ステルンプテラ》

効果モンスター
レベル4 / 炎属性 / 恐竜族 / 攻500 / 守1200
【条件】なし
【効果】自分のデッキの上からカードを墓地へ送る。その後、相手の手札をランダムに1枚選んでデッキの下に戻すことができる。

相手の手札を減らせるみたいだけど次ターンにはドローされてしまうから手札を減らすって使い方はいまいちそう
デッキに戻してしまうからデッキ破壊のために使うこともできないしどう使えばいいの?
《抑竜ステルンプテラ》の効果を見るとこんなことを感じる人もいると思います。
そこで今回は《抑竜ステルンプテラ》の使い方や相性の良いカードを徹底的に解説していきます。

相手の手札をハンデスできるモンスター!
ハンデスする効果を必ず使わなくていい点がポイントです!
目次
《抑竜ステルンプテラ》の使い方

墓地を肥すために使う
《抑竜ステルンプテラ》は「デッキトップからカード1枚を墓地へ送る効果」により墓地を肥すために使うのが基本的な使い方です。
効果の発動条件がないため、レベル5以上のモンスターをアドバンス召喚するついでに墓地を肥すなどの使い方ができます。
デッキトップからカードを墓地へ送る発動条件・効果を持つカードは多いですが、状況に左右されずに効果を発動し墓地肥やしを行えるカードは限られているため、そういった意味では使いやすいカードですね。
相手のコンボを崩すために使う
《抑竜ステルンプテラ》は「相手の手札をランダムに1枚デッキに戻す効果」も持っています。
そのためマキシマム召喚などの特定のカードが複数必要なコンボデッキや、手札コストを要求する罠カードを使用するデッキに対して、それらのコンボを崩したり発動条件を満たせなくするために使う事も可能です。
相手の手札を減らしているためハンデス効果ではありますが、自分のターンでのハンデスであり、手札をデッキに戻す効果であるためデッキ切れにつなげることはできません。
以上のことから有効に使える場面が少なくなってしまっています。
細かく場面を想定すると、特定のモンスターをサルベージし手札に温存する相手に対しても使えることがありますが、それを想定して採用するにこのカードの優先順位が低くなってしまうため、強みとしては少し弱いですね。

だから「相手の手札をランダムに1枚デッキに戻す効果」が基本的な使い方じゃないのね
もちろんデッキによっては「相手の手札をランダムに1枚デッキに戻す効果」をメインに採用しても良いと思います。
その場合はこの効果を有効活用できるカードとともに採用し、相手の状況によって有効かが左右されないよう構築したいですね。
壁モンスターとして使える守備力だが少し頼りない
《抑竜ステルンプテラ》の守備力は1200と壁モンスターとして使えるステータスではあるものの、下級モンスターの攻撃力の基準値1500を満たしていません。
そのため壁モンスターとしては少し頼りないモンスターになっています。
攻撃力も500と低く戦闘には不向きですね。
そのため効果発動後はアドバンス召喚のためのリリースなどにより墓地へ送るのが理想です。
炎属性・恐竜族であることから《ジュラシック・ワールド》《荒野》で攻撃力・守備力の底上げをすることができるため、それらでサポートしても良いですね。
《抑竜ステルンプテラ》と相性の良いカード
《抑竜ステルンプテラ》とあわせて使いたい相性の良いカードもまとめました。
- 《昂光の裁き》
《昂光の裁き》

通常魔法
【条件】なし
【効果】自分または相手の墓地のモンスター1体を選んで持ち主のデッキに戻す。相手の手札が0枚の場合、さらに相手フィールドの表側表示モンスター1体を選んで持ち主の手札に戻す事ができる。
《昂光の裁き》は「自分または相手の墓地のモンスター1体をデッキに戻し、相手の手札が0枚の場合はさらに相手フィールドのモンスター1体を手札に戻せる効果」を持つ魔法カードです。
相手の手札が1枚でも残っていれば《昂光の裁き》の「相手フィールドのモンスター1体を手札に戻せる効果」を適用できません。
しかし相手の手札が1枚である場合は《抑竜ステルンプテラ》の効果で手札をデッキに戻させることで《昂光の裁き》の効果を強引に適用させられるようになります。
相手の手札を減らせるカードは他にも存在しますが、カードを消費せずに手札を減らせるカードはあまりありません。
そのため《昂光の裁き》と《抑竜ステルンプテラ》は相性が良いと言えますね。
《抑竜ステルンプテラ》をサポートできるカードまとめ
ステータスを参照してサポート
《抑竜ステルンプテラ》の収録情報

《抑竜ステルンプテラ》は2021年6月5日発売の「マキシマム超絶進化パック」に収録され初登場したカードです。
収録情報もまとめたのでよかったら参考にしてください。
収録パック
- マキシマム超絶進化パック(ノーマル)

まとめ
今回は《抑竜ステルンプテラ》の使い方や相性の良いカードを解説しました。
《抑竜ステルンプテラ》の強み、弱みをまとめるとこのようになります。
- 状況に左右されずに墓地肥やしができる
- 相手のコンボを崩すために使うことができる
- 壁モンスターとして使える守備力だが少し頼りない
- 攻撃力が低く戦闘には不向き

恐竜族デッキですと墓地肥やしは《ダイノミック・プレッシャー》の発動条件を満たすことにもつながりますし、採用してみても良いかもしれませんね!