好きなカードを使ってデッキを作りたいけど、どうやって作ればいいの?
何から始めていいかわからないわ
一からデッキを構築する時、こんな風に思うことはありませんか?
好きなカードを使ってデッキ構築できるのもカードゲームの醍醐味ですし、好きなカードがあるなら活躍させたいですよね。
そこで今回は「使いたいカードからデッキを構築する方法」を紹介します。
この方法はどんなカードにも通用する、好きなカードを活躍させられるデッキの作り方です。
見た目が好きなカード、効果が好きなカード、お気に入りのカード、好きなカードが全力で力を発揮できるデッキを構築しましょう!
好きなカードを使えるだけでもテンションは上がりますが、そのカードが活躍するとなるとテンションはさらに上がりますよ!!
目次
使いたいカードを決める
まずは使いたいカードを決めます。
前述したように見た目が好きなカード、効果が好きなカード、お気に入りのカード何でも構いません。
使いたいカードでできることを書き出す
使いたいカードが決まれば、次は使いたいカードでできることを書き出します。
わかりやすいように私は《月魔将キメルーナ》を例に、できることを書き出していきます。
順を追って書き出していきますが、これからの工程は少し大変です。
しかし使いたいカードのできることが見えてくる重要な工程であるため、頑張りましょう。
まずは使いたいカードの特徴を書き出します。
《月魔将キメルーナ》の場合は以下のようになりました。
- レベル8
- 闇属性
- 戦士族
- 攻撃力0
- 守備力2500(守備力が高い)
- 相手モンスターの表示形式を変更できる
- 自分のモンスターの表示形式を変更できる
- 《天翔流那キメテラス》のフュージョン素材
続いて書き出した特徴を元に、そのカードでできることを書き出します。
サポートカードをチェックすることで、できることが見えてくるので「ラッシュデュエルのカードデータベースー」や、アプリ「遊⭐︎戯⭐︎王ニューロン」で関連カードやステータスを検索してみましょう。
このブログでもサポートカードを全てまとめているので、あわせてチェックしてみてください。
カード名によっては専用サポートも存在します
専用サポートがある場合はそれらでできることも書き出しましょう!
効果を持つカードの場合は「その効果によって何ができるか」、サポートカードが存在する場合は「そのサポートカードによって何ができるか」を分けて考えると整理しやすくなります。
また他のカードをサポートしてできることがある場合は、それも書き出すと尚良いですね。
書き出す際は、できることを実行するためのカードを記載しておくと、デッキ構築が少し楽になりますよ。
カッコなどで補足説明を加えてもいいわね!
《月魔将キメルーナ》の場合は以下のようになりました。
自身の効果によってできること
- 相手モンスターの表示形式を変更して戦闘をサポートできる
- 守備表示で特殊召喚したモンスターを攻撃表示にできる
- 攻撃表示で特殊召喚したモンスターを守備表示にできる
サポートカードによってできること
- フュージョン召喚できる
- 《天翔流那キメテラス》
- ドローできる
- 《オジギプス》
- サルベージする(墓地から手札に加える)ことができる
- 《鬼将軍メザメ》(相手フィールドに攻撃力2500以上のモンスターが必要)
- 《ドウェルチェア・コリキエル》(手札コストに攻撃力0のモンスターが必要)
- 《戦士の生還》(レジェンドカード)
- 《天翔流那キメテラス》(フュージョンモンスター)
- 墓地からデッキトップに戻すことができる
- 《鳥呪戦術》
- 手札から特殊召喚することができる
- 《暗黒の玉座》(墓地に攻撃力0のモンスターが8体以上必要)
- 《魔将セメルーラ》(手札コストが必要)
- 《進軍の喇叭》(相手ターン)
- 蘇生(墓地から特殊召喚)させることができる
- 《ドウェルチェア・スケイル》(墓地に攻撃力0のモンスターが2体必要)
- 《魔仙斗アイスザーク》(自分の墓地にカード名が異なるレベル7以上の戦士族が2体必要)
- 《ダークネス・リチェアル》(自分フィールドに闇属性モンスターが3体必要)
- 攻撃力を強化することができる
- 《聖剣士の柄持ちヒルト》(600)
- 《魔将セメルーラ》(2500)
- 《魔将気流》(2500)
- 《火中の栗》(300〜3000/強化分自分にダメージ)
- 《草原》(200)
- 守備力を強化することができる
- 《草原》(200)
- 相手モンスターの攻撃力を弱体化させる
- 《魔将決闘斬》(400)
- 2回攻撃することができる
- 《バイス・ジャッカー》
- 魔法・罠カードを破壊することができる
- 《鳥呪戦術》
- 《魔将決闘斬》(相手ターン)
- 罠カードの発動を封じることができる
- 《不許始末戦士》
- 罠カードに対する破壊耐性を付与することができる
- 《五家の加護》
- 表示形式を変更することができる
- 《和平の刺者》(攻撃表示から守備表示)
- 《オジギプス》(攻撃表示から守備表示)
- 《闘将ナンデス》(守備表示から攻撃表示)
- 高い守備力を活かしながら自分のターンでの戦闘をサポートできる
- 《右手に盾を左手に剣を》(自分のターン)
- 《左手に剣を右手に盾を》(相手ターン)
- 相手モンスターの攻撃を阻止しながら、攻撃力0の通常モンスターを蘇生することができる
- 《仙人の神髄》(守備表示にして攻撃を阻止)
- 相手の墓地のモンスターをデッキに戻すことができる
- 《陰陽士サカカゼ》(相手フィールドの魔法・罠カードの数まで)
- 相手に効果ダメージを与えることができる
- 《陰陽士カラタケ》(相手フィールドの魔法・罠カードの数×200)
他のカードをサポートしてできること
- 《イスの冥王ダユー》の攻撃力を4000にして、表示形式の変更により戦闘ダメージを与える
- 《イスの鏡王ダユー・エイビス》の攻撃力を強化する効果をサポートする(フィールドでは相手モンスターの表示形式の変更、墓地では強化値の底上げ)
- 《魔将分隊 武組》の攻撃力を強化する効果をサポートする(フィールドでは相手モンスターの表示形式の変更、墓地では強化値の底上げ)
- 《天翔流那キメテラス》の守備表示モンスターを破壊する効果をサポートする
- 《魔将キメルーラ》の直接攻撃できる効果をサポート
- 《魔将ヤメルーラ》とフュージョン素材やレベル8・闇属性・戦士族サポート共有する
めちゃくちゃ大量に書き出しましたが、1枚のカードでもこれだけのことができるって考えるとすごくないですか?
この中からやりたいことを絞っていきます。
コンセプトを決める
やりたいことが決まったら、それがそのままデッキコンセプトになります。
デッキコンセプトが具体的であるほど、デッキ構築に迷いがなくなり、採用するべきカード、採用する必要のないカードが見えてきます。
そのため、デッキコンセプトはできるだけ具体的にしましょう。
コンセプトは勝ちに繋がるコンセプトにする
デッキコンセプトは勝ちに繋がるコンセプトにするのが理想です。
例えば「《月魔将キメルーナ》を使いたい」というコンセプトにした場合、《月魔将キメルーナ》を召喚して満足するだけのデッキになってしまいます。
これではデュエルに勝つことはできませんよね。
そのため「《月魔将キメルーナ》を使って何がしたいのか」「どう勝利に繋げていくのか」と、どんどん深掘りしつつ、勝利に繋がるコンセプトにする必要があります。
以上を踏まえ《月魔将キメルーナ》のコンセプトを決めると以下のようになりました。
「《月魔将キメルーナ》の表示形式を変更する効果を駆使しながら、《天翔流那キメテラス》の守備表示モンスターを破壊する効果に繋げ、攻撃を通していく」
《月魔将キメルーナ》が相手モンスターの表示形式を変更できることから、それを活かせるコンセプトに決定しました。
このようにできるだけ具体的に、且つ勝ちに繋がるようコンセプトを決めます。
コンセプトに沿ってデッキ構築
デッキコンセプトが決まったらいよいよデッキ構築です。
決定したデッキコンセプトを実行するにはどうすればいいかをよく考え形にしていきます。
書き出したサポートカードを検討する他、《死者蘇生》のような汎用性のあるカードは相性が良いかなど、デッキコンセプトを上手く再現できるよう構築していきましょう。
いきなり手探りになりますが、デッキコンセプトのことを考えながらカードを探せば、自ずと必要なカードが見つかるはずです。
例に挙げた《月魔将キメルーナ》をコンセプトにしたデッキは以下のようになりました。
メインデッキ(40枚)
カード名 | 枚数 |
---|---|
モンスター | 33 |
《魔将ヤメルーラ》 | 3 |
《月魔将キメルーナ》 | 2 |
《魔将キメルーラ》 | 1 |
《魔将分隊 武組》 | 2 |
《千年の盾》(LEGEND) | 1 |
《鬼将メザメ》 | 3 |
《ドウェルチェア・コリキエル》 | 3 |
《ドウェルチェア・スケイル》 | 3 |
《アメイジング・ディーラー》 | 3 |
《死反のタマ》 | 3 |
《不許始末戦士》 | 3 |
《貫貴益荒男》 | 3 |
《戦天女ハリキリー》 | 3 |
魔法カード | 6 |
---|---|
《フュージョン》 | 3 |
《スター・リスタート》 | 3 |
罠カード | 1 |
---|---|
《左手に剣を右手に盾を》 | 1 |
エクストラデッキ(15枚)
カード名 | 枚数 |
---|---|
《天翔流麗ヤメテラス》 | 3 |
《天翔流那キメテラス》 | 3 |
コンセプトにしている《月魔将キメルーナ》を墓地肥やしと蘇生・サルベージ手段により用意しやすくし、《天翔流那キメテラス》のフュージョン召喚に繋げやすいように、フュージョン召喚をサポートするギミックをフルに採用しました。
表示形式の変更が攻撃を通すことに繋がるよう《天翔流那キメテラス》以外にも、《月魔将キメルーナ》を有効活用できるカードを多数採用しています。
デッキが完成したら実際にデュエルをしてみます。
デュエルをすると、必要なカード、不必要なカードがさらに見えてくるので、あとはデッキコンセプトを忘れずにデッキ調整を行ってください。
まとめ
今回は「使いたいカードから作るデッキ構築の方法」を紹介しました。
まとめるとこのようになります。
- 使いたいカードを決める
- 使いたいカードの特徴を書き出す
- 特徴やカード名からできることを書き出す
- コンセプトを決める
- コンセプトに沿ってデッキを作る
コンセプトを活かすために必要なカードを見つけるには慣れも必要です。
いっぱい悩んで、いっぱい考えて、いろんなカードを試してみてください。
好きなカードが輝くデッキ!めちゃくちゃ楽しいです!!