《獣機界奥義
獣之拳
》

通常罠
【条件】自分の表側表示モンスター(レベル7~9/獣戦士族・悪魔族・機械族)が攻撃を受ける相手モンスターの攻撃宣言時に発動できる。
【効果】攻撃してきたモンスターを表側守備表示にする。この効果でモンスター(ドラゴン族・魔法使い族・天使族)を守備表示にした場合、さらに相手フィールドの魔法・罠カード1枚を選んで破壊できる。
《獣機界奥義 獣之拳》には以下の特徴があります。
- 通常罠
- 相手モンスターを守備表示にするカード
- 魔法・罠カードを破壊するカード
- 世紀末種族(獣戦士族・悪魔族・機械族)サポートカード
レベル7~9の世紀末種族が攻撃を受ける相手モンスターの攻撃宣言時、攻撃モンスターを守備表示にする効果を持っています。
この効果で守備表示にしたモンスターが魔法使い族・ドラゴン族・天使族だった場合、さらに相手の魔法・罠カードを破壊することができます。
そんな《獣機界奥義 獣之拳》ですが、こんな疑問を感じませんか?

《獣機界奥義 獣之拳》ってどう使えばいいの?
相性の良いカードはあるのかなぁ?
こんなことを感じる人もいると思います。
そこで今回は《獣機界奥義 獣之拳》の使い方や相性の良いカードを解説していきます。

世紀末種族を戦闘から守るサポートカード!
さらに相手が魔法使い族・ドラゴン族・天使族なら魔法・罠カードも破壊できます!
使い方や相性の良いカードを知って【獣戦士族】【悪魔族】【機械族】【世紀末】デッキを強化です!
同時にサポートされることが多いため3つの種族をあわせて世紀末種族と称されるようになりました。また世紀末種族をサポートするカードには魔法使い族・ドラゴン族・天使族に対してデメリットになる効果が多いのも特徴です。
目次
《獣機界奥義 獣之拳》の使い方

《獣機界奥義 獣之拳》は相手モンスターの攻撃を阻止しながら、次のターンの戦闘サポートを行うのが主な使い方です。
攻撃を受けるモンスターはレベル7~9の世紀末種族でなくてはいけません。
しかし最上級モンスターである時点で守ることにメリットがあるモンスターが多く、それを攻撃するモンスターを守備表示にすることから最上級モンスターを守備表示にできる可能性が高いカードです。
これにより相手とのアドバンテージ差を広げやすくなります。
この効果により守備表示にしたモンスターが魔法使い族・ドラゴン族・天使族なら、さらに相手の魔法・罠カードを破壊する効果を持っています。
効果の発動は相手に依存するため、おまけのような効果ですがこれらの種族を軸にするデッキに対して、表示形式と魔法・罠カード破壊によってかなり強く出れるようになるのはこのカードの強みですね。
また同じく世紀末種族をサポートするカードには世紀末種族の攻撃力を強化し、魔法使い族・ドラゴン族・天使族の攻撃力を弱体化させる《世紀末獣機界ビーストギア・ワールド》というカードが存在します。
このカードと併用することで、自分のレベル7~9の世紀末種族の突破を困難な状況を作り出し、突破できる相手にはこのカードを発動するといったこともできます。
相手が守備表示になるため戦闘は止めることはできても、次のターン、そのモンスターとの戦闘では戦闘ダメージを与えることができません。
そのためその状況をうまく利用できるカードを採用してもいいですね。

守備表示になるなら攻撃を『貫通』させられる《10sionMAX!!!》とか?
表側表示のモンスターを破壊できる《ロイヤルデモンズ・ヘヴィメタル》とかもいいかも

強み、弱みをまとめるとこんな感じです!
- 守備表示にすることで攻撃してきたモンスターの戦闘を止められる
- 守備表示にすることで次のターンの戦闘サポートができる
- 魔法使い族・ドラゴン族・天使族に対しては魔法・罠カード破壊の追加効果がある
- レベル6以下、レベル10以上の世紀末種族をサポートできない
- 守備表示にするため戦闘ダメージを与えにくくなる
レベル7〜9の獣戦士族・悪魔族・機械族モンスター一覧
獣戦士族
悪魔族
通常モンスター
効果モンスター
- 《イスの鏡王ダユー》
- 《イスの冥王ダユー》
- 《星戦騎アスボロス》
- 《星戦騎ケーロン》
- 《暗黒の玉座》
- 《ロイヤルデモンズ・インヴェイジョン》
- 《ロイヤルデモンズ・デスドゥーム》
- 《ロイヤルデモンズ・ヘヴィメタル》
フュージョンモンスター
- 《ティタンの狩人》
- 《フィアスチュート・フォロール》
機械族
通常モンスター
効果モンスター
フュージョンモンスター
《獣機界奥義 獣之拳》と相性の良いカード
- 《鋼機神ミラーイノベイター》
- 《獣機界王カタパルト・デビルコング》
《鋼機神ミラーイノベイター》

効果モンスター
レベル7 / 光属性 / 機械族 / 攻2400 / 守1800
【条件】なし
【効果】このカードと同じ種族の自分の墓地のモンスターを3体まで選ぶ。このカードの攻撃力はターン終了時まで、[選んだモンスターのレベルの合計]×○100アップする。その後、選んだモンスターをデッキに戻す。この効果で1体のみを戻した場合、このターン、このカードの攻撃は貫通する。
《獣機界奥義 獣之拳》の効果で相手の攻撃を阻止した後、相手モンスターが守備表示であれば、戦闘ダメージを与えることができません。
そこで《鋼機神ミラーイノベイター》です。
《鋼機神ミラーイノベイター》は効果により、自身の攻撃力を強化しながら『貫通』を得る効果を持っています。
これにより相手モンスターが守備表示であっても戦闘ダメージを与えられるようになるため、相手に戦闘ダメージを与えられないデメリットをケアできるようになります。
《鋼機神ミラーイノベイター》の効果はフィールドに維持できれば毎ターン使える効果であり、《鋼機神ミラーイノベイター》自身を《獣機界奥義 獣之拳》でサポートすることもできるので相性が良いですね。
《獣機界王カタパルト・デビルコング》

効果モンスター
レベル7 / 闇属性 / 獣戦士族 / 攻2200 / 守1700
【条件】自分フィールドのこのカード以外の表側表示モンスター(獣戦士族)を2体まで墓地へ送って発動できる。
【効果】相手フィールドの守備表示モンスターを、[この効果の条件で墓地へ送ったモンスターの数]だけ選んで破壊する。
《獣機界王カタパルト・デビルコング》の効果によって相手モンスターを破壊するには相手モンスターが守備表示でなくてはいけません。
そこで《獣機界奥義 獣之拳》です。
《獣機界奥義 獣之拳》であれば相手モンスターを守備表示にできるため、攻撃を阻止しながら《獣機界王カタパルト・デビルコング》の効果対象となるモンスターを作ることができます。
《獣機界王カタパルト・デビルコング》自身も《獣機界奥義 獣之拳》でサポートすることができるので、次のターンに《獣機界王カタパルト・デビルコング》以外の獣戦士族さえ用意できればそのまま相手を破壊することができますね。
そのことから《獣機界王カタパルト・デビルコング》とも相性が良いカードです。
《獣機界奥義 獣之拳》の収録情報

《獣機界奥義 獣之拳》は2021年2月13日発売のデッキ改造パック「宿命のパワーデストラクション!!」に収録され初登場したカードです。
収録情報もまとめたのでよかったら参考にしてください。
収録パック
- デッキ改造パック 宿命のパワーデストラクション!!(スーパーレア)

収録デッキ
- ゴーラッシュデッキ ジョインテック・アタック(ノーマル)

最後に
今回は《獣機界奥義 獣之拳》の使い方や相性の良いカードを解説しました。

大会環境でよく使われる【龍魔(ドラゴン族混合魔法使い族)】デッキに対するメタカードですね!