
墓地のカードを戻せるカードね!
魔法・罠カードも戻せるみたいだけどこれって意味あるの?
《恵雷
の精霊
》を見るとこんなことを感じる人もいると思います。
そこで今回は《恵雷の精霊》の使い方や相性の良いカードを解説していきます。

ラッシュデュエル初の魔法・罠カードをデッキに戻せる効果を持つカード!
相手によっては似た役割を持つモンスター以上の働きを見せてくれます。
目次
《恵雷の精霊》の使い方

効果モンスター
レベル2 / 地属性 / 雷族 / 攻800 / 守1200
【条件】デッキの一番上のカードを墓地へ送って発動できる。
【効果】相手の墓地のカード1枚を選んでデッキに戻す。この効果で魔法・罠カードを戻した場合、さらに相手の墓地のカード1枚を選んでデッキに戻すことができる。
基本的な使い方は墓地を参照するカードの妨害(墓地メタ)
《恵雷の精霊》は「相手の墓地のカード1枚をデッキに戻す効果」を持っています。
この効果により、相手の墓地を参照するカードを妨害するために使うのが基本的な使い方です。
「墓地のモンスターをデッキに戻す効果」を持つカードとは異なり、魔法・罠カードもデッキに戻すことができます。
そのため墓地をメタるカードとしては、幅広い妨害を行えるようになっています。
例えばフュージョン召喚を軸とするデッキの場合《フュージョン》が必須です。
《フュージョン》が墓地へ送られても良いように、墓地の《フュージョン》をサルベージする手段も多く採用されることが多いですが、《恵雷の精霊》でデッキに戻すことで、そういったカードを妨害することができます。
もちろん再びドローされて発動されるリスクもあります。
しかし再利用されるリスクが減る分、フュージョン召喚されるリスクも抑えることができますね。
この他にも墓地に《炸裂装甲》がある場合に、追加効果を適用できる《聖なる装甲 -炸裂フォース-》や、墓地の罠カードの数を参照する《幻書鳩の騎士ナイト・ヴィジョン》など、様々なカードを妨害することができます。

魔法・罠カードをデッキに戻した場合は、さらに1枚デッキに戻すことができるため、墓地の魔法・罠カードを参照するカードの妨害としてはさらに使いやすくなっています!

メインの効果も追加効果もデッキに戻すカードの種類は問わないから魔法・罠カードとモンスターを1枚ずつ戻しても良いわね!
相手のデッキによっては手札事故を誘発できる
《恵雷の精霊》の効果で魔法・罠カード2枚をデッキに戻した場合、相手は魔法・罠カードをドローする確率が高くなります。
これを利用することで、相手のデッキによっては手札事故を誘発することもできます。
例えば以下のような手札の場合です。
- 最上級モンスター2体
- 下級モンスター1体
- 魔法・罠カード2枚
これでは下級モンスターしか展開することができませんよね。
少し極端な例ではありますが、相手が魔法・罠カードをドローする確率が高まるため、モンスターの展開に関わらない魔法・罠カードをデッキに戻した場合は、このような手札事故を誘発することもできます。
魔法・罠カードを採用しないデッキを構築し、相手の魔法・罠カードを破壊するカードを優先的にデッキに戻すなど、構築によって相手の手札事故を誘発しやすくもなるので、構築の段階で工夫してみても良いですね。

デッキの魔法・罠カードの比率が高いデッキには天敵にみたいなモンスターね
少し頼りないが壁モンスターとしても使える
《恵雷の精霊》の守備力は1200であるため、効果を発動する必要のない状況では壁モンスターとしても使うことができます。
下級モンスターの攻撃力の基準値1500を満たしていないため、少し頼りないですが、中途半端な攻撃力を持つ下級モンスターの攻撃には耐えることができます。
攻撃力は800と戦闘には不向きであるため、効果使用後はアドバンス召喚のリリースなどに使用し、攻撃力の低さをケアするのが理想ですね。
《恵雷の精霊》と相性の良いカード

《恵雷の精霊》を使う上でさらに知っておきたいのが相性の良いカードです。
そこで《恵雷の精霊》とあわせて使いたい相性の良いカードもまとめました。
- 《アイスエイジ・カタパルト》
《アイスエイジ・カタパルト》

効果モンスター
レベル7 / 水属性 / 岩石族 / 攻2400 / 守1600
【条件】このカードを召喚したターンに、自分の墓地のモンスター(水属性)1体をデッキの下に戻して発動できる。
【効果】相手フィールドの魔法・罠カード1枚を選んで持ち主の手札に戻す。その後、相手フィールドの表側表示モンスター1体を選んでその攻撃力・守備力をターン終了時まで600ダウンできる。
《アイスエイジ・カタパルト》は「相手フィールドの魔法・罠カード1枚をバウンスする効果」を持つモンスターです。
この効果により相手の次のターンの手札1枚を魔法・罠カードに固定することができるため、《恵雷の精霊》の効果で魔法・罠カード2枚をデッキに戻した場合に、相手が魔法・罠カードを複数枚手札に抱える状況を作りやすくなります。
こうすることで相手の展開力も落ちるため、《アイスエイジ・カタパルト》が戦闘破壊されるリスクも軽減させることができますね。
《アイスエイジ・カタパルト》の効果発動には水属性モンスターが必要です。
そのためデッキ構築の際は少し工夫が必要ですが、お互いの効果を強く使いやすくできる《恵雷の精霊》と《アイスエイジ・カタパルト》は相性の良いカード言えますね。
《恵雷の精霊》をサポートできるカードまとめ
ステータスを参照すれば様々なカードで《恵雷の精霊》をサポートすることができます。
現在、専用サポートは存在しないためステータスを参照してサポートできるカードをまとめました。
ステータスを参照してサポート
《恵雷の精霊》の収録情報

少しは《恵雷の精霊》を使ってみたくなりましたか?
でも手元にはまだない、パックから当てたいという人のために《恵雷の精霊》の収録情報もあわせて記載しておきます。
よかったら参考にしてください。
収録パック
- デッキ改造パック 創造のマスターロード!!(ウルトラレア)

最後に
今回は《恵雷の精霊》の使い方や相性の良いカードを解説しました。

《恵雷の精霊》の採用率が上がった場合は、採用する魔法・罠カードの数も気をつけないといけなくなりそうですね