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通常魔法
【条件】自分の墓地に通常モンスター(レベル4以下/植物族)がいる場合、デッキの一番上のカードを墓地へ送って発動できる。
【効果】自分の墓地の通常モンスター(レベル4以下/植物族)1体を選び、自分フィールドに表側表示で特殊召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターはエンドフェイズに持ち主のデッキの下に戻る。

植物族の下級通常モンスターを蘇生できるみたいだけど、エンドフェイズにデッキに戻っちゃうならその枠にモンスターを採用したほうがよさそうだけど、何か使い道があるの?
墓地のモンスターに依存するしちょっと使いにくそう…
《花牙胞子》の効果を見るとこんなことを感じる人もいると思います。
そこで今回は《花牙胞子》の使い方や強み、弱み、相性の良いカードを徹底的に解説していきます。

墓地を肥やしながらモンスターを展開できるカード!
使い方や相性の良いカードを知って【植物族】デッキを強化です!

《花牙胞子》のプチ情報も載せてるからあわせてチェックしてみて!
目次
《花牙胞子》の使い方

《花牙胞子》の強み
《花牙胞子》の使い方を強みと共に解説していきます。
まず《花牙胞子》の強みは以下の3つです。
- モンスター枠として魔法&罠ゾーンにセットして温存できる
- 墓地肥やしができる
モンスター枠として魔法&罠ゾーンにセットして温存できる
《花牙胞子》はその効果からレベル4以下の植物族・通常モンスターを蘇生するために使うのが基本的な使い方です。
魔法カードであることから、モンスターを蘇生する必要がない時は魔法&罠ゾーンにセットして温存しておくこともできます。
これが《花牙胞子》の強みです。
例を挙げると《花牙胞子》有無で以下のように比較できます。
例1.《花牙胞子》がない場合
- 下級モンスター5体
フィールドには3体までしかモンスターを召喚できません。
そのためこの例では下級モンスターを3体までしか召喚・セットできず、手札コストを必要とするモンスターを併用しなければ手札が2枚余ってしまいます。
これにより次のターンのドロー枚数は2枚減ってしまいますね。
例2.《花牙胞子》がある場合
- 下級モンスター4体
- 《花牙胞子》
続いてこちらの例では、下級モンスターを3体召喚した後に《花牙胞子》をセットできるので手札が1枚しか余りません。
次のターンのドロー枚数が1枚分増える他、セットしてある《花牙胞子》の分、使えるモンスターも1体分増えますね。
このように《花牙胞子》が魔法カードであることで、モンスター枠として使えるにも関わらずセットして温存できるようになります。
墓地肥やしができる
《花牙胞子》は効果の発動条件でデッキトップからカードを墓地へ送る必要があります。
この墓地肥やしを行う効果も《花牙胞子》の強みです。
植物族はサポートカードには墓地のモンスターを参照するカードが多く存在します。
そのため《花牙胞子》の効果で少しでも墓地を肥やすことができれば、それらのカードのサポートにもなりますね。

モンスターを用意しながら墓地肥やしを行えると考えると、墓地が重要な【植物族】デッキでは重宝しそうですね!
《花牙胞子》の弱み
強みがあれば弱みもあります。弱みは以下の2つです。
- 墓地に依存する
- 蘇生したモンスターがエンドフェイズにデッキに戻ってしまう
墓地に依存する
モンスターを蘇生するカードであるため、蘇生対象のモンスターが墓地に存在する必要があります。
この発動できるかが墓地の状況に左右されてしまう点が《花牙胞子》の弱みです。
例えば《花牙胞子》と下級モンスター1体、最上級モンスター1体が手札に存在するとします。
最上級モンスターをアドバンス召喚するためには2体のモンスターが必要です。
墓地にレベル4以下の植物族・通常モンスターがいれば《花牙胞子》の効果でモンスターを蘇生し、下級モンスターを召喚することで最上級モンスターのアドバンス召喚につなげることができます。
しかし墓地にレベル4以下の植物族・通常モンスターがいなければどうなるでしょう?
この場合、下級モンスターしか召喚できず、最上級モンスターは手札に残ってしまいます。
前述した通りセットして温存することはできるものの、必要なタイミングに発動できないと、こういった状況を生み出すリスクがあります。
それが《花牙胞子》の弱みにそのままつながっていますね。
蘇生したモンスターがエンドフェイズに戻ってしまう
《花牙胞子》の効果で蘇生したモンスターはエンドフェイズに手札に戻ってしまいます。
これも《花牙胞子》の弱みです。
例えば手札にアタッカーとして運用できる下級モンスターがおらず、墓地にしか存在しないとします。
もちろん《花牙胞子》の効果で墓地に存在するアタッカーを蘇生することは可能です。
しかし攻撃後はデッキに戻ってしまうため、自分のフィールドを1体分空けてしまうことになります。
そのため臨機応変には使いにくいこの理由が《花牙胞子》の弱みにつながっています。

蘇生したモンスターをアドバンス召喚のリリースに使用するなどして墓地へ送れば、エンドフェイズにデッキに戻ってしまうデメリットはケアすることができます

基本的にはそうやってデメリットをケアすることになるのね
《花牙胞子》で蘇生できるモンスター一覧
レベル4以下の植物族・通常モンスター
《花牙胞子》の収録情報

《花牙胞子》は4月24日発売のデッキ改造パック「躍動のエターナルライブ!!」に収録され初登場したカードです。
収録情報もまとめたのでよかったら参考にしてください。
収録パック
- デッキ改造パック 躍動のエターナルライブ!!(ノーマル)
《花牙胞子》のプチ情報
最後にデュエルとは関係のない《花牙胞子》に関するプチ情報もお届けします。
《花牙胞子》に登場するカード
ラッシュデュエル
まとめ
今回は《花牙胞子》の使い方や相性の良いカードを解説しました。
- モンスター枠として魔法&罠ゾーンにセットして温存できる
- 墓地肥やしができる
- 墓地に依存する
- 蘇生したモンスターがエンドフェイズにデッキに戻ってしまう
強みも弱みも一長一短で採用枚数のバランスが難しいカードです。

《花牙美人のゲッカ》など植物族・通常モンスターをサポートするカードと併用して、植物族・通常モンスターを多めに採用してもいいですね!