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効果モンスター
レベル8 / 闇属性 / 悪魔族 / 攻0 / 守2500
【条件】自分の墓地にモンスター(攻撃力0)が8体以上いる場合に発動できる。
【効果】手札のモンスター(レベル7以上/攻撃力0)1体を自分フィールドに攻撃表示で特殊召喚する。
《暗黒の玉座》には以下の特徴があります。
- 闇属性・悪魔族・効果モンスター
- レベル8の最上級モンスター
- モンスターを手札から特殊召喚するカード
自分の墓地に攻撃力0のモンスターが8体以上いる場合、手札から攻撃力0の最上級モンスター1体を攻撃表示で特殊召喚する効果を持っています。
攻撃力は低いですが守備力は最上級モンスターの基準値(2500)と壁として優秀なステータスです。
そんな《暗黒の玉座》ですが、こんな疑問を感じませんか?

《暗黒の玉座》ってどう使えばいいの?
相性の良いカードはあるのかなぁ?
こんなことを感じる人もいると思います。
そこで今回は《暗黒の玉座》の使い方や相性の良いカードを解説していきます。
目次
《暗黒の玉座》の使い方

効果により攻撃力0の最上級モンスターを特殊召喚し展開をサポートするのが主な使い方です。
発動条件は「墓地に攻撃力0のモンスターが8体以上いる場合」と少し重いですが、手札コストも必要なく2枚目以降のこのカードも発動条件を満たすのに貢献することができます。
最上級モンスターを守備表示でセットして相手が攻撃する可能性が低いことを想定すると、《暗黒の玉座》の効果を使用する場合、攻撃表示で召喚しなくてはいけません。そして自身の効果で特殊召喚されるモンスターも攻撃表示でしか特殊召喚できません。
そのため普通に使った場合、低い攻撃力で棒立ち状態になってしまうという問題点を抱えています。
このような欠点は表示形式を変更するカード組み合わせるなどして補いたいですな。
ちなみにこの効果で2体目の《暗黒の玉座》も特殊召喚することができます。
レベル7以上の攻撃力0のモンスター一覧
- 《イスの鏡王ダユー》
- 《イスの冥王ダユー》
- 《機動砦のバスキュール》
- 《暗黒の玉座》
- 《月魔将キメルーナ》
- 《レザーライフ・ドラゴン》
《暗黒の玉座》をサポートできるカード
ステータスを参照してサポート
《暗黒の玉座》と相性の良いカード
- 《イスの冥王ダユー》
- 《ロイヤルデモンズ・ブルース》
- 《右手に盾を左手に剣を》
- 《一同礼状》
《イスの冥王ダユー》

効果モンスター
レベル7 / 闇属性 / 悪魔族 / 攻0 / 守2400
【条件】デッキの一番上のカードを墓地へ送って発動できる。
【効果】このカード以外の自分フィールドの表側表示モンスター(攻撃力0)1体を選び、このカードの攻撃力はターン終了時まで、[選んだモンスターのレベル]×500アップする。
《イスの冥王ダユー》の自身の攻撃力を強化する効果は選択したモンスターのレベルによって変動します。レベルが高いモンスターを選択したほうがより高い攻撃力を得られるのですが、このカードと最上級モンスターを展開しようとした場合、手札も《イスの冥王ダユー》1体、最上級モンスター1体、それらのリリース要因4体と6枚も消費しなくてはいけません。
そこで《暗黒の玉座》です。
《暗黒の玉座》であれば《イスの冥王ダユー》を手札から特殊召喚することができ、レベル8であるため《イスの冥王ダユー》の効果もサポートすることができます。

《イスの冥王ダユー》の効果で《暗黒の玉座》を選択した場合、攻撃力が4000に!
恐ろしいわ…
《ロイヤルデモンズ・ブルース》

効果モンスター
レベル5 / 光属性 / 悪魔族 / 攻1100 / 守0
【条件】このカードを召喚したターンに、手札の魔法・罠カード1枚を墓地へ送って発動できる。
【効果】自分の墓地のモンスター(レベル7以上/悪魔族)1体を選び、自分フィールドに表側守備表示で特殊召喚する。このターン、自分はモンスター(悪魔族以外)で攻撃できない。
《暗黒の玉座》は最上級モンスターであるため、守備表示でセットしても相手が攻撃してくる可能性が低いという問題点がありました。そのため《暗黒の玉座》の効果を使用する場合、攻撃表示で召喚しなくてはいけません。それだと低い攻撃力で棒立ち状態になってしまいますよね。
そこで《ロイヤルデモンズ・ブルース》です。
蘇生による展開ですが《ロイヤルデモンズ・ブルース》なら、《暗黒の玉座》を守備表示で展開することができます。
これにより返しのターンを気にすることなく安全に《暗黒の玉座》の効果を発動することができますね。
《右手に盾を左手に剣を》

通常魔法(LEGEND)
【条件】なし
【効果】お互いのフィールドの全ての表側表示モンスターの元々の攻撃力・守備力を、ターン終了時まで入れ替える。
「《暗黒の玉座》の主な使い方」の項でお話しした通り、《暗黒の玉座》はその効果の性質上、攻撃力0のモンスター2体を攻撃表示で棒立ちさせてしまうことになります。これだと戦闘することが難しくなってしまいます。
そこで《右手に盾を左手に剣を》です。
《暗黒の玉座》もですが攻撃力0の最上級モンスターは守備力が高いことが多いため《右手に盾を左手に剣を》を使うことで、その高い守備力を活かすことができるようになります。
返しのターンに弱いことには変わりないのでその点は他のカードで補っていきたいですね。
《一同礼状》

出典:遊戯王ラッシュデュエル キャラクターパック -ガクト・ロア・ロミン -
通常罠
【条件】自分フィールドに表側表示モンスター(レベル5以上)が2体以上いる場合、相手がモンスターを召喚した時に発動できる。
【効果】自分フィールドのモンスター1体を選んで持ち主の手札に戻す。自分フィールドの攻撃表示モンスターを全て表側守備表示にできる。
何度もお話ししていますが《暗黒の玉座》はその効果の性質上、攻撃力0のモンスター2体を攻撃表示で棒立ちさせてしまうことになります。これだと返しのターンに大きな戦闘ダメージを受けてしまうのは避けられませんし、《暗黒の玉座》たちも戦闘破壊されてしまいますね。
そこで《一同礼状》です。
《一同礼状》であれば返しのターンに棒立ちになってしまっている攻撃力0のモンスター2体を守備表示に変更することができます。《暗黒の玉座》の効果で自然と発動条件も満たすことができるので扱いやすいですね。
《暗黒の玉座》の収録情報

《暗黒の玉座》は2020年12月12日発売の「マキシマム超絶強化パック」に収録され初登場したカードです。
収録情報もまとめたのでよかったら参考にしてください。
収録パック
- マキシマム超絶強化パック(レア)
最後に
今回は《暗黒の玉座》の使い方や相性の良いカードを解説しました。
《暗黒の玉座》を使ったデッキ構築の参考になれば幸いです。

少し癖のあるカードですがサポートカードは多いため、デッキ構築によっていろんな使い方ができそうなカードです