
墓地のカードの数だけ攻撃力を強化できるからデュエル後半はかなり強そうね
でももっと強く使える方法はないのかしら?
《エクディシス・カリギュレオン》の効果を見るとこんなことを感じる人もいると思います。
そこで今回は《エクディシス・カリギュレオン》の使い方や相性の良いカードを解説していきます。

墓地さえ肥えればマキシマムモンスターも突破可能になるモンスター!
上手く使えばワンショットキルも容易にこなせますよ!
目次
《エクディシス・カリギュレオン》の使い方

効果モンスター
レベル8 / 闇属性 / 爬虫類族 / 攻2000 / 守0
【条件】なし
【永続効果】このカードの攻撃力は、[自分の墓地のカードの数]×100アップする。
《エクディシス・カリギュレオン》は以下の用途で使うことができます。
- 最上級アタッカー
自身の戦闘をサポートし最上級アタッカーとして使う
《エクディシス・カリギュレオン》は「自身の攻撃力を自分の墓地のカードの数×100アップさせる永続効果」を持っています。
この効果により自身の攻撃力を強化し、最上級アタッカーとして使うのが基本的な使い方です。
墓地のカードが多ければ多いほど高い攻撃力を得ることができ、中盤以降は4000以上の攻撃力を得ることできます。
永続効果であるため攻撃力の強化はフィールドで表側表示で存在する間、常に適用されます。
最上級モンスターの攻撃力の基準値は2500ですが、この効果により容易に且つ永続的に上回ることができるため、アタッカーとしてはかなり優秀なモンスターです。
守備力は0と下級モンスターにも容易で戦闘破壊されてしまいます。
そのため表示形式の変更には弱い点は要注意です。
壁モンスターとしても使える
守備力が0と守備表示での戦闘には不向きの《エクディシス・カリギュレオン》ですが、壁モンスターとしても使うことができます。

え!?待って!!守備力が低いのに壁モンスターとして使えるってどういうこと?
マキシマムモンスターの多くが3500以上の攻撃力を持っています。
突破できない場合はモンスターをセットするなどして守りに徹しますよね。
自身の永続効果により3500以上の攻撃力を得ることも可能な《エクディシス・カリギュレオン》であれば、マキシマムモンスターが存在する状況と同じような状況を作ることができるんです。
そのため高い攻撃力を得た《エクディシス・カリギュレオン》であれば、フィールドに維持するだけで壁モンスターとしても機能するのです。

確かに《エクディシス・カリギュレオン》を突破できない状況だと守りに徹すると思うわ

マキシマムモンスターに比べて弱点は多いですが、どんなデッキにも手軽に採用できるので、コンボパーツを揃えるまでの壁モンスターとして使用するのも一つの手ですね!
《エクディシス・カリギュレオン》と相性の良いカード

《エクディシス・カリギュレオン》を使う上でさらに知っておきたいのが相性の良いカードです。
そこで《エクディシス・カリギュレオン》とあわせて使いたい相性の良いカードもまとめました。
- 《バイス・ジャッカー》
- 《最強闘志》
《バイス・ジャッカー》

効果モンスター
レベル8 / 闇属性 / 機械族 / 攻1500 / 守1500
【条件】1000LPを払って発動できる。
【効果】自分フィールドの表側表示モンスター(レベル8/闇属性)1体を選ぶ。このターン、そのモンスターは2回攻撃できる。
《バイス・ジャッカー》は「レベル8・闇属性モンスター1体に「2回攻撃できる効果」を付与する効果」を持つモンスターです。
この効果で「2回攻撃できる効果」を《エクディシス・カリギュレオン》に付与すれば、高い攻撃力を得た《エクディシス・カリギュレオン》で2回攻撃を行えるようになります。
墓地が肥えている状況であれば、2回の攻撃でそのままワンショットキルも狙えるようになりますね。
以上のことから《エクディシス・カリギュレオン》の効果とそれにより得た高い攻撃力を活かせる《バイス・ジャッカー》は相性がいいと言えます。
《最強闘志》

通常罠
【条件】自分の守備表示モンスターが攻撃を受ける相手モンスター(レベル9以下)の攻撃宣言時に発動できる。
【効果】その攻撃を無効にする。その後、自分フィールドの守備表示モンスター1体を選んで表側攻撃表示にする。この効果で表側攻撃表示にしたモンスターが通常モンスターの場合、さらにそのモンスターの攻撃力をターン終了時まで1000アップする。
《最強闘志》は「守備表示モンスターが攻撃を受ける相手モンスターの攻撃宣言時に、そのモンスターの攻撃を無効にし、自分の守備表示モンスター1体を攻撃表示に変更する効果」を持つ罠カードです。
自身の効果で高い攻撃力を得られる《エクディシス・カリギュレオン》ですが、前述したように守備力は0と表示形式の変更には弱くなっています。
そこで《最強闘志》を発動することで、守備表示への変更をケアすることができ、攻撃表示への変更により、攻撃を無効にしたモンスター以外からの戦闘破壊もされにくくなります。
また次のターンは攻撃を無効にしたことにより攻撃表示でフィールドに残ったモンスターを攻撃することで、大きな戦闘ダメージを与えることにもつながりますね。
以上のことから《エクディシス・カリギュレオン》の欠点を補いつつ、次のターンの戦闘もサポートできる《最強闘志》は相性がいいと言えます。
《エクディシス・カリギュレオン》のQ&A(裁定情報)

- 自分の墓地にカードが4枚存在する状態で相手の攻撃力2500の《連撃竜ドラギアス》が、攻撃力2400になった《エクディシス・カリギュレオン》に攻撃してきました。この時《カウンター・ボム》を発動した場合どうなりますか?
- 《カウンター・ボム》の効果で相手に効果ダメージを与えた後、《エクディシス・カリギュレオン》が2600になるため、《連撃竜ドラギアス》は戦闘破壊されます。
魔法・罠カードの効果発動後、効果処理が終わったカードは墓地へ送られます。そして攻撃力・守備力を変動させる永続効果は、参照する対象に変化があった場合は即座にその変化が適用されます。今回の場合、《カウンター・ボム》が発動されたため、《カウンター・ボム》に必要な手札コスト1枚が墓地へ送られ、効果処理後に《カウンター・ボム》が墓地へ送られました。これにより自分の墓地のカードの枚数が2枚増えたため《エクディシス・カリギュレオン》の攻撃力がさらに200アップし、《連撃竜ドラギアス》を返り討ちにしたというわけです。
《エクディシス・カリギュレオン》の対策方法
永続効果によりマキシマムモンスター並みの攻撃力を得られる《エクディシス・カリギュレオン》ですが、相手にした場合、大幅な攻撃力強化を行えないデッキでは、戦闘破壊するのが困難になってしまいます。
そこで《エクディシス・カリギュレオン》の対策方法もまとめました。
- 守備表示にして対策
- 召喚を阻止して対策
守備表示にして対策
高い攻撃力を得られる《エクディシス・カリギュレオン》ですが、守備力は0と守備表示での戦闘には弱くなっています。
そのため自分のターンでは守備表示にして戦闘をサポートし、相手ターンでは守備表示して攻撃を阻止するカードが有効です。
例えば《シエスタトレーロ》であれば、効果により裏側守備表示にすることで、そのまま戦闘破壊することができます。
相手ターンでは守備表示にして攻撃を阻止しつつ、次のターンはそのまま戦闘破壊することができますね。
相手ターンに《エクディシス・カリギュレオン》を守備表示にする汎用罠カードはありませんが、種族単位で見れば様々カードで対応することができるため、デッキに合わせて探したいですね。
例を挙げると【鳥獣族】デッキであれば《ハートブレイクルック》、【機械族】デッキであれば《バトル左遷》、【ドラゴン族】デッキであれば《ドラゴニック・ディスオーダー》などがあります。
召喚を阻止して対策

表示形式の変更が有効なのはわかったけど、どうせなら召喚自体をどうにかしたいわね
そんな時は召喚に合わせて対策するのが有効です。
《エクディシス・カリギュレオン》は元々の攻撃力の低さから《ハーディフェンス・ミッション》のような、攻撃力の高いモンスターに対して有効な罠カードが効きません。
そのため永続効果による攻撃力強化を逆手に取れる《永久凍結》で対策するのも有効です。
《エクディシス・カリギュレオン》の元々の攻撃力は2000ですが、フィールドに召喚・特殊召喚された瞬間から効果が適用されるため、《永久凍結》の効果でデッキボトムに戻すことができます。
前述したように相手ターンに相手モンスターを守備表示にする手段がないデッキには、《永久凍結》を採用してもいいですね。
《エクディシス・カリギュレオン》をサポートできるカードまとめ
ステータスを参照すれば様々なカードで《エクディシス・カリギュレオン》をサポートすることができます。
現在、専用サポートは存在しないためステータスを参照してサポートできるカードをまとめました。
ステータスを参照してサポート
《エクディシス・カリギュレオン》を使ったデッキレシピ
《エクディシス・カリギュレオン》の収録情報

少しは《エクディシス・カリギュレオン》を使ってみたくなりましたか?
でも手元にはまだない、パックから当てたいという人のために《エクディシス・カリギュレオン》の収録情報もあわせて記載しておきます。
よかったら参考にしてください。
収録パック
- デッキ改造パック 創造のマスターロード!!(ラッシュレア、ウルトラレア)

最後に
今回は《エクディシス・カリギュレオン》の使い方や相性の良いカードを解説しました。

かなり凶悪な効果を持つモンスターですが、対策方法は意外と多いモンスターです!
そのため使う際は対策されないように、相手にする際は対策できるように構築したいですね