り》

通常罠
【条件】相手モンスターの直接攻撃宣言時、自分の墓地のモンスター(植物族)3体をデッキに戻して発動できる。
【効果】攻撃してきたモンスターを破壊する。この効果でモンスターを破壊した場合、さらに自分の墓地のモンスター(植物族)1体を選んで自分フィールドに表側攻撃表示で特殊召喚できる。

相手モンスターを破壊できるけど直接攻撃してきたモンスターを破壊って少し使いにくそう…
相手モンスターを破壊した後、植物族1体を蘇生できるみたいだけどどうやって使えばいいの?
《花牙舞戻り》の効果を見るとこんなことを感じる人もいると思います。
そこで今回は《花牙舞戻り》の使い方や強み、弱み、相性の良いカードを徹底的に解説していきます。

相手のモンスターを1体破壊しつつ、自分のフィールドにモンスターを残して自分のターンを迎えられるカード!
使い方や相性の良いカードを知って【植物族】デッキを強化しましょう!

《花牙舞戻り》のプチ情報も載せてるからあわせてチェックしてみて!
目次
《花牙舞戻り》の使い方

直接攻撃を防ぎつつ次のターンに備えてモンスターを用意する
《花牙舞戻り》は「直接攻撃してきたモンスターを破壊し、植物族1体を攻撃表示で蘇生する効果」により、相手の直接攻撃のケアと次の自分のターンの下準備を行うために使うのが基本的な使い方であり1番の強みです。
3つの要素が含まれているので分けて説明すると以下のようになります。
- 相手モンスター破壊による攻撃無効
- 相手モンスター破壊による盤面処理
- モンスター蘇生による次のターンの下準備
まず相手モンスターを破壊することにより直接攻撃を防ぎ、相手モンスターを1体減らすことができてます。
これにより相手がモンスター3体を展開し攻撃してきたとしても、次の自分のターンには2体になっているため、モンスターを3体展開できれば直接攻撃によりダメージを与えやすくなります。
また直接攻撃を防いでいるのでその分の戦闘ダメージも軽減できていますね。
次に相手モンスターを破壊することができれば、植物族1体を蘇生することができます。
蘇生するモンスターに植物族以外の指定はなく、好きなモンスターを蘇生することができるため、次のターンに備えて自由にモンスターを蘇生することができますね。
例を挙げると《花牙クノイチ・エトランゼ》を蘇生し次の自分のターンの展開手段を構える、または《花牙シノビ・ガトリング》を蘇生して相手モンスターの破壊手段を構えるなどが挙げられます。
前者は墓地から同名モンスターを蘇生する効果により最上級モンスターを複数体展開することができ、後者は相手モンスターの破壊により直接攻撃を通しやすくできますね。
以上のように効果さえ決まれば不利な状況をひっくり返せるほどのポテンシャルを持っているため、《花牙舞戻り》の効果は強みと言えます。
プレイングで対策されやすい
1枚で3つの役割をこなす《花牙舞戻り》を見るとかなり強そうにも見えますが、直接攻撃に反応する性質上このカードにも大きな弱み・欠点があります。
それがプレイングで対策されやすい点です。
主な方法をまとめました。
- 下級モンスターなど破壊されても損失が少ないモンスターで直接攻撃をする
- 直接攻撃するモンスターに破壊耐性を付与する
- 直接攻撃しない
まず直接攻撃するモンスターを下級モンスターなどの破壊されるデメリットが少ないモンスターに調整されると、破壊によるメリットが薄くなってしまいます。
そして《守護の竜魔道士》などモンスター1体をピンポイントに守るようなカードも機能させやすくしてしまいますね。
また相手が《花牙舞戻り》をケアするカード持っていない場合は直接攻撃しないこともケア手段になります。
直接攻撃分の戦闘ダメージを軽減できた部分はメリットですが、不利な状況をひっくり返す手段を1つ減らされたも同然であるため、ケアされることによるこちらへのデメリットも大きいですね。
このように破壊のタイミングが明確である分、簡単にケアされてしまいます。
これが《花牙舞戻り》の弱みであり欠点ですね。

逆に言えばこのカードさえ警戒させておけば、《花牙クノイチ・エトランゼ》や《真花牙クノイチ・ガーランド》の効果で展開したモンスターがデッキボトムに戻ってしまう効果のデメリットをケアできますね
《花牙舞戻り》と相性の良いカード
《花牙舞戻り》とあわせて使いたい相性の良いカードもまとめました。
- 《花牙シノビ・ガトリング》
《花牙シノビ・ガトリング》

《花牙シノビ・ガトリング》は「相手のレベル8以下の攻撃表示モンスターを2体まで選んで破壊する効果」を持つモンスターです。
《花牙舞戻り》の効果で蘇生した後にこの効果を使えば、残りの相手モンスターを破壊したのち直接攻撃を決めることができます。
《花牙シノビ・ガトリング》で攻撃した場合は、自身の効果ダメージを与える効果により計3000のダメージを与えることができますね。
《花牙シノビ・ガトリング》の効果発動後に攻撃するモンスターは1体に限定されますが、《花牙シノビ・ガトリング》以外のモンスターでも攻撃することができます。
そのため攻撃は他のモンスターに任せて《花牙シノビ・ガトリング》は守備表示にしておくのも有効です。
また《花牙舞戻り》の効果により墓地の植物族をデッキに戻す際、戻すモンスターを植物族・通常モンスターまたはそれをサルベージできる《花牙美人のゲッカ》にすることで《花牙シノビ・ガトリング》の効果を発動しやすくなりますね。
以上のことから《花牙シノビ・ガトリング》と《花牙舞戻り》は相性が良いと言えます。

《花牙舞戻り》の収録情報

《花牙舞戻り》は4月24日発売のデッキ改造パック「躍動のエターナルライブ!!」に収録され初登場したカードです。
収録情報もまとめたのでよかったら参考にしてください。
収録パック
- デッキ改造パック 躍動のエターナルライブ!!(ノーマル)

《花牙舞戻り》のプチ情報
最後にデュエルとは関係のない《花牙舞戻り》に関するプチ情報もお届けします。
《花牙舞戻り》に登場するカード
ラッシュデュエル
《花牙シノビ・ガトリング》

まとめ
今回は《花牙舞戻り》の使い方や相性の良いカードを解説しました。
- 直接攻撃を防ぎつつ次のターンに備えてモンスターを用意できる
- プレイングで対策・ケアされやすい
発動できれば戦況を大きく変えることができるカード!

プレイングでケアされてしまう採用枚数を2枚程度に抑え、相手に常に警戒させるような構築にするのもありですね!