
相手モンスターを裏側守備表示にできるみたいだけど、墓地にフィールド魔法が必要なのが少し重そうに感じるわね
どうやって使えば良いのかしら?
《埋
め盾
》を見るとこんなことを感じる人もいると思います。
そこで今回は《埋め盾》の使い方や相性の良いカードを解説していきます。

フィールド魔法が必要ですが、裏側守備表示にすることで効果を封じつつ次のターンの戦闘サポートも行えるカード!
使い方や強みを知ってフィールド魔法を使うデッキを強化しましょう!
目次
《埋め盾》の使い方

通常罠
【条件】相手がモンスターを召喚した時、自分の墓地のフィールド魔法カード1枚をデッキの下に戻して発動できる。
【効果】そのモンスターを裏側守備表示にする。その後、自分フィールドの表側表示モンスター(幻竜族)1体を選んでその攻撃力・守備力をターン終了時まで500アップできる。
基本的な使い方は相手モンスターの攻撃抑制と効果封じ
《埋め盾》は「相手モンスターの召喚時、そのモンスターを裏側守備表示にする効果」を持っています。
この効果により、相手モンスターの攻撃を抑制しつつ、効果を封じるために使うのが基本的な使い方です。
まず裏側守備表示にする性質上、そのモンスターは表示形式を変更するカードで攻撃表示にしなければ、そのターンは攻撃できなくなります。
そして裏側表示になるため、効果を発動できなくなります。
以上のことから攻撃の抑制と、効果の発動封じを同時に行うことができますね。

どちらか一方の役割で使用してもいいし、有効に使えるタイミングは多そうね!
次のターンの戦闘サポートにもなる
《埋め盾》の効果の性質上、守備力の低いモンスターに使用した場合、次のターンは自分のモンスターの戦闘サポートになります。
例えば《ロイヤルデモンズ・ヘヴィメタル》(攻撃力2500/守備力0)を裏側守備表示にした場合、次のターンは下級モンスターで《ロイヤルデモンズ・ヘヴィメタル》を戦闘破壊できるようになりますね。
また裏側守備表示になっているため、《獣機界奥義 獣之拳》のような表側表示のモンスターを参照にする罠カードをケアすることができるのもポイントです。
幻竜族モンスターがいる場合は戦闘破壊されにくくなる
《埋め盾》の効果で相手モンスターを裏側守備表示にした後、「自分フィールドの幻竜族モンスター1体の攻撃力・守備力を500アップさせる効果」を適用することができます。
これにより攻撃力・守備力が底上げされるため、この効果で強化したモンスターが、そのターン戦闘で破壊されるリスクを軽減することができます。
相手ターンに攻撃力・守備力を強化するカードですが、相手の攻撃に合わせて発動できるカードではないため、相手モンスターを返り討ちにするという使う方をできない点は要注意です。
効果の発動条件は少し重い
様々な役割で活用できる《埋め盾》ですが、効果の発動には墓地のフィールド魔法をデッキボトムに戻す必要があります。
フィールド魔法は多く採用しすぎると、手札に複数枚引いてしまった場合に攻め手を弱くする原因になります。
そのためフィールド魔法を多く採用することがメリットになるデッキなどでなければ、《埋め盾》のためにフィールド魔法の採用枚数を増やしても手札事故の原因になってしまいます。
以上のことから効果の発動条件は少し重いのが欠点です。
《埋め盾》と相性の良いカード

《埋め盾》を使う上でさらに知っておきたいのが相性の良いカードです。
そこで《埋め盾》とあわせて使いたい相性の良いカードもまとめました。
- 《バーサーカーコロシアム》
- 《夢幻刃龍ビルドリム》
《バーサーカーコロシアム》

フィールド魔法
【条件】このカードは、デッキの上からカード2枚を墓地へ送って発動できる。
【効果】このカードがフィールドゾーンに表側表示である限り、お互いのフィールドの表側表示モンスターの攻撃力は100アップする。
《バーサーカーコロシアム》は「お互いのフィールドの表側表示モンスターの攻撃力を100アップさせる効果」を持つフィールド魔法です。
そして効果の発動条件により2枚分の墓地肥やしを行うことができます。
墓地を肥す発動条件によりデッキのフィールド魔法を墓地に用意しやすくなるため、《埋め盾》の効果の発動条件を満たしやすくなります。
また複数枚引いた場合でも、墓地肥やしを行うカードとして使える分、フィールド魔法の張り替えもメリットとして使うことができます。
以上のことから《埋め盾》の発動条件を満たしやすくでき、複数枚採用しやすい《バーサーカーコロシアム》は相性がいいと言えますね。
《夢幻刃龍ビルドリム》

フュージョン / 効果モンスター
レベル9 / 地属性 / 幻竜族 / 攻3000 / 守2500
「幻刃竜ビルド・ドラゴン」+「幻刃姫パイロン」
【条件】自分のフィールドゾーンのカード1枚を墓地へ送って発動できる。
【効果】相手フィールドのモンスター2体を選んで破壊する。
《夢幻刃龍ビルドリム》は「相手モンスター2体を破壊する効果」を持つフュージョンモンスターです。
効果発動条件にはフィールドゾーンのカードを墓地へ送る必要がありますが、フィールド魔法を墓地へ送ることができるため《埋め盾》の効果の発動条件を満たせるようになります。
また幻竜族であるため、《埋め盾》の効果により攻撃力・守備力を強化することができ、戦闘破壊されるリスクも軽減させることができます。
次のターンにフィールド魔法を再びドローできれば、《埋め盾》の効果で裏側守備表示にしたモンスターを破壊することができるため、相手モンスターがフィールドに残るデメリットもケアすることができますね。
以上のことからお互いにサポートし合える《埋め盾》と《夢幻刃龍ビルドリム》は相性が良いと言えます。
《埋め盾》の収録情報

少しは《埋め盾》を使ってみたくなりましたか?
でも手元にはまだない、パックから当てたいという人のために《埋め盾》の収録情報もあわせて記載しておきます。
よかったら参考にしてください。
収録パック
- デッキ改造パック 創造のマスターロード!!(レア)

最後に
今回は《埋め盾》の使い方や相性の良いカードを解説しました。
召喚したモンスターにしか対応していませんが、攻撃の抑制と効果封じを同時に行えるのは優秀ですね。

「楽姫」関連にも登場する盾が埋められていますが、一体誰が使っている盾なのか気になります!