使ってみたくなりましたか?
でも手元にはまだない、パックから当てたいという人のために《寿司天使ドラゴンロール》の収録情報もあわせて記載しておきます。
よかったら参考にしてください。
収録パック
- マキシマム超絶進化パック(ノーマル)

最後に
今回は《寿司天使ドラゴンロール》の使い方や相性の良いカードを解説しました。
デメリットの重さはありますが、うまく付き合えば手軽にデッキ圧縮ができるようになる天使族です。

最上級モンスターを中心とする天使族デッキならドローソースとして採用できそうですね!