《死者転生
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通常魔法(LEGEND)
【条件】手札1枚を墓地へ送って発動できる。
【効果】自分の墓地のモンスター1体を選んで手札に加える。
《死者転生》には以下の特徴があります。
- 通常魔法
- レジェンドカード
- モンスターをサルベージできるカード
手札コスト1枚でモンスターをサルベージできる効果を持っています。
そんな《死者転生》ですが、こんな疑問を感じませんか?

どんなモンスターでもサルベージできるのは強そうだけど実際はどうなの?
サルベージするならどんなモンスターがいいのかな?
こんなことを感じる人もいると思います。
そこで今回は《死者転生》の使い方や相性の良いカードを解説していきます。

貴重なレジェンドカード枠にこのカードを採用するべきか…
使い方や相性の良いカードを知って見極めましょう!
目次
《死者転生》の使い方

好きなモンスターをサルベージできるのが強みがデッキの柔軟性につながる
《死者転生》は効果によりレベル・属性・種族などの縛りなく好きなモンスターをサルベージできるところに強みがあります。
そのためこれを利用することで以下のようにデッキに柔軟性を持たせることができます。
- 状況にあわせてモンスターをサルベージする
- 墓地へ送られてしまったカードの回収
- 手札事故の回避
状況にあわせてモンスターをサルベージする
前述したように《死者転生》は好きなモンスターをサルベージできるため、デッキ内容に関わらず状況にあわせてサルベージするモンスターを選ぶことができます。
例えば相手フィールドに攻撃力3000の《青眼の白龍》がいる場合、手札の《連撃竜ドラギアス》では攻撃力が足りず突破できません。
しかし墓地には《青眼の白龍》を突破できる《セブンスロード・マジシャン》がいます。
こんな時《死者転生》があればどうでしょう。
《セブンスロード・マジシャン》をサルベージすれば、《連撃竜ドラギアス》では突破できなかった《青眼の白龍》を突破できるようになりますね。
このように種族などに関係なくサポートすることができるので、サポートカードを採用していなかったとしても、サルベージできるようになります。

《セブンスロード・マジシャン》《連撃竜ドラギアス》《ロイヤルデモンズ・ヘヴィメタル》の3枚を採用してるデッキだとすると、それぞれ種族はバラバラだけど状況にあわせて好きなモンスターをサルベージできるってことね!

今回の例は最上級モンスターしかサルベージしていませんが、レベルに関係なくサルベージできるため下級モンスターをサルベージすることも可能です
墓地へ送られてしまったカードの回収
デュエルをしているとカードの効果の発動の際に、手札に加えたかったカードが墓地へ送られてしまう場合があります。
1枚しか採用していない場合、2枚目のカードを待つということもできず、サルベージ手段がなければそのデュエル中は使えなくなってしまいます。
《死者転生》はそういった状況をケアするためにも使うことができます。
そしてこの使用方法で最も相性が良いのがマキシマムモンスターです。
マキシマムモンスターはマキシマム召喚の性質上、特定のモンスターを3種類手札に揃えなくてはいけません。
しかしデッキからカードを墓地に送る効果などによって、必要なカードの内1種でもデッキからなくなれば、他のカードでサポートしなければ手札に揃えられなくなってしまいます。
そこで《死者転生》です。
《死者転生》により足りないマキシマムモンスターをサルベージすることができるため、揃えられなくなる状況をケアしつつ揃える手段としても使えるようになります。
手札事故の回避
《死者転生》の好きなモンスターをサルベージする性質を活かせば、手札事故のケアにも使うことができます。
例えば手札に最上級モンスター3体、下級モンスター1体、《死者転生》の5枚があるとします。この状況では最上級モンスターを召喚することができず、手札も最大2枚しか消費することができません。
そこで《死者転生》を発動すれば下級モンスターをサルベージできるため、最上級モンスターを召喚できるようになり、手札事故の回避につながります。

墓地にモンスターがいないと手札事故のケアに使うのが難しい点は要注意ね
手札コストが大きな欠点
好きなモンスターをサルベージできる点は大きな強みですが、カードの発動には手札コストが必要です。この点が非常に厳しく、単純にサルベージするだけでは1枚分の損失を負ってしまいます。
もちろん有利な状況であれば手札も余りやすいため、手札コストはあまり気になりません。
しかし劣勢の場合に使える手札が1枚減ってしまう状況はかなり厳しく、それだけでも逆転のハードルを大きく上げてしまいます。
そのため状況に応じてモンスターをサルベージできるという強みがありながら、手札コストが必要という矛盾が《死者転生》の大きな欠点になってしまっています。

召喚・発動するだけで強力な運用できるレジェンドカードが多い中、状況によって致命的な損失を負ってしまうっていうのも欠点を強調させている原因ね
マキシマムには欠点を補うだけのパワーがある
「墓地へ送られてしまったカードの回収」の項でマキシマムモンスターと相性が良いと触れましたが、マキシマムモンスターと相性が良い理由は《死者転生》の欠点からも来ています。
マキシマムモンスターはマキシマム召喚のハードルの高さから強力なモンスターが多く、マキシマム召喚さえできればフィールドを制圧できるモンスターが存在するのも特徴です。
そのため損失を負ってまで召喚する価値があります。
また《死者転生》であれば劣勢時に止む負えず召喚したマキシマムモンスターをサルベージすることもできます。
これがマキシマムモンスターと《死者転生》が相性の良い理由ですね。

《死者転生》を使うならその損失を補うだけのパワーを生み出したいってことね
マキシマムモンスター以外だと何か強力なコンボのために使うとか……
う~ん、難しいわね…
《死者転生》の収録情報

《死者転生》は2021年3月20日より「遊戯王ラッシュデュエル はじめようキャンペーン」で以下の商品の購入特典で配布された「スターターデッキ強化パック」に収録され初登場したカードです。
収録情報もまとめたのでよかったら参考にしてください。
プロモーションカード
- 最強スターターデッキ(最強ジャンプ5月特大号付属)(ノーマル)

- スターターデッキ強化パック(スーパーパラレルレア)

《死者転生》のプチ情報
最後にデュエルとは関係のない《死者転生》に関するプチ情報もお届けします。
OCGから存在するカード

《死者転生》はOCGから存在するカードです。基本的な違いはあまりありませんが全体的に光沢感が増し、神々しいイラストになりました。
最後に
今回は《死者転生》の使い方や相性の良いカードを解説しました。
《死者転生》の強み、弱みをまとめるとこのようになります。
- 好きなモンスターをサルベージできる
- 手札コストが必要
【マキシマム召喚】デッキの他には特定のカードが複数必要なコンボデッキへの採用などがいいかもしれませんね。

レジェンドカードでなければ採用したいデッキも多かったかもしれませんがレジェンドカードとして登場してしまったことで使いにくさが増してしまいました
もっといい使い方を見つけたいですね