
守備表示モンスターが攻撃される時に発動できるカードね
発動できる状況が限られるけど、どんな時に有効活用できるのかしら?
《最強闘志
》を見るとこんなことを感じる人もいると思います。
そこで今回は《最強闘志》の使い方や相性の良いカードを解説していきます。

相手のモンスターを守備表示に変更するカードや、守備表示でモンスターを展開してしまうカードの欠点を補いつつ、そのモンスターが通常モンスターなら戦闘もサポートできるカード!
能動的に発動できる状況を作れるデッキでは有効活用しやすくなります!
目次
《最強闘志》の使い方

通常罠
【条件】自分の守備表示モンスターが攻撃を受ける相手モンスター(レベル9以下)の攻撃宣言時に発動できる。
【効果】その攻撃を無効にする。その後、自分フィールドの守備表示モンスター1体を選んで表側攻撃表示にする。この効果で表側攻撃表示にしたモンスターが通常モンスターの場合、さらにそのモンスターの攻撃力をターン終了時まで1000アップする。
基本的な使い方は攻撃の無効
《最強闘志》は「守備表示モンスターが攻撃を受ける相手モンスターの攻撃宣言時に、そのモンスターの攻撃を無効にする効果」を持っています。
この効果の通り、相手モンスターの攻撃を無効にするために使うのが基本的な使い方です。
効果の発動条件は比較的緩く、自分のモンスターが守備表示であれば良いため、モンスターをあえてセットして展開し、発動条件を満たすこともできます。

守備表示で展開したら、そのターンの攻め手は弱くなりそうだけど、次のターンの相手の猛攻にも耐えやすくなりそうね
相手の守備表示に変更するカードに対するメタカードにもなる
《最強闘志》は守備表示モンスターへの攻撃を発動条件にする性質上、相手のモンスターの表示形式を守備表示に変更するカードに対するメタカード(対策カード)としても使うことができます。
例えば《シエスタトレーロ》の効果により《ロイヤルデモンズ・ヘヴィメタル》(攻撃力2500/守備力0)の表示形式を裏側守備表示に変更されたとします。
こうなった場合、攻撃力の低い下級モンスターにも簡単に突破されてしまいますよね。
《最強闘志》を発動することで、攻撃を無効にすることができるので、こういった状況をケアすることができます。

でも守備力が0なら攻撃を無効にしたモンスター以外に戦闘破壊されちゃうんじゃないの?
そこで役に立つのが《最強闘志》の追加効果です。
《最強闘志》は相手の攻撃を無効にした後、自分の守備表示モンスター1体を攻撃表示に変更することができます。
これにより《ロイヤルデモンズ・ヘヴィメタル》を攻撃表示に変更することができるため、攻撃を無効にしたモンスター以外に戦闘破壊されるリスクを軽減することができますね。
このように、相手のモンスターの表示形式を守備表示に変更するカードに対するメタカードとしても使うことができます。
表示形式の変更は強制効果
《最強闘志》の「自分の守備表示モンスターを攻撃表示に変更する効果」は必ず適用しなければいけません。
そのため《邪影ダーク・ルーカー》(攻撃力100/守備力2600)のように守備表示で存在する攻撃力の低いモンスターを守るためには使いにくくなっています。

自分のモンスターが1体で相手モンスターの最後の攻撃だったら使えるかもしれないけど、ちょっと使いにくくなるわね

ちなみに攻撃表示への変更は攻撃を受けるモンスター以外でもいいため、他にも守備表示モンスターがいれば、ある程度ケアすることもできます
通常モンスターを使えば戦闘破壊のリスクをさらに軽減できる
攻撃の無効と表示形式の変更により、相手の守備表示に変更するカードに対して強く使える《最強闘志》ですが、攻撃表示に変更したモンスターが通常モンスターの場合は、そのモンスターの攻撃力が1000アップします。
これにより通常モンスターを使えば戦闘破壊されるリスクをさらに軽減することができます。
最上級モンスターであれば攻撃力が2000以上のモンスターも多く、そういったモンスターに使用すれば3000以上の攻撃力を得ることができるため、戦闘破壊が困難になりますね。

返り討ちにするという使い方はできませんが、場持ちが良くなるのはメリットですね!
《最強闘志》と相性の良いカード

《最強闘志》を使う上でさらに知っておきたいのが相性の良いカードです。
そこで《最強闘志》とあわせて使いたい相性の良いカードもまとめました。
- 《和仮真戦士》
《和仮真戦士》

効果モンスター
レベル6 / 闇属性 / 戦士族 / 攻1800 / 守0
【条件】このカードを召喚したターンに、自分フィールドの表側表示のこのカードを墓地へ送って発動できる。
【効果】自分の墓地の通常モンスター(戦士族または鳥獣族)を合計2体まで選び、自分フィールドに裏側守備表示で特殊召喚する。
《和仮真戦士》は「戦士族または鳥獣族の通常モンスターを合計2体まで、裏側守備表示で蘇生する効果」を持つモンスターです。
レベル問わずモンスターを蘇生することができるため、最上級モンスター2体を蘇生することも可能なモンスターですが、裏側守備表示で蘇生する性質上、相手ターンでは蘇生したモンスターをそのまま戦闘破壊されてしまうリスクもあります。
そこで《最強闘志》です。
《最強闘志》であれば、相手モンスターの攻撃を無効にしつつ攻撃表示に変更し、攻撃力を強化することができるため、蘇生したモンスターを戦闘破壊されるリスクを大幅に軽減することができます。
例えば《暗黒騎士ガイア》(攻撃力2300/守備力2100)の場合、攻撃力2200以上のモンスターの攻撃を止めつつ、《暗黒騎士ガイア》の攻撃力を3300にし、攻撃表示にすることができますね。
以上のことからお互いに効果を有効活用し合える《最強闘志》と《和仮真戦士》は相性の良いカードと言えます。
《最強闘志》の収録情報

少しは《最強闘志》を使ってみたくなりましたか?
でも手元にはまだない、パックから当てたいという人のために《最強闘志》の収録情報もあわせて記載しておきます。
よかったら参考にしてください。
収録パック
- デッキ改造パック 創造のマスターロード!!(スーパーレア)

最後に
今回は《最強闘志》の使い方や相性の良いカードを解説しました。

《虚鋼演機乱流》の効果で守備表示になった《青眼の白龍》を攻撃表示に変更して、4000という圧倒的な攻撃力を見せつける!なんてロマン的な使い方をしてみたいです(笑)