の威眼
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通常魔法
【条件】手札のモンスター1体を墓地に送って発動できる。
【効果】相手フィールドのモンスター1体を選んで表示形式を変更する(攻撃表示は表側守備表示に、守備表示は表側攻撃表示にする)。自分フィールドに表側表示モンスター(レベル10)がいる場合、さらに自分は1枚ドローできる。

相手の表示形式を変更できるカードだけど手札コストが必要だし使い勝手が悪そう
どういう風に使えば強いの?
《天帝の威眼》の効果を見るとこんなことを感じる人もいると思います。
そこで今回は《天帝の威眼》の使い方や強み、弱み、相性の良いカードを徹底的に解説していきます。

表示形式を変更するを駆使すれば相手モンスターを突破しやすくなります!
使い方を知って様々なデッキに柔軟性を持たせましょう!
目次
《天帝の威眼》の使い方

表示形式の変更により戦闘をサポートする
《天帝の威眼》は「相手モンスター1体の表示形式を変更する効果」によりモンスターの戦闘をサポートするために使うのが基本的な使い方です。
相手モンスターの攻撃力・守備力を比較した際、守備力の方が低ければ守備表示に、攻撃力の方が低ければ攻撃表示にすることで、そのモンスターの攻撃力または守備力を超えられない状況でも戦闘破壊できるようになります。

でも戦闘をサポートするだけなら攻撃力・守備力の強化・弱体化の方が使い勝手が良さそうだけどどうなのかな?
これはそれぞれに良さがあるので何が強いまたは有効と一概には決めることはできません。
まず戦闘ダメージ増加の点で見れば攻撃力強化の方が戦闘をサポートする以外にも使えるため使いやすいです。
しかし攻撃表示のモンスターに攻撃した場合、相手が攻撃力を強化・弱体化させるカードを持っている場合、返り討ちに合い逆に戦闘破壊されるリスクがあります。
その点、表示形式を変更する効果で相手を守備表示にすれば、自分のモンスターの攻撃力を弱体化させられ返り討ちにあっても自分のモンスターが戦闘破壊されることはありませんね。
攻撃表示から守備表示に、守備表示から攻撃表示にと変更する表示形式によって抱えるリスク変わりますが、相手の攻撃力・守備力が低い方の数値と戦闘を行えるようになるのは強みですね。

相手モンスターの攻撃力・守備力のどちらかが低い場合は、そのモンスターが最上級モンスターであっても下級モンスターで突破できる可能性も生み出すことができるわね

攻撃力・守備力が同じモンスターに対しては有効に使いにくい点は要注意です!
表示形式の変更により戦闘ダメージを与えやすくする
相手モンスターの表示形式を守備表示から攻撃表示に変更できるカードを駆使することで、戦闘ダメージを与えやすくすることもできます。
例えば相手モンスターが全て守備表示の場合、『貫通』を付与するか相手モンスターの数以上の攻撃を行わなければ戦闘ダメージを与える事ができません。
しかし相手モンスターの表示形式を攻撃表示に変更する事ができれば、戦闘ダメージを与えられるようになります。
攻撃表示にしたモンスターの攻撃力を上回らなければ戦闘ダメージを与える事ができませんが、これにより自分が有利な状況で相手がモンスターを守備表示で展開し守りを固めてきたという状況でも、ダメージを与えやすくなりますね。
レベル10モンスターと共に使うことで手札コストを補う事ができる
《天帝の威眼》の効果発動時にレベル10モンスターがいた場合、1枚ドローする事ができます。
《天帝の威眼》の発動には手札コストが1枚必要ですが、この効果を適用できれば手札コストによる損失を取り戻す事ができますね。
《天帝の威眼》と相性の良いカード
《天帝の威眼》とあわせて使いたい相性の良いカードもまとめました。
- 《天帝龍樹ユグドラゴ》
《天帝龍樹ユグドラゴ》

《天帝龍樹ユグドラゴ》の攻撃力は2000と単体では最上級モンスターの攻撃力の基準値も満たしていません。
攻撃力の強化・弱体化により戦闘をサポートする場合、相手モンスターの攻撃力が最上級モンスターの攻撃力の基準値2500だった場合600以上の弱体化が必要になってきます。
そうなると使用できるカードが限られてきますよね。
そこで《天帝の威眼》です。
《天帝の威眼》で戦闘をサポートすれば、相手の攻撃力・守備力のどちらかが1900以下であれば戦闘破壊できるようになります。
《天帝龍樹ユグドラゴ》がレベル10であるため《天帝の威眼》の手札コストは追加効果により補うことができますし、《天帝龍樹ユグドラゴ》のマキシマム召喚を狙っている場合は、ドローにより必要なカードを揃えることに貢献する事ができますね。
またマキシマムモードの《天帝龍樹ユグドラゴ》の効果はデッキ消費が激しく、戦闘ダメージを与えるのに必須な「相手の表示形式を変更する効果」も一度の発動で3枚ものカードがデッキから墓地へ送られてしまいます。
《天帝の威眼》を使えば《天帝龍樹ユグドラゴ》の効果と同じ役割で運用しつつデッキの消費を抑える事ができますね。
以上のことから《天帝龍樹ユグドラゴ》と《天帝の威眼》は相性が良いと言えます。

《天帝の威眼》の収録情報

《天帝の威眼》は4月24日発売のデッキ改造パック「躍動のエターナルライブ!!」に収録され初登場したカードです。
収録情報もまとめたのでよかったら参考にしてください。
収録パック
- デッキ改造パック 躍動のエターナルライブ!!(スーパーレア)
《天帝の威眼》のプチ情報
デュエルに関係のない《天帝の威眼》のプチ情報もまとめました。
《天帝の威眼》に登場するカード
《セブンスロード・マジシャン》
《天帝龍樹ユグドラゴ》
まとめ
今回は《天帝の威眼》の使い方や相性の良いカードを解説しました。
《天帝の威眼》の強み、弱みをまとめるとこのようになります。
- 表示形式の変更により戦闘をサポートできる
- 攻撃表示に変更することで戦闘ダメージを与えやすくなる
- 攻撃力・守備力が同じモンスターに対しては戦闘サポートにならない

攻撃力・守備力の強化・弱体化と表示形式変更による戦闘サポート!
どちらにも強み・弱みがあるためサポート方法であるためデッキにあったものを選びたいですね!